ストーリーミッション エピソード4「ヘキサヴィルの亡霊」からスタート。
ちなみにエピソード1~3は、チュートリアル的な部分で消化されました。
このエピソードでは、以前街中で遭遇し、キトゥン(子猫)の名付け親的な存在でもある警察官シドーと再会。
出世していた彼は現在エイリアスという怪盗の捜索にあたっていて、その手伝いをキトゥンに頼むという内容になります。

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この辺のイベントはコミック調のマス割りの中で展開されるのですが、作りこみがなかなか素晴らしいですね。
VITA本体を動かすと、ゲーム中の視点も移動します。
しかもコレ、ただ単に別の方向から見られるというだけでなく、マスの中の風景も変化するんですよね。
VITA本体を傾けると、正面からでは見えない奥の方が見えたりと・・・。
ゲームの内容自体には特に影響のない機能ですが、ちょっと感動しました。
前回も似たような事書きましたが、その時はマスの中の変化まで気付いておらず。

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そして本編ですが、ここはステルスアクションのような展開になりますね。
配置されている一般の警官に見つからないように、教会の屋上に向かうと言う内容。
警官には警戒度というものがあり、近付くと上昇し、発見されやすくなるようですね。
その場合は一度距離を取ると、警戒度は下がっていくとか。

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しかし、このゲームでステルスアクションをやる事になるとは思いませんでしたね。
いい意味で予想を裏切られました。
まぁ最初のミッションなので、難易度的にはそこまで難しくありませんが。
とりあえず重力を操作して街の側面を歩き、教会の裏に回りこむだけ。

その後の展開も、街の側面を歩いていけば大丈夫ですね。
ある程度進めて行くと、今度は広場に現れたネヴィ(謎の生命体)を倒す事になります。
ネヴィは赤い球体が弱点で、固体によって弱点の位置が違いますね。
重力操作で頭上や背後に回りこまないと、弱点を狙えないなんて奴も・・・。

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地上の敵は通常攻撃のキックや、重力スライド(タッチパネルの左右を同時にタッチ)中に体当たりで出せるスライダーキックで一掃出来ます。
重力スライドは操作に慣れるまでは少々難しいですが、発動してから片方のタッチを外せば減速可能。
その間に方向を調整すると楽な感じ。

殻を被っているネヴィは、重力グラブ&重力スローで物を投げつけてやると、殻を破壊出来ます。
ちなみに壷や箱などの側で○ボタンを押すと、その物体を持ち上げる事が可能。(重力グラブ)
再度○ボタンを押す事で、照準の位置に物体を投げつける・・・というのが重力スローというアクション。

空中の敵には、重力キックで攻撃する必要があります。
これは重力操作中に□ボタンを押すと、サークルの方向に落下しつつキックを行うというアクション。
対象との距離が遠いほど、威力がアップするという特徴があります。

慣れない内は照準合わせで苦労しますが、ある程度は誘導が働くので、そこまで厳密に狙わなくても大丈夫ですね。
大まかな位置で発動すれば、自然と当たることも多いです。
レベルアップさせると誘導性能もアップするみたいなので、苦手な人は早めに強化しても良いかも。
まぁここの場合、重力スローで物を投げつけても倒せますが。

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戦闘の後、重要参考人として連れて行かれそうになりますが、ネヴィとの戦いぶりを評価されて見逃して貰えた・・・という感じで、エピソード4は終了。
街の人からの評判が良くなったと言う事で、レベルアップの上限も上がりました。

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ところで重力スライドが結構楽しいです。
これは地面を滑るように、高速で移動するというアクションなのですが、操作方法に少々クセがあります。
VITA本体を車のハンドルに見立て、右に傾けると右に旋回し、左に傾けると左に旋回すると言う感じ。
傾けるというよりは、ハンドルのように回すという動作になりますね。
上に振るとジャンプも出来ます。

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慣れない内は上手く曲がれなかったりしますが、使いこなせるようになると気持ちいいです。
まぁ片方のタッチを外せば減速出来るので、曲がる時には減速するようにしておけば、思い思いの方向に進めるようになるかと。
重力スライド中に体当たりだけで出せるスライダーキックは、威力も高いですし、使えるようになっておくと便利かと。

しかしVITAのタッチパネルですが、レバーやボタンから近い位置にあるので、思ったより操作しやすい印象を受けました。
三国無双なんかだと片手持ちにして画面をタッチしていくという場面もあって、その辺不便に感じたものですが、GRAVITY DAZEだと基本的にタッチパネルの端を使いますし、中央部分に触れるのもマップを開いている時くらいですからね。
通常の持ち方のまま親指を少し移動させる感じなので、ボタンとアナログスティックを使い分ける感覚に近いかと。
こういう操作性だと、思っていたよりもタッチパネル使う操作も悪くないなと。

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赤い枠内が各種アクション時に触れる範囲

ストーリーミッション エピソード5「待ち人を探して」
ここは占い師のお告げを元に行動する事になります。
謎解きはキトゥン自身がやってくれるので、マーカーに従って飛び回るだけ。
ただより細かな重力操作を求められますね。
そういう操作に慣れる為のミッションという感じでしょうか。

そして辿り着いた先では、神を名乗る老人と遭遇。
占い師の話では、キトゥンにとって運命の男性と言う事でしたが・・・。
という所でミッション終了。

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ちなみに初回生産分に付属するというブックレット、私が購入した時にも付いて来たのですが・・・。
これの記述によると、今回登場した占い師は、SIREN2に登場した喜代田章子を元にデザインしたという話。
私はSIRENシリーズプレイした事ないので、どういう人物かわかりませんけど。

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ストーリーミッション エピソード6「盗まれた街」
ここは街とは違った異世界を探索する事になります。
ネヴィを殲滅すると花から光が発せられるので、その光に沿って進み、またネヴィを殲滅するという繰り返し。
途中にあるリンゴの木に接近すると、必殺技も習得出来ますね。
エナジーゲージが点滅する時に△ボタンを押すと、敵に向かって回転しながら突撃するという技。
まぁ某超電磁ロボのスピンみたいな奴です。

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しかし、このステージはかなり広大ですね。
構造物は少なめですが、広さ的には最初の街と同等くらいかもしれません。
巨大すぎて気付きにくいですが、中央の建造物は顔だったりしますね。
ただ単に進むよりは、景色を楽しみながら進むと面白いかも。

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またルートから外れた部分にジェムが配置されていたり、顔の下(裏)には通常よりも遥かに強力な緑色のネヴィが配置されていたりするので、探索しながら進むのも楽しいですね。

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ちなみに緑色のネヴィは本当に強敵で、倒すのに苦労します。
遠距離からだと無数の弾を放出し、近距離では強力な触手による攻撃。
耐久力も高く、必殺技も通用しない模様。
正面から接近すると弾に弾き飛ばされるので、相手の真上に移動してから重力キックを繰り出すと良いですね。
そのまま重力を元に戻し、ひたすらキックという繰り返しで倒せました。

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触手によるなぎ払いはダメージが大きく、2発食らったら死んでしまうので、これだけは食らわないようにしたい所。
キックが命中している間は相手の攻撃は来ませんが、外してしまった場合は回避アクションで相手の攻撃を回避したいですね。
そこからカウンターキックを繰り出し、再びキック連打すると良いかと。
ダメージを食らったら一度逃げて、体力回復のジェムを回収してから仕切り直し・・・。

緑色のネヴィを倒すと、能力強化に必要なジェムが1,000くらい手に入るので、苦労して倒す価値はありますね。
トロフィーも貰える様なので、リトライ繰り返してでも倒しておくと良いかも。

ルートに戻って進んでいくと、重力嵐に飲み込まれた街の区画を発見。
同時に体験版でも遭遇したボスとの戦いに突入します。
こいつは体験版の時よりも攻撃が激しくなっていますね。
甘く見ていたら、一度倒されてしまいました・・・。

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倒し方としては、まずは重力キックで上部にある目を2つ潰します。
すると下腹部にある弱点が露出するので、コレを破壊すればOK。
ただ下腹部の器官が赤く発光すると弾を吐き出す合図なので、一度離れて弾を回避した方が安全。
最初はこの弾を食らいまくって、あっさり死にましたし。

ボスを倒すと、街の区画が元に戻り、鉄道が運行再開。
新たな街に移動できるようになりました。
住人からの評判も上がった為、能力強化の上限もアップ。

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どうやらこうやって異世界に突入し、ボスを撃破。
重力嵐に飲み込まれた街を元に戻していくというのが、大まかな流れになりそうです。
まぁ街を元に戻すのが、絶対的な目的では無さそうですけどね。

という所で今回は終了。
携帯機のゲームと言う事で甘く見ていた部分はありますが、本当に各エリアが広大ですね。
遠くの建物とか結構近くに見えるのですが、これは建物の大きさから来る錯覚であり、実際に歩くとかなりの距離があります。
エリアの広大さという点では、据え置き機のゲームと比べても遜色ない出来。

・GRAVITY DAZE 公式HP
http://www.jp.playstation.com/scej/title/gravitydaze/


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