2周目のプレイを開始しました。
スタッフロールの後に2周目を開始するかどうかの選択がありますが、ここで2周目に入らなかった場合、荒れ寺から再開。
荒れ寺の鬼仏を調べると「2周目の戦いをはじめる」と言う項目が追加されているので、これを選ぶと好きなタイミングで2周目を始められます。
やり残した事があるなら先に済ませ、それから2周目を開始すると良いですね。
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2周目ではストーリー進行に関係する貴重品等は無くなりますが、それ以外は全て引き継ぎ。
入手した道具や忍具、習得したスキル等を引き継いで、2周目を最初からプレイできます。
お金や傷薬瓢箪の数、成長させたステータスもそのまま引き継ぎ。

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ただ2周目では敵のHPや体幹ゲージ、攻撃力が大きく強化されているので、所謂「強くてニューゲーム」ではありません。
アイテムやスキルが揃っている分、1周目より楽になっている部分もありますが、成長したプレイヤーに合わせて敵が強化されている為、ゲーム全般の難易度は1周目と大差無いかと。
むしろ2周目以降の方が難しくなっている可能性も高いですね。

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注意点としては、不死斬り関係のスキルは引き継ぎとなるものの、再び不死斬りを手に入れるまで使えなくなっています。
ストーリーを進めるまで、「奥義・不死斬り」などが使えないと。
また水中呼吸のスキルに関しては、再びストーリーを進めて習得する必要があるようです。

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2周目を開始すると、牢から脱出する所からスタート。
この時、2周目以降限定アイテムとして、「九郎のお守り」を所有しています。
月見櫓の九郎と再会した後、再び話しかける事でお守りを返す事が可能。

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このお守りは狼へ降りかかる苦難を軽減していてくれたらしく、お守りを返すと言う事は、その加護を失うと言う事。
要するに、ゲームの難易度が劇的にアップします。
プレイヤーの意志で、ハードモードでプレイできると言う事ですね。
より歯応えのあるプレイをしたいと言う人は、ここでお守りを返しておくとより楽しめると。

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ハードモードでは敵から受けるダメージや体幹ダメージが増え、逆にこちらから与えられるダメージは減少。
状態異常などのゲージ増加量も増えているようです。
さらにガードでダメージが貫通するようになり、より一層、弾きの重要性が増して来るとか。

荒れ寺の仏師に話しかける事でハードモードを止められるので、チュートリアル部分でお試しでプレイしてみるのも良いかもしれませんね。
ただハードモードを止めた後、再びハードモードにする事は出来ない様子。
その周回をクリアして、次の周回に移ると、再びハードモードへの選択が可能になるようです。

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私は普段から縛りプレイとかしませんし、まだ全ての敵と出会ったわけでは無いので、今回は通常の難易度でプレイ。
周回プレイで敵が強くなったくらいですね。
全ての敵を倒し、物足りなさを感じるようになったなら、ハードモードでプレイしようかと考えている程度。



2周目以降は敵が強くなっていますが、代わりに敵を倒した際に得られるスキル経験値、お金も増えています。
一番最初のザコを倒した場合でも、スキル経験値300とか貰えますからね。
1周目では終盤のザコからスキル経験値500、一部強敵から1,000得られるくらいだったので、全スキル習得を目指している場合は周回プレイを開始した方が良いです。
大ボスになると、撃破時に1万とか貰えますし。

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また1周目では入手量の限られていたアイテムも、再度入手可能になっています。
忍具などの1個しか手に入らないアイテムは、「おくるみ地蔵」などに置き換わってますけどね。
特に強化忍具作成に必要な「源の瑠璃」は1周で手に入る数が限られている為、全ての忍具を作成するには周回プレイする必要があります。

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ただ数珠玉は、前の周回で手に入れていると再入手不可能。
大ボスを倒した際に手に入る戦いの記憶は2周目以降でも入手可能で、攻め力を上げる事は出来ます。
HPと体幹に関しては早々に上限に達し、瓢箪の使用回数も10回が最大ですから、周回プレイではより立ち回りが重要になって来そうですね。

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2周目だと冒頭で戦う事になる弦一郎も、倒すのは難しくありません。
攻撃パターンは天守閣で戦った時の第一段階に近いですし、傷薬瓢箪の使用回数に余裕があるので、多少のミスも取り返せますから。
1周目だと瓢箪1回しか使えないのでワンミスも許されない戦いとなりますし、1周目で倒す方が難しいかと。

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冒頭で弦一郎に勝った場合、どこからか手裏剣が飛んできます。
それを叩き落とす狼でしたが、一瞬の隙を突かれて弦一郎に左腕を切り落とされてしまいました。
以後の展開は、敗北した時と同じ。



荒れ寺で目を覚ますと義手が取り付けられており、ここから義手忍具も使用可能となります。
2周目では、最初から強化忍具の作成も可能。

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と言う感じで2周目をプレイしていましたが、とりあえず平田屋敷を飛ばして本城まで辿り着きました。
何気に苦戦したのが、ボスの弦一郎でも鬼刑部でも無く、最序盤に戦った組頭の山内や2人の侍大将でしたね。
ゲーム終盤で攻撃の発生の早い敵とばかり戦っていたので、山内や侍大将の攻撃は非常に遅く感じられ、逆に弾くのが難しかったです。
特に山内戦は、過去にラスボスを倒したとは思えない、ボロボロの状態での勝利となりましたし・・・。

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こうして見ると、序盤の敵はかなり優しく作られていた事がわかりますね。
大振りの攻撃が多く、初見でも反応しやすい速度となっていて、本作特有の弾きを利用した戦いの入門編にちょうど良い強さ。
そこからどんどんステップアップしていって、最終的には様々なパターンの強敵が現れると、絶妙なバランスになっていたと思います。

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ゲームシステムに慣れて来るとソウルシリーズより簡単に思えますし、それでいて気持ちよく戦えますから、アクションゲームとしては最高峰なのは間違いないでしょうね。
ブラッドボーンの戦闘も面白かったですが、戦闘だけに限ればSEKIROの方が上と言うのが個人的な感想。
ソウルシリーズやブラッドボーンはRPG色も強いので、全体像で語るとどれも甲乙つけ難いのですけどね。