VITA用ゲームソフト「迷宮クロスブラッド インフィニティ」購入しました。
これはPC用ゲームソフトとして発売されていた、ジェネレーションエクス(G-XTH)シリーズの最新作。
ゲームの舞台や登場人物などは過去のシリーズと共通だったりしますが、新規のストーリーが展開される為、G-XTHシリーズ未経験者でも問題無くプレイ出来そうです。
G-XTHシリーズについては、過去の記事を参照ください。

[関連記事]
・ジェネレーションエクス
http://west-east.at.webry.info/201304/article_20.html



このゲームは、ウィザードリィが元になった、3DダンジョンRPGですね。
正確にはPS2で発売されていた「ウィザードリィXTH2(WizXTH2)」のシステムを、独自に発展させた形。
過去のG-XTHシリーズでは、WizXTHシリーズとの関連を匂わせる設定なんかもありました。

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まぁその辺りは置いといて、早速ゲーム開始。
最初にオープニングムービーが流れますが、コレは迷宮クロスブラッドのオープニングと言うより、G-XTHシリーズのオープニングですね。
G-XTH1~3のイベントシーンなどが混ざっていますし。

ムービーの後はタイトル画面に。
ここではニューゲームとインフィニティモードの選択が可能。
インフィニティモードはVITA版から追加されたモードで、通常だと6人パーティになる所、5人パーティで冒険する事になります。
敵から得られる経験値も減ると、上級者向けのモード。

ただ良いアイテムを入手しやすかったり、インフィニティモードにしか登場しないアイテムやトロフィーもあるとか。
VITA版の新規アイテムは、全てインフィニティーモード専用と言う噂も・・・。
私はG-XTHシリーズ3作をプレイした経験はありますが、迷宮クロスブラッドは今回が初プレイとなるので、普通にニューゲームを選んでおきました。

モード選択後は、プレイヤーの見た目を選ぶことになります。
アバタータイプスペシャルアイコンの選択式。
スペシャルアイコンはデフォルメされたかわいらしい見た目になりますが、アバタータイプだと装備品が外見に反映されるので、個人的にはアバタータイプをオススメします。
ちなみにシナリオに登場するキャラクターの外見も、通常・デフォルメのどちらかを選ぶことが可能。
後々オプションから変える事も出来ます。

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ここまでの選択が終わったら、いよいよゲーム開始。
見知らぬ場所で目覚めたプレイヤーは、黒衣の怪人に遭遇。
怪人から逃れる為、見知らぬダンジョンを逃げ惑う事に。
しかし怪人に追いつかれ、絶体絶命のピンチを謎の少年に救われます。

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そしてプレイヤーが気を失った所で、オープニングムービーが流れます。
ここで流れるムービーは、ゲーム起動後に流れるムービーとは別物。
初めて見る映像が多かったので、こちらは迷宮クロスブラッド用に作られたものなのでしょう。

ムービー後、プレイヤーは特務隊エクスの司令部へと案内されます。
プレイヤーはコードライズ能力と言う特殊能力の持ち主で、特務隊エクスのメンバーに抜擢されたと。
この特務隊エクスの基地は、プレイヤーの通う東京の日輪学園内にあり、入学時の特殊検査でコードライズ能力の適用者かどうかが判明していると言う設定。

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コードライズ能力とは特殊なデータを具現化させる力の事で、それにより超人的な力を発揮したり、装備を実体化させて戦う事が出来ます。
言ってしまえば、特撮ヒーローの変身能力みたいなもの。
そのコードライズ能力者を集め、通常では対処できない怪事件の調査・解決に乗り出すのが特務隊エクス。

この辺りの設定やG-XTHシリーズのあらすじなどは、ゲーム内の情報で確認出来ます。
迷宮クロスブラッドが初プレイと言う人は、先にそちらを見ておいた方が良いかもしれませんね。
旧シリーズのネタバレ的な説明も多かったですし。

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G-XTH時代にいたメンバーは教官として海外へ派遣されているようで、人員不足を解消する為、プレイヤーがエクスの新人としてスカウトされたと。
そしてエクスへの入隊申請を行うと言う形で、キャラクタークリエイトが始まります。



キャラクタークリエイトは、CPO司令部隊員申請から入隊を選択すると実施可能。
まず最初は、名前と愛称を入力する事に。
これは自分で直接入力するか、用意されている名前の選択式。
私は毎回名前考えるの面倒だったので、ランダムに選びました・・・。

次にキャラクターのタイプを選択します。
これは全8種類の中から選ぶ形。
選べるのは・・・・。

・スタンダード
・エレガント
・アスリート
・マッスル
・インテリ
・ファニー
・スピリチャル
・アンラッキー


ですね。

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スタンダードはバランスの取れた平均的なステータス。
アスリートは力や体、敏捷のステータスが高め。
インテリは知力が高いなどタイプ毎に特徴がある為、後に選ぶクラスに合わせて選択したいですね。
後からは変更出来ない部分ですし。
まぁ前衛はアスリート、後衛はインテリやエレガント、学術師はファニー辺りが適任。

タイプ選択の後は性別選択。
能力に違いは無いので、好きに選んで問題ありませんね。
装備品の中には男性用、女性用の装備があったりするので、その辺りに差が出るくらい。

そして年齢選択。
選べるのは12歳~19歳の範囲内のみ。
これは成人するとコードライズ能力が失われてしまうと言う設定の為。
学園モノのゲームにする為に作られた設定でしょうけど。

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次に性格選択。
善・中立・悪の3タイプから選択する事になります。
悪=悪人と言うわけでは無く、特定の状況でどのような行動をするかと言うものですね。

友好的な敵と出会った時、戦闘を回避しようとするのが善。
相手の様子をうかがうのが中立。
敵なら容赦しないと言うのが悪と言う感じ。

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ゲーム内で友好的な敵と出会った際、プレイヤーが取った行動で性格が変化する事もあります。
善のキャラクターが友好的な敵と戦い続けていると、悪に変化する等。
実際には医療ラボで「性格診断」を行わないと、性格変わりませんけどね。
後に説明する結束値にも影響を与えるので、ある程度パーティの性格は統一しておくと便利。

それ以外では特に影響は無いですし、好きに選んで問題無いと思います。
性格によって就けないクラスも出てきますが、深刻な問題にはなりませんから。

性格のタイプを決定したら、次は性格の詳細設定に。
善・中立・悪では表現できない性格を、プレイヤーが自由に設定できると。
例えば悪のキャラクターだけど「小心者」とか。

自分で最大8文字の文章を打ち込む形なので、この辺りはお好みで。
最初から用意されているものから、ランダムで選ぶことも出来ます。

ここまでの設定が終わったら、キャラクターの容姿選択。
まずアバタータイプにするか、コードアイコンにするか、スペシャルアイコンを選ぶかの選択になります。
コードアイコンは、職業に応じた絵が表示されるタイプ。
スペシャルアイコンは、デフォルメされたキャラクターや、円卓の生徒のキャラクター絵が用意されています。

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アバタータイプを選んだ場合、用意されているパーツを組み合わせて、自分だけのアバターを作成する事が可能。
装備品などの外見も反映されるようになりますし、個人的にはアバタータイプ選んだ方が面白いと思いますね。

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容姿選択の後は、ボイス設定。
男女含めて70種のボイスが用意されていて、好きなものを選ぶ形。
攻撃時・負傷時・死亡時で別々のボイスを選ぶ事も可能。
声を無しにする事も出来ます。

次に特性値設定。
ボーナスが与えられているので、それを好きなステータスへ振り分ける事になります。
□ボタンを押すたびに、ボーナスの数値が変化。
ボーナスの最大値は10ですが、7以上が出たらラッキーですね。
ある程度で妥協するのも大事。
レベルアップのシステム的に、ボーナス多いとそれだけ有利ですが。

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特性値の割り振り方ですが、どうやらクラス選択には影響しないようなので、HPを伸ばすべく体に全振りしても良さそうです。
このゲームではレベルアップ時にボーナスポイントがひとつ貰え、それをステータスに割り振ると言う成長方式なので、無駄に振ると後悔するのは間違い無し。
どのクラスであっても、最初は体15くらいを目指せば良いかも。

最後に職業となるクラス(ブラッド)選択。
同じ戦術士でも、ウシワカ、トモエと言う風に2種類ずつ用意されていますが、習得スキルに違いはありません。
ただステータスボーナスが違ってくるので、その辺りを踏まえた上で選択したい所。
完全に好みでも問題ありませんが。

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一部ブラッドは、性格によって制限を受けます。
武術士の無双になるには、性格が中立か悪である必要があると言う風に。
ただ大抵の場合、対となるブラッドが別の性格をカバーしているので、性格によって選べないクラスはかなり少なくなります。
昇龍を選択すれば、善のキャラクターでも武術士になれると言う感じ。
善のキャラクターが選べないクラスは暗術士、悪のキャラクターが選べないのは王騎士くらいのもの。

メインブラッドを選択したら、次はサブブラッドを選択します。
サブブラッドを選択すると成長は遅くなりますが、2つのクラスの特性を併せ持つことが出来ます。
組み合わせ次第で、多彩なキャラクターを作成可能。
これも好みで選んで良さそうですが、序盤の成長速度が鈍るのは問題なので、最初はサブブラッド無しにするのも手。

ここまでの設定が終わると、キャラクターが誕生します。
名前や容姿・声、ブラッドは、後から変える事も可能。
これを数回繰り返し、パーティメンバーを揃えるのが最初の目的となります。
ちなみに最大24名のキャラクターを作成可能。

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パーティの編成ですが、盾役(王騎士)1名、物理攻撃役(戦術士、武術士、拳法士等)の前衛1~2名、学術士(必須)、聖術士(必須)、魔術士と言う編成がバランス良いかと。
特に学術士は、宝箱から安全にアイテムを入手するのに、欠かせないクラスとなってきます。
サブブラッドに選ぶと言う手もありますが、色々な点から本職には劣るので、メイン学術士は1名入れておいた方が良いかと。

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聖術士は回復や補助系の魔法を多数習得するので、ダンジョン探索では欠かせない存在です。
迷宮クロスブラッドではどうなっているかわかりませんが、聖術士無しでクリアするのはほぼ不可能かも。
サブブラッドで代用する手もありますが、魔法の習得速度などが遅くなってしまうので、やはりメイン聖術士は一人いた方が安全。

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私の場合は、武術士(アスリート)、王騎士(スタンダード)、拳法士(アスリート)、学術士(ファニー)、聖術士(エレガント)、魔術士(インテリ)のパーティにしてみました。
成長速度を優先し、サブブラッドは選択しておらず。
私はWiz系のゲームだと、主人公的なキャラを侍にすると言うポリシーがあるので、今回もそれに倣った感じ。
デモンゲイズでは主人公が用意してあったので、別にサムライ作りましたけどね。

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パーティ編成の際に重要となって来るのが、パーティの結束値。
これはパーティ同士の仲の良さみたいなもので、結束値が高いほど様々なボーナスを受けられます。

基本的に善のキャラは善・中立のキャラと相性が良く、悪のキャラとは相性が悪いです。
悪のキャラはその逆で、中立・悪のキャラとは相性良いですが、善のキャラとは相性悪いと。
そしてパーティ全体の相性が、結束値になると言う感じ。

結束値の影響は非常に大きいので、性格はパーティで合わせた方がお得。
ただ結束値を固定化するアクセサリーなどもあるので、最初はそれを装備させておいて、後々性格診断で性格変えると言う手もあります。
王騎士と暗術士を同じパーティに編成したい場合などは、その方が効果的。

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と言う感じで、なんとかメインパーティが完成。
外見やボーナス選択で、気が付いたら結構な時間が過ぎていました。
キャラクター作成も面白い部分ですから、苦には感じませんけどね。
面倒な人はプリセットキャラクターも用意されているので、そちらでサクっと進めても良いかも。

ちなみにこのゲームにおける主人公とは、プレイヤーが操作しているパーティ全体になります。
常に部隊単位で行動しているので、あらゆる場面で部隊として扱われると。
NPCからの呼ばれ方も、部隊の名前になりますね。
なのでどういうパーティなのか自分なりに設定考えておくと、物語にのめり込めるかも・・・。

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ここまでの流れはPC版とほぼ同じなので、気になる方はPC版の体験版をプレイすると参考になると思います。

[リンク]
・迷宮クロスブラッド インフィニティ 公式HP
http://xblood.jp/

・迷宮クロスブラッド(PC版) 公式HP
http://www.exp-inc.jp/xbl/



ところで迷宮クロスブラッドとは関係無い話ですが、PSストアにてデモンゲイズのアバターが無料配布されています。
5月29日までの期間限定で、それ以降は有料(180円)になるらしいので、興味がある方はお早めに。

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・デモンゲイズ PlayStation®Network用オリジナルアバター
http://www.demongaze.jp/special/dlc.html



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