ラングリッサーIの11章に到達しましたが、ステージ情報を見た所、シナリオ分岐の条件が書いてありました。
敵援軍として現れるランスを倒すかどうかで、シナリオが分岐するとの事。
ラングIのシナリオ分岐はリメイクから追加された要素ですが、ラングIIのように選択肢で分岐するわけでは無いようですね。
それだけに分岐の条件が表示されるのは便利。
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■ 11章 「ダルシス城」
ラングリッサーを取り戻す為、帝国のツインキャッスルを攻める展開。
レディンが最上階へ辿り着く事が目的ですが、シナリオ分岐を狙う場合、援軍のランスを倒す必要がありますね。
どちらのルートを進むか、あらかじめ決めておくと良いかと。

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私は今回、ランスを無視して最上階へ向かいました。
かなり久々のプレイなので、初回はオリジナル版のシナリオをクリアしておこうと思ったのですけどね。
それがランスを倒さないルートだと予想したのですが、こちらの方がリメイクで追加されたシナリオでした。
まぁステージセレクトでいつでも過去の章に戻れるので、エンディング後に他の分岐を見る予定。

そのランスですが、5ターン目にマップ南から出現。
味方ユニットが強いと反撃で倒す可能性があるので、何気に倒さずにクリアする方が難しかったりします。
指揮範囲外にいる傭兵ならランスを倒す心配は無いので、足止め用に指揮範囲を外れたファランクスを置いておくと良いかと。

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他のメンバーは城の上部を目指したいですが、階段は1マスの幅しかなく、渋滞を起こしやすいです。
そこへ階上の魔法使いが範囲魔法を打ち込んで来るので、なかなか嫌らしい配置。
隣接できれば倒すのは容易なので、階段は急いで登ってしまいたい所。

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6ターン目になると、マップ北から飛行型の魔物ユニットも出現。
帝国軍とは敵対します。
この飛行ユニットはなかなか強く、弓系のユニットがいないと倒すのは難しいですね。
弓系のユニットがいない場合は、アタック2などの補助魔法を使うと楽になります。

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城の上部で待つサー・ガリウスも、範囲攻撃魔法を所持。
階段で渋滞を起こした所に魔法を撃ち込まれるので、なかなか面倒ですね。
ガリウスはMPも多く、魔法も数回使えるので、指揮官が倒される危険も有り。
回復魔法を使えるユニットを近くに配置しておいて、後ろから回復魔法を飛ばした方が安全かも。
隣接さえ出来れば、倒すのは難しくありませんし。

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レディンが目標地点に辿り着くとクリア。
ランスを倒していない場合、ランスとの会話イベントが発生しますね。
オリジナル版には無かった展開。

聖剣であるラングリッサーは邪悪を封じていており、バルディア王家は聖剣を管理する役目を担っていました。
しかし皇帝ディゴスが剣を持ち去った為に封印が解かれ、その影響で魔物が暴れ出すと言う事態が発生。
その事実がランスに伝えられる展開。

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ランスは帝国が大陸を統一し、それにより平和が訪れると信じて戦っていました。
しかし実際は世を乱す行為に手を貸していたと、ショックを受けます。
そこでランスは真実を確かめる為、レディンと共に皇帝の元へ向かう事になりました。

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と言う事で、ランスが仲間に加わります。
ランスは元々仲間になるキャラクターでしたが、本来はもう少し後での加入。
こちらのシナリオを選んだ場合、12章から仲間になるようです。

ランスは騎兵のハイランダーで加入。
最終職のロイヤルガードが騎兵系なので、そのまま騎兵で育てると良さそうですね。
騎兵の中心戦力になれる器。

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そのまま騎兵として活躍して貰う手もあるのですが、ランスは飛兵系のクラスになる事も可能。
ホーキング、アルバート、ソーンの3名も最終職が騎兵なので、ランスは飛兵になると言うのも手かと。
どちらにせよ、ロイヤルガードを解放した後の話になるでしょうが。

今回のステージで、レディンとアルバートも4段階目のクラスを解放できました。
両名ともソードマスターへの転職。
歩兵では最上位の傭兵となるグレナディーアを雇えるようになったので、槍兵相手には当分困らないかと。
味方のDEXを上げる補助魔法も習得しますが、DEXの効果がわからないので、どれほどの影響があるのかは不明。

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ソードマスターで習得するスキル「剣神の咆哮」は、指揮官のATK+40、DEF-30と極端な効果。
指揮官で直接戦闘する場合、高い攻撃力が期待出来るのですが、このゲームの戦闘の主力は傭兵ですからね。
指揮範囲や指揮修正が上がるスキルをセットする方が、戦力になると思います。

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ちなみにレディンは5段階目のクラスにヒーローがありますが、アルバートはソードマスターで終わり。
今後は騎兵系のクラスを解放して、最終職を目指すつもりです。



■ 12章 「ツインキャッスル」
新たにランスが仲間になりましたが、出撃できるのは8名まで。
残りは留守番する事になります。
部隊編成画面でメンバーを入れ替えられるので、ここで出撃させるユニットを選ぶ形。

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今回は敵味方が分かれて配置されていますね。
配置の入れ替えは可能なので、近場の敵に有利を取れるように配置変更しておくと良いかと。

西側にはサー・ガリウスがいますが、こいつを倒すかどうかでシナリオが分岐する模様。
既にオリジナルとは異なるルートに入っていて、今後どのように分岐するのか読めないので、今回はガリウスを倒しておきました。
ガリウスの奥に隠しアイテムがあるので、そちらが欲しかったと言う事もあります。

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このステージの敵は皇帝の側近だけあって、名前付きのユニットはかなりの強敵。
クラスチェンジして強い傭兵を雇えないと、側近にさえ歯が立たない可能性もあります。
強くしすぎるとヌルくなってしまいますが、厳しいようなら過去のステージに戻り、レベルを上げて来るのも手。

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ランスは皇帝の真意を確かめるとか言っていた割に、特にイベントはありませんでした。
直接ディゴスと戦わせても、会話イベントすら無い状態。
なので、誰で倒しても問題ありませんね。

ディゴスは今までに登場した中で最強の敵ではありますが、騎兵をぶつければ優位に戦えます。
開始直後から右側の部隊を突撃させ、ディゴスを速攻で撃破しても良いかと。
ディゴスの範囲魔法が地味に痛いので、フォースヒールを使えるユニットを待機させておくと安心。
レベル差の関係で撃破した時の経験値が多いですし、育てたい騎兵ユニットで傭兵から倒すとお得ですね。

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ディゴスを倒すとイベント。
敗北したディゴスの体から、黒い霧のようなものが出て行きました。
闇の手の者によって、ディゴスは操られていたと言う展開。

ディゴスは操られていたとはいえ、敗戦の責任を自身の命で取ろうとしますが、レディンはその結末を望みませんでした。
そしてラングリッサーを取り戻すために、帝国と協力関係になります。
オリジナル版だとディゴスを倒し、実質帝国が滅んでいたので、そこが変わっていますね。

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今回のステージで、ナームがクラスチェンジ可能となりました。
これでナームはレンジャーに。
レンジャーは少々特殊なクラスで、兵種は「野伏」となります。
傭兵を指揮する能力は落ちるものの、本人の戦闘能力が非常に高いと言うクラス。
シリーズによっては間接攻撃可能でしたが、今作では隣接攻撃のみ。

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オリジナル版のレンジャーは指揮範囲が1マスしかありませんでしたが、今作は指揮範囲が3マス。
雇える傭兵が2体だけになると言う感じで、指揮能力の低下が表されています。
レンジャーで習得するスキルはATKとMOVが増えますが、雇える傭兵が-1となるので、傭兵を使った戦いには期待できませんね。
指揮能力には影響が無いので、とりあえず雇っておくと良さそうですが。

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■ 13章 「現れた闇」
魔物に襲われている村を助ける展開。
村人が全滅すると敗北となるので、足の速いユニットを配置しておきたいですね。
騎兵に橋を渡らせて全力で北へ向かえば、村人よりこちらのユニットを狙ってくれるはず。

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南側には魔物型のユニットがいますが、南西にいるのは不死の敵。
こいつらは僧侶が相性的に有利なので、僧侶系の傭兵を雇えるユニットを南西側に配置しておきたい所。

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近くにいる狼の部隊は、3すくみの影響を受けない魔物型ユニット。
過去作だと騎兵扱いだったりしましたが、今作だと歩兵や槍兵をぶつけても、有利不利は発生しない様子。
元から3すくみの外にいる僧侶でも、問題なく戦えます。

しばらく戦っていると、川の両脇から水上ユニットが出現。
こいつらは陸に誘い出して戦うと楽ですね。
フリーズやブリザードの魔法が有効なので、効果範囲内に誘き寄せてから、魔法でダメージを与えると良いかと。

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さらにはライアスとレティシアの部隊も登場。
ディゴス王の命を受け、レディンの指揮下に入る為にやって来たと言う事でした。
が、今回のステージではNPC扱いで、操作する事は出来ず。

ちなみにオリジナル版だと、同じように村を襲っている魔物を発見し、戦う事になります。
この時ランスも村を守る為に戦っていて、レディンと共闘。
そのまま仲間に加わります。
なので、ストーリーの大筋は、今の所変わっていません。

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ステージクリア後、正式にライアスとレティシアが仲間に加わりました。
オリジナル版では仲間にならなかったキャラクターで、リメイク版だけの展開ですね。

ライアスですが、クラスツリーはランスと同じ。
最終職は騎兵のロイヤルガードとなります。
ただ最終職が騎兵の仲間は、ホーキング、アルバート、ソーン、ランスと多いですからね。
違う兵科に就かせた方が、全体のバランスは良くなるかも。

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レティシアは固有のクラスツリーとなっていて、ライアスより育てる楽しみがありますね。
最終職は、僧侶系のクラスになる模様。
クリスの最終職も僧侶系だと思われるので、クリスと同じクラスになるのかもしれません。

ただレティシアは初期クラスがハイランダーで、最終職は真逆のフロー。
ここから軌道修正するにはかなりの遠回りとなるので、まずはナイトマスターかソードマスターを解放。
それからCPを溜めて、最終職を目指した方が良いかも。
僧侶で戦うよりは、ソードマスター辺りになる方が経験値稼ぎやすいですし。

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■ 14章 「闇の砦」
ラングリッサーと思われる物を持つ集団の情報を得たレディンは、その集団が立て籠もる砦を襲撃すると言う展開。
総勢11名の大所帯となりましたが、出撃できるのは8部隊だけなので、メンバーを選別する必要があります。
ライアスとレティシアは新ルート限定の仲間と思われるので、私はこの2名を優先的に投入。

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砦にいたのは、ナーギャと言う男。
こいつがラングリッサーも所有していました。
ナーギャはランスの許嫁を殺した仇でもあるようです。

そのナーギャに挑発されて怒りに我を忘れると言う形で、ランスが指揮下を外れてNPCになってしまいました。
勝手に突撃して死なれるのは面倒なので、わざと味方ユニットで進路を塞ぎ、ランスの移動先を封じてしまうと良いですね。
ランスがNPC化するのは2ターン目ですし、あえて敵から離れるように行動させておくと良いかも。

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しばらく戦っていると、南西と南東から敵の援軍が登場。
背後を突かれる形になるので、増援に備えて後方に部隊を展開しておきたい所。
その後は北西と東からも敵増援が現れるので、そちらに対する備えも欲しいです。

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砦の中にいるのは不死系の敵と、ゴーレム系の敵ユニット。
不死は僧侶系のクラスで有利に戦えますし、普通に傭兵をぶつけても余裕の相手。
問題はその奥にいるゴーレムでしょうね。

ゴーレムは防御力が高いので、攻撃力が高いユニットをぶつけないと倒すのは難しいです。
魔法に弱いと言う弱点があるので、魔物に有効な魔法を覚えるクリス、ジェシカを出撃させておくと良いかと。
範囲魔法を打ち込めば、簡単に殲滅出来ます。

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注意点としては、ボスのナーギャは範囲魔法を使える所。
ゴーレムのいる辺りは魔法の範囲内でもあるので、魔法防御が低いユニットが攻撃されないように気を付ける必要があります。

しかもナーギャは毎ターンMPを回復するので、MP切れを誘う戦法もあまり有効ではありません。
私は囮を使って魔法を無駄撃ちさせ、魔法を封じてから味方を突撃させたのですが、MP回復されて見事に攻撃魔法の餌食になりました。

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MPは完全回復するわけでは無いので、ゼロになるまで消費させられれば、安全に接近できると思いますが。
味方ユニットはMP回復する手段が無いだけに、敵だけMP回復するのは卑怯ですね・・・。
一応レベルアップ時にHP・MP完全回復すると言う、味方ユニットだけの特典はありますが。

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ナーギャを倒すとステージクリア。
ランスが仲間に復帰します。
ここでラングリッサーも入手。
普通に武器としても装備出来ます。

ラングリッサーは非常に強力な武器で、ATK+50、DEF+30、指揮修正ATK+20%と言う効果。
オリジナル版だと装備可能なキャラが限られていましたが、今作だと誰でも装備出来ます。
レディンに装備させても良いですが、レベルが低いユニットに装備させて経験値を稼いでも良いかと。

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今回のステージで、クリスとジェシカがクラスチェンジ可能となりました。
魔物が出て来るステージだと、僧侶や魔法使いは経験値稼ぎやすいですね。

クリスは最終職を目指して、セージにクラスチェンジ。
最終職はプリンセスでした。
セージは射程の長いバリスタを雇用できるので、プリースト時代より敵を倒しやすくなります。

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フレイヤの召喚魔法も使用可能ですね。
フレイヤはヴァルキリーより能力が低いですが、フォースヒール2とアタック2を使える後方支援タイプ。
召喚魔法で呼び出せるユニットは1体だけなので、戦闘要員が欲しいかサポート要員が欲しいかで使い分けると良さそうです。

ジェシカはアークメイジにクラスチェンジ。
ここで行き止まりとなりますが、強力なメテオ、アースクエイクと言った魔法を覚えるので、戦力としては申し分なし。
今後はプリーストを解放し、最終職を目指す予定。
まぁメテオとアースクエイクは、Lv30になるまで使えませんけど。

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■ 15章 「闇の大群」
魔物の大軍と戦うステージ。
毎ターン敵増援が現れる為、敵の総数はかなりのもの。
増援が現れる場所もバラバラなので、初期配置付近で敵を待ち構えると楽です。

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しばらく戦っていると、ディゴスとサー・ガリウスが味方援軍として現れますね。
ここで敵増援は打ち止め。
ディゴスとガリウスは南西から、NPCとして登場します。
こいつらに敵を倒されると経験値が勿体ないので、NPCが敵に接触する前に倒してしまいたいもの。

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今回のステージですが、ジェシカがアークメイジになっていると、ジェシカ無双となります。
魔法は魔物に対して特攻があるものが多く、アークメイジは広範囲の攻撃魔法を使用可能。
魔法系のステータスも高いので、敵が密集した所に魔法を打ち込めば、その集団を壊滅できました。

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撃破数26で圧倒的なMVPでしたし、ジェシカが育っていると楽なステージかと。
今作はレベルアップでHP・MPが完全回復する為、魔法も使い放題でしたし。
オリジナル版でも後半では範囲魔法で敵を一掃できるようになりましたし、魔法使いは1名育てておくと楽になるでしょうね。
魔法使いは序盤~中盤が辛く、クラスチェンジするのが大変だったりしますが。

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ステージクリア後、レディンと共に戦おうとするディゴスでしたが、ガリウスは突然レディンに襲い掛かります。
その襲撃を、ディゴスが身を挺して防ぐと言う展開。
ガリウスはナーギャから憎しみの心を増幅され、凶行に走ったと言う事ですね。

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恐らくはCルート12章で、ガリウスを倒しているとこの展開。
ガリウスを倒していない場合は、ディゴスとガリウス両名が仲間に加わるのかもしれません。

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15章では、マップの東にある隠しアイテムから、終末の魔狼を入手できました。
装備すると失われてしまいますが、召喚魔法の「フェンリル」を習得可能なアクセサリー。
装備させようとすると、召喚魔法を覚えるかどうかの選択が出てきます。

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ただしフェンリルを呼び出すには、アクセサリーのグレイプニールを装備しておく必要がありますね。
どこで入手したのか忘れましたが、Cルートの11~14章で隠しアイテムとして手に入ったのは間違いないはず。

制限が大きいだけに、フェンリルは非常に強力ですね。
素のステータスがHP190、ATK180、DEF100で、指揮補正が加わればさらに強化されます。
HPと防御が低いのが難点ですが、攻撃力はラングリッサー装備のレディンと互角。
移動力も高く、トルネードとブリザードの魔法も使用可能と、呼び出せるようになれば戦力になるのは間違いありません。

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問題は誰に習得させるか。
隠しアイテムは一度取得すると、そのステージでは再入手する事が出来ませんからね。
終末の魔狼グレイプニールも、入手数が限られる貴重なアイテムだと思われます。

誰に習得させても強力だとは思いますが、最有力はナームでしょうね。
ナームは野伏系のクラスであるハイマスターが最終職。
上記のように野伏は自身の戦闘力が高い代わりに、傭兵を2体しか雇えません。
レンジャーのスキルを装備させると、雇えるのは1体だけとなります。

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しかしオリジナル版とは違い、指揮範囲は3マス。
指揮修正も標準的と、指揮能力に関しては問題なし。
雇える傭兵の数が少ないだけなので、召喚魔法が使えるようになると、戦い方の幅が広がるかと。

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