いつの間にか発売されていた、強殖装甲ガイバー26巻。
愛読書なのですが、1年に1巻ペースでしか単行本発売されないのが残念。
それゆえに、最新刊の発売も気付いていませんでした。

この強殖装甲ガイバーの原作者は高屋良樹氏。
ペンネームは違いますが、冥王計画ゼオライマー の原作漫画の作者でもあったり。
ガイバーは単行本の他に、通称「劇場版ガイバー」と呼ばれる作品に、OVAが2作品。
そして数年前はWOWOWで新たにアニメ化もされました。
何気にハリウッドで映画にもなり、続編まで作られていたり・・・。
高屋良樹宮崎駿よりも先にハリウッドに届いた日本人作家だ」なんて謳い文句が付いていた時代もあった物です。
小説も出ていて、晶が殺したと思われるゾアノイドの妹が出てきて、晶を兄の敵と付け狙うとかいう内容だったと記憶してます。

以前は徳間書店発行の月刊誌「少年キャプテン」に連載されていたのですが、休刊にともない連載中止。
後に角川書店の月刊エースネクストで連載再開される事となり、非常に喜んだのですが・・・。
某ジャンプ誌の某作者に遅筆で、休載も多く、単行本が発売されるペースも遅いという次第。
もう諦め付いていますが。
ちなみにエースネクストが休刊になってからは、月刊少年エースでの連載に切り替わった模様。

私がガイバーを知ったのは、子供の頃、夏休みか冬休みか、はたまた春休みに地元TV局で劇場版ガイバーが放送され・・・。
それを見て大いに気に入ったというのが最初でしたね。
兄もそれを見て気に入ったらしく、原作がキャプテンで連載されているというのを突き止め、キャプテンを毎月買ってきたり、原作の単行本も買うようになりました。
それを読んで、原作も気に入ったという感じです。
今思うと、兄が気に入らなければ読んでいなかった漫画かもしれないですね。
思えば兄はマツダのRX-7(後々新しい型に買い換えましたが)に乗っていたのですが、それもこの漫画の影響だったのかも?
登場人物の一人が、RX-7に乗っていましたし。

ストーリーを簡単に説明すると、一般の高校生だった主人公「深町晶」は、ある日突然ユニットG(ガイバー)というものに触れてしまい・・・。
超人的なガイバーと呼ばれる存在に変身(?)できるように。
それがきっかけで秘密結社クロノスとの戦いに巻き込まれるという、特撮ものっぽい話ですね。
敵は遺伝子操作で怪物のような姿に変身できる、獣化兵(ゾアノイド)というヤツですし。

何気にその秘密結社が世界征服に成功してしまい、世界から紛争や国境が無くなり、表面的には平和な時代が到来。
それでもクロノスと戦い続ける晶たちは、ある意味世界の敵となってしまったというのが最近のストーリーでしょうか。
人類誕生の話にまでさかのぼる所もあり、なかなか壮大なんですよね。
設定もしっかり作られていますし。
さすがに昔の話は古臭い所もあるかもしれませんが、今見ても十分楽しめる内容かと。

そして最新刊の話になりますが、新たに女性版ガイバーが登場。
その名もガイバーII F(フィーメイル) 。
クロノスが作り出した人工コントロールメタルを、強殖細胞に組み込んで作り出したユニットという事でした。
中の人はヴァルキュリアという女性。

アレですね、劇場版ガイバーに登場したガイバーIIは女性だったのですが・・・。
その女性ガイバーの名前もヴァルキュリアだったのですよね。
この新ガイバーはその辺を意識しているのかと、思わずニヤリとしてしまいました。

そして謎の存在アポルオンなども登場し、ますます目が話せない展開。
もう続きが気になって仕方ありませんね。
続きが読めるのはまた来年だと思うと、ツライものがありますが・・・。

[追記]
強殖装甲ガイバー (29)は2012年9月26日発売予定。


強殖装甲ガイバー (26) (角川コミックス・エース 37-26)
角川グループパブリッシング
高屋 良樹

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