しばらくプレイしていなかったディスガイアD2ですが、2013年7月12日にVer1.30パッチが配信されていました。
さらなるやり込み要素や、便利な機能などが追加されていますね。
D2ではやり込み要素が簡略化されており、過去のシリーズに比べると、時間を掛けずに強いキャラクターを育成出来るようになっていました。
反面、ディスガイア4などを徹底的にやり込んでいたプレイヤーには、やや物足りないと言う感想も。
しかしVer1.30パッチで追加された要素により、そういった物足りなさは払拭されたようです。

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今回のパッチで一番の目玉は、羅刹モードが追加されたこと。
これは後日談を全てクリアすると、チート屋で設定できるようになります。
羅刹モードにすると、ステータス限界が大幅にアップ。
さらなる強化が可能になるようです。

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通常の仕様では、HPの最大値は装備品込みで9999万9999だったようですが、羅刹モードでは9億9999万9999まで上がるとか。
ダメージの桁も兆の位が出るように・・・。

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それに伴い、修羅ボーナスや転生ボーナスの効果もアップ。
D2では修羅の敵を倒すと相手のステータスを吸収(修羅ボーナス)出来たので、転生するメリットは少なかったのですが、羅刹モード中は転生ボーナスが大幅に強化されると言う事なので、過去のシリーズ同様、転生を繰り返して素のステータスを伸ばす意味が生まれたかと。

さらにアイテム強化の限界も引き上げられ、通常Lv300までしか育てられない所、羅刹モードではLv999まで育てる事が出来る模様。
アイテム海で倒した敵の数に応じて得られるボーナスも強化されていると言う事なので、アイテムの育成要素も強化されていますね。

他にも羅刹モード限定で、特殊技使用時にウェポンマスタリーによる威力修正が加わる模様。
通常では魔法にしかウェポンマスタリーによる威力修正が加わらなかった為、極めると魔法の方が強いと言う状態になっていましたが、羅刹モードだと武器の特殊技にも光が見えそうですね。

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これらの要素は羅刹モード限定で、羅刹モードを解除すると通常の限界値に戻ってしまうようです。
羅刹モードで鍛えたキャラクターや武器を、通常のモードや修羅モードで使う事は出来ないと。
ただ強化段階は記録されているようで、羅刹モードにすると元の状態に戻ると言う話なので、安心して育てる事が出来ますね。

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もうひとつの目玉は、超魔王バールと戦えるステージが追加された事。
超魔王バールは、ディスガイアシリーズにおける、伝統的な隠しボスと言った存在。
やり込みの極みがバールを倒す事でしたが、今回D2でも超魔王バールが追加されました。

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超魔王バールは羅刹モード限定で戦えるボスで、通常のステータス限界を大幅に超えた、次元の違う強さを誇りますね。
徹底的に育成した人でなければ、かすり傷ひとつ付けられません。
それどころか、ベースパネルから出撃する事も不可能・・・。
(魔ビリティの効果で、ベースパネル出撃時にダメージを食らう為)

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Ver1.30以前のD2では、最強の敵と呼べるのは修羅モードのプリニガーX・轟だけでした。
その為、極めてしまった人には相応しい強さのボスがいないと、嘆きの声もあがっていましたね。
そこに圧倒的な強さの超魔王バールが追加されたので、やり込み派の人には嬉しいのでは無いでしょうか。
修羅モードで徹底的に育てたキャラクターでも、超魔王バールには勝てないと言う話ですし。

ちなみに超魔王バールですが、倒すたびに変身して強くなっていくようです。
さらに魔ビリティー効果で、一度食らった攻撃ではダメージを受けず、受けたダメージに応じて攻撃力アップ。
ステータス低下効果を受け付けず、魔ビリティによる固定ダメージも無効化すると、ステータス以上の強敵。

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噂によるとシリーズ最強のバールと言う話なので、やり込み要素が物足りないと言う感想も、過去のものになりそうですね。
無料配布されているパッチなので、オンライン環境あれば誰でもダウンロードできますし。



それ以外の要素は細かなものですが、かなり便利な機能などが追加されています。
個人的に嬉しかったのは、特殊技の封印機能。

今までは習得したり、エクストラゲインで追加された技や魔法が全て表示されていた為、使いたい技や魔法を選ぶのが面倒でした。
リストを並び替えて、よく使うものを上に移動させると言う事は出来ましたけどね。
しかしVer1.30からは必要ない技を封印し、戦闘中はリストに表示されないように出来ます。

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必要ない技を封印しておくと・・・・

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戦闘中のリストには表示されないように

方法も簡単で、拠点マップで特殊技リストを開き、封印したい技の上で□ボタンを押すだけ。
もう一度押すと封印を解除できます。
封印と言うとわかりにくいかもしれませんが、要は戦闘中の表示・非表示を設定出来ると。

旧シリーズでは存在した機能だけに、かなり待ち望んでいたんですよね。
使わない技は本当に使いませんし、リストが長くなって邪魔なだけでしたから。



もうひとつ嬉しかった機能が、出撃メンバーのグループ登録機能。
この機能は、キャラクターをグループ1、グループ2、グループ3に振り分ける事が可能。
出撃時にL1・R1でグループを切り替え、そのグループに所属するメンバーのみをリストに表示出来ると。
こちらは過去のシリーズにも無かった機能ですね。
非常に便利なので、可能ならバージョンアップでディスガイア4や3Rにも追加して欲しいくらい・・・。

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ディスガイアシリーズでは、固有キャラクター以外にも様々な汎用キャラクターを作成出来るのが特徴。
しかし固有キャラクターだけでもかなりの数が居るので、出撃させたいキャラクターを選ぶのが大変でした。

私の場合は上から順番に、本編に登場する主要キャラクター、後日談やDLCで登場する固有キャラクター、汎用キャラクター、リストの最下部にアイテム海などで活躍するキャラクターと言う順番にしていましたが、選ぶのが面倒と言う理由でリストの上位にいるキャラを多用する傾向があります。

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グループ登録で目当てのキャラクターを選びやすく

今回からはキャラクターを3つにグループ分け出来るので、使いたいキャラクターを選びやすくなりますね。
例えばグループ1には戦闘系のキャラクター、グループ2には魔法使い系のキャラクター、グループ3には移動用のキャラクターと言う風に振り分けておけば、用途に応じたキャラクターを即座に選べると。
まぁ3つでも少ないくらいなので、今後のバージョンアップでもう少しグループ増やして欲しいですが。



それ以外には、ステータス画面でキャラクターステータスの詳細が見られるようになりました。
今までは装備品などを含めた総合値が表示されていましたが、素の能力である基礎ステータス、装備品で上昇しているステータス、修羅ボーナスを個別に閲覧可能。
これも地味に便利ですね。
基礎ステータス知りたい時は、装備品を全て外す必要ありましたし。

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他には本編クリア後に、エトナの新技が使えるようになっています。
議会で可決する必要はありますが。
新技は「デッドエンド・カオス」で、威力SSの単体攻撃技。

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と言う感じで、結構な大型パッチでしたね。
主にやり込み要素の不足を埋める内容ですし、システム的にも色々と改善されている為、かなりの優良パッチでは無いでしょうか。
今は時間無くてプレイしていませんが、その内再開してみたいですね。


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2013-03-20

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