前作である「パチプロ風雲録5 -青春篇-」の続編となり、主人公も同一。
一部キャラクターが前作から引き続き登場しますが、ストーリー的に繋がりがあるというものでもないので、本作からプレイしても問題無いと思います。
ちなみに前作から4年後が舞台だったり。

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開始すると、まず主人公選択。
男主人公か女主人公を選ぶ事になります。
性別で途中の展開が微妙に変わる他、交際出来るキャラクターも変化します。
男性NPC全般は、女主人公でなければ交際不可。
女性NPCの一部は、男主人公でなければ交際できません。
一部女性NPCは、女主人公でも交際可能だったりしますが・・・。

とりあえず男主人公で開始。
名前はデフォルトの「椎名 銀次」。
次は髪型と髭を選択。
髪型は男女共に3種類用意されており、その中から選択する形になります。
最初に用意されているのは3種ですが、ゲーム中に床屋へ向かえば、他の髪型にする事も可能ですね。
床屋が開いている時間ならいつでも変更可能なので、最初は適当に選んでも大丈夫かと。
ちなみに女主人公だと、バストサイズをA~Gカップの中から選択する事に。
こちらはゲーム中に変更出来なかったと思うので、気にする方は熟考した方がいいかも?

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設定を終えると、オープニングに突入。
その中で最初の通り名を選ぶ事になります。
選べるのは「炎の勝負師」、「地獄の貴公子」、「荒波の魔術師」、「バカヅキハンター」の4つ。
こちらもゲーム中に度々変わっていった記憶があるので、適当で良いかも知れませんね。
とりあえず無難な「炎の勝負師」を選んでおきました。

次はマスクを選択する事に。
これは何気に初期装備に含まれます。
特に意味は無いアイテムなので、好みで選んでも大丈夫ですね。

オープニングが終わると、アイレムゲーム恒例の選択肢ラッシュ。
目覚めた主人公は・・・
・「ここはどこだ・・・? と辺りを見回す」
・「俺はどうなったんだ・・・? と自分の体を見回す」
・「ふわぁ よく寝た とあくびをする」
・「怖かったよー とポニーテールの女の子に抱きつく」
という感じで、自らの立ち振る舞いを選択する事が可能です。
当然選択肢によって、相手の反応も変化。
奇抜なものを選んだ時の反応とか、結構面白いです。
中には重要な選択肢もありますが、基本的には自由に選んで問題ありませんね。
こういう主人公の性格付けをプレイヤーがある程度自由に出来る所は、アイレムゲーの好きな部分のひとつ。
ちなみに本作では、選んだ選択肢により性格というパラメータが変動。

2回目の選択肢に含まれている「そんなことよりおなかが減ったよ!」というものは、同様の仕様を持つアイレムゲーに代々受け継がれている迷セリフのひとつ。
絶対絶命都市シリーズにも登場してたと思います。
バンピートロットにもあった気がしますね。
というか、バンピートロット途中だったという事を、今さら思い出しました。
こちらもその内再開せねば・・・。

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主人公を助けたのは、劇団「あさがお」のメンバー達。
ボロボロの主人公の為に、近くにある稽古場のシャワーを使わせて貰える事になりました。
と言う訳で、千夏という少女の後に続いて稽古場へ。
稽古場でシャワーを浴びると、清潔度がアップ。

この清潔度というパラメータ、時間がたつ度に低下していき・・・。
不潔状態だと、交際相手に悪影響を与えたと記憶しています。
シャワーや風呂に入ると清潔度アップするので、マメに入浴しておきたいですね。
ちなみに空腹度というパラメータもあり、時間がたつほど空腹になっていきます。
空腹状態だと歩く速度が低下し、パチンコ勝負にも悪影響が出るので、こちらもマメに食事する必要があり。
こういう生活感があるところも、このゲームの魅力のひとつだったりします。
ただ食べ過ぎるとお腹が出てしまったり・・・。

シャワーを浴びるとイベントも進行し、「黄色いアロハシャツ」を獲得。
最初に来ていた「ボロボロのシャツ」は、千夏に取られてしまいます。
この服ですが、着替えるとしっかり外見に反映されます。
服以外にも靴や帽子、傘といった備品のようなものまで、結構様々な種類が存在し・・・。
自分好みの服装で出歩くというのも、楽しみのひとつですね。

イベントを進めていくと、少女から芸名を付けて貰う事に。
とりあえず「大川流(おおかわ ながれ)」というものに決定。
以後は本名ではなく、この芸名で呼ばれることになります。
劇団員関係からだけですけど。

芸名を付けて貰ってからは、基本的に自由に行動出来るようになります。
しかしある程度はメインのストーリーを進行させた方が良いですね。
川の近くにいる風船を飛ばされた少年に話しかけ、風船を取ってあげるとイベント進行。
道路付近まで進めるようになります。

道路付近にある小川自動車工場
本編とは関係無い場所ですが、前作のヒロインである「小川桜子」と再開できます。
男女関係無く交際可能なキャラクターの一人で、サブイベント的にも重要な人物ですね。
特に移動手段である自転車、バイク、次元戦闘機の入手には、桜子が深くかかわってきます。
再開後にもう一度話しかけると、八原町の自転車置き場に、昔貸した自転車を見かけたという話を聞く事が出来ます。
後は八原町で自転車を回収し、桜子に届けると、自転車で移動する事が可能に。
この段階ではまだ入手できませんが、移動が楽になるので早めに獲得しておきたいですね。

自動車工場の反対側にあるパチンコ屋に入ると、メインストーリーが進行。
千夏の弟の圭介がパチプロ勝負に敗れ、掛け金の10万玉を払う事が出来ないという事で、ひと悶着おこしている現場に遭遇。
ちなみにこのゲームの貨幣の単価は「玉」。
パチンコの玉がそのままお金になっているという感じです。

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「玉(金)が払えないなら体で返しな」という状況になっている所へ主人公が割って入り、二人の代わりにパチンコ勝負を行うという展開に。
この時千夏と圭介はロッカーに入れられているのが、ちょっと面白い・・・。
ちなみに面白選択肢を選んだ時の展開も少し面白いので、2周目以降をプレイする時にはそういったものを選んで行くと、また違った楽しみが味わえるかと。

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そんなこんなで始まったパチンコ勝負ですが、この辺はプレイヤーの運に影響されますね。
リアルラックは勿論、パラメーターの運などの影響を強く受けます。
お腹の状態も、空腹や満腹より腹八分目の方が良かったりします。
パチンコ勝負の前には、予めパラメータを調整しておきたいですね。
まぁ後々必殺技とか使えるようになるので、そこまで気にしなくても大丈夫だったりしますが。

ちなみにバトルの内容は、実際にパチンコを打ち・・・。
制限時間内に多くの玉を獲得した方が勝ち。
もしくは指定された玉数に、最初に到達した方が勝ちというものですね。
途中で玉が亡くなると負けとなります。
まぁ今回の勝負に限っては絶対に勝てるようになっているので、ただ眺めているだけ。
勝利後は必殺技「裁きの扉」を習得。

必殺技はパチンコバトル中に溜まっていくゲージを消費する事で使用する事が可能です。
ゲージがLV1分溜まっていると、LV1の必殺技、LV5分溜まっているとLV5の必殺技が使えるという感じ。
当然レベルの大きな技の方が効果的ですが、ゲージが溜まるまでに時間がかかるという欠点も。
必殺技の習得は、基本的にはパチンコ対決に勝利すると、新しい技を覚えていきます。
最初の内は無いよりマシというくらいのものですが、最終的にはかならず大当たりを発生させるというものも・・・。

パチンコ勝負が終わると、イベント進行。
その後で5000玉獲得出来ます。
そして千夏を稽古場まで連れて行くと、稽古場に泊めて貰える事に。
という事で時間を経過させ、夜に稽古場を訪れると1日目終了。
何もせずに時間を経過させるのは勿体無いので、パチンコ屋でお金(玉)を稼いでおきました。
これで初期の5,000玉が、41,477玉に。

翌朝、通り名が「ギリギリ先生」に・・・。
一通りイベントが終わると、隣りの八原町へ行けるようになります。
空腹状態だったので、近くのホルモン大王でホルモン串2本に焼きシロを食べてから、さっそく八原町へ。

八原町では、入り口付近にあるテントに入るとイベント進行。
しかし・・・。
ここから結構色々な事が可能になるので、まずは八原町を見て周ると良いですね。

八原町の自転車置き場では、壊れた自転車を発見。
持ち帰ろうとすると男が現れ、500玉で譲ってやると言われますが、ひたすら断るとタダで入手する事が可能。
入手した「錆びて動かない自転車」を小川自動車工場に持っていくと、自転車を修理して貰う事が出来ます。
翌朝受け取りに来ると、以後自転車で移動出来るように。

八原町には様々なお店や施設が存在します。
商店街の入り口には銭湯があり、湯船に浸かる事で清潔度をアップさせる事が可能。
また、デートの際に訪れる事ができるように。

同じく入り口付近にある床屋では、髪型や髭を変更する事が可能です。
最初の塚内町にも床屋はありますが、そちらより選択可能な髪型等が多いですね。

食事処も多く、蕎麦屋、茶屋、洋食屋(?)、ラーメン屋、パン屋などがあり、他にも肉屋、魚屋、八百屋、果物屋からも食べ物を購入する事が可能。
ちなみに肉屋のコロッケは、サブイベントで必要になる事も・・・。

他には質屋があり、所持品を質入れしたり、買い戻す事も可能。
靴屋では靴や手袋、傘や帽子などが売られています。
全て外見に反映されるアイテムですね。

またパチンコ屋もあり、パチンコを行う他、玉と引き換えにアイテムを購入する事も可能。
パチンコ店によって品物は変わりますが、代金の玉はどの店も共通。
他の店で稼いだ玉を、別の店で使うなんて事も可能です。
あくまで玉=お金という概念ですし。

初期の服はイマイチ好みではなかったので、パチンコ屋で「白いTシャツ」、靴屋で「革靴」を購入して装備しておきました。
この手の外見が変わる装備品は豊富なので、好みのものを選んだり、その日の気分で着替えたりするのも楽しみのひとつだったりします。
装備品などを手に入れるために、パチンコでお金を稼ぐというのも、パチプロらしいという所。

後々は駅から他の町に行く事も出来ますが、現在ではまだ移動できません。
しかし隣りのエリアである八原高校前に移動する事は可能。
このエリアにある洋品店では、学生服やジャージといった、学生に関係のあるグッズが売られています。
食堂では食事もできますね。

高校内は自由に歩き回る事が可能で、マウンドにいるピッチャーに話しかけると、野球対決が可能。
ピッチャーが投げる球を、ホームランに出来たら勝ちというものですけどね。
何気に結構熱いです。
ちなみにピッチャーの青年は、前作にも登場した桜子の弟。
レフト、センター、ライト方向にホームランを打つと、初回に限りアイテム等が貰えたりするので、ホームランを打った後はエリア内を探索してみると良いですね。
河原や民家前に普段は現れないNPCが出現しているので、話しかける事でアイテムが入手できます。
雷じじいには、素直に名乗り出る事が必要ですけど。

校内にあるプールでは、水着を着ていると泳ぐ事が出来ます。
デートの際に訪れる事も可能。
現実的にはあり得ない事ですが・・・。

河原にいるロシア人の留学生「アレクサンドラ」、通称アレックスは、交際可能なキャラクターの一人。
男性主人公限定ですけどね。
また会話するには、同エリアの食堂のおじさんから、ロシア語を学んでおく必要があります。
メインストーリーには一切絡んでこないので、彼女と交際するにはマメに足を運ぶ必要が。

高校の裏手にある池では、魚を釣る事も可能。
近くにある墓地には、デートで訪れる事もできますね。
夜に訪れる事で、サブイベントが発生することも・・・。
また寂れた神社では、賽銭箱に賽銭を入れたり、祈ったりする事も出来ます。
特にコレといった効果は無いですが、神頼みしたい時にでも・・・。

そんな感じで、エリア内には様々な施設が用意されています。
ゲームクリアには関係なかったりしますが、そういう施設を活用し、生活していく事がこのゲームにおいて最大の楽しみでしょうね。
ストーリーを追い求めるのも良いですが、やはり自由な行動を楽しむというのが一番。
私はプレイした事が無いのですが、「龍が如く」に似た感じの作品という事もよく耳にしますね。

ちなみにストーリーはひたすらB級路線です。
これは貶しているわけではなく、そのB級臭さが味のひとつ。
その為、壮大なストーリー展開というものを求めている人には、少し合わないかもしれませんね。
絶対絶命都市とか、他のアイレムゲーにも言えることですけど。

そしてこのゲームではお金=パチンコの玉なので、お金を稼ぐのはかなり楽です。
パチンコの設定もかなり良心的になっているので、適当に打っているだけでほぼ間違いなく増えます。
寝るときやしばらく席を外す間はパチンコ打たせておき、自動でお金を稼いでおくという方法も良く使う手。
もしもマイナスになってしまったなら、ロードしなおせばいいですし。
ただパチンコは一度に付き3時間までという時間制限があり、完全放置で稼ぐのは難しいですけどね。
しかしある程度放置で稼げるというのは魅力。

ちなみにゲームの進行そのものに時間の制限は無いので、タイムオーバー後もひたすら打たせておけば、結構な額の玉が手に入ります。
制限時間を迎えるとゲーム内の時間も進行し、空腹度や清潔度が減っていきますけどね。
その合間合間に食事をしたり入浴してくるというのが、まさしくパチプロ体感RPGという感じ・・・。


パチパラ14 ~風と雲とスーパー海IN沖縄~
アイレムソフトウェアエンジニアリング
2007-07-26

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