プリマヴェーラ学園の8次元目、黙示科の星徒である裏花・トーラスは、星徒会長を務めるネザリア・Q・ネザーランドに詰め寄っていました。
今度の星読み祭りで終末予言を実行するので、金を出せと。
その話を聞いたネザリアは、終末予言を鼻で笑います。
ネザリアはプレアデス星団からの使者に守られており、ハルマゲドンなんか起きるはずが無いと。

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裏花は六連星からの使者と言えど、400光年先から来られるわけがないと反論。
しかし小さな牝山羊は何でも知っているから、彼らに不可能と言う概念は無いと得意げに笑うネザリア。
業を煮やした裏花が実力行使に訴え出ようとした所、天井を突き破って謎の物体が落ちてきました。



その物体は、黒い体に鎧兜を身に纏った、小さな生物。
裏花は小さな生物が人語を理解する事に気が付き、興味を抱きます。
そこへ黙示科対魔族防衛術教諭である、魔理香・ルーラーが到着。
魔理香は天井の大穴を見て、驚きますね。
このままでは面倒な事になると思った裏花は、小さな生物を連れてその場から逃走。

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自身の隠し部屋にやってきた裏花は、小さな生物の頭を覗き込みます。
小さな生物の頭には、ビスコと言う人物や、自分の姿が詰まっていました。
その事を怪訝に思う裏花。

そこへ魔理香もやって来ます。
裏花は小さな生物の所有権を主張するのですが、魔理香は危険な魔族かもしれないので、小さな生物を引き渡すように要請。
二人が険悪な雰囲気になった所、トルーデと言う女性が登場。
彼女が「寄り道をしている暇はない」と言った所で、画面が暗転。

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謎の空間で眠りについていた百騎兵は、メタリカの声で目を覚まします。
この空間は、メタリカと百騎兵が初めて出会った世界。
チュートリアルで活動した所ですね。
先ほどまで見ていたのは、別の世界のメタリカ達でした。

メタリカはまずこの世界から脱出する事を提案しますが、編纂者と呼ばれる魔物が襲い掛かってきます。
事情の呑み込めない百騎兵に代わり、この場はメタリカが戦い、編纂者を一刀両断。
この世界からの脱出に成功します。
と言う所で、第五幕 第12章「魔女と黒キ勇者」がスタート。

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謎の世界を脱出した百騎兵は、魔女邸に現れます。
ここでメタリカが事情を説明しますね。
現在メタリカは、百騎兵の中に仮住まい中。
百騎兵の中から、自由に現れる事が出来るようです。

またこの世界は、非常によく似てはいるものの、元とは違う世界と言う話。
数多の世界の残骸でできた、妄念の世界だと話していました。
言うなれば、仮初の世界だと。
そしてメタリカがある目的のために選んだピースで構成された世界と言う話。

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その目的と言うのは、ビスコを蘇らせる事。
正確にはビスコが死んでいない現実へと世界を変貌させ、再構築する事ですね。

ただ元の世界は、何か巨大な者に食い荒らされている事も判明しました。
それが何かはわからないものの、修復しなければ元の世界は破滅しか残されていないとか。

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この事実に気が付くまでにかなりの歳月を費やしたとも言ってたので、百騎兵はかなりの期間眠りについていたようです。
元の世界とは時間の流れが違うのか、この世界でどれだけの時間が経過しても、元の世界はあのままのはずだと言っていましたが。



そしてメタリカは、ビスコを蘇らせる方法を伝えます。
方法とは、世界を破壊する事。
この仮初の世界を破壊すれば、崩れたピースで元の世界が修復されるようにメタリカが手を加えたと言う話。
具体的には、悪逆の限りを尽くしてカルマを溜めればいいそうです。

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ビスコを蘇らせ、世界を救う為に、世界を壊すと言う事。
こんな矛盾があるかと笑うメタリカは、世界を救う勇者でありながら、この世界にとっては破壊の象徴でもあると言う事で、黒キ勇者を自称。
世界を破壊する為の活動を開始します。

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と言う感じで、12章がスタートしました。
冒頭のイベントは、世界が複数存在すると言う事をプレイヤーに伝える為、ああいった形になっていたのでしょうね。

ゲームがスタートしたら、言われた通りに悪逆の限りを尽くす事になります。
それによって世界に歪が生じ、そこへ楔を打ち込むことで世界は崩壊に向かうと言う事。
カルマを上げる必要があるので、ファセットのマージナル・ゲイズは外しておく必要がありますね。

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ただ・・・。
出現する敵が非常に強くなっていて、ウーズの森の敵でもLv65と言う状態。
11章の敵はLv45でしたから、いきなり敵の強さが跳ね上がりました。
敵の攻撃を受けると1~2発で倒されてしまいますし、しばらくは稼ぎが必要となりますね。
村人を倒すだけなら毒にして放置すれば良いのですが、その後のボス戦などで積んでしまいますし。

稼ぎに使うのは、ウーズの森などが楽ですね。
卵状のダム・エッガーラはレベルの割に柔らかく、攻撃さえ受けなければ簡単に倒せます。
毒や気絶を発生させる武器を使えば、さらに安定ですね。
この敵を倒して経験値を稼ぎ、強い装備を集めていくと。

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ただアイテムを集めるだけなら、トリック・スクリーマーをセットし、弱めの武器で殴り続ける方が楽。
トリック・スクリーマーをセットしていると、攻撃時にビヘイビアパネルが友愛に傾いていきます。
友愛MAXになると敵は陶酔状態となり、HPが尽きると消滅。
その際に確実にアイテムを落とします。
また陶酔状態の敵を殴ってもカルマが上昇するので、カルマ上げの作業を並行して行えるのも利点。

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注意点としては、敵にダメージを与えられないと激怒状態になると言う所。
陶酔状態にするには結構な回数殴る必要もあるので、攻撃力が高すぎるとその前に倒してしまいますからね。
ダメージが通るギリギリの武器を使い、殺さないように殴り続ける必要があります。
私は攻撃力900~1,000くらいの武器を使って、アイテムを集めていました。

私はウーズの森で稼いでいましたが、ここは真っ暗で敵の居場所がわかり難いんですよね。
敵の色も黒ですし。
そこで途中からヤプトラーカ渓谷に移動しました。

こちらは明るくて敵がわかりやすいですし、中央断崖の柱周辺にはダム・エッガーラが1~2体配置されてますからね。
集団に取り囲まれて死ぬことも少なく、楽に稼げました。



アイテムですが、武器も欲しいものの、それ以上に防具が欲しいですね。
敵の攻撃を受けるとほぼ一撃死と言う状態ですから、防御力の高い防具を拾えると楽になります。
防具を変えるだけで受けるダメージが激減する為、高防御力の防具を2つ手に入れる所がスタート地点。

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ただ武器に比べて防具のドロップ率は低めなので、防具が拾えたら即座に脱出した方が良いかと。
私は防具出たのにそのまま稼ぎを続けてしまい、敵に倒されてせっかくの防具を失ってしまった事もありましたから。
それからなかなか防具が出てくれず、かなり苦労しました。



防具が2つ揃った頃にはカルマが600を超えていたので、歪探しに出発。
ウーズの森 深部でマーリカと戦った広場に向かうと、ネザリアと遭遇。
ネザリアはこちらを挑発してきて、戦闘へ突入します。

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と言う事で、ネザリア戦になりますね。
ネザリアはホウキに乗って高速移動した後、魔法弾を発射。
他にも衝撃波を放ったり、魔女兵3体を呼び出すと言った攻撃をしてきます。
近くにいると、衝撃波を伴うワープ移動も使用。

ここはボス戦の基本通り、デコイモを設置して戦うと良いですね。
ネザリアは打撃に弱く、ある程度のダメージを与えるとダウンするので、その時にラッシュを仕掛けると楽です。
打撃に弱い為、チビヘイを呼び出して戦うのも有効。
魔女兵は倒さないと数が増えていくので、早めに倒した方が良いかと。

しばらく戦っていると画面が明るくなりますが、これはネザリアが霧をばら撒いているようですね。
一定間隔でダメージを受けてしまうので、HPが少ない時は回復アイテムを使って耐えしのぎたいもの。
ミスティカルダッジ中は無敵なので、狙えそうなら積極的に狙うと楽になります。



この霧の攻撃が厄介で、霧の最中に他の攻撃を受けると、一瞬で倒される事も多いですね。
厄介な事に何度でも使ってくるので、ここはカオスリバレーション(L1+△)で力押しした方が良いかも。
戦闘が長引けば霧を複数回使われ、その度に回復アイテムを使う羽目になりますし。
カロリーさえあればカオスリバレーションを維持できるので、カロリーが尽きそうになったら100日パン辺りを食べればOK。

戦闘が終わると、ネザリアは事情を説明してきます。
ネザリアは、メタリカと百騎兵に別の世界の過去の映像を見せました。
映像では何者かが世界を破壊していたようで、それこそがニケだと話すネザリア。

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ニケは世界から世界へ渡り歩き、無限に広がる可能性を閉ざす者だとか。
過剰に広がる並行世界を、抑制する存在。
今はメタリカの世界で眠りについているそうです。

そしてネザリアは、メタリカの世界で自分がやろうとしたことを、メタリカに託したいと話します。
それはニケを滅ぼすと言う願い。
大魔女のウルカでもニケを滅ぼす事は出来ず、封じているだけのようです。
いつかは復活すると言う話。

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ネザリアでは力が足りず、ニケに挑む前に力尽きてしまったそうです。
しかしメタリカと百騎兵になら、任せられると。
そして百騎兵に、数多を翔る自分の力を自覚し、認識しろと告げますね。
それだけ言うと、ネザリアは姿を消してしまいました。

その直後、編纂者が現れ、戦闘に突入。
編纂者は魔女兵の強化版と言う感じで、ちょっと固めのザコですね。
距離を取ると百騎兵の足元に攻撃を行ってくるので、その隙に接近して殴り、再び距離を取るだけ。
ネザリア戦の状態を引き継ぐので、そこにだけ注意ですね。

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私はネザリア戦でカロリー尽きていたので、無駄に回復アイテムを使う事態になってしまいました。
節約したいなら、わざと倒されて再挑戦した方が良いかも。



戦闘に勝利すると、歪みに楔を打ち込めたようです。
カルマも50増加。
この調子で各地で歪みを探し、楔を打ち込んでいくことになりそうですね。

と言う感じで、残る歪みは6個になりました。
アイテムを手に入れて戦える準備を整えるのに、かなりの時間を費やしましたが、後は各地を回ってボスを倒していくだけでしょうね。

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今回でネザリアについても、少し謎が判明しました。
異なる世界の過去を知っていたり、メタリカの世界でニケを倒そうとしていた事から、滅ぼされた世界からやってきた魔女だったのかも。

また量子論的な世界だと言う事もわかりましたね。
ラーゼフォンの設定に近いかもしれません。
ラーゼフォンは無限に分岐を続ける並行世界によって、宇宙の総量がいっぱいになってしまうのを避ける為、ラーゼフォンシステムで並行世界を統一。
主人公の神名綾人が時の観測者になる事で、並行世界の分岐を抑えると言う物語でした。

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この作品のニケは、世界を滅ぼす事で、可能性を潰しているようですね。
それにより、並行世界が増えすぎないように調整している存在のようです。
私は百騎兵の正体をニケの切り離された頭部だと予想していますが、メタリカと百騎兵が何故ニケを滅ぼせるのか、その辺りの理由が気になる所。