グラビティデイズ2のDLC「時の箱舟~クロウの帰結~」のプレイを開始しました。
このDLCは本来有料で販売する予定でしたが、ゲーム本編の発売が1か月延期になってしまったお詫びも兼ねて、無料で配信されることになったと言う経緯があります。
ソフトが発売延期になった理由も、人喰いの大鷲トリコの発売と時期が被ってしまった為で、SIEのスケジュールの都合でしたからね。
それがなければ予定通りに発売できたと言う事もあり、DLCの無料配布に踏み切ったのかも。

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今作のDLCですが、タイトル通りにクロウが主人公。
前作では謎のままに終わった、箱舟に関する物語が展開されるようです。
時間軸的には、前作と今作の間の物語。

DLCをダウンロードすると、タイトル画面で外伝を選択できるようになります。
ここから外伝を選ぶと、DLCの物語をスタートできると。

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■ エピソード1 「赤と黒」
ここでは誘引装置の警備をしているクロウのシーンから始まります。
最初は悪漢と戦う事になりますが、その最中にネヴィが出現。
新たに現れたネヴィを殲滅する事になります。

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ネヴィですが、誘引装置に誘い出されたもの。
誘引装置はネヴィの残滓を吸引して重力エナジーに変換する機能があり、その重力エナジーを集めて箱舟で眠る子供たちを助け出す事が目的。

ここで箱舟についておさらいしておくと、かつてヘキサヴィルの子供達が乗った通学バスが、下層へ落ちてしまう事故が起きました。
子供たちは最下層にある捨てられた街ボゥトヌに辿り着き、子供達だけで生活する事に。
子供たちのリーダーを務めていたのは、年長者のザザと言う少年。

前作でキトゥンはボゥトヌを訪れ、子供たちの事情を知ります。
そこで子供たちを遺物である箱舟に乗せ、クロウとも協力して子供たちをヘキサヴィルへ連れ戻すことに成功しました。
しかし子供たちは箱舟の中で謎の眠りにつき、いまだ目覚めないと言う状態。
クロウは子供たちを助ける為、研究者の実験に協力していると言う形。

と言う事で、クロウは誘引装置から重力エナジーを集める事になります。
装置を探し出して、それに群がるネヴィを倒し、エナジーの入ったタンクを回収すると言う流れ。
しばらく回収していると、箱舟で眠るザザの幻影が現れました。
ザザは妹であるサチアを探さなければと口にして、そのまま消滅。

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ちなみにサチアとは、クロウの事。
サチアは他の子供たちと一緒に事故に巻き込まれ、ボゥトヌへ落ちてしまったのですが、何かの弾みで一人だけヘキサヴィルに戻ってしまいました。

本作でも語られていましたが、下層へ行くほど時間の流れが遅くなり、ボゥトヌの子供たちにとっては数ヵ月でも、ヘキサヴィルでは数十年と言う時が過ぎていました。
その時間差からサチアは大人となり、重力使いの力を得てからはクロウと名乗るようになります。

そしてクロウはボゥトヌの子供たちを助ける為、後にヘキサヴィル市長となるドネリカの手足となって活動していたと言うのが、前作のお話。
キトゥンと協力して子供たちを連れ帰るも、目覚める事のない眠りに落ちてしまったのは上記の通り。


ザザの幻影を見たクロウは、子供達を助けようと思いを新たにするのですが、そこにゲイドとシアネアが忠告にやってきます。
今回の実験には問題があるようですが、ザザ達を助けたいクロウは聞く耳を持たず。
重力エナジーを科学者へ届ける為、その場を後にします。

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重力エナジーを回収に来たのは、ブレフマンの秘書でした。
どうやら実験の発案者は、ブレフマンだった模様。
キトゥンも今回の実験に協力しているようでした。

その後二人は広場へ向かい、ブレフマンの演説を聞きます。
直接的では無いものの、この時点でキトゥンとブレフマンは会っていたんですね・・・。
そして実験が開始されるのですが、箱舟が不思議な光を発します。
不安を覚えたクロウが箱舟に近付くも、弾き飛ばされてどこかへ消えてしまいました。

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■ エピソード2 「迷路のなかで」
不思議な空間の中で、サチアは目を覚まします。
そこに操蔵主ビットが登場。
ビットが言うには、クロウは事故にあってバラバラになってしまったようです。
それ故、幼いサチアの姿になっているようですね。
サチアもクロウとしての記憶を失っている模様。

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この空間にはサチアの思い出が散らばっているらしく、消される前に回収しなければならないとビットは話します。
そこでサチアは、言われるままに思い出を探して歩きます。

ここでは徘徊する敵に見つからないように、思い出を回収する事になりますね。
思い出は青い光であったり、何かしらの物の形をしています。
これらを回収して行く事で、サチアの過去がわかる展開。
前作では掘り下げられなかった所ですね。

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ここで判明するのは、サチアは捨て子だった事。
ザザの両親に拾われ、ザザとは実の兄妹のように仲睦まじく過ごしていたようです。
そして遠足のバスに乗った日、事故でヘキサヴィルから落ち、ボゥトヌへ辿り着きました。


そこでサチアは遺物の船を見つけ、遺物の誤作動でヘキサヴィルに戻ってしまいます。
ボゥトヌで数ヵ月過ごしている間に、ヘキサヴィルでは半世紀の時が経っていた模様。
両親は既に無くなっており、サチアを知る者もいない街。

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それから一人で生きてきた事まで思い出すと、サチアはクロウの姿に戻っていました。
そんなクロウの前に、再びビットが姿を現します。
クロウはビットを知らないと言いますが、ビットの方はサチアの事もクロウの事も知っていると話しますね。
キトゥンと同じように、クロウに重力使いの力を授けてくれたのは、ビットなのかも。

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ビットはもう一度子供たちを箱舟に乗せ、ヘキサヴィルを目指すように言います。
クロウの前にはザザの幻影が現れるので、幻影を箱舟に導く展開。
箱舟の元へ行くには浮島を渡る事になりますが、浮島には敵が徘徊しています。
敵がいるとザザは動かないので、クロウが敵を殲滅する必要がありますね。
ザザが浮島に渡ると新しい敵も沸くので、ザザが倒されないように護衛する必要も有り。

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ザザを箱舟まで導くとイベント。
前作と同じように、重力使いの力で箱舟を動かし、上層へ向かって旅立ちます。



■ エピソード3 「花咲く乙女たちのかげに」
クロウが意識を取り戻すと、そこは時間の静止したヘキサヴィルでした。
誰もが動きを止めている中、キトゥンの猫ダスティだけが普通に動いているのを目撃し、クロウはダスティを追いかける事になります。

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ある程度追いかけるとダスティは姿を消してしまいますが、近くにある道路を進んで行くと、再びダスティを発見できます。
これを何度か繰り返すと、時の止まったキトゥンを発見。
ダスティは平気なようでしたが、キトゥンの方は時が止まっている模様。


そこに少年の姿のビットが現れます。
ビットが言うには致命的な障害が発生し、世界の時間が停止したとの事。
様々な事象が複雑に絡み合った結果で、神の身にも予測できなかったようですね。

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箱舟からは永久動力である光と闇のエレメントが漏れ出したらしく、それを取り戻すように言われます。
静止した時の中でもネヴィは普通に動き回っており、こいつらを倒すと光の粒子が飛び散りますね。
光の粒子はある方角に飛んでいくので、粒子が飛んでいく方向に向かう事になります。

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粒子の導きに従っていくと、プレジューヌでシアネアを発見。
その後は同じように粒子を頼りに進んで行くと、オルドノアでゲルドを発見できます。
そこにビットとシアネアも現れ、神の力で不思議な空間に運ばれました。

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