入学から3日目、4月13日を向かえました。
この日は球技大会で、何故か生徒と教師チームが対戦するようです。
発案者は鴨志田。
鴨志田は元オリンピックメダリストなので、教師チームに勝てるわけがないと生徒は乗り気じゃない様子。
一方で先生の生スパイクが拝めるかもしれないので、記念に一発受けておこうと言うミーハーな生徒もいましたが。
球技大会は午前中に行われるようです。
見学していた竜司は、一人浮いている杏を気にしていました。
杏も何かしらの問題を抱えていそうですね。

鴨志田の方は自分の得意分野で実力をいかんなく発揮し、その存在感を見せつけます。
しかしクラスメイトの三島由輝が顔面にスパイクを受け、倒れてしまいました。
舌打ちしながらも鴨志田は心配する様子を見せ、保健委員に三島を連れて行くように命じます。
その様子を杏がじっと見てましたし、スパイクを受ける前、三島も自分からコートの端の方に移動していましたから、この辺り何かありそうですね。

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午後を迎えると、現実でも王様気取りな鴨志田に、竜司は不快感を抱いていました。
鴨志田は親睦の為に球技大会を提案したそうですが、実際は自分が目立つためのワンマンショーだと。
体罰教師なのに、三島の事を心配する振りをしてた所も気に入らないようです。
そして体罰の証人を探す為、顔を覚えたバレー部のメンツを探すことになります。

ここでマップ移動のショートカットが解放。
R1ボタンを押すと、マップから行きたい場所を選んで瞬時に移動できます。

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証人探しですが、まずは2年D組を探すことになりますね。
主人公のクラス。
ちなみに竜司は他のクラスでした。

D組の生徒に証人になってくれないか頼むものの、体罰なんて受けてないと誤魔化されますね。
この生徒から話を聞き出すことを諦めた二人は、手分けして他の生徒の元へ向かう事にしました。
主人公が担当するのは、3年C組の生徒。

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ちなみに2階には新聞部員がいて、何やらきな臭い話を聞けますね。
バレー部について取材すると上から圧力をかけられるとか、鴨志田と三島由輝の事は噂になっているとか。
それ以上の事は話せないし、目をつけられると嫌だからと、追い返されますが。

1階に降りると、杏と鈴井志帆の会話を立ち聞きできました。
志帆は主人公が悪く言われている事に、同情している様子。
杏も噂をくだらないと思っているようですね。
杏と志帆は仲の良い友人のようですし、志帆は主人公の事を心配してくれていましたから、将来コープが結べるのかも。
志帆はバレー部員と言う所に、嫌な予感がしますが。

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1階にある3年C組の前で、包帯姿のバレー部員を発見。
怪我の事を尋ねても練習だとしか答えず、全国レベルの部活なんだから練習がキツイのは当たり前と言う反応。

その後、竜司からチャットが届きます。
竜司の方も良い反応は得られなかったようですね。
ただ入部したばかりの1年生部員なら、まだ言いなりにされてないかもしれないと、次は1年B組に向かいます。
教室は3階。

目当ての1年生に話しかけるも、期待する反応は得られませんでした。
ただ目をつけられたら、三島先輩みたいに先生から指導されてしまうと言葉を漏らします。
ここで時間切れとなり、球技大会は終了。
仕方ないので、一度集まる事になります。

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主人公が中庭で待っていると、杏が話しかけてきました。
何か気になる事があるようでしたが、そこに竜司も到着。
杏は鴨志田に何をするつもりか、二人に尋ねてきますね。
鴨志田と杏は仲がいいと噂されているので、竜司はそれで杏が詰め寄ってきたのだと思った様子。

鴨志田が裏で何をやっているか知ったら、絶対別れたくなると聞かされると、杏はその話に興味を抱いたようです。
しかし竜司は言ってもわからないと、体罰が行われている事は伏せていました。
被害者の事を思ってか、杏の気持ちを考えてか、確証が得られるまで他の生徒に体罰の事を打ち明ける気は無いのかも。

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わけがわからないと言う杏でしたが、杏は二人が噂になっていると伝えますね。
何しようとしても、みんな協力してくれないと。
杏はその事を忠告しに来てくれたようです。
ちなみに竜司と杏は、中学が同じみたいですね。

杏が帰って行った後、主人公は三島が受けたと言う指導の事を伝えます。
それなら帰ってしまう前に、三島から話を聞くことになりました。
三島は体罰を受けている事を必死に隠しますが、そこに鴨志田がやってきます。
鴨志田は三島に部活に出ないのかと尋ねますが、今日は具合が悪いから帰ると答えていましたね。

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しかし鴨志田は、練習以外ではへたくそは治らないと言われ、強い感じで練習に出るのか出ないのかと再度尋ねます。
三島はつらそうな感じで、練習に行くと答えていました。
ここまで言いなりになっている辺り、何か弱みを握られているのかもしれませんね。

鴨志田は主人公と竜司に問題を起こさないようにきつく言い聞かせ、練習に向かいました。
そんな鴨志田に反発する竜司に対し、三島は無駄だと言いますね。
体罰の証明なんて、意味がないと。
校長も親も、みんな知ってて黙認していると言う話。
そして竜司に迷惑だと言って、三島は練習に向かいました。

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その後は夜となり、主人公は帰宅。
ベッドを調べると、竜司からチャットが届きます。
みんな体罰の事を知ってて何も言わないのは、おかしくないかと。
バレー部の為でも体罰を隠しているのは納得いかないと、竜司は明日も証言者を探してみる事にしたようでした。



4月14日
午後の授業中、竜司からのチャットが届きます。
竜司は新しい手を思い付いたらしく、杏から話を聞けないかと持ち掛けてきます。
バレー部員から話を聞けないなら、バレー部員の知り合いから話を聞いてみようと。
杏はバレー部の鈴井志帆と親友なので、そこから情報を得られないかと言う話。

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竜司は既に志帆へ話を聞きに行ったようですが、結果はダメだったようです。
そこで杏から志帆に、話を聞いて貰おうと言う考え。
ただ昨日の杏の様子では協力を得られるか怪しいので、他に手が無いかもう少し考えてみると言う事でした。

放課後になると、噂の杏と志帆のシーンになりますね。
志帆は目の上に先日まで無かった痣が出来ていて、部活に行くのも乗り気じゃない様子。
先日よりも元気が無くなっている感じもしますね。
そんな志帆を心配する杏でしたが、志帆は部活に向かいます。

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中庭に繋がる廊下で、主人公は志帆と遭遇。
主人公が怪我の事を心配すると、志帆は噂を気にしない方が良いと、逆に主人公の事を気にかけてくれました。
志帆の親友である杏も見た目で誤解されているので、悪い噂が流れている主人公の事も気になっているようでした。
そして志帆は部活へ。

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中庭に向かうと、竜司がイラついてますね。
バレー部の生徒に話を聞いてまわったものの、三島みたいな反応しか返ってこなかったようです。
何か手は無いかと言う竜司の問いに、主人公は「城主を懲らしめよう」と提案。

そこに一匹の黒猫がやってきました。
この黒猫はモルガナのようで、人の言葉を話しますね。
本人は猫じゃないと言ってますが、こっちに来たらこうなったと言う話。

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モルガナは主人公たちの行動も把握していたらしく、鴨志田を何とかする方法を教えてやらなくもないと話します。
主人公の発案は、悪くなかったとの事。
ただ迷い込んだ猫を教師が探していたので、ここで話し込むのはまずいと、主人公たちは屋上に移動。
ここでモルガナから話を聞くことになります。

城の出来事に鴨志田本人は気が付いていないが、心の奥では繋がっているそうです。
だから城が消えれば、本人にも影響が出るとか。
パレスは歪んだ欲望そのものなので、それが消えると言う事は、歪んだ欲望が消えると言う事。
パレスを消すのは、改心させることだとモルガナは話します。

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ただ歪んだ心が消えても犯した罪は消えず、良心の呵責に耐えられなくなった鴨志田は、自分から罪を告白するだろうという話。
オマケにパレスが消えると、そこで主人公たちのした事も忘れるようですね。

いい事尽くめのようですが、パレスを消滅させるには、オタカラを盗む必要があるようです。
ただ、この先の事を教えて欲しかったら、モルガナの手伝いもするようにと交渉を持ち掛けられますね。
他に手は無い主人公たちは、モルガナの提案の受けることにしました。

しかしモルガナは、欲望自体は生きて行く為に必要なものだと話します。
全ての欲まで消えてしまったら、それは廃人と同じ。
保護されなければ生きて行けず、最悪死んでしまう可能性もあると言います。
それくらいの覚悟はあるのかと、モルガナは主人公たちに尋ねてきました。

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竜司はその話を聞いて、逡巡しますね。
バレなければ何をやってもいいと言うのは、鴨志田のやってることと同じ。
鴨志田の事は許せなくても、命まで奪うのは賛同できないようです。
とりあえずその日は帰り、他に方法は無いか考える事になりました。

その後で竜司からチャットが届きますね。
どうやら志帆も鴨志田との関係が噂されているようですが、竜司はあり得ないと話しますね。
杏と志帆は中学からの知り合いで、鴨志田みたいな男は趣味じゃないはずだと。
なんで噂になるのかわからないが、もう少し調べてみると言う話。

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ここから自宅へ戻る事になりますが、帰り道で気になる話を聞けますね。
頻発している人が変わったように暴れる事件、犯人は廃人のようになって死んでいるようです。
モルガナの話を聞いた後だと、犯人たちは欲望を全て消し去られたのかもしれませんね。
このタイミングだとモルガナが怪しいですが、そこまでわかりやすい展開は無さそう。

電車を乗り継いで渋谷の駅前広場に到着すると、電話している杏を発見。
電話の相手は、どうやら鴨志田のようです。
鴨志田の誘いを、杏は体調が悪いと断っていた模様。
今までも杏に誰かが電話をかけて来ていたシーンがありましたが、それも鴨志田だったのかも。

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杏は鴨志田から何かを聞かされたらしく、話が違うと慌てた様子を見せます。
どうやら志帆が関係している何か。
そこで通話が切られますが、志帆をレギュラーにしてやる代わりに自分と付き合えとか言われていたのかも。

ショックを受けた杏は、その場にへたり込んでしまいます。
そんな杏に近づくと、杏は話を聞かれていたことに驚いていました。
杏は涙を浮かべながらも何でもないと言って、その場から逃げ出しますね。
放っては置けないので、主人公は杏の後を追いかける事に。

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杏は地下通路の方に向かった模様。
エスカレーターを下りて右に向かう姿が確認できるので、後を追いかけると杏を発見。
大きな緑の柱の前で、マップだとドリンクスタンドの裏側。

主人公は杏に話しかけると、ファーストフード店に向かいました。
杏はちょっと揉めているだけで、話すことは無いと言う態度。
ただ主人公には電話を聞かれてしまった為か、事情を説明してくれますね。

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噂では杏と鴨志田はデキていると言われていますが、実際には何もない様子。
しかし番号を隠し通してきたのにも関わらず、鴨志田から携帯に電話がかかって来て、これから部屋に来るように言われたようです。
断るなら志帆のレギュラーを外すと。

今までは友達の為だからと言いなりになってきたものの、これ以上はもう無理だと打ち明けます。
しかし志帆は大事な友達で、自分には志保しかいないと涙ながらに話しますね。
どうしたらいいと問いかけてくる杏でしたが、主人公は何かを堪えるような感じ。

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多少は冷静さを取り戻したのか、杏は今までまともに話したことのない主人公に、何を言ってるんだろうと話していました。
主人公の事も、噂の通りの悪人とは思えないと言いますね。
どうやら人を襲ったとか、殺しかけたと言う噂が出回っている様子。

ただ杏は噂が大げさすぎると思っていたらしく、自分も色々と噂されていて居場所が無い感じなので、主人公に親近感を覚えていたようです。
だからこんなことを話したのかもと分析していました。

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杏は主人公に気持ちをぶつけた事ですっきりしたようで、今の話は誰にも言わないようにと頼み、帰って行きます。
杏は杏で、鴨志田を説得する方法を考えてみるとの事。

その後、学校で三島が志帆を呼び止めているシーンに切り替わります。
鴨志田が体育教官室に来るようにと言う伝言を伝えに来たようで、話を聞いた志帆が暗い表情を見せると言う展開。

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4月15日
登校中の主人公は、1年生バレー部員の話を耳にしました。
志帆がミーティングに来なかったと言う内容。
今まではミーティングにも来ていたのに、昨日は来なかったのは妙だと話していました。

午前の授業を受けていると、主人公の机の中からモルガナが出てきました。
覚悟は決まったのかと、訪ねてきますね。
ただ周りに生徒がいる状態だったので、見つからないようにモルガナは慌てて隠れていました。
モルガナの声は、主人公たち以外にはネコの鳴き声にしか聞こえない様子。

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その後、学内で事件が発生し、授業どころでは無い騒ぎに。
主人公は廊下で竜司と合流し、中庭へと向かう事になります。
1階は人が多くて通れないので、実習練を抜けて中庭へ。

中庭では様子のおかしい三島を発見し、主人公たちは後を追いかけて話を聞き出そうとしますね。
ただ先ほどの事件が衝撃だったのか、三島は鴨志田の呼び出しの事を打ち明けます。
鴨志田は機嫌が悪いと、部員を指名して殴ると言う話。
三島や志帆だけでなく、他の部員も犠牲になっているようですね。
昨日は特に機嫌が悪そうだったとか。

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話を聞いた竜司は怒り心頭で、体育教官室へと走り去っていきました。
主人公と三島は、竜司の後を追いかける事に。
体育教官室は、2階にありますね。

教官室では、竜司が怒りを爆発させていました。
三島も我慢の限界だったのか、あんなのは指導じゃないと反抗しますね。
しかし鴨志田は罪の意識を全く感じておらず、逆に竜司を挑発するような態度を取っていました。
我慢できずに殴りかかろうとする竜司を、主人公が制止。

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挑発に乗ってこなかった竜司を気にした様子もなく、鴨志田はここにいる3人は全員退学にしてやると言い放ちます。
三島も一緒に脅迫してきたとして同罪。
さらには主人公の経緯をみんなにバラしたのは三島だと、罪を擦り付けていました。
実際にネットに主人公の事を書き込んだのは三島でしたが、それは鴨志田に命令されてやったようです。

この一件で主人公と竜司は、パレスを消滅させることを決意。
モルガナの前で覚悟を伝えた所に、杏が話しかけてきました。
退学の事は既に噂になっていて、本当なのか確かめに来た様子。
それだけでなく、鴨志田をやるなら、自分も混ぜて欲しいと頼んできますね。

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竜司はお前には関係ないし、邪魔をするなと強い口調で拒絶しますが、それは杏の身を案じての事のようですね。
シャドウがうろつくような場所に、戦う力もない杏を連れては行けないと。
そして主人公、竜司、モルガナの3人は歪んだ心を盗む怪盗として、パレスへ向かおうとします。
その様子を杏が隠れて見ていて、イセカイナビの発動に巻き込まれてしまいました。

パレスに来てしまった杏を見て、竜司と杏本人も酷く驚きますね。
モルガナは状況から、イセカイナビの機能を分析していました。
1人が使えばみんな一緒に入れるのなら、使った奴の周りの人間も巻き込まれると言う事だろうと。

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杏は説明してくれないと帰らないと駄々をこねますが、イセカイナビの機能で無理やり送り返されてしまいました。
モルガナは使う道具の事くらいは調べておけと忠告。
なんで見てただけの自分の方が詳しいのかと、愚痴をこぼしていました。

そして3人は気を取り直して、パレスへ突入。
この時モルガナは、主人公の事を「ジョーカー」と呼びます。
怪盗として行動する時のコードネーム。
竜司は当初「ヤンキー」でしたが、本人の反対にあって「スカル」に決定。
モルガナのコードネームは「モナ」に。

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と言う感じで、再び城へ突入する事になりました。
なかなかに衝撃的な事件が起きましたが、この辺りからプレイヤーが操作する場面も増え、ゲーム的に面白くなってきますね。
物語を見る展開から、徐々にゲームへとシフトしてきている感じ。
やはりゲームは自分で操作してこそですし、この辺りから俄然ゲームが面白くなってきますね。
この先はもっと自由度が増えてくるでしょうから、先の展開が楽しみです。