「コロニーの落ちた地で・・・」編を開始。
これはドリームキャストで発売された同名ゲームが元になっています。
サターンで発売された「THE BLUE DESTINY」の後継と言える作品で、コックピット視点の3Dアクションゲーム。
ハードがドリームキャストになった事で様々な面でパワーアップし、今でも傑作として挙げる人も多いです。

DC版はガンダムを題材にした作品でありながら、ジムなどの量産機にスポットが当たっているのが特徴ですね。
エース級のパイロットが、連邦量産機で戦い抜くと言うシナリオ。
終盤でジムスナイパーIIに乗り換えるものの、ガンダムなどのワンオフ機は登場せず。
一般兵士に近い視点でガンダム世界を堪能できると言う所が、DC版の魅力でした。

ちなみに私はDC版も所持しているのですが、ドリームキャスト本体が引っ越しの際に壊れてしまったので、プレイする事はできず。
非常によく出来たゲームだったので、たまに遊んでみたくなるのですけどね。



第01話「戦争の犬たち」
オーストラリア大陸奪還作戦に参加する事になった連邦軍部隊ホワイト・ディンゴは、アリススプリングスへと突入。
味方主力部隊が到着する前に、防衛戦力を排除する事になりました。

ホワイト・ディンゴの面々は、DC版では海外のマンガ風なキャラクターデザインでしたが、今作では日本風な絵柄に変更。
Gジェネシリーズなどで書き直されたキャラクターと同じですね。

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このシナリオで使える機体は、下記の通り。

・ジム(WD)・・・レイヤー
・ジム(WD)・・・レオン
・ジムキャノン(WD)・・・マイク

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戦闘ですが、1話にしては敵の数も多く、攻撃力も高いです。
気を抜くと撃破されかねないので、近場の敵から確実に撃破したいもの。
砲台は離れた地点から攻撃してくるので、先に倒しておくと幾分楽に。

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初期配置の敵を倒すとイベント。
特殊ペイントのグフが現れ、交戦状態に突入します。

と言う事でグフとの戦いですが、途中で敵増援も現れますね。
空中からはドップ、地上からはザクIIとグフが襲ってくる形。
とりあえずグフから距離を取り、ザコから倒してしまうと良いかと。

グフは距離を取って射撃武器で攻撃するか、SP格闘を当てて行くと楽に削れます。
しかし耐久力は高いので、地道に攻撃を続けなければなりませんが。

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グフのHPを一定値まで減らすとイベント。
グフのパイロットから、通信が入ってきます。
相手は荒野の迅雷との異名を持つ、ヴィッシュ・ドナヒュー中尉。

ヴィッシュはこのまま戦闘を続ければ、街に住む民間人にも犠牲が出ると話しかけてきます。
しかしジオン軍はこの街を明け渡す用意があり、その条件として自分たちの撤退を見逃すように要求してきました。

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ヴィッシュの話が本当なら民間人の犠牲者を減らせる上、後続の主力部隊の被害も抑えられると言う事で、ホワイト・ディンゴの隊長であるレイヤーは要求を受け入れることに。
そしてヴィッシュ達は素直に退却していくと言う所でステージクリア。



第02話「霧の中の死闘」
連邦軍の主力部隊に対する爆撃を阻止する為、ホワイト・ディンゴは峡谷で敵部隊を待ち伏せする事になりました。
敵部隊にはガウが確認されている為、マイクのジムキャノンには試作ビームライフルの携行が許可。
と言う事で今回のマイク機には、SP射撃として試作ビームライフルが追加されています。

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渓谷へと向かったホワイト・ディンゴでしたが、待ち伏せを仕掛けるはずがジオン軍部隊に待ち伏せされていました。
ガウの到着まで時間が無い為、急いで殲滅する事に。

今回は狭い渓谷で戦う事になりますね。
被弾しやすいので、ジムキャノンは言われる通りに温存した方が良いかも。
レイヤー機とレオン機を使って、敵を殲滅していく形。
渓谷の上にも敵がいることがあるので、頭上にも注意。

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初期配置の敵を全滅させるとイベント。
目標のガウが現れますが、ガウは部隊を降下させ、戦闘状態へと突入します。

今回はザクIIの他に、ドップが空中戦も仕掛けてきます。
ドップはマシンガン系の武器なら簡単に倒せるので、レイヤー機やレオン機で倒すと良いかと。

ある程度敵を掃除したら、マイク機でガウを攻撃。
試作ビームライフルなら2発で瀕死まで追い込めるので、積極的にSP射撃を使うと良いかと。
ゲージさえ溜まっていれば、簡単に撃破出来ます。

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敵を全滅させるとイベント。
戦略目標でもない渓谷に部隊を展開していたジオン軍の行動に疑問を抱く面々でしたが、現状では何もわからず。
マイクがジャクリーンちゃんのラジオを聞きたいと言う事もあって、その場は撤退すると言う形でステージクリア。
ちなみにラジオの件はDC版でもあったので、ちょっと懐かしかったです。

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第03話「廃墟の街」
連邦の主力部隊はアデレードを攻略し、メルボルンへと侵攻。
ホワイト・ディンゴは、奪還したアデレードの哨戒任務を行う事になりました。
ちなみに今回のインターミッションでは、ジャクリーンのラジオが流れていたり。

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今回のステージから、マイクの機体が量産型ガンキャノン(WD)に変化。
ジムキャノンより全体的に性能アップしていますが、試作ビームライフルは無くなっていますね。
量産型ガンキャノンは個人的に好きな機体なので、ここで使えるのは嬉しいです。

ホワイト・ディンゴ仕様の量産型ガンキャノンは、両手にマシンガンを装備。
発射位置の関係で敵に命中させやすく、それなりの火力もあるので、なかなか使いやすいですね。
キャノンの弾数は20発ですが、一度の発射で2発消費される為、実質的には10回まで使用可能。
それでもバズーカ相当の武器を10発使えるのは魅力ですし、今回は量産型ガンキャノンを使うと楽かも。

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ただ耐久力が高いとはいえ、ザクに接近されると危険。
近場にいる敵を優先して倒し、キャノンを使う時はジャンプして射撃。
量産型ガンキャノンは動きが鈍いので、敵に肉薄されたらジムに切り替えた方が良いかも。

初期配置の敵を倒すと、敵増援が現れます。
増援はゴッグと戦闘ヘリ、潜水艇。
戦闘ヘリは機動力が高いので、接近してマシンガンを使わないと倒すのは難しいです。

ゴッグは耐久力が高いので、ジムでSP格闘を撃ち込んだ方が楽。
しかし敵は攻撃力も高く、ジムは簡単に撃破されてしまう為、集団の中に突っ込むのは危険ですね。
遠くからは潜水艇も攻撃してきますし、陸地の奥に誘い込んで各個撃破した方が安全かも。

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MSとヘリを殲滅したら、最後に潜水艇を破壊するだけ。
しかし潜水艇は火力が高く、ミサイルの誘導性も高いので、正面から戦うのは危険。
水中に飛び込み、背後から移動しながら攻撃すると良いかと。
垂直発射のミサイルは背後にいても飛んできますが、正面にいるよりは敵の攻撃は少なくなりますし。

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敵部隊を破壊すると、情報部に協力すると言うレオンをその場に残し、ホワイト・ディンゴは撤退。
そのままステージクリアとなります。



第04話「アスタロス」
撃墜した戦闘ヘリを調査した連邦軍は、ジオンの秘密兵器であるアスタロスの存在を知る事に。
ホワイト・ディンゴはアスタロス追撃の極秘任務に就き、トリントン基地へと急行します。

実はレオンは連邦の情報部に所属する秘密諜報部員で、トリントンに保管された核の監視役として送り込まれたメンバーでした。
しかしアスタロス追撃の重要性を悟ったレオンは自らの正体を明かし、ホワイト・ディンゴのメンバーは何事も無くレオンを迎え入れ、真に団結して任務に挑むと言う展開。

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ちなみにアスタロスとは、一種の化学兵器。
植物の育成促進を促すウイルスなのですが、地上で使われると地球規模で生態系を乱し、深刻な被害がもたらされる可能性があると言う事。

ホワイト・ディンゴがトリントン基地に到着した時、ジオンの部隊によって基地は制圧されていました。
ジオンは貯蔵された核を手に入れようとしている為、敵部隊を排除して核の奪取を阻止する事に。

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今回はドムとギャロップ、マゼラアタックと戦う事になります。
ドムは最初の2体を倒すと、追加でもう1体出現。
その後はザクなどのMS部隊が現れると言う展開。

ドムは突撃して来る為、各個撃破で早めに倒してしまいたいですね。
格闘攻撃を避ける為、距離を取って攻撃すると楽。
その後はザクやマゼラアタックを排除。
ギャロップの攻撃を受けないように、戦闘位置には気を付けたいもの。

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敵MSを全て撃退したら、マップの奥にいるギャロップを攻撃。
ギャロップは移動速度が速いですが、砲台さえ潰してしまえばどうとでも料理出来ます。
砲台も3門しかありませんし、SP射撃などを使いつつ、早めに砲台を潰すと楽になるかと。

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ギャロップを破壊するとイベント。
核の奪取は阻止できましたが、アスタロスのサンプルは敵が持ち去ってしまいました。



第05話「月の階段」
トリントン基地から逃げ出した敵は、ヒューエンデン宇宙基地に向かった事が判明。
ホワイト・ディンゴは敵を追撃し、途中にある防衛要塞を強行突破する事になります。

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作戦には他の連邦軍部隊も参加する予定でしたが、ホワイト・ディンゴが到着した時には先行部隊は全滅。
後続の飛行部隊の為に、ホワイト・ディンゴのMSだけで基地の砲台を破壊する事に。

と言う事で戦闘に突入しますが、今回は砲台を破壊する事が目的。
しかし砲台の設置数は多く、火力も高いので、スタート地点付近でMSを殲滅してから奥に進みたいですね。
入り口付近にある砲台を倒し、遮蔽物を盾に戦うと安全ですから。

ある程度MSを一掃したら、少し奥にある砲台を破壊。
安全を確保したら、周辺のMSを殲滅すると言う繰り返し。

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砲台を全て破壊するとイベント。
敵はアッザム・オルガを出撃させるので、これを撃破する事になります。
アッザムからは距離を取り、MSから倒すと楽に。
時折アッザムリーダーが飛んでくるので、ミニレーダーをよく見て、敵マーカーが近付いてきたら警戒した方が良いかと。

MSを殲滅したら、アッザム・オルガを破壊するだけ。
建物などを盾に使い、量産型ガンキャノンで砲撃すると楽に倒せますね。
SP射撃なども惜しまず使いたいもの。

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アッザムを撃破するとイベント。
敵基地の制圧に制圧し、ジオン軍も投降してきます。
しかしホワイト・ディンゴの機体は損傷も激しく、アスタロスの追撃が難しい状態。
そこへ連邦軍のミデアが到着すると言う所でステージクリア。



第06話「コロニーの落ちた地で・・・」
連邦軍のミデアは、レオンの手引きで新型MSジムスナイパーIIを輸送していました。
乗り換えを済ませたホワイト・ディンゴは、アスタロスを乗せたHLVの打ち上げを阻止する為、ヒューエンデン宇宙基地へと出撃。

ホワイト・ディンゴ達が基地に辿り着いた時、HLVの1基は打ち上げられてしまいます。
残りのHLVの打ち上げを阻止しようとするホワイト・ディンゴでしたが、1基のHLVはジオンのヴィッシュの手によって破壊されてしまいました。
このHLVにはザビ家の直属、かつ非道な兵士が乗っていて、ヴィッシュの手によって裁きが下されたと言う形。
アスタロスを兵器転用しようと考えていたのも、この兵士だったようです。

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そしてヴィッシュは最後のHLV打ち上げの時間を稼ぐ為、ゲルググで出撃。
ヴィッシュを信奉する部下も、MAライノサラスで襲い掛かってきます。
と言う流れで、最終ミッションが開始。

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今回のミッションでは、全機がジムスナイパーII(WD)になっていますね。
青と白を基調とし、頭部にバルカンポッドを増設した特別仕様。

ジムスナイパーIIは、スナイパーと言う名を冠してはいますが、エースパイロット用に調整された高性能な汎用機。
ゲームに登場する際は狙撃仕様になっている事も多いのですが、今回は設定を生かした性能になっていますね。

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レイヤー機とレオン機は、ビームライフルとロケットランチャーを装備した近・中距離戦用。
マイク機はロングレンジビームライフルを装備した、遠距離戦仕様になっています。
機体性能も微妙に違いますし、ジムスナイパーIIで接近戦を挑みたいと言う場合は、レイヤー機とレオン機を使うと良さそうですね。

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敵MSはジムスナイパーIIなら簡単に撃破可能。
しかしヴィッシュのゲルググやライノサラスが攻撃を仕掛けて来る為、殲滅するのは大変ですね。
ここは基地の中心部を抜けて、HLVの元まで移動した方が良いかと。
基地は複雑な構造で、ライノサラスの射線を遮る巨大な壁もありますから。
ヴィッシュの位置はレーダーの赤点で確認し、移動中に可能な限りザコを撃破。

ザコを倒したら、HLV周辺の砲台を破壊。
そのままHLVも撃破します。
複雑な地形のせいか、ヴィッシュはハマって動けなくなることもあるので、そうなるとHLV破壊は楽ですね。
ハマるかどうかは運次第でしょうけど。

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ライノサラスですが、巨体故に基地の内部には入って来れません。
マイク機のロングレンジビームライフルなら、入り口にいるライノサラスを一方的に攻撃できるので、HLV付近から狙い撃ちにすると余裕で倒せます。
SP射撃だと射程が足りないので、地道に通常射撃で削ると良いかと。

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私の場合、ヴィッシュが地形にハマっていたので、最後にヴィッシュのゲルググを攻撃。
ゲルググは動きが素早いですが、単体なら怖い相手ではありませんね。
相手の突撃にビームライフルを当てたり、SP格闘を撃ち込むと言うパターンで余裕でした。

もし地形にハマっていない場合は、ライノサラスより先に倒した方が良いでしょうね。
地形を上手く活用すれば、ライノサラスは怖くありませんし。

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目標を全て破壊するとイベント。
ヴィッシュは自分が死んだら部下に降伏するように命令を出していたと語り、兵が無駄死にしないようにレイヤーへ頼み込んできます。
そしてヴィッシュは、静かに息を引き取りました。

その直後、ジャクリーンのラジオで終戦が告げられます。
前線には情報が届くのが1日遅れており、もっと早く連絡があれば・・・と嘆くレイヤー。

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その後ジオンの部隊は投降。
しかしオーストラリアは敵の陽動であり、残党はアフリカへと渡り潜伏。
とは言え、脅威だったアスタロスの奪還には成功し、オーストラリアを取り戻す事にも成功。
ホワイト・ディンゴは戻って祝杯を上げようと言う所で、スタッフロールになります。

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と言う感じで、「コロニーの落ちた地で・・・」編は終了。
6話でよくまとめられていたと思いますが、最終話でヴィッシュが味方のHLVを破壊した所は少し情報不足に思えました。
私も展開を覚えてなくて、後で調べて何故攻撃したのかを理解しましたから。

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ドリームキャストが壊れてからオリジナルをプレイしてないですし、殺されたジオン軍兵士が非道な奴なんて事は、完全に忘れていました。
そういう点で少々物足りない点もありましたが、概ね満足な出来。