久々にベルウィックサーガやりたくなったので、唐突にプレイし始めました。
いつまで続くかわかりませんが・・・。
ちなみに今回で6度目のプレイになるはずです。
というわけで、1章「戦う理由」
最近のSLGでは最初のマップはチュートリアル的なものが多く、結構難易度低かったりしますが・・・。
このゲームはいきなり本格的な戦闘です。
まぁ全体で見ると、難易度は低めのマップですが。
しかし下手をすると死人出かねないですから、ゲームに慣れていない人には結構大変かもしれません。
味方が敵に分断されている形になっていますし・・・。
とりあえずはこの章から登場する味方ユニットの紹介でも。
□リース
主人公だけあって、かなり無難な成長をしてくれるキャラ。
自分のレベル+7までの装備が可能な「上級装備」や、戦速が5以上の時に一定の確率で連続攻撃が発生する「連続」等、強力ではありませんが無難なスキルを所持。
しかしなにより3ヘックス内の味方の命中率を10%アップさせるという「指揮官」のスキルが重宝します。
技能の低い序盤は命中率が低いので、それを補えるこのスキルは非常に役に立ちます。
ただリースは出撃任務のマップにしか出撃できないというのが難点ですが。
その為育てるのが大変だったりするのですが、主人公の特権として様々なパワーアップ方法が用意されています。
まず専用武器であるロードグラムとサクシード。
これらは章が進むと入手する事になるのですが、かなり高性能な武器となっています。
ロードグラムを入手したリースは、一人で敵を殲滅できるのではないかと言うほどに・・・。
そして家具の存在。
街には家具が売られているのですが、これらを入手するとリースのパラメータや成長率がアップ。
一部の家具やイベントで入手するアイテムの中には、スキルを追加するものまであります。
しかし家具はかなり高額となるので、揃えるのが大変だったりしますが・・・。
□ウォード
最初からレベルと能力が高いのですが、成長率が低く、クラスチェンジもしないというキャラ。
一見FEのジェイガンのような序盤のお助けキャラに見えますが・・・。
最終話に強制出撃だったり、イベントの為に出撃させなければならなかったりと、結構出番は多かったりします。
とはいえ育てる必要も旨みもまったくないので、必要なとき以外はお留守番というキャラ。
最終的には他のメンバーの方が強くなりますし。
スキルも軽症、戦闘不能状態にならないという「強健」、隣接した指定ユニットの代わりに攻撃を受ける「護衛」の2つのみ。
しかし味方やNPCを守るマップでは、ウォードの護衛はかなり役立つので、護衛目的で出撃させると言う事は結構あります。
他に護衛スキルを持つのはマーセルとシェルパですが、マーセルは移動力が、シェルパは防御力に難があるので・・・。
□アデル
クラスはスピアナイト。
何気に使いやすいキャラだったりします。
成長率も悪くなく、スキルも豊富。
盾の発動率が+18%アップする「盾熟練」、投擲武器を使用しても、攻撃後に自動で投擲前の武器に戻してくれる「投擲」、フォーク系の武器が装備可能な「フォーク」等。
しかしもっともアデルを特徴付けているのが、「待ち伏せ」と「連携」スキル。
待ち伏せは敵より戦速が上回っている時に発動し、敵から攻撃されても必ず先制攻撃になるというスキル。
連携は、同じく連携スキルを持つユニットが3ヘックス以内にいると、命中率が+20%、致命攻撃が+4%アップするというスキル。
コンビとして最初から登場するレオンも連携スキルを持っているので、ペアで行動させる限り連携の効果が発動します。
さらにリースの指揮官スキルの範囲内にいれば、合計で30%も命中率が上がると、序盤においては主力となりうるキャラ。
そしてこのゲームでは、敵に攻撃を命中させてダメージを与えると反撃を受けません。
つまり待ち伏せが発動し敵にダメージを与えると、その時点で敵の行動は終了。
敵にダメージを与え、さらに自分は無傷なままで敵の行動を終わらせる事ができるわけです。
先の連携スキルのおかげで攻撃を外す確率も下げられますし、仮に外したとしても盾熟練のスキルで盾による防御が期待できると、敵を足止めするにはうってつけなキャラ。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で槍技能が30、S盾技能が20以上。
クラスチェンジ後は移動力が攻撃力に加わるランスを装備出来るようになり、使い方しだいでは圧倒的な攻撃力を見せ付けてくれます。
が、ランス装備時には反撃が出来ないので、持ち味を殺してしまう事にも・・・。
S盾技能は盾熟練の効果もあって上がりやすいのですが、槍技能はなかなか・・・。
意識して槍技能を上げないと、技能足りずにCC出来ないなんて事も多かったりします。
まぁなかなか優秀なユニットではありますが、いつの間にか他のキャラに隅へと追いやられてしまうキャラ。
□レオン
クラスはスピアナイト。
アデルと対を成すユニットである為か、成長率も似たようなものとなっています。
育てるとなかなか強くなりますが、筋力がやや低め。
スキルは「投擲」に「強健」、「連携」。
そしてどちらかが死亡するまで、最大5回連続で戦闘を行う「死闘」。
しかしこの死闘、自分も死亡する危険もあるので、格下の相手や確実に止めを刺したいユニットにのみ使うというのが基本。
反撃を受ける敵にしか使用できないので、弓兵などを一方的に攻撃するという事もできません。
一見地味ですが、クラスチェンジすると何気に化けます。
CC後はランスが装備出来るようになり、助走を付けたランスの攻撃は、アーマー系以外なら一撃で葬り去れるほど。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で槍技能が30、S盾技能が20以上。
アデルとは違い槍技能は簡単に上がっていきますが、盾技能がなかなか成長しない為、やはり意識して上げていかないとCC出来なかったり・・・。
こちらもアデルと同じく、いつの間にか閑職に追いやられてしまうユニットですね。
連携が特徴の一つでもあるので、片割れのアデルが出撃しなくなると、一緒に待機させられたり・・・。
□シロック
クラスはホースメン。
開始数ターンの間は唯一の弓兵です。
役に立たないユニットの筆頭として挙げられたりもしますが・・・。
最終的には弓兵で1、2を争うユニットへと変貌します。
弓の命中に関しては、オフィシャルのスペシャル「命中について」の項目を見てみると結構為になります。
スキルは事前に射撃待機させる事が必要ですが、射撃範囲内に進入してきた敵を攻撃する「先制射撃」。
1度の戦闘で2回攻撃する「連射」、攻撃後に任意でもう一度攻撃を行える「再攻撃」。
先制射撃は射撃待機中、射程内に進入してきた敵に自動で攻撃を仕掛けると言うもの。
命中させられれば敵の行動を終了させてしまうことが出来るので、敵を足止めしたい時に便利です。
挑発を持つユニットと連携させる事で、敵の行動をほぼ封じてしまう事も可能。
ただこのスキルはレベルアップで覚えるので、最初は使えないんですよね・・・。
連射は初弾の命中率が5%下がってしまいますが、命中率アップの矢を装備して元の命中率を高めておけば、それほど問題にはなりません。
再攻撃は別の敵にも攻撃可能で、弓矢の変更も出来るのが便利。
連射と組み合わせる事で、瞬間的な火力はトップクラスとなります。
ただどちらも再使用可能になるまでのターン数が長めなので、使用するタイミングに注意したいところ。
クラスチェンジの条件は、LV15以上で弓技能が30以上。
CC後には連射が3回攻撃になる「三連射」にパワーアップ。
さらに火力を集中させられます。
弓技能の成長率も高めなので、普通に育てていけばCC可能ですね。
序盤は少々厳しいですが、技能が上がってくると主力となりえるユニット。
□エルバート
クラスはサージェントナイト。
HPと筋力の成長率が高く、盾も装備可能なので、タフな上に攻撃力の高いユニットへと成長します。
スキルは5ヘックス以内の指定した敵に自分を攻撃させる「挑発」。
弓の攻撃が当たりにくくなる「弓回避」。
そしてレベルアップで覚える「盾熟練」。
かなり有効となるのが挑発。
効かない敵もいますが、挑発された敵は数ターンの間、エルバートをつけ狙うようになります。
強敵の注意を引き付けたり、地形効果の高い所に潜む敵をおびき出したり、待機している敵を誘い出したり・・・と使い道は多岐。
また挑発された敵は、効果が続く限りエルバート以外を攻撃しないという特徴があります。
その為味方で壁を作ると、ただウロウロするだけという状態に・・・。
味方の射撃待機と組み合わせれば、少数で敵の行動を阻害する事も可能。
地味ですが弓回避も非常に役立つスキルのひとつ。
このスキルは敵の弓攻撃が”命中した時”、命中率の上限を33%として再判定を行うというもの。
他のユニットは回避に失敗すると攻撃を食らってしまうわけですが、エルバートは回避に失敗しても、もう一度判定をやり直すチャンスがあるわけです。
その為弓攻撃に対する回避率は、実際の表示よりもかなり高め。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で剣技能、槍技能、S盾技能が全て20以上。
CC後はM盾を装備出来るようになり、盾熟練スキルの影響もあって防御も万全。
最終的には味方の盾としても矛としても活躍できるユニットとなります。
しかし剣技能に比べて槍技能の伸びが悪いので、こちらも意識して育てないとCC出来なかったりします。
□クリス
クラスはボウナイト。
シロックと同じく、移動力が高く、再移動可能な弓兵として活躍できます。
そしてシロックとは違い、攻撃力の高い石弓を装備可能。
装備次第で非常に強力な攻撃を行う事ができます。
矢を変えることでダメージの調整をしやすいと言う所も利点。
スキルは移動後には使用できないものの、弓や石弓の命中率を33%アップさせる「狙撃」。
武器の劣化を20%の確率で抑える「武器手入」。
隣接する味方と馬を交換する「馬交換」に、章が進むたびに自身の馬のHPを微量回復させる「愛馬」。
かなり役立つのが狙撃スキルで、序盤においても高い命中率で、攻撃力の高い石弓を命中させる事が出来ます。
移動後には使用できないという欠点はありますが、前のターンで敵に接近。
次のターンの最初に狙撃を使用して、攻撃後に再移動で安全圏に離脱という使い方も可能。
その為クリスには馬を早い段階で与えておきたい所です。
他にもHPの減った味方の馬を交換し、愛馬のスキルで治療という事も可能ですが・・・。
回復のタイミングが章が進んだときで、回復量も微々たるものなので、そこまで役に立つスキルではなかったりします。
クラスチェンジの条件は、LV15以上で弓技能と石弓技能が20以上、かつ10章の出撃任務以降。
CC後には剣が装備出来るようになります。
剣技能の成長率は高いのですが、わざわざ使うほどの魅力は無し。
石弓技能に比べると弓技能は若干伸びにくいので、こちらも意識して育てて行きたい所。
シロックやイストバルが育ってくると活躍の場が減ってきますが、専用武器のホークアイ等、石弓には強力なものが多いので、意外と最後まで活躍してくれるキャラ。
□イゼルナ
クラスはシスター。
序盤においては唯一の回復魔法の使い手。
非常に打たれ弱く、移動力も低めですが、それでも出撃枠に入れておきたいユニットの筆頭。
スキルは毎ターン開始時に、3ヘックス以内にいる味方のHPを0~3回復する「癒し」。
そしてLV6で習得する「上級装備」。
上級装備のおかげで、レベルが低いうちからランクの高い回復魔法が使え、癒しで微量ながら広範囲の味方を回復できるのが特徴ですね。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で神聖技能が30以上。
CC後は、装備変更無しで回復魔法等を使える「詠唱」を習得。
詠唱習得後は必ず先制攻撃となるホーリーを装備させておけば、もし敵に攻撃されたとしても無傷で戦闘を終了させられます。
擬似待ち伏せスキルとして使用可能ですが、ホーリーは使用回数が10回と少なく、また魔法自体が貴重だという所が難点。
もしもの時の自衛手段の域を出ませんね。
神聖技能の成長率は50%ほどですが、地道に回復していれば自然とクラスチェンジしているキャラ。
数少ない回復魔法の使い手であり、序盤から仲間になるキャラだけに活躍の場は多いです。
ただ最終的にはパラミティースやサフィアに出番を奪われる事が多かったり・・・。
□ディアン
クラスはアクスファイター。
斧を扱う剣士系ユニットという感じで、防御は低いものの、HPや筋力、俊敏といったパラメータは結構成長します。
スキルは・・・
命中率が22%アップするが、攻撃を命中させても必ず敵の反撃を受ける「捨て身」。
(受けたダメージX3)%で発動し、命中率が2倍、攻撃力に受けたダメージが追加される「怒り」。
LV20で覚える、敵の致命攻撃を受けなくなる「見切り」。
騎士団入団時に習得する、敵のHPを1だけ残して倒さないようにする「手加減」。
そして「連続」と、なかなか多岐に渡るものを持っています。
しかし使いどころに注意したいのが捨て身。
こちらの命中率もアップしますが、敵の命中率も100%に。
しかもこちらの防御力は0となるオマケ付き。
元々防御力は低めなので気にせず使っていくのも手ですが、確実に止めを刺せる時や、すぐに回復できるタイミングで使用したい所です。
クラスチェンジの条件は、LV15以上で斧技能が30以上。
騎士団加入の条件は、ディアンが60体以上の敵を倒し、イゼルナが生存している。
斧技能の成長率は高いので、普通にレベルアップさせていけばすぐにクラスチェンジ可能ですが・・・。
ツライのが騎士団加入の条件。
HPさえ設定されていれば障害物等も対象に含まれるので、そういった物の破壊もディアンに任せたいところです。
最終的には高いHPと攻撃力を併せ持ち、騎士団加入時に入手できる専用武器「プージ」といった強力な武器も装備できますが・・・。
防御面に難がある為、他のメンバーに活躍の場を譲る事も多々。
しかし3章では怒りを活用してカオスを倒すことも可能なので、使い方次第では非常に役に立つユニット。
以上が1章「戦う理由」で登場するユニット。
イゼルナは一時離脱し、1章の出撃依頼をクリアすると正式に加盟。
ディアンは傭兵ギルドに出没する事になり、賃金を支払う事で雇う事が出来るようになります。
1章「戦う理由」のマップですが、川を隔てて西側にリース達が配置。
右側に村があり、敵軍が陣取っているという感じ。
川の橋の部分にはボス格の敵「ベンハー」が陣取っていて、倒さなければ橋は渡れません。
そこでアデル、レオン、シロックは北周りで村の東側目指して移動。
ウォードでベンハーのHPを削り、リースで止めを刺すという流れ。
ナイトソードだと倒してしまいかねない上に勿体無いので、ロングスピアの方で・・・。
ウォードに倒させると経験値が勿体無いですし、ベンハーは盾を装備しているので、盾を無効化できるレイピアを装備しているリースが相手しやすいのですからね。
ベンハーを倒したら、リース達も北周りで村の東側へ。
2ターン目には村の東側にイゼルナとディアンが登場。
イゼルナ達は北へ逃がし、北周りで派遣していた騎士団と合流させるのが楽なパターンですか。
しかし・・・。
敵の中には金貨を所持している者が2名いて、しかもこいつらはマップの東端から逃げ出そうとしています。
常に金欠で悩まされるゲームだけに、1000D獲得出来る金貨は是非とも入手しておきたい所。
というわけで、ディアンで寄ってくる斧兵を処理しながら、逃げ出そうとする金貨持ちの敵を撃破。
その間、アデルやレオン達はイゼルナと合流すべく、全力で移動。
道中にいる弓兵は再移動を利用して撃破。
4ターン目にはエルバートとクリスが登場。
この頃にはベンハーを撃破できていたので、2人は橋を渡って西側から村へと移動。
道中の敵を撃破させます。
5~6ターン目にはアデル達とイゼルナ達が合流。
後は寄ってくる敵を撃破する事になります。
ウォードが追いついてきたら、イゼルナを前面に押し出してウォードで護衛。
イゼルナを囮に、他のメンバーで撃破して回ると楽ですね。
ディアンはマップ下方から逃げようとしている金貨持ちの敵へ向けて移動。
離脱前になんとか撃破しておきたい所。
ちなみにこの金貨持ちの敵はベンハーを倒すと逃走開始。
ベンハーを倒すのは東側の状況次第で若干遅らせると楽かもしれません。
村周辺の敵を撃破したら勝利は目前。
後は村の中に陣取った敵を撃破して回るのみ。
また15ターン以内に「?」が付いてる家に入ると戦闘勃発。
その後「イチイの木」を入手出来ます。
どちらかが倒れるか、5ターン経過するまで戦闘継続となるので、訪れるユニットやHPに注意ですね。
西から派遣していたエルバート辺りが適任でしょうか。
ただエルバートの場合は、馬から降りないと家に入れない事に注意が必要です。
ボスのリッチェンスもベンハーと同様、ウォードで削って他のキャラで止め。
しかしベンハーもですが、リッチェンスはポーションを所持しているので、これを使われると面倒です。
そこで前のターンでボスの横にウォードを待機。
ウォードは盾が発動すればダメージを受けないので、そのまま反撃が可能です。
なので次のターンでボスの攻撃->ウォードの反撃。
そして自ターンでウォードが攻撃を行い、再移動で離脱。
HPを減らしたボスに他のキャラが止めという風にすると、ポーションを使われる間もなく撃破可能。
もし倒しそこなっても、次のターンでボスの行動前に再攻撃可能なチャンスがあります。
ボスを倒したら館を制圧して終了。
流れがわかればかなり楽なマップだったりします。
西の村では武器屋がありますが、この時点で購入する必要は無し。
ちなみにディアンとリースを隣接させると会話イベント、リースとイゼルナには会話コマンドによりイベントが用意されています。
このマップが終わるとナルヴィアに駐留することとなり、各地へと遠征する形に・・・。
続きは↓
ベルウィックサーガ 1章後半
ところでファイアーエムブレムやティアリングサーガの生みの親である加賀昭三氏。
ベルウィックサーガのスタッフロールには名前が無かった為、氏が関わっていない作品だと言われていましたが・・・。
今年になって氏のブログで世界設定や初期の構想等が公開され、ベルウィックサーガも氏が関わった作品という事が確実となったという経緯があります。
興味がある方は、加賀氏のブログを訪れてみてはいかがでしょうか。
D'sノート
http://zeeksweb.blog120.fc2.com/
いつまで続くかわかりませんが・・・。
ちなみに今回で6度目のプレイになるはずです。
というわけで、1章「戦う理由」
最近のSLGでは最初のマップはチュートリアル的なものが多く、結構難易度低かったりしますが・・・。
このゲームはいきなり本格的な戦闘です。
まぁ全体で見ると、難易度は低めのマップですが。
しかし下手をすると死人出かねないですから、ゲームに慣れていない人には結構大変かもしれません。
味方が敵に分断されている形になっていますし・・・。
とりあえずはこの章から登場する味方ユニットの紹介でも。
□リース
主人公だけあって、かなり無難な成長をしてくれるキャラ。
自分のレベル+7までの装備が可能な「上級装備」や、戦速が5以上の時に一定の確率で連続攻撃が発生する「連続」等、強力ではありませんが無難なスキルを所持。
しかしなにより3ヘックス内の味方の命中率を10%アップさせるという「指揮官」のスキルが重宝します。
技能の低い序盤は命中率が低いので、それを補えるこのスキルは非常に役に立ちます。
ただリースは出撃任務のマップにしか出撃できないというのが難点ですが。
その為育てるのが大変だったりするのですが、主人公の特権として様々なパワーアップ方法が用意されています。
まず専用武器であるロードグラムとサクシード。
これらは章が進むと入手する事になるのですが、かなり高性能な武器となっています。
ロードグラムを入手したリースは、一人で敵を殲滅できるのではないかと言うほどに・・・。
そして家具の存在。
街には家具が売られているのですが、これらを入手するとリースのパラメータや成長率がアップ。
一部の家具やイベントで入手するアイテムの中には、スキルを追加するものまであります。
しかし家具はかなり高額となるので、揃えるのが大変だったりしますが・・・。
□ウォード
最初からレベルと能力が高いのですが、成長率が低く、クラスチェンジもしないというキャラ。
一見FEのジェイガンのような序盤のお助けキャラに見えますが・・・。
最終話に強制出撃だったり、イベントの為に出撃させなければならなかったりと、結構出番は多かったりします。
とはいえ育てる必要も旨みもまったくないので、必要なとき以外はお留守番というキャラ。
最終的には他のメンバーの方が強くなりますし。
スキルも軽症、戦闘不能状態にならないという「強健」、隣接した指定ユニットの代わりに攻撃を受ける「護衛」の2つのみ。
しかし味方やNPCを守るマップでは、ウォードの護衛はかなり役立つので、護衛目的で出撃させると言う事は結構あります。
他に護衛スキルを持つのはマーセルとシェルパですが、マーセルは移動力が、シェルパは防御力に難があるので・・・。
□アデル
クラスはスピアナイト。
何気に使いやすいキャラだったりします。
成長率も悪くなく、スキルも豊富。
盾の発動率が+18%アップする「盾熟練」、投擲武器を使用しても、攻撃後に自動で投擲前の武器に戻してくれる「投擲」、フォーク系の武器が装備可能な「フォーク」等。
しかしもっともアデルを特徴付けているのが、「待ち伏せ」と「連携」スキル。
待ち伏せは敵より戦速が上回っている時に発動し、敵から攻撃されても必ず先制攻撃になるというスキル。
連携は、同じく連携スキルを持つユニットが3ヘックス以内にいると、命中率が+20%、致命攻撃が+4%アップするというスキル。
コンビとして最初から登場するレオンも連携スキルを持っているので、ペアで行動させる限り連携の効果が発動します。
さらにリースの指揮官スキルの範囲内にいれば、合計で30%も命中率が上がると、序盤においては主力となりうるキャラ。
そしてこのゲームでは、敵に攻撃を命中させてダメージを与えると反撃を受けません。
つまり待ち伏せが発動し敵にダメージを与えると、その時点で敵の行動は終了。
敵にダメージを与え、さらに自分は無傷なままで敵の行動を終わらせる事ができるわけです。
先の連携スキルのおかげで攻撃を外す確率も下げられますし、仮に外したとしても盾熟練のスキルで盾による防御が期待できると、敵を足止めするにはうってつけなキャラ。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で槍技能が30、S盾技能が20以上。
クラスチェンジ後は移動力が攻撃力に加わるランスを装備出来るようになり、使い方しだいでは圧倒的な攻撃力を見せ付けてくれます。
が、ランス装備時には反撃が出来ないので、持ち味を殺してしまう事にも・・・。
S盾技能は盾熟練の効果もあって上がりやすいのですが、槍技能はなかなか・・・。
意識して槍技能を上げないと、技能足りずにCC出来ないなんて事も多かったりします。
まぁなかなか優秀なユニットではありますが、いつの間にか他のキャラに隅へと追いやられてしまうキャラ。
□レオン
クラスはスピアナイト。
アデルと対を成すユニットである為か、成長率も似たようなものとなっています。
育てるとなかなか強くなりますが、筋力がやや低め。
スキルは「投擲」に「強健」、「連携」。
そしてどちらかが死亡するまで、最大5回連続で戦闘を行う「死闘」。
しかしこの死闘、自分も死亡する危険もあるので、格下の相手や確実に止めを刺したいユニットにのみ使うというのが基本。
反撃を受ける敵にしか使用できないので、弓兵などを一方的に攻撃するという事もできません。
一見地味ですが、クラスチェンジすると何気に化けます。
CC後はランスが装備出来るようになり、助走を付けたランスの攻撃は、アーマー系以外なら一撃で葬り去れるほど。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で槍技能が30、S盾技能が20以上。
アデルとは違い槍技能は簡単に上がっていきますが、盾技能がなかなか成長しない為、やはり意識して上げていかないとCC出来なかったり・・・。
こちらもアデルと同じく、いつの間にか閑職に追いやられてしまうユニットですね。
連携が特徴の一つでもあるので、片割れのアデルが出撃しなくなると、一緒に待機させられたり・・・。
□シロック
クラスはホースメン。
開始数ターンの間は唯一の弓兵です。
役に立たないユニットの筆頭として挙げられたりもしますが・・・。
最終的には弓兵で1、2を争うユニットへと変貌します。
弓の命中に関しては、オフィシャルのスペシャル「命中について」の項目を見てみると結構為になります。
スキルは事前に射撃待機させる事が必要ですが、射撃範囲内に進入してきた敵を攻撃する「先制射撃」。
1度の戦闘で2回攻撃する「連射」、攻撃後に任意でもう一度攻撃を行える「再攻撃」。
先制射撃は射撃待機中、射程内に進入してきた敵に自動で攻撃を仕掛けると言うもの。
命中させられれば敵の行動を終了させてしまうことが出来るので、敵を足止めしたい時に便利です。
挑発を持つユニットと連携させる事で、敵の行動をほぼ封じてしまう事も可能。
ただこのスキルはレベルアップで覚えるので、最初は使えないんですよね・・・。
連射は初弾の命中率が5%下がってしまいますが、命中率アップの矢を装備して元の命中率を高めておけば、それほど問題にはなりません。
再攻撃は別の敵にも攻撃可能で、弓矢の変更も出来るのが便利。
連射と組み合わせる事で、瞬間的な火力はトップクラスとなります。
ただどちらも再使用可能になるまでのターン数が長めなので、使用するタイミングに注意したいところ。
クラスチェンジの条件は、LV15以上で弓技能が30以上。
CC後には連射が3回攻撃になる「三連射」にパワーアップ。
さらに火力を集中させられます。
弓技能の成長率も高めなので、普通に育てていけばCC可能ですね。
序盤は少々厳しいですが、技能が上がってくると主力となりえるユニット。
□エルバート
クラスはサージェントナイト。
HPと筋力の成長率が高く、盾も装備可能なので、タフな上に攻撃力の高いユニットへと成長します。
スキルは5ヘックス以内の指定した敵に自分を攻撃させる「挑発」。
弓の攻撃が当たりにくくなる「弓回避」。
そしてレベルアップで覚える「盾熟練」。
かなり有効となるのが挑発。
効かない敵もいますが、挑発された敵は数ターンの間、エルバートをつけ狙うようになります。
強敵の注意を引き付けたり、地形効果の高い所に潜む敵をおびき出したり、待機している敵を誘い出したり・・・と使い道は多岐。
また挑発された敵は、効果が続く限りエルバート以外を攻撃しないという特徴があります。
その為味方で壁を作ると、ただウロウロするだけという状態に・・・。
味方の射撃待機と組み合わせれば、少数で敵の行動を阻害する事も可能。
地味ですが弓回避も非常に役立つスキルのひとつ。
このスキルは敵の弓攻撃が”命中した時”、命中率の上限を33%として再判定を行うというもの。
他のユニットは回避に失敗すると攻撃を食らってしまうわけですが、エルバートは回避に失敗しても、もう一度判定をやり直すチャンスがあるわけです。
その為弓攻撃に対する回避率は、実際の表示よりもかなり高め。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で剣技能、槍技能、S盾技能が全て20以上。
CC後はM盾を装備出来るようになり、盾熟練スキルの影響もあって防御も万全。
最終的には味方の盾としても矛としても活躍できるユニットとなります。
しかし剣技能に比べて槍技能の伸びが悪いので、こちらも意識して育てないとCC出来なかったりします。
□クリス
クラスはボウナイト。
シロックと同じく、移動力が高く、再移動可能な弓兵として活躍できます。
そしてシロックとは違い、攻撃力の高い石弓を装備可能。
装備次第で非常に強力な攻撃を行う事ができます。
矢を変えることでダメージの調整をしやすいと言う所も利点。
スキルは移動後には使用できないものの、弓や石弓の命中率を33%アップさせる「狙撃」。
武器の劣化を20%の確率で抑える「武器手入」。
隣接する味方と馬を交換する「馬交換」に、章が進むたびに自身の馬のHPを微量回復させる「愛馬」。
かなり役立つのが狙撃スキルで、序盤においても高い命中率で、攻撃力の高い石弓を命中させる事が出来ます。
移動後には使用できないという欠点はありますが、前のターンで敵に接近。
次のターンの最初に狙撃を使用して、攻撃後に再移動で安全圏に離脱という使い方も可能。
その為クリスには馬を早い段階で与えておきたい所です。
他にもHPの減った味方の馬を交換し、愛馬のスキルで治療という事も可能ですが・・・。
回復のタイミングが章が進んだときで、回復量も微々たるものなので、そこまで役に立つスキルではなかったりします。
クラスチェンジの条件は、LV15以上で弓技能と石弓技能が20以上、かつ10章の出撃任務以降。
CC後には剣が装備出来るようになります。
剣技能の成長率は高いのですが、わざわざ使うほどの魅力は無し。
石弓技能に比べると弓技能は若干伸びにくいので、こちらも意識して育てて行きたい所。
シロックやイストバルが育ってくると活躍の場が減ってきますが、専用武器のホークアイ等、石弓には強力なものが多いので、意外と最後まで活躍してくれるキャラ。
□イゼルナ
クラスはシスター。
序盤においては唯一の回復魔法の使い手。
非常に打たれ弱く、移動力も低めですが、それでも出撃枠に入れておきたいユニットの筆頭。
スキルは毎ターン開始時に、3ヘックス以内にいる味方のHPを0~3回復する「癒し」。
そしてLV6で習得する「上級装備」。
上級装備のおかげで、レベルが低いうちからランクの高い回復魔法が使え、癒しで微量ながら広範囲の味方を回復できるのが特徴ですね。
クラスチェンジの条件は、LV10以上で神聖技能が30以上。
CC後は、装備変更無しで回復魔法等を使える「詠唱」を習得。
詠唱習得後は必ず先制攻撃となるホーリーを装備させておけば、もし敵に攻撃されたとしても無傷で戦闘を終了させられます。
擬似待ち伏せスキルとして使用可能ですが、ホーリーは使用回数が10回と少なく、また魔法自体が貴重だという所が難点。
もしもの時の自衛手段の域を出ませんね。
神聖技能の成長率は50%ほどですが、地道に回復していれば自然とクラスチェンジしているキャラ。
数少ない回復魔法の使い手であり、序盤から仲間になるキャラだけに活躍の場は多いです。
ただ最終的にはパラミティースやサフィアに出番を奪われる事が多かったり・・・。
□ディアン
クラスはアクスファイター。
斧を扱う剣士系ユニットという感じで、防御は低いものの、HPや筋力、俊敏といったパラメータは結構成長します。
スキルは・・・
命中率が22%アップするが、攻撃を命中させても必ず敵の反撃を受ける「捨て身」。
(受けたダメージX3)%で発動し、命中率が2倍、攻撃力に受けたダメージが追加される「怒り」。
LV20で覚える、敵の致命攻撃を受けなくなる「見切り」。
騎士団入団時に習得する、敵のHPを1だけ残して倒さないようにする「手加減」。
そして「連続」と、なかなか多岐に渡るものを持っています。
しかし使いどころに注意したいのが捨て身。
こちらの命中率もアップしますが、敵の命中率も100%に。
しかもこちらの防御力は0となるオマケ付き。
元々防御力は低めなので気にせず使っていくのも手ですが、確実に止めを刺せる時や、すぐに回復できるタイミングで使用したい所です。
クラスチェンジの条件は、LV15以上で斧技能が30以上。
騎士団加入の条件は、ディアンが60体以上の敵を倒し、イゼルナが生存している。
斧技能の成長率は高いので、普通にレベルアップさせていけばすぐにクラスチェンジ可能ですが・・・。
ツライのが騎士団加入の条件。
HPさえ設定されていれば障害物等も対象に含まれるので、そういった物の破壊もディアンに任せたいところです。
最終的には高いHPと攻撃力を併せ持ち、騎士団加入時に入手できる専用武器「プージ」といった強力な武器も装備できますが・・・。
防御面に難がある為、他のメンバーに活躍の場を譲る事も多々。
しかし3章では怒りを活用してカオスを倒すことも可能なので、使い方次第では非常に役に立つユニット。
以上が1章「戦う理由」で登場するユニット。
イゼルナは一時離脱し、1章の出撃依頼をクリアすると正式に加盟。
ディアンは傭兵ギルドに出没する事になり、賃金を支払う事で雇う事が出来るようになります。
1章「戦う理由」のマップですが、川を隔てて西側にリース達が配置。
右側に村があり、敵軍が陣取っているという感じ。
川の橋の部分にはボス格の敵「ベンハー」が陣取っていて、倒さなければ橋は渡れません。
そこでアデル、レオン、シロックは北周りで村の東側目指して移動。
ウォードでベンハーのHPを削り、リースで止めを刺すという流れ。
ナイトソードだと倒してしまいかねない上に勿体無いので、ロングスピアの方で・・・。
ウォードに倒させると経験値が勿体無いですし、ベンハーは盾を装備しているので、盾を無効化できるレイピアを装備しているリースが相手しやすいのですからね。
ベンハーを倒したら、リース達も北周りで村の東側へ。
2ターン目には村の東側にイゼルナとディアンが登場。
イゼルナ達は北へ逃がし、北周りで派遣していた騎士団と合流させるのが楽なパターンですか。
しかし・・・。
敵の中には金貨を所持している者が2名いて、しかもこいつらはマップの東端から逃げ出そうとしています。
常に金欠で悩まされるゲームだけに、1000D獲得出来る金貨は是非とも入手しておきたい所。
というわけで、ディアンで寄ってくる斧兵を処理しながら、逃げ出そうとする金貨持ちの敵を撃破。
その間、アデルやレオン達はイゼルナと合流すべく、全力で移動。
道中にいる弓兵は再移動を利用して撃破。
4ターン目にはエルバートとクリスが登場。
この頃にはベンハーを撃破できていたので、2人は橋を渡って西側から村へと移動。
道中の敵を撃破させます。
5~6ターン目にはアデル達とイゼルナ達が合流。
後は寄ってくる敵を撃破する事になります。
ウォードが追いついてきたら、イゼルナを前面に押し出してウォードで護衛。
イゼルナを囮に、他のメンバーで撃破して回ると楽ですね。
ディアンはマップ下方から逃げようとしている金貨持ちの敵へ向けて移動。
離脱前になんとか撃破しておきたい所。
ちなみにこの金貨持ちの敵はベンハーを倒すと逃走開始。
ベンハーを倒すのは東側の状況次第で若干遅らせると楽かもしれません。
村周辺の敵を撃破したら勝利は目前。
後は村の中に陣取った敵を撃破して回るのみ。
また15ターン以内に「?」が付いてる家に入ると戦闘勃発。
その後「イチイの木」を入手出来ます。
どちらかが倒れるか、5ターン経過するまで戦闘継続となるので、訪れるユニットやHPに注意ですね。
西から派遣していたエルバート辺りが適任でしょうか。
ただエルバートの場合は、馬から降りないと家に入れない事に注意が必要です。
ボスのリッチェンスもベンハーと同様、ウォードで削って他のキャラで止め。
しかしベンハーもですが、リッチェンスはポーションを所持しているので、これを使われると面倒です。
そこで前のターンでボスの横にウォードを待機。
ウォードは盾が発動すればダメージを受けないので、そのまま反撃が可能です。
なので次のターンでボスの攻撃->ウォードの反撃。
そして自ターンでウォードが攻撃を行い、再移動で離脱。
HPを減らしたボスに他のキャラが止めという風にすると、ポーションを使われる間もなく撃破可能。
もし倒しそこなっても、次のターンでボスの行動前に再攻撃可能なチャンスがあります。
ボスを倒したら館を制圧して終了。
流れがわかればかなり楽なマップだったりします。
西の村では武器屋がありますが、この時点で購入する必要は無し。
ちなみにディアンとリースを隣接させると会話イベント、リースとイゼルナには会話コマンドによりイベントが用意されています。
このマップが終わるとナルヴィアに駐留することとなり、各地へと遠征する形に・・・。
続きは↓
ベルウィックサーガ 1章後半
ところでファイアーエムブレムやティアリングサーガの生みの親である加賀昭三氏。
ベルウィックサーガのスタッフロールには名前が無かった為、氏が関わっていない作品だと言われていましたが・・・。
今年になって氏のブログで世界設定や初期の構想等が公開され、ベルウィックサーガも氏が関わった作品という事が確実となったという経緯があります。
興味がある方は、加賀氏のブログを訪れてみてはいかがでしょうか。
D'sノート
http://zeeksweb.blog120.fc2.com/
ベルウィックサーガ PlayStation 2 the Best
エンターブレイン
2005-12-01
ユーザレビュー:
心にゆとりのある時に ...
SRPGの中でもかな ...
おすすめは微妙ですが ...
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