連邦編とジオン編両方をクリアする事で、「MISSING LINK 終章 ペイルライダー編」がプレイ可能になりました。
このシナリオはU.C.0090年が舞台。
逆襲のシャアで描かれたシャアの反乱の3年前ですね。
ただ全部で3ミッションしかなく、オマケの要素の強いシナリオ。
登場機体は割と多いですし、もう少し長めだったら良かったのですが。

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第01話「死の騎士、再び」
1年戦争でペイルライダーの中から発見された少女・クロエは、記憶障害を起こしてヴィンセントに懐いてしまったようです。

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それから反地球連邦組織に身を寄せ戦い続けた二人は、シャアの新生ネオ・ジオンに参加。
グレミーの残党がシャアを狙っていると言う情報を掴んだため、二人は新型MSで出撃すると言う展開。

ヴィンセントの搭乗機ですが、専用カラーに塗られたギラ・ドーガ。
クロエはペイルライダーの改修機・トーリスリッターに乗っています。
1年戦争から10年後と言う事もあり、機体性能は飛躍的に向上。

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こちらは2機しかいないのに対し、敵はかなりの大軍ですね。
ただMSはザクII改やガザD、ガルバルディαなどの旧式機。
性能も抑えめになっているのか、大した相手ではありません。

トーリスリッターのSP射撃はマルチロック可能なインコムなので、上手く活用すると楽に戦えます。
武装的には、ギラ・ドーガの方が戦いやすいかもしれませんが。

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ちなみにトーリスリッターはネオ・ジオンで改修を受けたと言う事で、射撃武器はガ・ゾウムのハイパー・ナックルバスター。
シールドはガウの物を流用しています。
SP格闘時にはドーベン・ウルフのような隠し腕も使うと、ネオ・ジオン製MSの継ぎ接ぎみたいな機体でした。

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第02話「ZII、宇宙を駆ける」
今回の主役は、レイス隊の隊長だったトラヴィス。
トラヴィスはジャンク屋や裏稼業を行いつつ、息子のヴィンセントや、グレイヴの被害者であるクロエを探していたようです。

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そしてついに二人の行方がわかり、しかも一緒に行動している事が判明した為、裏ルートで入手したZIIで駆け付けると言う展開。
しかしグレミーの残党軍に遭遇してしまった為、戦闘状態に突入。

ZIIは機体スピードが非常に速く、使いやすい武装も揃っているので、かなり快適に戦えますね。
十字キー上で変形すると、さらに高速で移動可能。
その分敵に狙いを定めるのが難しくなりますが。
サブ武装は拡散型のクレイバズーカなので、変形時はこちらを主力にすると楽になります。
変形そのものを封印するのも手ですが。

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初期配置の敵を全滅させたら、指定地点に移動するとクリア。
敵陣を突破したトラヴィスは、ついに目的のヴィンセント機を発見すると言う展開に。

ちなみにZIIですが、機体設計のみで生産はされなかったと言う機体。
しかし今の設定では1機だけ作られた事になっていて、その機体が巡り巡ってトラヴィスの元へ来たようです。
ガンダムの設定は、いろいろと変わりますからね・・・。

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第03話「呪いの終焉」
再会を果たしたトラヴィスとヴィンセントは、グレミーの残存艦隊を突破する為に共闘する事になります。
今回使えるのはヴィンセントのギラ・ドーガと、トラヴィスのZII、クロエのトーリスリッターの3機。

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初期配置の敵は弱いので、問題無く殲滅出来ますね。
その後はイベントが発生。
かつてマルコシアス隊に所属していたアンネローゼの乗る、真紅のクィン・マンサが出現。
こちらへ攻撃を仕掛けてくるので、仕方なく応戦すると言う展開に。

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と言う事で後半戦が始まりますが、トーリスリッターは操作不可能。
クロエが倒されないように気を付けながら、クィン・マンサ以外の敵を全滅させる事になります。

ただ条件を満たしても、会話イベントが終わるまで待つ必要有り。
その為、素早く敵を殲滅しなければ、イベント終わるまでクロエが耐えられ無い事も。
私はそれで一度ゲームオーバーになりました。

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敵部隊の中で厄介なのは、ドーベン・ウルフ。
1体しかいないものの、その分耐久力が高いので、SP攻撃で早めに倒してしまいたいですね。
後は短時間で敵を倒すように心がければ問題無いかと。
クィン・マンサもロックオンや攻撃が可能なので、間違って攻撃しないよう、何をロックオンしてるか確認するのも大事。

条件を満たし、会話イベントが終わるとステージクリア。
トーリスリッターとクィン・マンサは、相打ちで共に爆発してしまいます。
ただ脱出ポッドが機能したオカゲで、二人とも生存。

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この戦いでHADESの搭載されたペイルライダーの頭部は失われ、クロエはその呪縛から解き放たれた模様。
ヴィンセントとクロエ、アンネローゼはトラヴィスが引き取り、一緒に暮らしたようです。
エンディング後の一枚画では、ヴィンセントとクロエの間に出来たと思われる赤ん坊の姿も・・・。

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と言う感じで、ペイルライダー編をクリア。
一年戦争後の物語はオマケ程度と言う話でしたが、本当にオマケでしたね。
それでもZ時代以降のMSを使えるのは嬉しかったです。
VRミッションだと、敵として登場したガザDやドーベン・ウルフ、クィン・マンサも使えるようですし。

ストーリーに関しては、唐突に始まって唐突に終わった感が強かったです。
3ステージしか無かったので、余計にその印象が強いですね。
クロエは戦闘毎に消耗しており、次の戦闘では命を失うかもしれないと言う話でしたが、いきなり出てきてそんな事を言われても感情移入しにくいですし。

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もう少しステージ数を増やし、ネオ・ジオンに参加する前のストーリーも描かれていれば、クリア後の感想はもっと違うものになったでしょう。
今の構成だと、クライマックスだけを切り取って見ているようなものですし。
そういう意味で、ペイルライダー編は色々と惜しい感じでした。