長らくプレイしてきたクロスレイズも、全ての原作ステージをクリア。
真の最終ステージとなるファイナルステージがプレイ可能になりました。
途中休止もあったとは言え、長らくプレイしてきた本作もいよいよ最後。
以後は好きなユニットを徹底的に強化し、高難易度ステージをクリアすると言うやり込みの領域となります。

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■ ファイナルステージ 「蘇りし伝説」
ファイナルステージですが、本作に収録されている「ガンダムW」、「ガンダムSEED」、「ガンダムOO」、「オルフェンズ」の四大作品のユニットとの総力戦となります。
マップの北西にW系、北東にSEED系、南西にOO系、南東にオルフェンズ系のMSが配置されている形。

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それぞれの勢力にリーダーとなるMSが配置されており、この4体を撃破する事が目的。
リーダー4体を倒す前に、敵ユニットを100体以上倒すとシークレット達成となります。
シークレット条件やクエスト達成を目指すと、結構な長丁場となるステージ。
私はクリアまでに、1時間以上かかりました。

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W勢力のリーダーですが、なんと「ガンダムフェニーチェリナーシタ」。
ビルドファイターズに登場した、ウイングガンダムのカスタム機ですね。
機体のステータスは500近くあり、ベースのウイングガンダムを大きく上回る性能。

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SEED勢力のリーダーは、「スタービルドストライクガンダム」。
こちらもビルドファイターズに登場する、ストライクガンダムのカスタム機。
やはりベース機とは比べ物にならない、高性能機体となっています。
防御時限定ながら、5,000以下のビームダメージを無効化し、EN30回復すると言うアビリティも所有。

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OO勢力のリーダーは、「ガンダムダブルオースカイ」。
こちらはビルドダイバーズの主人公機で、ダブルオーガンダムのカスタム機。
全体的に機体性能が高い事に加え、射程の長い特殊格闘を持つのが厄介ですね。
特殊属性の武器は、防御アビリティが無効化されてしまうので。

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オルフェンズ勢力のリーダーは、「ガルバルディリベイク
こちらもビルドダイバーズに登場する機体。
ベースになっているのは宇宙世紀のガルバルディβですが、鉄血アレンジのカスタム機という事で選出されたのでしょう。
全ての武器が物理属性ですが、基本性能が非常に高いので、侮れない相手。

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リーダー機を除くと、各勢力の量産型MSが配置されています。
しかし、これらの機体も、大幅に強化されていますね。
本編と同じ感覚で戦うと、苦戦は必至。
鍛え上げた部隊を投入しなければ、勝利は難しいかと。

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初期配置の量産型MSを全滅させると、その勢力に対応した増援が現れます。
OO系の量産型MSを全滅させると、エクシア、エクシアリペア、エクシアリペアII、アストレア タイプF、アストレア タイプF2の5体が現れると言う感じ。

このように次々に増援が現れる中、各勢力のリーダー機を倒す事になります。
各勢力のユニットを全て撃破、シークレット含む全ユニットを撃破と言うクエストもあるので、可能であれば敵の全滅を狙いたい所。

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とりあえず初期配置付近にユニットを展開し、敵を待ち構えると楽ですね。
敵がいる床の模様が違うエリアには、そもそも立ち入れないですし。

ここは接近してきた敵に反撃でダメージを与え、戦艦連携で一気に撃破。
敵のHPが増えていますが、戦艦連携の対象を3~5体程度に絞り込むと、一撃での撃破も狙いやすいですね。
敵増援が常に現れ続ける関係で修理や補給のタイミングが難しいので、戦艦の艦長には補給技能を習得させておくと、無補給でも戦いやすくなります。

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敵増援の数は、各陣営で10回まで。
10回目はその陣営の主役グループが現れ、それを撃退すると増援は打ち止め。
最後のグループ出現時にはBGMが変化するので、そちらで判別可能。

各陣営の最終グループは、下記のような感じ。

■ W勢力
・ウイングガンダムゼロ(EW版)
・ガンダムデスサイズヘル(EW版)
・ガンダムサンドロック改(EW版)
・ガンダムヘビーアームズ改(EW版)
・アルトロンガンダム(EW版)

■ SEED勢力
・ストライクフリーダムガンダム
・インフィニットジャスティスガンダム
・アカツキ(シラヌイ)
・ストライクルージュ(オオトリ)
・ガイアガンダム(バルトフェルド専用機)

■ OO勢力
・ダブルオークアンタ
・ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク型)
・ガンダムサバーニャ(最終決戦仕様)
・ガンダムハルート(最終決戦仕様)
・ラファエルガンダム

■ 鉄血勢力
・ガンダム・バルバトスルプスレクス
・ガンダム・バルバトスルプス
・ガンダム・バルバトス第6形態
・ガンダム・グシオンリベイクフルシティ
・ガンダム・フラウロス(流星号)

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リーダー機は6ターン目から行動を開始するので、シークレットやクエストを無視するなら早めに撃破。
シークレットやクエスト達成を目指すなら、放置して攻撃に耐える必要があります。
戦艦が集中攻撃を受けて倒されるのが怖いので、HP回復系のスキルを用意しておくか、ダブルオーライザー系のユニットを配置しておくと安心。

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個人的に今回の戦闘で役立ったのは、ELSクアンタ。
本作でトップクラスの性能を持つ機体だけあって、無育成でもファイナルステージの敵と十分に渡り合えます。
燃費は悪いものの、毎ターンEN25%回復。
MAP兵器で味方のHPも完全回復できると、頼りになる機体でした。

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それ以外はDLC機体を主に使用していましたが、∀ガンダム、ターンXも役立ちましたね。
これらはナノスキン装甲で毎ターンHP15%ずつ回復する為、支援防御役として最適。
被弾しても修理に戻る事なく、長い間戦場に留まってくれました。
ターンXの方が長射程のブラッディ・シージを持つ分、使い勝手は良かったです。

また両機体とも、敵の防御力を無視できる月光蝶を使用可能。
今回のステージのように敵のステータスが高いほど、防御無視攻撃は有効ですね。
MP消費量が多い為、超強気状態で使用するとテンションダウンしてしまいますが、超一撃まで上げるとMP消費量を気にせず戦えるようになります。

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リーダーユニット4機を倒すとイベント。
マップ中央の魔法陣らしき場所から、本作のラスボスとなる騎士スペリオルドラゴンが出現。
ラスボスかつ隠しユニットだけあり、圧倒的な性能を持つ機体。

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またシークレットを達成していた場合、ウイングガンダムプロトゼロ(EW版)、デスティニーインパルスR、ダブルオークアンタ フルセイバー、ガンダム・バルバトスルプスレクス(阿頼耶識リミッター解除)も出現。
それぞれリーダーユニットの居た台座から現れます。

以後は敵ユニットの全滅が目的に変化。
ただ、これまでのステージと同じであるなら、ステージクリアにシークレットユニットの撃破は関係なし。
スペリオルドラゴンを倒した時点で、クリアになると思われます。
クエストクリアが目的であるなら、スペリオルドラゴンは最後に倒す必要があるかと。

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シークレットユニットの4機は、全機体が移動力14に強化されています。
その為、スタート地点付近で待ち構えていれば、すぐに接触可能。
敵のステータスは非常に高いので、イベント前にリーダーユニットを1機だけ残し、その間に修理と補給を済ませておくと良いですね。
態勢さえ整っていれば、撃破は難しくありません。

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スペリオルドラゴンの居る台座は、プレイヤーユニットは侵入不可能。
スペリオルドラゴンは毎ターン味方ユニットの隣にワープしてくるので、そこを攻撃する事になります。
誰を狙うかはランダムらしく、行動を読めないのが難点。
味方は一か所に固めて置き、出現直後に集中攻撃を仕掛けると良さそうです。

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難易度ノーマルの場合、スペリオルドラゴンは全能力が540。
半端な攻撃力では、まともにダメージを与えられません。
属性に関係なくダメージを軽減するアビリティも所有していますし。

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しかし防御無視の武器を使えば、大ダメージを与える事が可能。
防御無視属性の武器を持つのは、DLC機体の∀ガンダム、ターンX、G-セルフ(パーフェクトパック)の3機だけですけどね。
これらの機体を所持しているなら、対スペリオルドラゴンに投入しても良いかと。
通常の難易度なら戦艦連携で一気に倒しても良いのですが、難易度インフェルノになると、戦艦連携のダメージが激減すると言う話ですし。

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敵を全滅させるとステージクリア。
ファイナルステージはスペリオルドラゴンの与えた試練と言う形になっているらしく、プレイヤーの力を認めたスペリオルドラゴンは、後を託して去っていきました。

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ファイナルステージをクリアすると、難易度「HELL」が開放。
HELLでプレイしなければ得られないアビリティなどもあるようです。
主にキャラクター固有のアビリティが対象。

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またエキスパンションパックを導入していた場合、難易度「INFERNO」も開放されました。
INFERNOではさらに強化された敵を相手にする事になる上、プレイヤーユニットに色々と制限が加わります。
上記の通り、戦艦連携のダメージにも調整が入る為、ユニットの育成がカギとなってくる模様。

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アップデートを適用している場合、キャラクターアビリティの装備枠も1枠追加。
これは全キャラクターが対象。
限界突破でも2枠増やせるようなので、キャラクターアビリティは全部で8個まで装備できるようになったようです。

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グループ派遣にも、新たな派遣先が追加されていました。
ここでは阿頼耶識Lv3などの特殊なアビリティが報酬として手に入るようです。
帰還まで20時間かかるので、簡単には手に入りそうにはありませんが。

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そしてファイナルステージクリア特典として、「騎士スペリオルドラゴン」を獲得。
入手時の画面は、カードダスを意識している感じですね。
生産リストにも登録されるので、2体目以降を新規に生産する事も可能です。

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それとは別に、下記のクエストも達成できました。

クエスト名条件報酬(リスト登録)
自由の試練コズミック・イラの世界に属するユニットを全て撃破
スタービルドストライクガンダム
流星の試練
アフターコロニーの世界に属するユニットを全て撃破ガンダムフェニーチェリナーシタ
革新の試練
西暦の世界に属するユニットを全て撃破ガンダムダブルオースカイ
野生の試練
コポスト・ディザスターの世界に属するユニットを全て撃破ガルバルディリベイク
騎士スペリオルドラゴン
ファイナルステージをクリア騎士スペリオルドラゴン
最終試練を超えし者4つの世界に属する全てのユニット(シークレットを含む)を撃破してステージクリア騎士スペリオルドラゴン(パイロット)

騎士スペリオルドラゴンですが、一般のパイロットが乗った場合と、スペリオルドラゴンを乗せた時とでグラフィックが変化。
ラスボスとは思えないほど能力が低く、数値上は本作で最弱のユニットですね。
戦闘ヘリコプターと言ったユニットよりも、ステータスが低くなっています。
パイロット版の能力も低め。

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しかし本作では初期能力値が低いほど、レベルアップ時に貰える強化ポイントが多いと言う特徴があります。
Lv1時点では最弱ユニットですが、Lv99まで育てると最強ユニットになり得ると言った設計になっているのだと思われますね。
固有アビリティも優秀な上に、ステータスが上がるほど効果が上昇するようですし。

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ビルド系の機体は、純粋な高性能機。
前作だとG-セルフ&ベルリが隠しユニットでしたが、残念ながら今作ではパイロットは無く、機体のみの参戦。

スタービルドストライクは、ダブルオークアンタなどの後期主人公機と同等の性能。
長射程の特殊射撃を持ち、どんな敵に対しても安定したダメージを叩き出せます。
主力武器に貫通属性が付いているのもポイント。

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またビーム射撃によるダメージが5,000以下の場合、ダメージを無効化。
さらにEN30回復すると言うアビリティを保有。
防御時にしか発動しないものの、ビーム射撃に対する援護防御役に適しています。

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フェニーチェリナーシタは、ウイングガンダムを純粋に強化したような機体。
機体性能、武装共に、ウイングガンダムゼロ(EW版)とほぼ同じ。

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ただガンダニュウム合金やZEROシステムと言ったアビリティが無く、武器にも特殊効果はありません。
突き詰めていくと、ウイングガンダムゼロ(EW版)を強化した方が強くなりそうです。

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ちなみにバード形態への変形も可能。
バード形態では実弾系のミサイルが使用可能なので、その点ではウイングガンダムより使いやすくなっています。

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ダブルオースカイも、クアンタ並みの性能を持つ機体。
主力武器には貫通属性が付いていますが、こちらはビーム属性。
超強気で射程の長い特殊格闘を使えるようになるものの、テンションが上がるまではスタービルドストライクの方が使い勝手が良さそうです。
物理格闘とビーム格闘を持つので、一応はどんな相手にも対処可能ですが。

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こちらはダブルオーガンダム系と同様、毎ターンEN25%回復するアビリティを保有。
継戦能力が高いのが特徴と言った感じ。
空中適正もAなので、SFSも不要となりそうです。

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ガルバルディリベイクも、後期主人公機並みの性能。
武装は全て物理属性ですが、最長射程6マス、
射程に穴が無く、使い勝手は良さそうですね。
一応MAP兵器も所有。

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ただベースとなっているのがガルバルディβの為か、オルフェンズ系MS特有のナノラミネート装甲は無し。
純粋に性能が高い、物理主体の機体となっています。
物理主体の機体としてはトップクラスの性能を持ちますし、高難易度のオルフェンズシナリオをプレイする際には、頼りになる機体になるかと。

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と言う感じで、ファイナルステージをクリアしました。
本作に収録されているステージは、これで全てクリア。
後は好きなユニットを、ひたすら強化していくだけですね。

ファイナルステージをクリアした事で、難易度「HELL」も解禁。
HELLでは「阿頼耶識TypeE」のように、これまでキャラクター固有だったアビリティも、取得可能になっているようです。
新たに解放されたグループ派遣でも、固有アビリティが取得できる模様。

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またエキスパンションパックで追加された難易度「INFERNO」では、さらに高性能のアビリティを入手できるようになりました。
高難易度ステージでこれらのアビリティを集め、好きなユニットを育成していくのが今後の楽しみとなる部分。

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しかし、本作は前作と比べて、ゲーム的な部分が大きく進化していましたね。
全体的に遊びやすく改良されており、グループ派遣でプレイしていない間も育成が可能に。
有料とはなりますが、エキスパンションパックで育成の深さも増した為、育成が好きな人ならかなり楽しめる作品になったと思います。
アナザーガンダムの大ファンと言う人なら、本作は大いに満足できるのではないでしょうか。

私はGジェネシリーズの面白さの大部分は開発にあると思っているタイプなので、中盤くらいで全ての開発が終わると、一気に飽きてしまったのですけどね。
開発が終わった事で目的が無くなり、ゲームクリアの為の消化的なプレイとなっていましたし。

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どちらかと言うと私はガンダムファンと言うより富野監督作品ファンで、アナザーガンダムにはそこまでの思い入れが無い事も影響しているでしょうが。
ゲームシステムは本当によく出来ているので、このシステムで宇宙世紀ガンダムが登場するGジェネを出して欲しいものです。

ちなみに・・・。
この後はエキスパンションシナリオをプレイするつもりだったのですが、我が家のPS4の調子が悪く、修理に出す事になりそうです。
スタンバイ状態にしていても勝手に電源が落ち、その後も電源が入らなくなったので。
10分くらい電源ケーブルを抜いていると起動する事もあるのですが、本格的に壊れる前に修理に出そうかと。

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エキスパンションシナリオは1話だけプレイしたのですが、PS4がこの状態では続きが遊べそうにないので、クロスレイズのプレイはここで休止となりそうです。
先月くらいにも一度同じ症状が出て、それ以降は安定してたのですけどね。
急に再発したと思ったら、今度は復旧しなくなってしまいました・・・。

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