物語りも13章へと突入。
何気に背景では結構大きく戦況が変化しています。
破竹の勢いで帝国軍を追いやっていたベルナード率いる西部戦線も、王がベルナードを捕らえたのを契機に一転。
リースの故郷シノンも落とされ、最南部のミネバ公国にまで攻め込まれようとしていたと言うのが、10~11章辺りの出来事。
そのミネバにセレニアの乙女と呼ばれる人物が出現し、帝国軍と互角以上に戦っていたと言うのが12章辺りの出来事。
それにリース達が密かに救出したベルナードが加わり、自由ヴェリア同盟となった軍団はシノンを含めた西部地域南方の地域を開放し、セレニア公国にまで攻め上がろうとしているというのが13章。
と言う感じで、ゲーム内では数ヶ月単位で結構時間が過ぎています。
クライマックスに向けて、大きく物語が動き始めていますね。

ここで初登場(?)するウルバヌス教皇四天王の一人ヤーカーラムですが・・・。
カオスのセリフに気を付けていれば、この時点で正体わかるんですよね。
顔も半分は晒していますが。
まぁ以前から怪しさにあふれていたので、結構感付いている人は多いでしょうね。

そして使途セレニアは王宮へと呼び出され、ヘルマンの姦計とウォルケンス王の愚考によって帝国に差し出される事に。
これがリースの行動に転機を与えるものとなりますね。
ちなみに使途セレニアとは、リースの義妹リネット。
それをまだ知らないリースは、王直々にバストンの街防衛を命じられ出撃する・・・と言うところが13章のお話。
小うるさい小僧を休戦協定が結ばれる前に激戦地へと送り出し、命を落として貰おうという魂胆なのですから、よほど嫌われているのでしょうね、リース・・・。

それとは対象的に、妹のシェンナからはかなりの信頼を向けられている様子。
という事で、シェンナからリース専用剣となるサクシードを貰いました。
サクシードは威力と精度が高めで、神聖の追加効果+15、暗黒魔法の防御+15という性能。
神聖の追加効果は魔法扱いなので、装甲兵にもダメージを与えられるようになります。
さらに章が進むと耐久力が若干回復すると・・・。
これ以降リースの武器は、主力のロードグラムとサクシード、予備にミスリルソードでも持たせておけば十分ですね。
盾を無効化するレイピアやセンシュアルなんかもあれば完璧ですが。

ここで前回仲間になったパラミティースの紹介。

□パラミティース
クラスはシャインナイト。
最大の特徴は剣と神聖魔法が使用可能で、かつ騎乗可能なユニットという事。
成長率はまずまずですが、補正が弱いので、調整次第では結構な能力の持ち主に。
初期技能は低めですが、剣技能の成長率も高いので、育てれば剣での攻撃にも期待できます。
スキルは「詠唱」、「追撃」、「迷彩」、「当て身」、「自己回復」、「再移動」。
非表示で「強健」も所持と、かなり多彩。
主な役割は、その移動力を生かした回復役。
レンジヒールやエリアヒールを使えるようになれば、かなり遠方の味方をも回復できるようになります。
味方が分散されている13章や15章では特に有効ですね。
詠唱を所持しているので、武器を装備したまま回復魔法が使えるというのもポイント。
彼女の存在でイゼルナの立場が無くなってしまう事が多々・・・。
弱点は防御面。
盾を装備できないので、迷彩で地形効果を生かした戦い方が求められます。
また精神もそれほど高くないので、アイテム等で補強してやらないと、肝心のヒールの回復量が少なかったり。
が、そのままでも十分即戦力となるユニットですね。
シスターと同様、ホーリーを装備させておけば防御も安心だったりしますし。



まずは財宝漁り。
長らく続けてきた財宝漁りもこの章が最後。
結構貴重な収入源となってくれました・・・。

そして住民依頼。
ここで発生するのは「馬屋の悩み」と「廃材回収」。
受領したのはウォードですが、達成するのは誰でもかまわないというタイプ。

開始前にミスリル製品を購入して見ました。
ミスリル製のアイテムは威力と精度のバランスに優れ、耐久力が高いのが特徴。
無駄に使わなければ、2~3章は軽く使い続けることが出来ますね。
他の武器に比べると少し割高ですが、費用対効果に優れた武器です。

今回の出撃メンバーは、リース、パラミティース、ディアン、アーサー、フェイ、エニード、クレイマー、ラレンティア、セディ、バロウズ、シロック、イストバル。
各地に点在する拠点を守りながらの戦いになるので、防御力と移動力を重視。
あとは育成も兼ねた編制ですね。
回復はパラミティースに走り回って貰う事に。
実はこの章以降、街で買い物が出来なくなるので・・・。
アイテム入手要員としてセディも出撃させてあります。
探索ポイントの間隔が結構広いので、移動力のあるセネの方が良かったりするのですけどね。
バロウズは西にある橋の上に、南東を向かせて配置。
敵は拠点を目指して進軍するので、ここなら安全に一方的な攻撃が可能です。
敵の攻撃範囲内にいると襲われる事もあるので・・・。
ある程度下がらせて、川の対岸から攻撃させた方が安全ですけど。

スタート後はまずマップにいる馬の確保。
これは重要アイテム扱いになるので、ひとりで何頭でも捕まえられます。
東にいる馬はセディの初期配置付近なので、森に潜ませながら回収。
中央は急がないと敵に奪われてしまうので、近くのアーサーを1ターン目から派遣しました。

激戦地となるのが北と南のエリア。
西はしばらくの間、バロウズと拠点に配置したアーサーだけで十分だったりします。
という事で、それ以外のメンバーは北と南に集結。
北はクレイマー、フェイ、エニード、シロックを。
南はリース、ディアン、イストバル、ラレンティアを派遣。
南は積極的に前に出て行ったほうが戦いやすいですね。
北はしばらく防衛していた方が安全ですけど。
それでも崖付近まで攻め込む方が楽と言えば楽ですね。
ここの砦には騎乗していても待機する事が出来るので、シロックにヒット&アウェイで防衛して貰えますし。

パラミティースはリースの初期配置の砦付近に待機して、どの戦場にも駆けつけられる様に。
回復の主体はエリアヒールやレンジヒールになるので、手持ちのものは全て渡しておきました。
突破してきた敵の処理も任せるので、その辺は臨機応変にという感じでしょうか。

南の戦場はすぐに片が付くので、敵を殲滅したらラレンティアは北へ。
リース達は南東へと向かわせます。
南東のマップ下部から敵増援が現れるので、出現前に囲んでおくと言う形。
崖の横2マスになっている所へリースとディアン、その後ろにイストバルを置いておけば出現と同時に叩けます。

北の敵が片付いたら、北のメンバーは崖を登らせ、北西にいるコーネンの元へ。
7ターン目以降しばらく増援が続くので、増援がストップするまでは崖付近で戦う方が安全です。
以前「ジェネラルシールド入手はここがラストチャンス」と書きましたが・・・。
ここが本当のラストチャンスですね。
こいつも所持している事忘れていました。

8ターン目には西から弓騎士が現れますが・・・。
騎兵は砦を制圧できないので、アーサーは砦を離れて戦っても大丈夫です。
ただ破盾の矢や眠りの矢を装備したユニットがいるので、いざと言うときの回復役としてパラミティースを近くに配置しておきたいですね。
ラレンティア辺りも応援に駆けつけさせたい所です。
またバロウズは弓騎士の射程内にいると狙われる事もあるので、多少下がらせておくと良いです。

9ターン目にはマップ南東からラーズ神官や装甲兵が出現。
ラーズ神官はスリープを所持しているので、最優先で倒したい所。
装甲兵は破盾の斧と馬殺の斧を持っているので、リースは特に注意が必要ですね。
前回のマップでディアンがLV18になり、ハンマーアクスを使えるようになっていたので、楽々撃破出来ましたが。
装甲兵に31ダメージとか美味しすぎます。
ハンマーアクスが無ければ、イストバルの雷神の矢かサクシードの追加効果でジワジワとやるしかありませんからね・・・。
ここで斧使いが育っているかどうかは大きなポイントかもしれません。

10ターン目には再び北から敵援軍。
北から現れる増援はこれがラストなので・・・。
徐々に前進しながら撃破。
15ターン目にはコーネンに攻撃できるようにしておきたいです。
まぁ精神集中パラスレイアなら、まず即死させられるでしょうけど。

11ターン目には南東から重バリスタを装備したバリスタ兵、それに装甲兵に名前付きのラーズ司祭が出現。
このバリスタ兵を倒す事が住民依頼の達成に繋がるので、すぐに攻撃できる位置に待機しておかないと厄介です。
そういった点でも、南東の崖横のポイントを封鎖しておく事が重要。
名付きのラーズ司祭アモイは射程無限のブラックメティオを装備しているので、これも早々に撃破したいですし。

13ターン目には西からドラゴンナイトとブラックナイトが4体、南東からブラックナイトが4体、ドラゴンナイトが2体出現します。
かなりの強敵ですが・・・。
15ターンには撤退を開始するので、実質2ターン耐え切れれば勝利。
逆に撃破したい場合は2ターンが勝負となります。

ブラックナイトは確率でダメージを反射するブラックシールドとランスを装備。
ランスは移動させなければ怖くないので、南東はポイントを封鎖してる限り怖くはありませんね。
あとは盾を無効化するウォーピックやセンシュアルで攻撃すれば余裕。
イストバルも追撃を覚えているので、パスカニオンの攻撃がかなり効果的でした。

問題となるのが西の部隊。
ドラゴンナイトには間接攻撃の武器しか効果は無いので、倒す自信がなければ逃げた方がいいですね。
騎乗ユニットなので砦は制圧できませんし。
倒すのなら北からシロックを連れて来て、アーサーを囮にバロウズやシロックで攻撃すると良い感じです。
ただドラゴンナイトの攻撃範囲内にいるとバロウズは襲われる危険があるので・・・。
バロウズは常に攻撃位置に注意する事が必要です。
消失の魔石を使っておけば安心ですけど。
しかしそれでも全滅させる事はできず、16ターン目を迎えた時点でマップクリア。



クリア後は住民依頼の達成報告。
「馬屋の悩み」では捕らえた馬の数で報酬が変わり、4頭全て捕らえているとリガ駿馬を1頭入手。
それ以外だと普通の馬ですね。
リガ駿馬は移動力+1という効果の名馬。
クリスやシロックと相性が良いのですが、シロックはCC時にこの馬へと乗り換えているので、後々クリスに与える事に。
クリスは現在シノン馬に乗っているので、他のユニットに与えてから馬交換で乗り換えですね。

名馬と言えば、賞金首コンプで防御力+3というモラキア軍馬が貰えるはずだったのですが・・・。
これはロードグラムとペルシーダの修理の2択。
ロードグラム等の耐久力が減っていると修理、そうでない場合は馬が貰えるという仕組みです。
馬の方が貴重なので、事前に修理しておく事がポイントなのですが・・・。
その事をすっかり忘れていたので、今回は見事に取り逃しました。

「廃材回収」では素材のユグドの木を入手。
これで入手できる素材は全て手に入れた事になりますね。
と言うわけでアイテム作成しました。
作ったアイテムはイグニートソード、ハルペリア、ブリューナク、カエルムスピア、炎盾ヘスティア、闇の盾。
炎盾ヘスティアの作成にはタワーシールドが必要ですが、これも先ほどのマップで入手。
ドロップアイテムだったので、壊さなければ入手出来るはずです。

イグニートソードは炎の追加効果+10という剣。
精度は高めですが、元々の威力が低め。
対装甲兵用と割り切れば結構便利だったりします。

ハルペリアは精度の高い、致命+18%、攻撃+1という剣。
攻撃回数が増えるので、その分致命攻撃が出る確率も高めですね。

ブリューナクは耐暗黒+5という槍。
威力も高いのですが、ミスリルスピアとあまり性能変わらないのが寂しいです。
15章では暗黒魔法を使う敵も多いので、そういう所では結構役立ちますが。

カエルムスピアは攻撃+1という槍。
ミスリルスピアとさほど性能が変わらないというのに、攻撃+1というのはかなり魅力的。
ただランクが19なので、使えるユニットがかなり制限されるのが問題。

炎盾ヘスティアは耐炎+7、防御時のカウンターダメージ+7という盾。
防御力も高めで、耐久力がBというのが有難いですね。
盾は耐久力が低いものが多いので、耐久力が高いという点だけでもお得です。

闇の盾は耐暗黒+5という盾。
耐久力も低いので、対暗黒魔法専用ですね。
これも最終章では地味に便利。

これで全ての合成アイテムを作った事となり、鍛冶屋のオーランドから「整備の手引書」を入手。
これは任意のユニットに、武器手入れのスキルを追加するというアイテム。
手数の多いフェイやシロックには喉から手が出るほど欲しいスキルですね。
まぁ無難にフェイに与えておきました。

そして収集家宅で全てのアイテムを納品。
司教の腕輪の報酬として4000D。
飛竜の鱗の報酬として5000D入手。
さらに全てのアイテムを収めた報酬としてフォルエンデン入手。
これは非常に優秀なS盾です。
防御力と精度も高めで、耐久力もA。
精神+3に神聖のカウンターダメージ+8という効果も付いています。
リースに与えても良いのですが、ラレンティアに与えても良いアイテム。

さらにメイドのクララもゲット!!
クララの居室は保管庫・・・。
彼女は携帯袋を4つ所持していて、剥ぎ取る事は出来ませんが、アイテムを預けておく事が出来ます。
これで保管庫に置いていた携帯袋も持ち出すことが出来ます。

この章以降は依頼出撃が無いので、次の章に進む事になりますが・・・。
その前にアイテム整理、補充、余分なアイテムの売却を絶対に行っておかなければなりません。
というのも街の施設を利用できるのも、この章が最後。
万全の準備をしておかなければ、最終章でいざアイテムが足りないなんて事にも・・・。
と言うわけで、使わないアイテムは思い切って全て売却。
馬屋に預けている馬も、良い馬はユニットへ与え・・・。
HPの少なくなっている馬も交換した方がいいですね。
あとはメインとなる武器とその予備の購入。
消費が激しいポーションやヒールといった魔法は優先して購入しておきたい所。
特にポーションは、携帯袋2個くらい埋め尽くしておきたいくらいです。

ここまでくるとレギュラーもほぼ確定しているので、他のメンバーから良い装備は剥ぎ取り・・・。
必要ないアイテムは売却しておくといいです。
お金が残っているのも勿体無いので、ここで全て使い切りました。

各種秘薬もこのタイミングで使用しておきました。
最終章ではフェイも出番があるので、筋力、守り、体力の薬を使用。
リースにも体力の薬を使わせておきました。

馬の乗り換えは結構迷いましたが、シノン馬はリース、アーサー、ウォードに。
リースは2章で手に入れたシノン馬に乗っていたのですが、かなり馬のHPが減っていたので・・・。
リガ駿馬はエルバートに与えました。
後でシノン馬に乗っているクリスと馬を交換する予定。
丈夫な馬はルヴィに与え、元気な馬2頭はアデルとレオンに。
それ以外のメンバーは最初から良い馬に乗ってますし、HPもそれほど減ってないので乗り換えるほどではありませんでした。

ひとまずこれで準備は完了。
念の為に13章終了間際のデータは別に残しておいた方がいいですね。

13章で圧倒的優勢なはずの、帝国軍の不可解な撤退。
その理由は帝国との休戦条約が結ばれたという事で、その為の使者として送られたのが使途セレニア。
しかしその裏は使途セレニアの存在を厄介に感じた帝国が、人質として差し向けるよう仕向けたというもので・・・。
城砦都市ダムサルでは魔女裁判が開かれ、処刑も間近だという状況。
使途セレニアの正体がリネットだと知ったリースは、リネットを救出するべく、単身ナルヴィアを出奔する事に。
しかしそんな行動はお見通しとばかりに、集った騎士団メンバー達。
王国の意向と反する事になりますが、皆リースに着いて行こうと集結。
・・・と、展開的には結構熱いイベントです。
ここまでに騎士団に加入してない傭兵は以後雇えなくなり、CCイベントなども発生しなくなります。
騎士団加入及びCCイベントは12章がラストチャンスとして、計画を立てておいた方が良いですね。

と言うところで13章は終了。
次の14章は物語的にも転機を迎える大きなポイント。
ここまで来ると「終盤」という感じがしてきますね・・・。

続きは↓
ベルウィックサーガ 14章



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