基地に戻ったフォルセは、先の作戦の失敗をベルガーに伝えていました。
フォルセは無念そうでしたが、ベルガーはまだ1隻残ってると、そこまで気にしている感じではありませんね。
またクライマリアは、ベルガーが言うには最強のヴァルキュリア。
古代ヴァルキュリア人の血を濃く受け継いでいるものの、不良品扱いされて監禁されていたそうです。
それをベルガーが引き取った模様。
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ここでヴァルキュリア人についての説明もありますね。
ヴァルキュリア人の末裔は、ラグナイトに反応して爆発的な戦闘能力を発揮。
蒼く輝いているのはラグナイトの発光で、どんな兵器を用いても、あれだけの力は成し遂げられないとベルガーは話していました。
多少の扱いにくさは、調整次第でどうとでもなるとも・・・。
先の戦いで独自に行動したニコラとキアラにも調整を施すような事を言っていましたし、彼女らの事は人間扱いしていない様子。

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その後フォルセは、ヴォルツの元へ向かいます。
フォルセはエディンバラ出身と言う事になっているようですが、ヴォルツはフォルセがガリア出身だと見抜いていました。

ちなみにエディンバラは連邦に所属する一国で、クロード達は元々エディンバラ軍に志願していたので、まったくの嘘でもありませんが。
E小隊はエディンバラ軍から出向している形でしょうし。
現実ではスコットランドの首都の名前がエディンバラですが、公式の地図では「United Kingdom of Edinburgh」となっているので、現実のイギリスに該当する国かと。

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さらにヴォルツは、フォルセが送り込んだスパイが女である事も見抜きます。
こちらは単なる勘みたいでしたけどね。
フォルセもそこまで勘付かれては隠す意味は無いと思ったのか、センチュリオンには妹が乗っていたと打ち明けます。

その話を聞いたヴォルツは、「なぜもっと早く言わなかった」と驚いていました。
妹が死んだのになんでそんなに落ち着いていられると、フォルセ以上に慌てる様子を見せます。
ヴォルツは現状では敵の指揮官として描かれていますが、人間としては好感が持てる人物ですね・・・。

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しかしヴォルツは、フォルセの反応からある事に気が付いたようでした。
センチュリオンは本当に沈んだわけでは無いと。
フォルセも通信機の反応があったと、ヴォルツの予想を裏付ける回答をします。

フォルセは通信機でカイに呼びかけたようですが、応答は無かった模様。
恐らくカイは通信機を携帯せず、艦内の自室に置いていたのだろうと予測していました。
その通信機の反応があったという事は、センチュリオンは大破も水没もしていない事だと。

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ただ妹の安否はまだわからないと知り、ヴォルツは無事を祈ると発言しますね。
そんなヴォルツの反応に、フォルセは疑問を抱きます。
スパイとは言え、敵として戦場で戦ったかもしれない相手の安否を、何故祈るのかと。

その問いにヴォルツは少し悩む様子を見せますが、自分とフォルセがダチだからだろうと答えます。
フォルセの方はヴォルツを友人だと思ったことは一度も無いと返しますが、この二人の関係性も徐々に変わっていきそうですね・・・。

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と言う感じで、10章「氷の底で」がスタート。
10章に突入すると、カイにポテンシャル「背徳の思い」が追加されます。
自分がスパイしている事を、後ろめたく思っているようですね。
近くに味方がいないと防御力がダウンすると言う、マイナスの効果になっていますし。

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E小隊は敵の追撃を逃れたようですが、これからどうするかで意見が割れていました。
そんな時クロードの無線機に、センチュリオンからの通信が入りますね。
電波状態が悪く、はっきりとは聞こえませんでしたが、センチュリオンはまだ沈んでいないという事は伝わります。

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ここでクロードは、これは作戦だった事に気が付きました。
喜び勇んでセンチュリオンと合流すると、センチュリオンは沈んだように見せかけ、近くのクレバスに身を隠していたことが判明。
ただ機関部の動力が停止しており、このままでは氷漬けになるのを待つだけだという事もわかります。

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センチュリオンに合流したE小隊でしたが、艦内の気温は外と変わらず、焚火で暖を取っていました。
負傷兵達の体温も上がらず、かなり深刻な状態。

レイリィや機関長のアンドレは機関部を調査していましたが、メイン動力炉からのエネルギー供給が止まっていると結論付けます。
しかし機関長ですら開かずの区画への立ち入りを禁止されているので、手の施しようがない状態。

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命令違反を犯せば銃殺刑が待っていますし、中に入った所で機関長達の手に負える代物とは限らないと言う話。
従来のラグナイト動力炉とは、全く異なる特殊な構造になっているそうですし。

その時、様子を見に来たクロードの何気ない一言が切っ掛けで、レイリィは解決策を思いつきました。
戦車のラグナイトエンジンを利用し、補助機関を動かすと言うもの。
メイン動力炉が止まっている為に補助機関も停止している状態ですが、戦車のラグナイトエンジンをスターター代わりに利用し、補助機関を動かすと言う話。
一度動かしてしまえば、後は技術でどうにか出来るという事でした。

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補助機関復旧の目途が立った所で、センチュリオン上層部は今後の事について話し合います。
コメットが敵に奇襲を受けた事から、艦の航路が敵にバレていると艦長達は判断。
内部にスパイがいるのか暗号が解読されたのかは、まだ判断が付かない状態。
そこで当初のルートを大きく迂回し、敵が待ち伏せしていると思われる地点の背後を通り、帝都へ向かう事になりました。

ただ途中で補給を行う必要があり、帝国の海上要塞を突破し、防備が薄いと思われる街を目指す展開。
コメットを失った今、帝国の要塞を突破するとなると、帝都到着時には戦力が半減以下になっている危険はあるようですが、艦長は誰かがやらなければ帝都は落とせないと皆を納得させます。

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そんな時、帝国軍が停泊中のセンチュリオンを襲撃してきました。
襲ってきたのは、ニコラ、キアラの部隊ですね。
クロードは補助機関が動くまでセンチュリオンを守り抜く為、E小隊に出撃命令を出します。
レイリィはE小隊の一員であると同時に優秀なラグナイト工学の研究者でもあるので、今回は補助機関の作動を優先する事に・・・。

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という事で、「センチュリオン防衛戦」が発生。
今回は敵兵がパラシュートで降りてくるので、狙撃兵で打ち落とす展開になります。
敵兵だけでなく、爆弾も投下されますね。
爆弾が3発着弾すると敗北となるので、爆弾を優先的に撃破したいもの。

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狙撃が重要となるので、狙撃兵を多めに出撃させたいですね。
ただ長射程のスナイパーライフルでなければ攻撃届かないので、射程には気を付けたいもの。
私は長射程の狙撃兵2人、中射程の狙撃兵1人で編成していますが、一人は射程足りなくて役に立ちませんでした・・・。
射程は足りていても、命中精度の問題で攻撃を外す事がありましたし。

戦闘開始したら、まず拠点内から狙撃兵にパラシュートを攻撃させます。
爆弾と敵兵1体ずつ撃破できますね。
攻撃を当てさえすれば、一撃で倒せます。

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その後は偵察兵を派遣して、南東拠点を制圧。
初期配置で南東側に配置し、細い氷の柱の上を移動させれば、1回の行動で安全に拠点内に進入できますね。
背後から敵をヘッドショットで倒し、そのまま拠点を制圧。
制圧後は拠点から、狙撃兵と支援兵を呼び出しておきたいもの。

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次はハーフェン号を前進させ、正面から攻めてくる敵の壁にします。
対戦車兵を機銃で倒しておけば、とりあえずは安心。

次に偵察兵に直接指揮させて、西の高台に狙撃兵を輸送します。
この役割はミネルバ以外の方が良いかも。
途中にある雪の壁は、グレネードで破壊。
高台へは氷の足場を伝って登るのですが、パッと見では場所がよくわからないので、マップのハシゴのマークを参考にすると良いかと。

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高台に着いたら敵の狙撃兵を倒し、狙撃兵に北側のパラシュートを撃破させます。
敵のターンで狙撃される事を想定して、偵察兵の後ろで行動終了。
後はここからパラシュートを狙撃させたい所ですが、弾が足りなくなるので支援兵を呼び出し、補給に向かわせたいですね。

2ターン目になったらもう一人の偵察兵に直接指揮を使わせ、狙撃兵と突撃兵を連れて東の高台へ。
途中にいる敵突撃兵はグレネードで土嚢を壊し、南東拠点の狙撃兵に倒させると安全。
高台に登ったら、突撃兵で高台の敵を殲滅。
土嚢に隠れている敵も、火炎放射器を使えば簡単に倒せるはず。

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後は高台から狙撃兵に、パラシュートを攻撃させます。
東の高台からは、北西拠点にいる敵エース「厚着のコーヴァ」も狙い撃ち出来ますね。
ヘッドショットなら一撃で倒せるので、行動に余裕がある時に倒しておきたいもの。

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カイはポテンシャルで弾を回復する事もありますが、それでも弾が足りなくなるので、南東拠点から要請した支援兵で補給に向かいたい所。
南東拠点の狙撃兵は、拠点内から狙撃すれば、補給の必要はありません。

後は3ヶ所に配置した狙撃兵で、パラシュートを優先的に倒させるだけ。
注意点としては、東の高台に配置した兵士は、下の敵から発見されない所で待機させる事。
敵に見つかっている状態だと、ボスのニコラとキアラが高台の方へ向かって行くため。
高台の味方が見付かっていなければ、南西拠点に向かって攻めて来てくれます。

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3ターンほど敵の降下を阻止すると、ニコラとキアラはハーフェン号に狙いを定める模様。
オーダーで対甲攻撃力も増加させてきます。
こうなったらハーフェン号を拠点内に戻し、防御力と自然回復力を上げておきたいですね。
他の敵歩兵も拠点目指して攻めてくるので、高台の味方で偵察した後、擲弾兵に倒させると楽。

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そのまま4ターン目が終わるとイベントが発生し、ステージクリア。
敵エースを撃退してクリアした所、Sランク評価でした。
爆弾を全て破壊した事も影響しているかもしれません。
エースを倒していると、擲弾砲の鹵獲武器「VB GW 2B(e)」も獲得。

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クロード達が敵を食い止めている間、レイリィと機関長は補助機関を作動させようと必死になっていました。
しかし考えられる策は全て試し、接続なども問題ないはずなのに、補助機関は動かず。

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ところが自棄になったレイリィがレンチで機械を殴りつけると、突然動力が復帰。
機関長も驚いていた様子を見せていたので、何故動力が戻ったのか、正確な理由はわからないようです。
とは言え、動力さえ戻ってしまえばこちらのものと、離脱の準備に取り掛かりました。

その頃外では、クロード達が敵の第二波を食い止めている所でした。
このままでは戦線を支えきれないという状況に陥った所、ブリッジから通信。
動力が回復した事が伝えられます。

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そしてついにセンチュリオンは起動し、この場から離脱していきます。
それを見ていたニコラとキアラは、二度目の失敗に怯え、ベルガーに許しを請いながら膝をついていました。

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窮地を脱したE小隊は、暖房の回復した艦内で安堵していました。
クロードはレイリィの様子を見に機関室へ向かうのですが、レイリィなら補助機関を動かしてくれると信じていたから戦えたと話します。
今までもそうだったと。

その言葉を聞いてレイリィも、クロードなら絶対に守ってくれると信じていたと答えますね。
素直な気持ちを打ち明け、お互いを意識する二人。

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そんな時ラグナが何かを見つけたらしく、吠え出します。
照れ臭さを誤魔化したい気持ちもあったのか、クロードとレイリィはラグナの元へと向かいますね。
そこで機関室の床で眠り込む謎の少女を発見する・・・という所で、10章は終了します。

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この少女の正体は現状では謎ですが、やはりキグナス艦隊の動力炉には、人間が使われている可能性が高そうですね。
フォルセもその事を知っていると考えて間違いなさそうです。
今後はレイリィの父親がどこまで関わっていたのか、ハーフェンを襲撃したのは本当はどこの軍だったのかが、物語に関わってきそうな感じですね。
帝国ではなく、連邦こそが故郷を滅ぼした本当の敵だったとか・・・。
初代だと連邦の黒い部分も描かれていましたし。