ストーリー振り返ってみたのですが、相変わらずよくわかりませんね。
最初はグリオンの情報を求めて不死王ゴモラに会い、「真実を知りたければリザードマンの聖域を訪れろ、そして絶望するがよい」みたいな事を言われるのですが、聖域でリザードマンに会うと「賢者の理を修めたい」と言う目的になっていました。

これが建前とかネブラ個人の目的であるなら良いのですが、それを匂わせる演出は無し。
さらにグリオンについて尋ねる事もしませんから、目的が変わってるように感じます。

そしてリザードマンからは「求めるものはここにない、代わりに秘術を授ける」と言う話になり、試練を乗り越えて秘術を授かると「北の霊峰に住む者がお前たちを導くであろう」と次なる目的を示されます。

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霊峰に向かうと古竜からは「古き約束に従って武器を授ける」と言われ、新たな武器を入手。
その後山を下りようとすると人類の都フェステがグリオンの襲撃を受け、こうなったらグリオンと戦争だ・・・と言うところが現在の場面。

結局グリオンについての情報は得られず、情報を得ようとする場面もありませんでした。
ゴモラの言っていた真実と絶望とは何だったのか。
古竜からも武器を託されただけで、導いてもらうような事は何も・・・。

そんな感じで目的があるのに違う事をしていて、流されるというレベルではないと言う印象。
イベントとイベントを繋げる為、無理やり話を繋げていると言う感じがします。
何故そうなったのかわからず、プレイヤーが混乱する場面も多いですし。
ゲーム部分は非常に面白いだけに、続編作るとしたらシナリオ担当は変えた方が良さそうな・・・。



グリオンの巣(西)に突入。
ここは前回のステージでどちらに進んだかで変わるかもしれませんね。
私は西側の入り口に向かったので、西を攻める事になったのかも。

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ここではグリオンを殲滅する事が目的となりますね。
下水道で割と一本道の構造となっている為、ゴーレムを先頭に進めばOK。
スタート地点は高台になっていて、銃で攻撃しやすい地形になっているので、ここに敵を誘き寄せると楽かも。

トルーパは遠距離からでも攻撃して来るので、優先的に撃破。
ラーヴァは応射で十分倒せるので、かなり楽に戦えるかと。

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また入口には宝箱が3つ落ちていますね。
中身はロングソード+3フェステの盾+3スナイパーライフル+3、プルトン0.3g。
プルトンの備蓄が豊富と言う割に、入手量が少ないのは困りもの。
不安があるなら、事前にフリーダンジョンで稼ぐしかないかも。

初期配置の敵を全滅させると、マップ奥からラーヴァとウルトラが出現。
ウルトラは近接攻撃しかしませんが、自身の行動ターンでラーヴァを4体吐き出して来るので注意が必要ですね。
単体では弱いラーヴァも、集団になると脅威ですから。
連係ターンで攻め込まれますし。

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ここは確実に数を減らしながら、ウルトラを早めに倒してしまいたいもの。
ウルトラに接触出来たら機動の策で行動を回復し、一気に撃破。
間にラーヴァが入る事も多いので、魔力の弾丸やゴーレムのプルトンの砲撃があると便利です。

ここで気が付いたのですが、プルトンの砲撃は表記が間違っていますね。
スキル名ではプルトンの消費量が1.2gになっているのですが、説明文ではプルトンの消費量は1.0g。
実際の消費量は1.2gと言う状態。
1.0gで砲撃使えるのはオイシイと思ったのですが、騙されました・・・。

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他にも説明文の消費量と実際の消費量が違っているスキルが多数。
記入ミスかテキスト追加後にさらに調整入ったのかわかりませんが、説明文の消費量は現状鵜呑みにできません。

天神の銃を貰っていた場合、イフに魔力の銃弾を使わせるのが一番火力高いですね。
270程度のダメージを5~6回与えてくれますから。
それでプルトンの消費は0.6gで、毎ターン使用可能。
射程も3エリアですからね。
プルトンの砲撃は1.2g使って1,000ダメージでしたから、こちらを使うよりは魔力の銃弾の方が良いかと。

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敵を全滅させると、その時点でステージクリア。
今回はプルトン3.1gも使ってしまいましたが、プルトンの砲撃使わなければあと0.6g減らせましたね・・・。
イフの魔力の銃弾が強すぎて、ネブラやインゴベルトは攻撃魔法を使う機会がありません。



地下道を抜け、ついにクイーンの間に到着。
ここはグリオン・クイーンの討伐が目的。
広い空間で戦わなければならないので、非常に難易度が高いです。
敵との距離も近いですから。

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最初は6体いるトルーパを撃破したいですね。
こいつらは遠距離から範囲攻撃してくるので、放置していると後衛が簡単に倒されてしまいます。

まずイフの行動にメルを連係させ、ゴーレムを中央まで移動させます。
イフは最初に行動するウルトラ側にいるトルーパを魔力の銃弾で攻撃。
これにタチアナとネブラを連係させ、それぞれ魔力の銃弾と魔法で撃破しました。
もう片方にいるトルーパは、インゴベルトの範囲魔法で削っておきます。

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ジークの順番になったら、勇将の鼓舞で連係を発生。
イフとタチアナは逆サイドにいるトルーパを倒しに向かいます。
ネブラとインゴベルトは、一旦後方へ待機。

トルーパを全滅させると、クイーンが行動開始。
敵の行動順の先頭に割り込むので、クイーンの攻撃で死なないように気を付ける必要がありますね。
クイーンは2エリア先まで高ダメージの範囲攻撃が可能ですから。
ゴーレムを中央に出しておけば、ゴーレムが盾になってくれるはず。

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クイーンの行動と同時に、マップ中央にドレッドノートも出現。
こいつは初期配置から移動しませんが、敵の近接攻撃に合わせて援護攻撃を行ってきます。
ダメージも高いので、早めに撃破したいですね。

銃だと反撃されるので、ネブラやインゴベルトのプルトンの連撃でダメージを与え、弱ったらイフの魔力の銃弾で撃破。
天神の銃が無いなら、そのまま魔法で押し切った方が良いかも。
ドレッドノートは撃破しても一度だけ増援が現れるので、続けて倒してしまいたいもの。

ドレッドノートを倒すと、クイーンが最終形態に変化します。
この時も敵の行動順の先頭に割り込むので、クイーンの攻撃で死なないように注意。

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ドレッドノートを倒したら、今度はウルトラを排除します。
こいつは魔力の銃弾やプルトンの連撃で簡単に倒せますね。
ただ初期配置も含めて最大4体まで増援として現れるので、結構大変ですが。

ウルトラを排除したら、無数のラーヴァを掃除。
ラーヴァの行動にクイーンが連係するのは脅威なので。
HPは少ないので、連続イニシアチブを取りながら、確実に数を減らしていきたいもの。
機動の策も惜しみなく使った方が安全です。

一通り敵を排除し終わったら、クイーンに攻撃開始。
銃に反撃するか確認していませんが、ここまで来て倒されるのは怖かったので、私はイフに3エリア先から魔力の銃弾で攻撃させていました。
これにネブラとインゴベルトのプルトンの連撃を合わせていた形。
1戦で3,000近いダメージを与えられたので、これを2回繰り返して撃破に成功しました。

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ただクイーンは非常に火力が高いので、注意が必要ですね。
私はラーヴァの行動にクイーンが連係し、ゴーレムが近接攻撃を受けたのですが、防御中のゴーレムでも346x2ダメージ受けて一瞬恐怖しました。
幸いゴーレムのHP高めておいたので、何とか耐えられましたが。
安全の為に鋼の加護をゴーレムに掛けておいた方が良いかも。

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クイーンを倒すとステージクリア。
強敵が多かったのでプルトンを惜しみなく使った結果、プルトンの消費量28.7gでした。
元々の所持量が34gくらいでしたから、割とギリギリでしたね。
その甲斐もあって、何とか全員生存でクリア出来ましたが。

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ステージクリア後はスタッフロール。
その後は各キャラクターのエピローグが見られます。
木の板に名前が書いてあるので、それを選択するとそれぞれの様子を見られると。

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全キャラのエピローグを見ると、クリアデータの保存。
その後はタイトルに戻ってきます。

クリアデータをロードすると、2周目がスタート。
2周目には何も引継ぎが無いようですが、セーブデータの背景が変わっているので、何か変化がありそうです。
1周目には無かったセリフとかもありますし。

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と言う事で、1周目クリアしました。
クリア後に振り返ってみても、ストーリー面は壊滅的ですね。
グリオンの謎とかソロモンがゴブリンになった理由なども、結局判明しませんでした。
ゴモラの言う真実と絶望とは、本気で何だったのかと言う状態。

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グリオンがどういう存在なのか、その対策を探る事を目的に冒険していたはずなのに、何一つ達成せぬまま、流されるままにクイーンを倒した感じです。
フェステと言う都市が壊滅したのに、結局人間が持っていたプルトン技術で撃退したようなものですから。

ゴーレム技師や魔法使いなどはフェステにもいたのに、討伐隊は全滅。
それでいて主人公たちだけが、グリオンに打ち勝てた理由がほぼ無し。
結局何のために冒険していたのかと言う気持ちが残ります。
一応、古竜から武器を貰ったと言う事実はありますが、それが無ければグリオンを倒せないわけでもありませんし。

イフの出生の秘密も、「実は秘密があるんだよ」みたいな感じに触れられただけで、何もないまま終わりましたね。
秘密があるから武器が貰えたのでしょうが、その秘密は一切明かされていません。
イフの父親が霊峰を訪れていたのではないかとか、ゴモリーが母親なのではないかと推測は出来ますが、それがどういう意味を持っているのか・・・。

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そんな感じで、ストーリー面に関しては納得できない、理解できない展開が多かったです。
中盤辺りも理由のわからない逃走劇を、キャラクター達は特に気にしていないと言う展開ありましたし・・・。
父親のように慕っている人物をあっさり裏切って、その真意がわからないまま仲間に加わった人物もいますから。
冒頭にも書きましたが、イベントとイベントを無理やり繋げてる感が凄いです。

しかしメインとなるゲーム部分は面白いですね。
システムを理解して活用できるようになると、他のSRPGでは味わえないような楽しさがありました。
ストーリー面ではいろいろと文句も言っていますが、ゲーム自体は非常に気に入っています。
過去に遊んだSRPGの中から面白かったものを10本挙げろと言われたら、その中に入るレベル。
特に中盤以降は化けますね。

ただ独特なゲームシステムであるのに、マニュアルやゲーム内での説明が大幅に不足していて、理解せぬまま激戦に放り込まれる所は問題。
システムを理解しなければクリアは難しいのに、そのシステムの説明が不足しているわけですから。
システムを理解する為に試行錯誤すると言うのは、ちょっと違うと思います。
十分理解したうえで、勝てる道を模索するのが楽しいわけですから。

と言う事で、システムを理解するまで続けられるかどうかが大きなポイント。
バージョンアップで敵の行動・思考速度が速くなり、多くの人が感じていた不満点はほぼ解消。
リトライの度に長いイベントを見ると言う状況も解消されましたから、システムを理解して先を読んだプレイが出来るようになれば楽しめると思います。
後はストーリー面の疑問をどれだけスルーできるか・・・。

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一言で言えば荒削りな作品ですが、他のSRPGに無い魅力も詰まっているので、ハマる人はハマる作品。
人を選ぶ部分も多いのでオススメはしませんが、自信を持って「面白かった」と言える作品でした。
今後は2周目を細々と続けたり、オンラインでの協力・対戦プレイに手を出してみようかと考えています。
ログインボーナスで貰ったCPで、ある程度使えそうなカードも増えてきましたし。

NAtURAL DOCtRINE
角川ゲームス
2014-04-03

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