62話では、いよいよバラルの園に突入。
第2次スパロボαのラストに相当する場面です。
ゲームの終わりも近付いてきました。
まぁ先に書いてしまうと、63話が最終話でしたけどね。

画像

バラルの園では、大人の姿になったイルイと再会。
しかし彼女は人造神ガンエデンの力で地球を封印し、地球の外にあるコロニーなどを破壊する事で、地球から争いを遠ざけようとしていました。
地球から離れた人間は、もはや地球人ではないという事で。
実際、宇宙にある艦隊や施設を攻撃しだしたので、その暴挙を止めるべく戦闘に突入します。

画像

SR取得条件は、6ターン以内にケレン、カナフ、ザナヴを撃破する事。
この辺は前進しながら敵を倒していくだけですね。
ザコはHP多めなので、大激励を使って最初から気力を上げておいた方が楽。

クストース3体は、ダメージ1,500軽減のバリアを持つのが厄介ですね。
ガード底力を併せ持つので、相手のHPが減るほど脅威の性能となります。
ここで消耗しすぎるのも避けたいので、バリア貫通属性の武器を有効活用したい所。
HPは16~18万程度。

画像

3ターン目くらいから接触出来ますが、ターン数にはあまり余裕が無いので、部隊を二手に分けて進軍。
ザコ敵は反撃で倒すようにしておかないと、クストースのHPを削りきれないと思います。
援護攻撃を活用すれば、熱血などは温存した状態で倒せますが、余裕無いならSRポイントを諦めるか、素直に熱血などに頼ったほうがよいでしょうね。

5ターン目の敵フェイズになると、ガンエデンが登場。
こいつを倒す事が勝利条件に変化します。
ザコ敵が残っている場合、ガンエデンより先にザコ敵を撃破したいですね。
クストースも先に全滅させておきたいもの。
何故ならガンエデンは、特殊能力でマップ中の敵ユニットの数x100のダメージを軽減してしまうので。
敵ユニットが20体残っている場合、2,000ダメージを軽減されると。

画像

クストース含め、ザコ敵を全て倒してから、ガンエデンを攻撃開始。
ガンエデンは2回行動で、ダメージ半減バリア付き。
広範囲を攻撃出来るMAP兵器と、EN吸収付きの武器を持つ事に注意が必要です。
HPは36万ほど。

対処法は他のボスと変わらず、アーマーブレイカーで装甲を下げ、覚醒再動熱血をフル活用して攻撃を繰り返すだけ。

画像

ガンエデンのHPを10万以下にするとイベント。
ガンエデンの支配下にあるイルイが皆に呼びかけ、彼女を救い出す為にもガンエデンを破壊するという展開。
戦闘シーンのセリフも微妙に変わります。

ここでBGMが「SKILL」に変化。
第2次スパロボαの主題歌ですね。
今回も歌付きでフル収録。
スパロボ主題歌では一番好きなので、この展開は盛り上がりました。
戦闘シーンでもBGM継続と言う所が、さらに良いですね。

画像

そしてガンエデンを倒すとステージクリア。
イルイがガンエデンと共に眠りに付こうとしたところで、AI1とエアクリスマスが出現。
一旦インターミッションに突入すると言う展開。



次が最終話となるので、資金などはここで使い切った方が良いですね。
PPを残しておいても勿体無いので、何でも良いのでスキルを習得させたり、能力アップさせておくと楽になります。
小隊編成でも、強力な機体を1体でも多く出撃させるようにしておくべき。
次はイングを除き、20部隊まで出撃可能。

とりあえず入手した資金で、フリッケライ・ガイストをフル改造しておきました。
既にフル改造済みのアルトアイゼン・リーゼと小隊を組ませているので、その関係で強化。
フリッケライ・ガイストのカスタムボーナスは、固定武器の最大弾数+2というものでした。
フル改造ボーナスでは、運動性+10%を選択。
地形適応は強化パーツでSにしてあるので、そちらの方が良いかなと。

画像

そしてフォルテギガスもフル改造できました。
カスタムボーナスは、装甲+200、武器の命中補正値+20というもの。
フル改造ボーナスでは、移動力+1を選択。
フォルテギガスは最初から海以外の適正Sですし、武装の威力が高いにも関わらず燃費も良い為、他に選ぶような項目がありませんでしたから。
分身付きなので、HPや装甲を上げる必要性も少ないですし・・・。
そう考えると、恐ろしく強力な機体ですね。

画像



63話では、バラルでの決戦の3時間前、南極の遺跡からスタートします。
クロスゲートの警備をしていた連邦部隊を撃破し、アルテウルの乗るエアクリスマスと、アーマラのガリルナガンが出現。
どうやらエアクリスマスには空間転移装置が積み込まれており、それによって脱出していたようですね。
今まで倒された振りをしていたと・・・。

そしてズフィルードクリスタルを使用し、AI1を再生。
クロスゲートの転移機能を使い、バラルの園へやってきたようです。
転移後、アルテウルは口封じとして、ニブハルとカーリーを殺害。
OG1から暗躍を続けてきたニブハルも、ここで退場となる模様。

ここでアルテウルの真の目的が垣間見えますね。
アルテウルは自身で生み出したイングを新たなガンエデンの巫子とし、AI1でガンエデンを吸収。
その力を自分の物にするという事が、全ての目論見だったようです。
その為にイングを鋼龍戦隊に送り込み、彼らが力を付け、ガンエデンを破壊するように誘導していた様子。

画像

アルテウルがガンエデンを手に入れた所で、鋼龍戦隊は謎の空間に転移。
ここでアルテウルの正体も判明します。
その正体とは、ユーゼス・ゴッツォ。
スパロボαに登場していた、ゼ・バルマリィ帝国(バルマー)の仮面を被ったボス敵ですね。
私は知りませんが他の作品にも登場していて、そちらでは仮面を被っていなかったらしく、顔もそのままだったので、知ってる人が見るとバレバレだった様子。

画像

OG1でも登場していて、イングラムを影で操っていた描写がありました。
OG1で地球を襲ったエアロゲイターの拠点、ネビーイームを送り込んだのも、ユーゼスの仕業だったようです。
メテオ3を落下させ、地球人に技術を授けたのも彼だとか。
ガンエデンを目覚めさせ、手に入れる為、OG1の頃から暗躍を続けていたと。

さらにOG世界が、何度も繰り返し破壊と再生が行われている事が語られますね。
クロスゲートの名に覚えがある面々は、言わば前世の記憶を持った存在。
そして前世と同じ姿で生まれ変わった人間だと言う話ですね。
鋼龍戦隊に所属するメンバーには、そういった人間が多く含まれていると。
スパロボαなどの他作品世界は、平行世界ではなくこの前世に当たるのかもしれません。

ユーゼスとイングラムも何度も生まれ変わり、その度にお互いの眼前に立ちふさがって来たと言う事ですが・・・。
OG世界ではイングラムがその事に気付く前に消滅してしまい、ユーゼスの障害にはならなくなったという話。
これは続編の伏線な気がしますね。

画像

第3次スパロボαの主人公の一人であるクォヴレーは、バルマーの人造人間にイングラムの魂が宿った存在でしたから、ユーゼスのセリフとは違ってイングラムは消滅しておらず、OG4辺りでクォヴレーとして登場しそうな・・・。
トウマと雷鳳、光龍と応龍皇と、第3次αにまつわる人物も出てきているので、そろそろOGでも第3次αのストーリーに突入しそうですから。

そんな感じで、色々と謎や自身の目的に付いて語ってくれます。
そしてクロスゲートからヴォルクルスや饕餮王、窮奇王、クストース3体が呼び出され、戦闘に突入。
ユーゼスはガンエデンを変異させた、アダマトロンに搭乗。
乗ってるというよりは、融合してそうな感じですが。
SRポイントは無し。

画像

ザコ敵も配置されていますが、それより前にボス敵と接触するので、気力は大激励の連発で上げておきたいですね。
アダマトロンの射程は脅威の13マスなので、クストースの目前がすでに射程範囲内。
長射程のMAP兵器を持つ上に2回行動、気力160以上で覚醒までかかるので、射程外に待機した状態で敵を誘き寄せて戦いたい所。

クストース3体は前のステージよりHP少な目ですが、それでもHP13万とかあるので面倒です。
底力とダメージ軽減バリアもあるので、バリア貫通武器で早めに倒しておきたいもの。
ただ他の敵より嫌らしい攻撃はしてこないので、後回しにしても良いかも。

四凶の超機人2体は、相変わらず嫌らしい相手。
特に饕餮王はSPダウンの攻撃をしてくるので、ひらめきを使えるユニットだけで対処したいもの。
ラスボス戦が控えている現状で、SP奪われるのは大きな痛手。
HP10万ほどなので、熱血使ってでも早めに倒すと良いかも。

画像

ヴォルクスル(上)とヴォルクスル(下)はHP6万しかないので、今となってはザコに近いレベル。
ビーム吸収だけには気をつける必要がありますね。
射程8以上の武器を使えば、相手の射程外から一方的に撃破する事も可能。

ヴォルクルス2体を倒すと、ヴォルクルス(合体)として復活します。
こちらは十分にボス格の能力ですね。
2回行動の上、底力L7ガードを所持。
周囲8マス以内にいると、毎ターンEN30奪われるという特性もあります。
HPも30万ほど。

画像

最大射程は8マスなので、射程9以上の武器なら射程外から攻撃可能。
この後もラスボス戦が控えているので、SP温存のために射程外から地道に攻撃を繰り返した方が良いかも。
ヴォルクスルはその場から動かないので、下手に接近するとラスボスからも攻撃受けてしまいますから。
HP回復能力は持たないので、時間をかければ安全に倒せます。

全ての敵を倒したら、ラスボスとなるアダマトロンへ攻撃開始。
その前に味方機の補給や修理を済ませておきたいですね。
ボス格の敵が多いので、かなり消耗しているはずですから。
補給装置で回復するよりは、全機ハガネに搭載した方が良いかも。
補給で失った気力は、大激励で回復。

その間にでも、アダマトロンから11~12マスの地点に、固めのユニットを配置しておくと良いですね。
アダマトロンは精神禁止のMAP兵器を使ってくるので、まずはこれを使い切らせたいですから。
Eフィールドを持つ戦艦2体を配置しておくと安全だと思います。
MAP兵器以外の攻撃では、防御を選択。

画像

MAP兵器を使い切らせたら、いよいよ攻撃開始。
その前に脱力を使い、ユーゼスの気力を160以下にしておきたいですね。
ユーゼスは気力160以上で覚醒がかかり、3回攻撃になりますから。
そして加速を使ったハガネで一気に接近し、内部からユニットを放出。

この際かく乱ひらめき不屈集中も使っておきたいですね。
こちらから攻撃はせず、まずは陣形を整える事を優先。
プレースメント効果を発揮しつつ、マキシマムブレイクや援護攻撃を活用出来る配置にしておくと楽になります。

そして次のターンで全力攻撃。
直撃+アーマーブレイカーで装甲を下げ、精神コマンドフル活用で攻撃すれば、1ターンでの撃破も可能。
HPは40万ほど。

画像

アダマトロンにある程度ダメージを与えるとイベント。
再生能力でダメージを回復するアダマトロンでしたが、密かに生きていたリーの捨て身の攻撃により、再生能力を封じることが出来ました。
エアクリスマスでアダマトロンの内部に転移し、自爆。
その衝撃とイルイの助けもあって、イングがアダマトロンから脱出し、ユーゼスがガンエデンを支配する力を失ったと言う感じの展開。

画像

イベントでは回復していたアダマトロンのダメージも、イベント前と変わらない状態で戦闘は再開されます。
イングのエグゼクスバインも復帰。
さらにダメージを与えるとイベントが発生し、BGMが第2次OGの主題歌に変化。

ちなみにアダマトロンの最強攻撃を受けると、シルエットだけですが、アストラナガン、ディス・アストラナガン、ナシム・ガンエデン、ゲペル・ガンエデンの姿が見られますね。
もう1体のシルエットはジュデッカだと思いますが、自信は無し。
直撃しないと後半部分が発生しないので、見たい場合は不屈持ちのユニットで攻撃すると良いかと。

画像
画像
画像
画像

アダマトロンを撃破するとイベント。
過去の転生とは違い、ガンエデンやクロスゲートを手に入れたにもかかわらず、敗北するという宿命から逃れる事が出来なかったユーゼス。
その原因は内部にイルイを取り込んでしまった事と、前世では存在しなかったイングという不確定分子を作り出してしまった事のようですね。
そしてユーゼスは死亡。



アダマトロンに取り込まれていたクロスゲートは、地球近海の宇宙空間にそのまま残っていました。
このゲートも次回作への布石でしょうね。
第3次αのシナリオがOGシリーズで描かれる時も近そうです。

画像

決戦直後、ククルも死亡してしまいました。
バラルの神が消滅してしまったので、その力で生き長らえていたククルの寿命も尽きた様子。
今回は仲間にこそなりましたが、結局死んでいく運命なんですね。

そして役目を果たしたと言う事で、シュウ一味も去っていきました。
鋼龍戦隊の面々も、それぞれの道に戻ると言う感じでエピローグ、そしてエンディングに突入。

画像

今作は色々と予想外の展開が多くて楽しめました。
事前に情報を仕入れていなかったので、スパロボEXシナリオ収録でまず驚かされましたし、第4次スパロボのシナリオも絡んできましたしね。
さらにガンエデンがラスボスだと思っていたのですが、そこからユーゼス戦という展開だったので。

ゲームシステムも遊びやすく、セーブ&ロードで少々テンポが悪い事を除けば、近年発売されたスパロボの中で一番良く出来ているのでは無いかと。
HD化したグラフィックも迫力あって、新鮮な気分で楽しめましたし。
まぁグラフィックの部分は、ある程度プレイした段階で慣れてしまいましたが。
とは言え今作をプレイした後だと、PSPなどのスパロボはかなり見劣りしてしまうでしょうね。

そういった点から、OGシリーズに抵抗が無い人なら、プレイしても損は無いと思います。
版権作品は一切出てこないので、そちらが好きな人には少々物足りないかもしれませんが。
まぁスパロボオリジナルも既に版権作品と並ぶくらいの魅力があり、ストーリーも広がっていると思いますけどね。
好きな版権作品の出るスパロボしか買わないと言う人も居るでしょうが、スパロボのシステムが好きな人にはオススメ出来る作品かと。


第2次スーパーロボット大戦OG (通常版)
バンダイナムコゲームス
2012-11-29

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 第2次スーパーロボット大戦OG (通常版) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル