本作から追加されたアンリミテッドモードですが、やり込みには欠かせない要素となっていますね。
アンリミテッドモードでは、5人のキャラクターを選択。
その5人でダンジョンを探索し、宝箱や敵から素材を集める事になります。
素材からは武器を作れたり、任意の武器に属性を付けるのに使えますね。

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無印だと武器を集め、入手した武器に欲しい属性が付いている事に期待するしかありませんでしたが、今作では素材さえ手に入れれば好きな属性を付けられます。
素材も比較的簡単に集まりますから、武器に属性付ける作業が楽になりました。

アンリミテッドモードの流れですが、要石を使ってダンジョンを解放。
実際にダンジョンへ突入し、敵を倒しながら宝箱や素材を集める事に。
要石はダンジョンクリア時に入手。

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マップ内には龍穴と呼ばれる場所があり、その上でL1ボタンを押していると解放可能。
その際に特殊な効果を受けられる事もあります。
龍穴のひとつが出口となっていて、出口を発見した後でL1ボタンを押し続けるとダンジョン脱出。
入手したアイテムを持ち帰れると言う仕組み。

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ちなみに龍穴の解放ですが、龍穴の上でL1ボタンを押してさえいれば、どのような行動を取っていても構いません。
L1ボタンを押しながら攻撃していたり、無双乱舞を発動していても解放・脱出可能。

また通常のステージの場合、敗北すると前回セーブした所からやり直しとなりますが、アンリミテッドモードで敗北しても素材を持ち帰れないだけで、稼いだ経験値等は引き継げます。
その為、通常のステージで稼ぐよりも安心ですね。
ちょっとしたミスから敗北して、十数分のプレイが無駄になると言う事がありませんから。

ちなみにマップは実際に歩いた範囲しか表示されませんが、背景色の青い探索系の陣形に切り替えると、仲間たちがマップを探索してくれます。
仲間たちが歩いた範囲や見つけた宝箱、龍穴の場所もマップに表示されるので、最初は探索系の陣形でマップを埋めるようにすると楽になります。

またアンリミテッドモードでは、5名のキャラクターが全て戦闘不能状態になると探索失敗。
逆を言えば、1名でも生きている限り、探索を続けることが可能です。

倒された仲間は一定時間が経過すると復活しますし、探索系の陣形で味方をバラバラに配置しておく事は、全滅を防ぐ意味でも有効ですね。
強敵と戦ってプレイヤーが倒されてしまっても、別のキャラで逃げ回り、復活の時間を稼ぐ事ができますから。
仲間と一緒に戦っていると、気が付いたらプレイヤーが最後のひとりで、倒されて敗走・・・なんて事がよくありますし。

ダンジョンに現れる敵武将は、撃破すると「○○の縁」と言うアイテムを落とす場合があります。
これを入手すると、拠点にいる仙女に渡す事で、対応する武将を仲間に加える事が可能。
最初に選んだ5名以外は、こうやって増やしていく事になります。

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入手した縁を使うと、その武将との友好度を上げる事も出来ますから、友好度上げの作業も楽に。
対応した縁が3つあれば、友好度を一気にMAXまで上げられますから。

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ダンジョンでは、瘴気レベルと言う概念があります。
敵を倒したりダンジョン内で時間が経過すると、瘴気レベルが上昇。
出現する敵が強くなります。
序盤のダンジョンでも難易度修羅相当の敵が現れるようになる為、キャラクターが育ってない時期だと非常に危険。

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龍穴の上でL1ボタンを押し続けると瘴気レベルを下げる事が可能ですが、瘴気を吸った龍穴は枯渇してしまい、しばらく利用できなくなります。
複数存在する龍穴を上手く活用し、瘴気レベルを調整しながら戦う事がポイント。

しかし瘴気レベルが高くなると、それなりの恩恵を受けられます。
瘴気レベルが高くなるほど敵が落とすアイテムの質が上がり、レアな素材を入手しやすい状態に。
さらに敵から入手した武器は、その時点の瘴気レベルに応じて強化され、普通に入手した武器よりも遥かに強くなります。
武器以外の装備品のランクも高くなる模様。

と言うわけで、素材やアイテム稼ぎが目的なら、むしろ瘴気レベルが高い状態を維持した方が良いですね。
プレイヤーの目的に応じて、上手く調整する事になると。
武将の縁は瘴気レベルが高いと落としにくくなるので、縁集めの時は瘴気レベルを低めに抑えるとか。

入手した素材は、武器屋で武器を作って貰ったり、属性の宝珠に作り替えて貰う事が可能。
宝珠を直接手に入れる事もできますが、どうしても手に入らなかった場合は、素材から宝珠を作っても良いかと。
ちなみに本作の最強武器は、武器屋で錬成してもらえる武器になる模様。

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武器錬成の時に宝珠を選択すると、入手した宝珠を武器に装着できます。
これで好きな属性を、武器に付ける事ができると。
今作から追加された属性の多くは、アンリミテッドモードで手に入るようになっています。
稀に武器屋で新属性付きの武器が売られている事もありますが。

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それとは別に、仙女から依頼を受ける事も出来ます。
最大で5つまで引き受ける事が可能で、達成すると報酬を貰えると。
ダンジョン探索のついでに達成できるものが多いので、依頼を受けながらプレイすると良いですね。

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と言う感じで、武器の作成・属性集めがメインとなるアンリミテッドモードですが、実は経験値稼ぎにも向いています。
基本的にダンジョン内の敵は無限に出現し、プレイヤーが出口から脱出しない限り、何度でも現れ続けます。
ダンジョン攻略の制限時間は60分なので、時間切れにさえ気を付ければ、いくらでも稼いでいられると。

そしてアンリミテッドモードのザコ武将は、瘴気レベルが高くなると高い確率で開眼の書をドロップします。
開眼の書は入手してから20秒間(30秒?)、倒したザコ敵が必ず経験値300の巻物を落とすようになると言う効果。

例えば効果時間内に30体の敵を倒した場合、9,000もの経験値を獲得。
レベルアップに必要な経験値は最大で5,000ですから、開眼の書を拾えたら一気にレベルアップが可能。
龍穴解放時に、開眼の書の効果を得られる場合もあります。

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アンリミテッドモードの場合、敵は無限沸きですし、瘴気レベルが高いと頻繁に開眼の書を手に入れられますから、稼ぎの効率はかなりいいですね。
1ステージで1名のキャラクターを、Lv1からLv100まで上げられるほど。
さらにストック経験値もかなり稼げるので、転生後にある程度までレベルを上げたり、他のキャラを育てる事も出来ます。

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また今作から追加された武器属性に「調達」がありますが、調達の効果は敵を倒した際にドロップするアイテムが2つになると言うもの。
開眼の書の発動時間中、敵がドロップする巻物も2つになるので、稼ぎの効率が2倍になりますね。
30体の敵を倒せば、18,000の経験値を入手出来ると。

敵武将が落とす素材も2個ずつになるので、アンリミテッドモードの探索時には調達を付けておくと便利。
開眼の書自体も2つドロップするようになる為、1個拾って時間が切れたらもう1個拾うなんてことも出来ますし。

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獲得経験値が増える練磨の属性も、巻物の取得経験値に乗るようですね。
育成目的なら、調達と練磨を付けておくのが基本となるかもしれません。
今回はLv100まで育てても、最大で9回まで転生させられますから。



そんな感じで、アンリミテッドモードで経験値や素材集めをしていました。
その結果、ステルクを9回転生させる事に成功。
結構な時間がかかりましたが、稼ぎの手段を用意してあるのは嬉しいです。
ディスガイアなどもそうですが、やり込みの過程が苦痛にならない工夫をしてあるのは助かりますね。

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ゲームによっては、プレイ時間を無駄に引き延ばす為、時間かかるだけの苦痛なプレイを強いられる事がありますからね。
その結果、ゲームの面白さを損なってしまったり。

しかし無双OROCHI2 Ultimateは、ある程度の下準備と時間が必要になるものの、簡単にレベルを上げる手段を用意してある所は評価できます。
同時に素材集めも行えますから、レベル上げ一辺倒にもなりませんしね。
この辺りは上手い調整だなぁ・・・なんて思いながらプレイしていました。