9章「7月事件」開始。
今回ではガリアの政治に関する話を聞くことが出来ますね。
展開としては、破竹の勢いで勝利を続けている義勇軍第3中隊から、中隊長のバーロット、第一小隊隊長のファルディオ、勝利の立役者でもあるウェルキンの3名が、コーデリア姫主催の晩餐会に招待されます。
このコーデリア姫というのが、ガリアの元首。

コーデリア姫の血筋であるランドグリーズ家には、ヴァルキュリア人の血が流れていると言われており、ヴァルキュリア人の末裔の治める国がガリアと言う事。
大学では考古学を専攻していたファルディオは、ヴァルキュリア人かもしれない姫と直接会えるという事で、興奮を隠せない様子。
反面ウェルキンは、そういう場は苦手だと乗り気ではありませんでしたが。

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晩餐会には、連邦の大使も招待されていました
連邦は帝国と敵対している西の大国。
噂ではガリアと連邦が同盟を結ぶのでは無いかという話ですね。
ガリアは中立を国是としているのですが、コーデリア姫が16歳とまだ若い事を理由に、政治は宰相のボルグをはじめとする貴族が執り行っている模様。
国内にもいろいろと問題があるというお話・・・。

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一応の義理は果たし、晩餐会を早々に後にするウェルキンやバーロットでしたが、偶然にもここでコーデリア姫と遭遇。
政治の場でコーデリアの意見が無視されているのではないかと苦言を呈すウェルキンでしたが、姫は国と血筋を守る事が使命であり、自分の意思は重要ではないと言って去っていきました。
非常に無気力な状態。

姫とは別れた直後、その姫が誘拐されたという報告が届きました。
犯人は晩餐会にも出席していた連邦の大使。
最初から姫を誘拐する目的で交渉を持ったようですね。
姫を人質にする事で、ガリアを支配下に置こうと言う算段の模様。
港で姫を乗せた連邦の装甲車を発見した第7小隊は、これを取り押さえるべく戦闘に突入します。

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ちなみに・・・。
今回、イサラが独自に飛行機を開発しているという話が出てきます。
何気なく「空を飛んでみたい」と言ったウェルキンの夢をかなえる為・・・。
それに技師のクライスとリオンも賛同し、3人で飛行機を共同開発していく事に。

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という事で、戦闘「コーデリア救出戦」開始。
目的は敵の装甲車を破壊する事ですが、対戦車兵やグレネードの使用は禁止されています。
中に姫が乗っているので、安全に取り押さえる必要があると。
車両の弱点をライフルやマシンガンのみで破壊すると、勝利することが出来ます。

目的が目的なので、このステージでは対戦車兵の出番は無し。
射線の通りにくい港の倉庫街が舞台なので、狙撃兵も活用しにくいですね。
ここは偵察兵と突撃兵を多めに用意すると楽になります。
CPが1増えるので、リーダーのラルゴは配置しておいた方が良いでしょうが。

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クリアするだけなら、このステージは結構簡単なんですよね。
まずは中央北の出撃ポイントに、ロージーかその他の突撃兵を配置。
それ以外は適当でOK。

戦闘が開始されたら、1ターン目は何もせずに終了。
敵の歩兵も配置されているので、身を隠すくらいの事はしておいた方が良いですが。
2ターン目になったら、ロージーにオーダーの全力防御、全力破壊を発令し、装甲車の背後に回って弱点を攻撃するだけ。
わずか1回の攻撃で装甲車を破壊し、そのままクリアする事が出来ます。
敵の迎撃が結構激しいので、1ターン目でロージーがダメージを受けていたなら、支援兵で回復しておいた方が安全。

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という事で、2ターン目でクリアし、Sランクを取得しました。
正攻法としては、エーデルワイスで敵装甲車の進路を塞いで遠回りをさせ、その間に敵歩兵を倒しつつ装甲車に近付き、弱点を攻撃すると言う流れになります。
が、今回の方法の方が楽かなと。



戦闘後、コーデリア姫は無事第7小隊が救出。
ここで再度ウェルキンとコーデリア姫が言葉を交わしますね。
国にとって自分の意思は必要ないと言う姫に対し、「逃げてるだけじゃないか」、「自分の意志を捨てないでくれ」というウェルキン。
その言葉にコーデリアは感銘を受け、これからの事は自分の意思で考えると宣言しました。
そして姫を救った功績として、第7小隊の隊長であるウェルキンは、勲章を与えられる事に。

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後日ファルディオと話す事になりますが、どうやら姫誘拐の事件は公になっていない模様。
連邦との関係悪化を恐れた宰相が、事件を黙殺したと言う話。
このようなやり方でガリアは今後も存続していけるのだろうかと、国の行く末を憂うファルディオという図で9章は終了しました。

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ちなみにこのエピソードも、アニメではいろいろと変更されていましたね。
まず勲章を授与される順番が逆転しています。
アニメだと今までの活躍により勲章を授与される事になり、コーデリア姫と謁見する事に。
そのままゲーム同様コーデリアが攫われる事になりますが、同席していたアリシアも一緒に誘拐され、アリシアの言葉でコーデリアの意識改革が行われたという展開になっていました。

さらに姫の救出では、式に参加していた帝国のセルベリアやイェーガーと共闘する形に・・・。
そして姫を救出するわけですが、姫救出の功績は言葉だけで称えられると言う結果。
最後は憂国の士ファルディオではなく、アリシア、ウェルキン、ファルディオという三角関係勃発で〆だったはず。

まぁゲームから変えてくるのは良いと思うのですが、色々と突っ込みどころ満載な展開だったり、三角関係を強調しすぎてファルディオが嫌な奴になっていたのはどうかなぁ・・・なんて思いながら見ていた覚えがあります。
ゲームだと三角関係なんてありませんから、それだけにアニメ版ファルディオのイメージが最悪になってしまったり・・・。
アニメ版はアリシアの事でウェルキンに当り散らしているイメージばかりですから。
普通に憂国の志士で良かったと思うんですけどね、ファルディオ。


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