1章「戦う理由」を終えると街に駐留する事となり、各施設が利用可能になります。
街では装備の購入や傭兵の雇用、住民からの依頼を受けると言った事が主体に。
まずは修道院にいるアグザル、傭兵ギルドにいるディアンを雇用。
大衆酒場にはウォローもいますが、金額が高いので見送り。

ここで今回登場した味方ユニットの紹介。

□ウォロー
クラスは東方剣士。
防御力は低いものの、回避率で勝負といったユニット。
ただ最初からレベルが高く成長率の補正が強い、かつCCが無いので、育てる楽しみは薄かったりします。
スキルは「連続」と「死闘」。
そして敵を倒すとお金を入手できる「略奪」。
敵の攻撃を回避した時に一定の確率で発動し、命中率が+33%、致命が+3%となる「居合」。
大剣が装備可能な「大剣」。
手堅く強いという印象のユニット。
もっとも特徴的なのが死闘。
HP吸収という追加効果を持つラーゼタールを入手すれば、結構気軽に死闘を行う事が出来ます。
そして!!
奇跡の護符装備時の死闘は圧巻。
奇跡の護符は死亡するほどのダメージを受けた時、身代わりとして壊れるというアイテム。
一度発動すると壊れてしまうのですが、壊れるタイミングというのが戦闘終了時。
戦闘を5回継続で行う死闘の場合には、死闘による戦闘が終了した時に壊れる事となります。
死闘の最中には壊れる事は無いので、上記のラーゼタールも併用すれば、まさしく無敵状態。
一瞬が光るユニットです。
騎士団加入条件は、好感度を12以上にする。
もしくは好感度5以上で、レティシアイベントを発生させる。

レティシアイベントを発生させた方が楽に加入させられますが、3章までにフェイが捕獲されているか、3章でカオスを倒さなければならないと敷居は高め。

□アグザル
クラスは船乗り。
味方ユニットで唯一川や海といった水上を移動可能なユニットで、その利点が攻略に大きな影響を与えたりします。
自身の能力も高く、防御と精神以外の成長率は全て40%。
それでいて補正は弱めなので、かなりの成長株。
ただし主力となる斧技能の成長率が悪く、命中率に難があるユニットとなっています。
スキルは水上を移動可能な「泳ぐ」。
隠されたアイテムを入手可能な「探索」。
敵を倒した際、所持品を入手する可能性がある「強奪」。
ただし1マップ中に3回までという制限付き。
移動前限定ですが、防御力が0になる代わりに攻撃力が2倍になる「粉砕」。
森や建物で姿を隠す事が出来る「潜む」。
と、攻撃面でも探索その他でも役立つスキルが揃っています。
マップ上にはイベントアイテム等が隠されている場合があり、そういう場合には探索スキルを持つユニットでしか獲得する事が出来ません。
その為、それらのアイテムがある場所には自然と出撃させる事になります。
また泳ぐと潜むで敵に発見されずにショートカットが可能だったりする為、戦闘より探索に活用する事が多め。
探索した際、敵と戦闘になる場合もありますが、アグザルはHPも攻撃力も高いので安心と、なかなか頼れるおじさんです。
騎士団加入条件は、3章で街イベント「海賊と少女」を発生させ、9章で住民依頼「古傷」を発生させてこれを達成する。
古傷はアグザルの好感度が5以上、かつアグザルが出撃可能でなければ発生しないという所に注意が必要です。

□シルウィス
クラスはスナイパー。
とにかくスキルが豊富な弓兵。
所持スキルは、「先制射撃」、「狙撃」、「潜む」、「上級装備」。
そして移動前限定で、弓矢の射程を+1する「強弓」。
敵を戦闘不能状態にしやすくする「峰撃ち」が特徴的。
潜んだ状態で先制射撃を行い、近付いてきた敵を足止めしたり、同じく先制射撃を持つシロックと協力して、敵の行動を阻害したり・・・。
狙撃で確実に攻撃を命中させたり、命中率が下がるものの、強弓で敵の攻撃範囲外から攻撃したりと、いろいろな使い方が可能なのが特徴。
峰撃ちは(技能値+10)÷2%で発動するので、狙って発動させるのは難しいですが・・・。
技能値を上げておけばそれだけ発動の可能性がアップします。
ただ1マップ中に5回までという制限付き。
初期レベルが3という割りに能力も高く、成長率も悪くはありません。
しかも初期装備も優秀な上に石弓も装備可能なので、シロックの株を奪ってレギュラーと化す可能性が高いユニット。
ただし雇用費が高めなので、財布には厳しかったりします。
しかし弓兵にはイストバル(追撃&パスカニオン装備)という化け物がいるので、最終的に居場所があるかどうかは人それぞれ・・・。
騎士団加入の条件は、好感度12以上かつLV10以上で発生する「彼女の場合」、そしてその後に発生する専用マップ「海の勇者」をクリアする。

ちなみに各キャラの専用武器は、ランク30の武器として設定されているので・・・。
上級装備を持つシルウィスはLV23まで育てると、クリス専用のホークアイやイストバル専用のパスカニオンを使用出来るようになります。
という事で、育てても損は無いユニット。
ただ弓技能の成長率はイストバルに比べると劣る為、パスカニオンの暴発には注意が必要となります。
ちなみにパスカニオンとは高い性能と追加効果の発生する弓ですが、(50-弓技能)%で暴発し、自身にダメージが帰ってくると言う武器。
弓技能が50まで育てば絶対に暴発しなくなりますが、暴発すると大抵の場合死亡します・・・。

□ルヴィ
クラスはフリーナイト。
俊敏以外の成長率は低く、主力として活用するにはやや物足りないユニット。
しかし手堅く成長するので、しっかり育てればなかなか活躍してくれます。
LV10まで獲得出来る経験値が1.2倍になるという「早熟」のスキルを所持しているので、成長させるのは割りと楽。
その他のスキルは、「斧回避」と「投擲」、LV17で習得する「連続」。
斧回避は弓回避と同様、敵の斧攻撃が命中した際、上限を33%として再判定を行うというもの。
味方ではルヴィだけが持つスキルで、斧を持つユニットが多い場所では活躍できます。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で剣技能、槍技能、S盾技能の全てが20以上かつ、騎士団入りして1レベル以上アップしている事。
騎士団加入条件は、好感度11以上かつLV10以上、クリフォード生存時に発生する専用マップ「騎士の誇り」をクリアする事。
CC後はM盾が装備可能となり、不安だった防御面も若干安心に。
剣と槍の成長率はそれぞれ80%、90%と非常に高いのですが、S盾技能は60%と武器に比べるとやや低め。
どちらかと言えば打たれ弱いユニットなので、S盾技能を上げるのが結構大変だったりします。
騎士団には使っていれば自然と加入しますが・・・。
レベルが上がってくると雇用費が高くなるので、好感度稼げるまではレベルアップは控え目にしておくと○。
騎士団入りするとクリフォードもセットで付いてくるので、その為にも騎士団入りさせておきたいユニット。
クリフォードはユニットとしても優秀ですが、初期装備もなかなかの魅力なので・・・。

□アーサー
クラスはフリーナイト。
ルヴィと違い、初期に装備できる武器は剣のみ。
しかし成長率は悪くなく、HPと筋力の成長率は約40%。
補正は強いので、確実に強固な能力の持ち主となります。
防御も高くS盾、M盾共に技能の伸びも良いので、壁役として非常に優秀なユニット。
スキルは「武器手入れ」と「捨て身」。
そして攻撃は出来ませんが、移動力を+1にする「全力移動」。
攻撃力が半減しますが、軽症確率が33%アップする「当て身」。
特に当て身が優秀で、敵を捕縛する際に非常に役立ちます。
この時、5ターンごとのセーブ&ロードを活用するのが基本。
ただし敵にダメージを与えられないと、効果はありません。
が、追加効果の発生する武器なら、追加効果分のダメージでも効果が発生。
敵を軽症状態に出来れば装備が外れる為、セディにアイテムを盗ませたり、手加減を持つユニットで大ダメージを与えて戦闘不能状態にしたりと、活用の仕方でその後の展開が大きく違ってきます。
全力移動も一見地味ですが、騎乗可能なので、目的地に急行しないといけない場合には役に立ちます。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で剣技能、S盾技能が20、M盾技能が10以上かつ、騎士団入りして1レベル以上アップしている事。
騎士団入りの条件は、1章街イベント「汚名」を発生させ、かつ街イベント「追放」を発生させる。
追放は好感度が10以上の時に発生しますが、8章に限り好感度1以上の状態で発生。
時期は遅くなりますが、好感度が1以上あれば自然と加入するユニットです。

CC後は槍も装備出来るようになり、さらに攻撃の幅が広がります。
素の防御力も高く、防御力の高いM盾も装備可能。
そして馬に乗れるので移動力もあり、筋力の伸びも良いので攻撃力にも期待出来ます。
さらに優秀なスキルである当て身を所持していると、最後まで主力として使えるユニットですね。



街ではシロックとクリスにショートボウを購入。
レオンとエルバートにハンドスピアを購入。
またエルバートにレザーSシールドを購入。

1章で入手したアイテムも分配し、入手したハープーンと王国軍用剣はエルバートに。
王国兵方形盾はウォード、王国兵丸盾はレオンに渡し、レオンの持っていたバックラーはアデルへと。
青銅の矢20本はクリスへ。
クリスの持っていたポーションIは、エルバート、アデル、レオンに分配。
ウォードの持っていた携帯袋をエルバートに渡し、リースの持っていたショートソードを1本エルバートに。
初期装備は優秀なものが多いので、最初の内は拾ったものや安物を使用しておきたい所です。

街の施設を全て見て周り、館に戻ると軍馬が盗まれるイベント。
ウォードが言うには「シノン騎士団にとって軍馬は命の次に大切なもの」。
その言葉の通り、シノン騎士団の面々は馬がいてこそ真価を発揮できます。
馬に乗っているときは攻撃後に再移動が可能で、かなりの機動力を発揮します。
移動力も高いので、移動力が攻撃力に加算される槍系の武器との相性も抜群。
・・・なのですが、あっさり馬を失ってしまいます。
馬は街で購入できますが、良い馬はとにかく高価で、安価な馬はHPが少なすぎるという状態。
とにかく軍馬の重要性が身に染みてわかるイベント・・・。

そして出撃依頼「非道の兄弟」へ。
このマップではターン制限も無いので、じっくりとプレイ。
1ターン目ではマップ南にいる山賊の攻撃範囲内にアデルを移動。
森の中、かつ連携の範囲内に配置するのがポイント。
あとは誘われて出てきた山賊を待ち伏せで足止めし、他のユニットで撃破。
この時出来るだけディアンに止めを譲り、騎士団加入条件を満たす足しに・・・。
現在回復手段がアイテムしかないので、如何にダメージを受けないように戦うかが重要。
その為アデルの待ち伏せが非常に役立ちます。

エルバートは川の横に配置。
対岸にいる弓兵の囮とします。
挑発して弓兵が動いたら、アグザルに川を渡らせて撃破。
後は南へと進軍し、アデルの待ち伏せやエルバートの挑発を活用しながら敵を誘き出して、各個撃破。
敵の海賊も川を渡れる事には注意が必要ですね。

5ターン目以降になると敵増援が出現。
ここもアデルの待ち伏せやエルバートの挑発を使いながら、じっくりと撃破。
エルバートを味方で囲んでしまえば、敵は攻撃できずに右往左往するだけです。
ただ完全に塞いでしまうと移動もしなくなるので、1ヶ所は空けておくと誘導しやすかったりします。

ある程度敵が片付いたら、グラフを挑発でおびき寄せ。
ボスのグリフとグラフは連携スキルを所持しているので、引き離さなければ危険。
またグラフは地形効果が1.5倍になる「迷彩」を持つので、地形効果の低い浅瀬か街道で戦うのがベスト。
運良く軽症状態にさせられたので、20ターン目のセーブを利用して戦闘不能状態に追い込み捕縛。

グラフを捕縛(撃破)したら、残った北西の敵を殲滅。
最後に残ったグリフは、攻撃をしかけた時点でイベント発生してクリアとなる為、適当なユニットで攻撃すればOK。
クリア後は4500D入手、そしてスナイパーのシルウィスを雇用可能に。
その後のイベントではイゼルナが正式に加入。
これで回復をアイテムに頼る事も少なくなります。



街の神殿を訪れると出撃依頼「若き騎士たち」が発生。
ここではクリス、イゼルナ、アデル、レオン、エルバートで出撃しました。
クリスとイゼルナは、左側から1~2番目に配置しておく事がポイント。
この位置だと味方が塞いでくれているので、いきなり敵の攻撃にさらされるという事が無い為。

このマップは索敵マップとなっていて、ユニットの周囲3ヘックス以外は闇に覆われています。
そこにいる敵等も見えないので、無闇に進むと敵に囲まれていたなんて事も・・・。
ただし敵も状況は同じで、セレクトボタンを押すと、各ユニットが見付かっているか確認できます。

最初のターンではアーサーを北西へと全力移動。
いきなり囲まれて集中攻撃を受けますが・・・。
アーサーは盾を装備しているので、そう簡単に撃破されません。
ルヴィは入り口付近へと移動させて待機。
ルヴィが見付かってしまうと、敵はルヴィに群がって来てしまうため・・・。
2ターン目以降もアーサーは敵を攻撃しながら北西へと移動。

4ターン目になると味方が登場。
アデルとレオンを入り口に残して、他のメンバーは北上し、敵を撃破。
敵の中にはダークヒールという回復魔法を使う敵がいるので、真っ先に始末するのが普通ですが・・・。
技能を上げるためにもわざと敵を回復させて、ダークヒールを使い切らせてから撃破する方がお得。

5ターン目には洞窟の入り口から敵の援軍が現れます。
1体だけですが背後を突かれるので、移動力の低いシスターが狙われやすいです。
まぁこの為にアデルとレオンを配置していたわけです。
合計3回増援が現れるので、二人はこの後も待機。

アーサーは北西の窪みに待機させます。
ここからは敵の増援が現れるので、ポイントを塞いで出現させなくするわけです。

8ターン目頃になると戦闘不能状態の敵が入り口付近へやってくるので、これを捕縛。
鎮静剤を入手します。
変に道を塞いでいると、自動的に攻撃を仕掛けてしまって、そのまま倒してしまう事があるのに注意ですね。
このターンで入り口から現れる敵増援が尽きたので、アデルはアーサーと交代する為に北西へ。
レオンは北上してエルバートらと合流。
そのまま中央上部にいる敵を殲滅。
この時ボスからの距離に注意。
ボスは動かないのですが、味方を混乱させてしまうバーサクの魔法を所持しています。
この魔法の射程は5マス。
というわけでボスから5マス目にマーカーを設置して、その範囲内に入らないように戦うと良いですね。
もしも混乱させられてしまったなら、先ほど入手した鎮静剤で回復させられます。

中央付近の敵も全て撃破したら、レオンの装備を全て別のユニットへ渡し、レオンをバーサクの射程内へと移動。
武器が無ければ、操られても何も出来ない為。
鎮静剤を使用してもいいのですが、念の為に使わずに保管。
バーサクは1回しか使われることが無いので、使わせてしまえば怖くもなんともありません。
ただ北西の敵増援を出現させないと、バーサク使って来ないような気がします。
というわけで準備が整ったら、アデルは移動して敵増援を出撃させます。

この時出現するのは、スキュラを持ったラーゼンクロー。
こいつは強健を所持していて、軽症、戦闘不能状態にならないユニット。
そしてボスのディサードへ向かって移動し、スキュラを手渡そうとします。
スキュラは相手のレベルを攻撃力に加算するという厄介な魔法。
レベルが低い現在ではそこまでの脅威ではありませんが、食らわないに越した事はありません。
というわけで、スキュラを渡される前に撃破・・・。
するのが基本ではありますが、注目したいのがボスのディサードには強健スキルが付いてないと言う事。
つまりディサードを先に戦闘不能状態にしてからスキュラを渡させれば、捕縛して一緒にスキュラもゲット出来るというわけです。
そういうわけなので、ラーゼンクローの進路を塞ぎ、セーブを活用してアーサーの当身でボスを軽症に。
後はクリスの狙撃で大ダメージという流れで、ディサードを戦闘不能状態へ・・・。
輸送してきたラーゼンクローを撃破し、ディサードを捕縛してクリア。

このマップクリア後にアーサーとルヴィが雇用可能となります。
街ではルヴィーとアーサーのイベントが発生し、それで1章は終了。

続きは↓
ベルウィックサーガ 2章前半


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2005-12-01

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