2019年1月17日に、Ver1.11へのアップデートが行われました。
こちらは昨年12月に行われたバージョンアップの続きで、キャラクター性能の調整が中心になっています。
Ver1.10で修正出来なかった所に今回手を入れると言う話だったので、変更点は少ないのかと思っていましたが、むしろこちらが本命だったようですね。
かなり大幅な調整が入り、性能が著しく変化したキャラクターもいる模様。
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またバグフィックスも行われ、「CASUAL MATCH」時のキャラクター選択バグなどが修正された模様。
これはCASUAL MATCHでクリエイトキャラを選択後、1P側が間を置かずにステージを選択すると、1P側がフリーズしてしまうと言うバグ。
キャラクター選択、ステージ選択それぞれに間を開けると大丈夫なのですが、ボタンを連打しているとフリーズしていました。

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[リンク]
アップデート履歴 (公式サイト)



キャラクター調整では、かなり大幅な調整が入っていますね。
主にシャンファやアズウェル、2Bと言ったリングアウト性能の高いキャラの技が弱体化し、運び性能が落とされた模様。

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一方でマキシやザサラメールは手付かずなので、全てのキャラクターのリングアウト性能が調整された訳では無いようです。
この辺はキャラクターの使用率も関係しているのかも・・・。

逆に自分の技でリングアウトする可能性のあったキャラクター(タキ、タリム等)は、バトル中であれば自分の技でリングアウトしないように調整されたようです。
リング際では自滅しないように使う技が制限されていましたし、対象のキャラクターを使っていた人には良い調整でしょうね。

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そして今作最強キャラとの評価もあったラファエルは、リバーサルエッジのキャンセルコマンドが削除されました。
以前はリバーサルエッジ~キャンセル~リバーサルエッジと言う繰り返しで、リスクを抑えて戦えていたので、その対策の模様。

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一方でタリムには、クリティカルエッジ2ヒット目に特殊移動にシフトするコマンドが追加されると、新しい動作も追加されています。
真価を発揮するのが難しいとされていたティラも、大幅に手が入ったようですね。
私も全てに目を通したわけではないですが、良調整と言う声も多い様子。



私の使用キャラはマキシなのですが、七星刻発動に必要なポイントが、エフェクトで判別出来るようになりました。
マキシは「天枢」、「巨門」、「禄存」、「文曲」、「玉衝」、「破軍」と言う構えがあり、構えによって出せる技が異なります。
またコマンド入力で任意に他の構えに移行(七星転生)する事も可能で、攻撃のバリエーションが無数に存在すると言うキャラクター。
攻撃後に少し待つと構えに移行したり、ボタンホールドでも構え派生したりするので、とにかく構えを意識した戦い方になります。

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今作では七星転生を利用し、全ての特殊構えから何かしらの攻撃を出すと、「七星刻」と呼ばれる特殊状態に移行します。
七星刻が発動すると、「補星・天蓋死兆閉じ~天枢」(B+K・B・B・B・A)がジャスト入力の必要無く出せるようになり、技を成立させる難易度が大幅に低下。

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それが今回から専用のエフェクトが追加された事で、どの構えから技を出していないのか、視覚的に確認出来るようになりました。
まぁどの星がどの構えに対応しているか、把握する必要がありますけど。
ちなみに七星刻発動後に天蓋死兆閉じを使うと、北斗七星が赤く光る専用のエフェクトが発生します。

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今までは七星刻発動に必要なポイントを発生させると、白く発光するようなエフェクトが発生。
七星刻発動時には、爆発を起こすようなエフェクトが発生していたのですが、何が足りてないのかわかりませんでしたしね。
マキシを使っていない人には七星刻発動の瞬間もよくわからなかったようですし、エフェクトの追加は対戦者にもプラスに働くかもしれません。

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[追記]
何戦かしてみた所、エフェクトを邪魔に感じる事があったので、この辺はちょっと判断に困ってきました。

ちなみに私が七星刻発動を狙う場合、下記の技を利用してます。
攻めながら無理なくポイントを稼ぐのがコンセプト。
マキシは立ちBが攻撃の起点になるので、立ちBから出せる技が中心になっています。
長い技は途中で潰される事もあるので、比較的短めな流れに。

・AA,6,BB,4,BK (天枢、巨門)
・BB,6,K (天枢)
・BB,4,BK (巨門)

・B,6,Bホールド,BK (玉衝)
・B,4,K (文曲)
・B,B+K,KK (破軍)

・しゃがみ3A+B,6,KKホールド (禄存)
・66A+B,B,4,KKホールド (禄存)
・B,6ホールド,構え変更2回目,B (禄存)

・AA,6,BB,4,B,B+K,KK (天枢、巨門、破軍)
・AA,6,BB,4,B,B+K,B,4,KK (天枢、巨門、破軍、禄存)

ロマン枠
・6A,4,AA,4,B,B,B+K,B,4,A,4,B,6,K (天枢、巨門、破軍、玉衝、文曲、禄存)




それ以外では、「張式改・並び双哭」(6A+B)を敵にガードさせた場合、相手に与える硬直が増えました。
その代わり、敵との距離が離れにくくなったと言う事。

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この技は敵の上段攻撃を避けられる中段攻撃なので、マキシの主力技のひとつ。
ただ一部キャラにはガード後に反撃されていたので、マキシと相手の状況が互角になるように調整された模様。
距離が離れなくなったのは下方調整との事ですが、マキシは近距離の方が戦いやすいですし、どちらかと言えばプラスと言えるかも。
間合い調整にも便利でしたが、そこまで大きく離れるわけでもありませんでしたし。

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個人的に辛い部分が、「斜陽渦女雲~玉衝」(チャージ中に236A)の調整。
基本的に上方修正の内容なのですが、ダウン中の敵への当たり方が変わったので、その後の「架け骸挫き」(玉衝中にK・K)がヒットしなくなりました。



チャージ中の「架け骸挫き」→「斜陽渦女雲~玉衝」→「架け骸挫き」が強い上にゴッソリ減らせるので便利だったのですが、Ver1.11から追い打ちが入らなくなってしまいました。
壁コンボの時は攻撃の当たる角度が変わるので、追い打ちの架け骸挫きまでしっかり入るのですけどね・・・。
マキシはチャージ中に強気で攻められ、しかも減らせる攻撃が限られてるので、痛い変更点でした。
まぁ追い打ち無しでも結構なダメージの上、壁コンボで追い打ち入れるより減ったりしますが。





そんな感じで様々なキャラに調整が入り、環境も大きく変わりそうですね。
調整の内容自体は評価良いみたいですし、これからどのように影響していくのか楽しみです。

【PS4】SOULCALIBUR VI
バンダイナムコエンターテインメント
2018-10-18