ストーリーをクリアすると、その後の物語が始まります。
本編中では触れられなかった裏設定的な話が語られた後、いつものようにクリア後のダンジョンが解放されると言う形ですね。
他のシリーズではクリア後のダンジョンはやり込み要素であり、そこでゲームは終わりとなるのですが、本作はアップデートで更なる要素が追加されているという事。
ただ今回の範囲では追加要素の話は出てこなかったので、クリア後のダンジョンを終わらせる必要がありそうですね。

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革命が成功してから数日後。
皆で酒場に集まると、エリクの話題となります。
革命団の一員だと思っていたエリクが、最初から裏切っていたと言うのが信じられないと。
プロメスが言うには、空からやって来た邪神に心を乗っ取られていたのだろうという話でした。

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エリシアはマグナスターを唆して邪神降臨の為の準備を進めていたものの、途中でマグナスターに協力を拒まれ、別の協力者を見つける必要に迫られたのだろうとプロメスは分析。
マグナスターに力を与えすぎた為に、服従させる事が出来なくなった模様。
その反省を生かして、主人公をデモンゲイザーにしたのではないかと。

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3柱のスタリカも、ペンダントの力を開放する為の儀式。
エリクはわざと逆の事を伝え、革命団がペンダントの力を開放するように仕向け、主人公を操って邪神を降臨させたようです。
ただ人々の力を無視した事と、この地に魔王の血族がいた事が誤算だったのだろうという話。

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またプロメスは、昨日までエリクが存在する事を知らなかったと話します。
二人はゲーム内で、一度も顔を合わせた事がありませんでしたからね。
個人的にはプロメスとエリク双方が避けているのだろうと思っていたのですが、避けていたのはエリクだけだった模様。
そんな感じで、ストーリーの謎解きみたいな話が続いていました。

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一通りの話が終わると、ミュゼとプリム宛に手紙が届きます。
二人が母親と呼ぶ人物からの手紙。
噂の魔王の関係者でしょう。
カッスル達も薄々その事に勘付いているので、一行の間には妙な空気が流れていました。



朝食の後、主人公はプリムに呼び止められます。
先の手紙について、何か話したい事があるようですね。
その為にミュゼを呼んできて欲しいという事。
プリムの話では広場に向かったという話なので、ミュゼに会うために円卓広場を目指す展開。

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ミュゼに会いに行くと、城に残っていたある事件の調査書を渡されました。
以前、主人公が助けた兵士の隊長が届けてくれたようです。
調査書の内容は、ステラ座の前支配人であるミルダの捜索について。

行方不明となったミルダの捜索は、マグナスター直々の命令で行われた模様。
マグナスターは話合いの為にミルダを正式に城へ招待したのですが、ミルダは何かの事情で晩餐には現れなかったようです。
そこでマグナスターが捜索を命じた所、錬星炉の近くで遺体が発見されたという事でした。
ミュゼはマグナスターがミルダを殺したとずっと思いこんでいたものの、ミルダに関してマグナスターは嘘をついていなかったという話。

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ミルダを殺害した犯人ですが、強力な星力を浴びて正気を失った兵士と言う調査結果。
ただミュゼは、その結果については納得が行かないようです。
以前とは違ってマグナスターの人となりを知る事となったミュゼは、秘密を知られたマグナスターは、ミルダには正直に事情を打ち明けるつもりだったのでは無いかと推測。

しかしマグナスターの支配体制が崩れる事を許せない人物が他にもいて、その人物が裏で糸を引いていたのではないかと考えます。
要するに邪神召喚の障害になると考えたエリクが、ミルダを始末したのではないかと。

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ただ今となっては、真相はわからず仕舞い。
しかしマグナスターとミルダは最期まで友人だったと分かったので、ミュゼは少し気持ちが楽になったと話していました。

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それからミュゼと一緒にステラ座へ戻ると、プリムが出迎えてくれます。
ミュゼとプリムは二人で支配人室へと向かいますが、その様子を見ていたカッスルは、あの姉妹にも謎が多いと口にしますね。
するとプロメスが現れ、自室へ来れば姉妹について説明してくれるという事になりました。

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プロメスの部屋へ向かうと、本編中ではボカされていた「〇〇」について教えて貰えます。
プロメスは最初に、この世界の神の話をしていました。
この世界には、光・中立・闇の神が存在するという話。

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その中で中立を司る神がドラゴン。
光と闇のバランスを取り、世界に均衡をもたらす存在。
その均衡が崩れると、光や闇の神の支配する世界となるようです。

大昔には実際に闇の神が支配する時代があり、カッスルが口にしていた「空の叙事詩」で、その出来事が語られていると言う設定。
これはエクスペリエンスが販売している、「円卓の生徒」、「蒼き翼のシュバリエ」の物語。

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「蒼き翼の~」は円卓の生徒のリメイクで、「新訳・剣の街の異邦人」の内容も丸々入っているお得な作品。
VITA版しか出ていないものの、1本で2本のゲームが遊べます。
どちらもダンジョンRPGですし、デモンゲイズとは世界観を共有する作品でもあるので、本作が好きならプレイしても損は無いかと。

そのような事態が起きないように、普段はドラゴンが頑張って均衡を保っているという話。
しかし盟約によって直接手を下すのは禁じられている為、大体は人間に手を貸したりして、異変を未然に防いでいるようです。

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この辺りは前作の話に関係してきますね。
前作からの登場人物であるカッスルとレゼルムも、その辺りは実体験として知っている様子。
ただドラゴン関係者ならともかく、魔王の娘が出てくるのには納得が行かないようです。
闇の神が人間を手助けするのは理解できないと。

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プロメスの例え話では、作物を育てていて害虫が付いたら、退治しようと考えるという事。
魔王本人は過去の戦いの傷が癒えず、力を蓄える為に眠っているようです。
その間に外からやって来た邪神に地上を支配されるわけにはいかないので、今回は手助けをしたようですね。
自分が支配する土地を守っただけで、人間を救ったわけではないと。

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もう一つの理由として、今は中立の神であるドラゴンの王が不在である事も関係。
前王の娘に役目を任せようとしているものの、その娘が新婚旅行中なので、今回の件には介入できなかったそうです。

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ドラゴンの王は「円卓の生徒」、その娘は前作に登場。
円卓の生徒」で先々代のドラゴンの王が登場し、その子供が次代の竜王になるという話だったのですが、「円卓の生徒」から数百年後のデモンゲイズ世界では、さらなる代替わりが起きていると。
ちなみに「剣の街の異邦人」では、先代の竜王も登場します。

詳しい事が知りたければ、カッスルの前の手記(前作の事)を読んでくれという事でした。
デモンゲイズシリーズは、カッスルの手記に記されている物語と言う体を取っているので。
ナレーションがカッスルなのも、その為。

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光の神についての説明はありませんでしたが、光の神は精霊神フェニックス。
プロメスはその化身ですね。
これに関しても前作で明かされていたはず。
円卓の生徒」にも光の神の化身が登場していましたが、プロメスと同一人物であるかは不明。
見た目や性格が全然違うので、別個体である可能性も高いです。

エリクがプロメスを避けていたのも、その辺りが理由なのでしょう。
結局は地上を巡った神同士の縄張り争いなので、光の神は出番をなるべく抑えているらしく、積極的には介入してこない模様。
剣の街の異邦人」では代理を立てて地上世界に介入してましたから、その時の出来事で反省があったのかもしれませんね。

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支配人室へ向かうと、ミュゼ達から手紙の内容を教えて貰えます。
主人公が倒した空から来た邪神ですが、その一部がアステリアで生き残っているという事でした。

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そんな話をしていると、慌てた様子のガリーが駆け込んできます。
城に空間の裂け目ができているらしく、騒ぎになっているという話。
戦いはまだ終わっていなかったという事で、主人公が調査へ向かいます。

さっそく城へ向かうと、兵士に地下通路へと案内されました。
以前とは違い、革命団だと名乗ると喜んで迎え入れてくれますね。
そして案内された先では、噂通り空間の裂け目を発見できました。

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主人公達が意を決して中に飛び込むと、デモン達と戦った時のような空間に出ます。
一筋縄では行きそうにはないので、カッスルとガリーは後の事を主人公に託し、ステラ座へと戻って行きました。
そして主人公は、謎の空間を調査すると言う展開。

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という事で、クリア後のダンジョンである「芸のマスカレード」が解放されました。
一応は、ここが最後のダンジョンとなるようですね。
最初に書いたように本作には更なる追加要素もあるのですが、ゲーム本編だとこれで最後になるようです。

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