今回は「新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNIT」のシナリオをプレイ。
これはガンダムWの外伝作品ですね。
テレビ版後半の時間軸で、本編の裏で行われていた戦いを描いた作品。
公式でどのような扱いなのかはわかりませんが、Gジェネにはよく収録されています。

GGCR_15092

私の場合、原作は読んだ事はありません。
過去のGジェネでプレイした範囲で、内容を知っている程度。
その過去作もダイジェスト風味でしたし、MSと主要キャラクターの名前を知っているくらいの知識ですね。

GGCR_15103



■ STAGE 01 「双子座という名のMS」
アフターコロニー195年。
秘密結社だったOZがクーデターを起こし、歴史の表舞台に躍り出ます。
そして連合を吸収したOZは、コロニー解放を名目に、コロニーに駐留する連合宇宙軍を撃退していました。

GGCR_15109

その頃、資源衛星MO-Vでは、秘密裏に新型MSの開発が続けられていた模様。
G-ユニットと呼ばれる究極の汎用機を目指した機体で、この機体の情報が外部に漏れた事が、新たな争いの幕開けとなる・・・と言う流れで物語はスタートします。

GGCR_15114

MO-Vでは、ジェミナスと言う名の新型MSによる、模擬戦が行われていました。
この模擬戦の様子は、専用のムービーで再現されています。
ジェミナス01に乗るアディンが、ジェミナス02に乗るオデルに敗北を喫すると言う内容。
アディンとオデルは、実の兄弟。

GGCR_15137

模擬戦の後、アディンは少しでもジェミナスに慣れる為、一人で行動していました。
しかしEWAC仕様のリーオーに、機体を察知されてしまいます。
ジェミナスの情報を外に漏らすわけには行かないので、アディンはEWACリーオーを撃退すると言う流れで戦闘に突入。

今回の目的は、EWACリーオーを撃破する事。
5ターン以内に撃破できると、チャレンジ達成となります。

GGCR_15155

最短距離で向かえば近いように見えますが、小惑星に進路を妨害されている為、回り道する必要があります。
接触できるのは、最短で3ターン目。
当たりさえすれば2発で倒せるので、余計な行動さえしなければチャレンジ達成は容易ですね。

GGCR_15164

リーオーを倒すとイベント。
リーオーの動きを止めて所属を聞き出そうとするアディンでしたが、リーオーのパイロットは自爆してしまいます。

リーオーのパイロットですが、自爆の前に一部のデータを本隊に送信していた模様。
リーオーが所属していたのは、OZの特殊部隊プライズ。
プライズはジェミナスの存在を掴んでいたらしく、リーオーからの情報で、MO-Vで開発されているMSが新型のガンダムであると確信したようです。

GGCR_15177

そして宇宙要塞バルジにいるニコルの下へ、ロームフェラ財団本部からの指令書が届きます。
ニコルはアニメ本編にも登場した、レディの配下だった人物。
指令書には、MO-Vはプライズの管轄となり、他の部隊の干渉を禁ずると書かれていました。
その事に不信感を抱いたニコルは、部下のロウ・サーナンを監察官に任命し、MO-Vの内情を探らせようとします。

GGCR_15206

しかしロウの乗ったシャトルは、プライズの部隊の襲撃を受けます。
ロウは救難信号を発し、それを受けたオデルがジェミナス02で出撃。
プライズはオデルの警告を無視した為、シャトルを守る為に戦いへと突入します。

と言う流れで、後半戦がスタート。
オデルの乗るジェミナス02と共に、シャトルを守って戦う事になります。

GGCR_15228

イベント条件は、ブルムと交戦する事。
オデルがブルムと交戦すると、シークレット達成となります。
ブルムはオデルの正面に配置されているので、そのまま前進すれば簡単に達成できますね。
ブルムの乗るレオンは最大射程2マスしか無い為、プレイヤー部隊が襲撃される事も無いかと。

GGCR_15231

ブルムと交戦するとイベント。
アディンのジェミナス01が援護に駆けつけますが、OZプライムのスターダストナイツと名乗るメンバーが戦場に現れます。
そしてMO-Vは、プライズの獲物だと宣言。

GGCR_15248

既にMO-Vはレディ・アンからOZの一員として認められているのですが、プライズは関係ないとこちらを攻撃してきます。
この時の攻撃で、オデルの乗るジェミナス02は倒されてしまいました。
アディンはG-ユニットの力でスターダストナイツを撃退してみせると、戦いを挑んでいきます。

イベント後はマップ東から、スターダストナイツのMS3機が出現。
ブルムも東へ移動します。
周辺にはプライズ仕様のリーオーも10機出現。
シークレットを達成していた場合、EWACリーオー3機も追加されます。

GGCR_15263

味方援軍のアディンは、スターダストナイツの目の前に配置。
孤立状態にあるので、急いでプレイヤー部隊と合流させたいですね。
ターン制限は無いですし、合流させてからじっくりと戦えば問題ありません。
護衛対象のシャトルも離脱しますし。

スターダストナイツですが、同じターンに3機撃破すると言うクエストが設定されています。
誰で倒すかは指定されていないので、同一ターンで倒しさえすれば問題ありません。

GGCR_15266

敵を全滅させるとステージクリア。
兄を失い、また信じていたOZに裏切られた事で、アディンはショックを受けていました。



今回のステージをクリアした所、下記のクエストを達成できました。

クエスト名条件報酬(リスト登録)
双子座と呼ばれるMSアディンが搭乗するユニットのGETゲージをMAXにする
アディン・バーネット
星屑の三騎士
同ターン中にロッシェ、クラーツ、ブルムを全員撃破
ロッシェ・ナトゥーノ
星屑の三騎士同ターン中にロッシェ、クラーツ、ブルムを全員撃破クラーツ・シェルビィ
星屑の三騎士同ターン中にロッシェ、クラーツ、ブルムを全員撃破ブルム・ブロックス
資源衛星MO-VG-UNITステージ1をクリア
ジャミング装置

最初のステージだけあって、敵はリーオーばかりと楽な内容。
スターダストナイツの機体が、少々手ごわいくらいですね。
GETゲージをMAXにする事でアディンがスカウト可能となりますし、ジェミナスも色々と発展先があるMS。
またスターダストナイツも強力なアビリティを持っていますし、ゲーム序盤で戦力拡充の為にプレイするのも良いかもしれません。

GGCR_15281



■ STAGE 02 「鉄仮面の男」
MO-Vで保護されたロウ・サーナンの発言によって、MO-Vへの襲撃がOZ宇宙軍ではなく、OZプライズの独断で行われている事が判明します。
OZプライズは、OZの中でも特別な部隊。
ロームフェラ財団直属の兵士で、デルマイユ公の私兵とも言われているようです。

GGCR_15283

兄を失ったアディンは失意に沈んでいましたが、オデルの恋人であるトリシアの励ましで立ち直っていました。
そしてロウ・サーナンの協力もあり、ジェミナス01の調整が続けられます。

ここでロウの口から、ジェミナスは「まるでガンダム」だと言われていました。
その言葉を聞いて、アディンはジェミナスを「ガンダムジェミナス」と命名。
MO-V周辺で敵の反応がキャッチされた為、アディンはガンダムジェミナスで出撃します。

GGCR_15340

話の流れ的に、ジェミナスはガンダムとして作られたわけでは無く、ここで命名したと思われるのですけどね。
少し前の会話で「あなたのガンダム」と言われていたので、関係性がよくわかりません。
「まるでガンダムだ」と言われた時に「ガンダム?」と訊ね返していたので、アディンはその名を知らなかったようですし。

「ガンダムとはガンダニュウム合金で作られたMS」と言う説明もあったので、ジェミナスが最初からガンダムとして作られていたのなら、話の流れがおかしくなってしまいます。
ここは原作を読んでいないので、ミスなのか原作通りなのか判断付かない部分。

GGCR_15336a

一方、MO-Vでは、定期的に謎の信号が外部に発せられていました。
その信号の発信源を調査した所、ジェミナスの開発者であるドクター・ペルゲの部屋から発せられる事が判明。
しかしペルゲは既に行動を起こしており、MO-Vを内部から爆破。
その混乱に乗じて、シャトルで脱出していきます。

GGCR_15354

出撃したアディンは、スターダストナイツのロッシェと対峙。
ロッシェは先の戦いで回収したジェミナス02を、新型のG-ユニット・ガンダムアスクレプオスへと改良していました。
改造の為のデータも、ペルゲから送られていた模様。

そしてロッシェは、ガンダム同士の決闘を申し込んできます。
アディンは兄の仇を討つ為、ロッシェに戦いを挑むと言う展開。

GGCR_15369

今回はアディンのガンダムジェミナス01で、ガンダムアスクレプオスと戦う事になります。
PXシステムでロッシェを倒すと、チャレンジ達成。
PXシステムはプレイヤーの機体とは違ってテンション制限は無く、ガンダムジェミナス01で最も火力が高い攻撃なので、チャレンジを達成するのは難しくありません。

GGCR_15393

ロッシェを倒すとイベント。
不覚を取ったロッシェは、撤退していきました。
追撃しようとしたアディンでしたが、何故か機体が動かず、逃走を許してしまいます。

帰還後に受けた説明によると、ジェミナスに搭載されているPXシステムには問題があり、限界を超えると、機体とパイロットの精神が崩壊すると教えて貰えました。
PXシステムは人間の精神に反応するらしく、先ほどの戦いではリミッターが作動し、機体が動かなくなった模様。

GGCR_15405

MO-Vを離脱したドクター・ペルゲは、OZプライズと合流していました。
そしてロッシェでは機体の真価を発揮できないとして、シルヴァ・クラウンと言う仮面の男をパイロットに任命。
ロッシェはジェミナスを倒せなかった負い目から、ペルゲの好きにさせてしまいます。

GGCR_15415

その後シルヴァは、ガンダムアスクレプオスでMO-Vへと向かいます。
アディンは敵を迎え撃つ為に出撃。
しかしこれはシルヴァの罠で、ジェミナスを誘い出している間にMO-Vを制圧すると言う作戦。

と言う形で、後半戦に突入。
今回はマップの南にゲストのジェミナスが配置されていて、その目の前にアスクレプオスが待ち構えています。
MO-V周辺には、味方NPCのリーオーが展開。

GGCR_15431

イベント条件は、シルヴァの撃破。
NPCの全滅前にシルヴァを倒すと、シークレット達成となります。
シークレットを達成してクリアすると言うクエストも有り。

NPCの周囲にプレイヤー部隊が配置されている為、プレイヤー部隊で敵を倒すと安全ですね。
敵はプライズ仕様のトーラスなので、ゲーム序盤にプレイしても守りやすいかと。
全部で8体しかいない上に、敵増援も現れませんし。

アディンはシルヴァに接近して、ひたすらPXシステムで攻撃。
PXシステムは底力の効果があり、HPが低下するほど与ダメージが上昇する為、シルヴァを倒すのは難しくありません。
運悪く攻撃を外しまくると危ないですが。

GGCR_15438

シルヴァを倒すとイベント。
シルヴァはアスクレプオスのPXシステムを発動させます。
PXシステムに適性があるのは、アディンとオデルの2名のみ。
またアディンは敵の動きに見覚えがある事から、シルヴァが兄オデルであると判断します。
しかしシルヴァはそれを否定し、アディンに攻撃を仕掛けてきました。

GGCR_15459

イベント後は、敵増援が出現。
マップの北から、クラーツとブルムが現れます。
プライム仕様のトーラスも4機出現。
シークレットを達成していると、プライム仕様トーラスが3機追加。

GGCR_15466

敵増援はMO-V付近に現れる為、プレイヤー部隊で対処すれば楽。
アスクレプオスはPXモードが発動した特殊な機体となりますが、最大射程が3マスのみ。
射程外から攻撃する事で、安全に戦えます。
反撃の時はPXシステムを使う感じ。
ジェミナスは前の戦いのダメージを引き継いでいますし、プレイヤー部隊と合流しても良さそうです。

GGCR_15476

シルヴァを倒すとイベント。
兄を倒す事は出来ないと戦いを躊躇するアディンでしたが、シルヴァは容赦なく襲い掛かってきます。
そこにロッシェが現れ、アディンは自分の獲物だと告げますね。
今回はロッシェの顔を立てるとして、シルヴァは退却。
ロッシェも、自分以外の誰にも倒されるなとアディンに告げ、この場から立ち去っていきます。

GGCR_15496

敵を全滅させるとイベント。
プライズに合流したドクター・ペルゲは、プライズは子供のクラブ活動だと失望していました。
そしてプライズが孤立するよう、密かに細工も施した様子。
本編の時間軸ではリリーナがロームフェラ財団の指導者に就任した頃のようですが、その情報が入らない様にしたのだと思われます。

GGCR_15499



ステージクリア後は、下記のクエストを達成できました。

クエスト名条件報酬(リスト登録)
PXの覚醒シークレット条件を達成してステージクリア
デュートリオンビーム発信機

今回解放された「デュートリオンビーム発信機」ですが、受信機を持つユニットのENを完全回復させられると言う効果。
これまではミネルバ固有のアビリティでしたが、OP枠を消費する事で、どの戦艦にも搭載できるようになると。
受信機を搭載するOPもありますし、EN消費の激しい機体に装備させると便利かもしれません。

GGCR_15507

ただEN供給すると、戦艦の行動は終了。
今作では戦艦連携が強い事もあり、出番は少ないかもしれませんね。
過去作ではMAP兵器が強力なGP02に、毎ターンアトミックバズーカを使わせると言った運用法もありましたが、今作ではそこまで相性の良い機体もいませんし。