今回でついに、グラン・カテドラルの最深部へ到着。
時間がかかりましたが、ようやく全3,651階層を踏破しました。
真のエンディングを迎える事もでき、これで本作のプレイは全て終了。
本当にようやく、完全クリアとなりました。
ここまで長かったですね・・・。

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余談ではありますが、PSP、PS VITA、PS3のPSストアが終了となり、ゲームソフトの新規購入が出来なくなる事が発表されました。
PS3は2021年7月2日まで。
PSP及びVITAは、2021年8月27日でストア終了。
購入済みのタイトルの再ダウンロードは可能との事。

ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」のVITA版は、VITA本体の製造終了後に発売となった事もあって、パッケージ版の数は少なめ。
確実に入手するには、ダウンロード版を購入する必要がありました。
しかし上記のようにVITAのPSストアが終了となってしまうので、VITAのDL版が欲しい場合は、それまでに購入する必要があります。

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割と最近になるまでVITA版は新着タイトルには表示されず、検索して探す必要もありましたからね。
当初の予定から発売が延期になった影響でもありますが、VITA版はソニー側の都合に振り回される作品となってしまいました。

[リンク]


グラン・カテドラル

2,957年層から再開。
これを最後の探索とするべく、銀ノ匙は99個集めてあります。
足りるかどうかは、エレベーターを発見できる運次第となりますが。
まぁ今回は2,960年層で早々にエレベーターを発見し、3,271年層まで移動できた為、幸先は良かったです。

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今回の探索中に気が付いたのですが、カテドラルは自動生成ダンジョンという事で、一定の法則性がありますね。
各階層のスタート地点は、基本的に3x3の小部屋になるように設定されている模様。

しかし稀に、スタート位置が3x3の小部屋ではない事があります。
2x3の小部屋など。
こういう部屋でのスタートの場合、隣にある小部屋の影響で、スタート位置が狭くなっているようです。

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スタート位置が3x3の小部屋では無い場合

つまり、このようなスタート位置の隣には、固定サイズの小部屋(階段やエレベーター、ワードローブ)があるという事。
部屋が狭くなっている壁の裏を調べると、階段やエレベーターが設置されている事が多いです。

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パターン2

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パターン3

また大部屋スタートの場合、階段などの小部屋が隣接するように設置されている事が多め。
そこで大部屋に隣接する部屋を確認すれば、階段やエレベーター等の小部屋を発見できます。
こういった法則を見つけられると、カテドラルの探索も楽になるかもしれませんね。

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スタート位置が大部屋の場合

ユリィカと父

3,285年層では、イベントが発生しました。
ここではユリィカの父親の様子が映し出されます。
「マーガレットの父」では無いので、ここでの映像はアルムーンでの出来事でしょうね。

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ユリィカの父は、真冬に咲くマーガレット畑を見て驚いていました。
一方でユリィカは、お花に頑張れとお願いしたから、みんな元気が出たのだと話します。

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ユリィカの父が言うには、この地の土は痩せたまま。
以前はもっと荒涼としていたようです。
去年咲いたマーガレットが枯れて肥料になったのかもしれないとも考えるのですが、父親はこれもユリィカの力かもしれないと口にしていました。

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このイベントの後、1年層にある扉が開きました。
以後は1年層のエレベーターから、3,286年層までショートカットが可能に。

ここに到着した時点で、銀ノ匙の残りは82個。
残る階層も365階層となりましたし、エレベーターさえ発見できれば、このまま最後まで行けそうです。

3,286年層以降

3,286年層から、ダンジョンの雰囲気が変わりますね。
ここがカテドラルの最終層。
入手アイテムも変化し、この層で手に入る物が、各系統の最強装備となると思われます。
アイテム集めをしたい場合は、この一帯で集めると良さそうですね。

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ただ、落とし穴の数も増加。
マーカーが背景に溶け込んで見えにくくなるのも、嫌らしい所。
カテドラルも残り僅かとなりましたが、細心の注意を払いつつ、先へ進む必要がありそうです。

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この階層からマップが更に広くなります。
1フロアに階段が3つ設置される事もありました。

階段1個、ワードローブ2個設置されているケースもあったので、最初に3x3の小部屋が設置された後、抽選でエレベーターやワードローブになるのかもしれません。
抽選に外れた場合は、階段になるのでは無いかと。
階段が2~3個設置されている場合は、エレベーターや小部屋の抽選に外れた結果なのかも。

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また設置率の少ないワードローブが同じフロアに2つも設置されていた事から、最低保証的なシステムがある可能性も高くなりました。
例えば50階層進んでワードローブが設置されなかった場合、51階層で必ずワードローブが設置されると言った感じ。

上記のワードローブ2個は、その結果ではないかな・・・と。
ディスガイアシリーズではアイテム界の小部屋がこのようなシステムなので、本作でも採用されている可能性は高いと思います。

この階層では、「ポルカの結魂書」が手に入りました。
ナチルの本名を冠した結魂書ですね。
これはアタッカー3名、サポーター5名配置可能な結魂書。
アタッカーは攻撃力・防御力・命中力・回避力が105%アップすると、HP以外の能力が大幅に上昇します。

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またサポーター効果により、瀕死時に確率でHP回復。
死亡時に確率で蘇生。
特定条件での追撃が発生すると、汎用性の高い結魂書ですね。
使用可能なドナムも優秀ですし。

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ポルカの結魂書ですが、「実験魔法」と名のついたドナムをいくつか使用可能。
ナチルの結魂書にも、「実験魔法」と名のついたドナムが2種存在します。
ナチルの使える魔法は、ポルカの魔法書から学んだものが基本ですからね。
この実験魔法も、魔法書に書かれていたのだと思われます。

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そして前作に登場する「マズルカの結魂書」にも、「実験魔法」と名のついたドナムが使えたのですよね。
実験魔法系のドナムが使えるのはマズルカの結魂書だけなので、これはマズルカ独自の魔法だと思われます。

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マズルカの結魂書(前作)

ナチルの結魂書でその実験魔法が使えるわけですから、勘の鋭い人はナチルの結魂書が手に入った時点で、マズルカとの関係性に気付いていたのかもしれませんね。
魔法書の著者がマズルカであるという、大きなヒントでもありますし。

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ナチルの結魂書

私はナチルがマズルカの子である事が確実視された際、「もしかして両者の結魂書に共通点があるのでは~」と思って確認した時に、実験魔法の存在に気が付きました・・・。
前作をプレイしたのも数年前となりますし、実験魔法がどういうものなのか、それまで忘れていました。

3,651年層

今回の探索では、3,315階層でエレベーターを発見。
これで3,639階層まで移動できました。
この時点で銀ノ匙の残りは44個。

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そこからは徒歩で、3,651階層まで辿り着きました。
ゴールが見えた事で余裕が生まれ、後半はアイテムを回収しながら進んでいましたからね。
ゴールした時点で、銀ノ匙の残りは30個。
私が把握しているだけで、カテドラル探索に使用した銀ノ匙は292個となりました。

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序盤は銀ノ匙を使わず、普通に探索していましたからね。
最初から銀ノ匙を使い、戦闘を避けて進むのであれば、300個強を目安にすると良いかもしれません。

ゴールとなる3,651年層は、固定マップのフロア。
入り口のすぐ近くである(X:15、Y:22)の壁には赤い紋様の壁があり、これを壊した先にワードローブが設置されています。
このワードローブに分火すると、以後は拠点から直接3,651年層へ移動する事が可能。

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また1年層にある最後の扉も、3,651年層に到着した時点で解放されていました。
扉の奥にあるエレベーターを利用すると、3,650年層に移動できます。
自動生成フロアでアイテムを集めたい場合は、このエレベーターを利用すると良さそうですね。

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3,651年層ですが、途中にワードローブに繋がる脇道があるくらいで、細長い一本道。
行き止まりに階段が設置されているだけという構造ですね。

ただ、先へ進むと、ナチルの心の声が聞こえてきます。
声には色々な種類があり、通路を行き来する事で何度も聞く事が可能。
来るなと拒絶する声もありますが、ユリィカやコウレイトウに助けを求める声もあり、本心では救いを求めている事がわかります。

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最深部の階段まで進むと、この先へ進むか選択が現れます。
この先からは大きな危険を感じ、もう戻って来れないかもしれないという事。
また、プレイヤーの冒険譚は、ここで終わるかもしれないという事ですね。
それでも先に進むかという確認。

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名を忘れた魔女

最深部の階段を降りるとイベント。
ここでユリィカは、名を忘れた魔女と遭遇します。
ナチルの成れの果て。

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ユリィカは名を忘れた魔女に「ナチ」と呼びかけるのですが、魔女は誰の事かわからないようです。
自分に名は無いと答え、ユリィカの事も覚えていない様子。
そして何の用だと、ユリィカに問いかけてきました。
ここは人が来るような場所ではないと。

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その問いにユリィカは、ナチルを探しに来たと答えます。
自分は全て思い出したと。
ナチルの事を思ったら、蘇ったという話。
そして一緒に、自分達の世界を作ろうと呼びかけます。

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しかし魔女は、今の新たなアルムーンが、世界の全てだと答えていました。
誰にも壊させはしないと。
これまでにも名を忘れた魔女は、外敵から世界を守る為に戦い続けてきた模様。
その体には、様々な傷が残っていたようです。

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しかしユリィカは、あの世界は間違っていると答えていました。
あの世界は永遠に続く、夢の世界。
誰も生まれないし、誰も死なない、ツェツィーリアが望んだものかもしれない。

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それでも、人も動物も、植物も、世界も、生まれて、死んで、だから綺麗なのだと言います。
どんなに居心地がよくても、同じところばかりいたら淀んで、きっと魂は腐ってしまうと話していました。

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その話を聞いた魔女は、選択など無いと答えます。
あれが嫌なら、消滅するだけだと。
それが運命という事。

それでもユリィカは、魔女の発言を否定していました。
コウレイトウとここに来るまで色々なものを見たと、語り掛けます。
生まれて、死んで、そうやって前に進むのだと言う事。

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世界や運命だって同じ。
根付く土が肥沃になれば、次こそはきっと綺麗な花が咲くと訴えかけていました。

その話を聞いた魔女は、それがこの世界を壊す理由なのかと訊ねてきます。
「たった、それだけのために」・・・と。

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しかしユリィカは、「たったなんかじゃない」と答えていました。
それに、こんな所で未来永劫縛られている友達を、助けたいのだと。

そしてユリィカは、魔女に向かって「あなたはナチル・コルベール」だと告げます。
自分はユリィカと名乗り、この不可思議の空間から友達を助ける為、名を忘れた魔女を殺すと宣言していました。

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それからユリィカは、コウレイトウに頼んできます。
最後にもう一度だけ、私たちに力を貸して欲しいと。
その思いに応える形で、コウレイトウは名を忘れた魔女と戦う展開。

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「名を忘れた魔女」戦

という事で、本作の最終戦となる「名を忘れた魔女」との戦いになります。
本作最後の敵だけあって、かなりの強敵ですね。
カテドラル後半で手に入る各種結魂書は、ほぼ必須。
装備品の性能も極端に変わって来るので、カテドラル終盤で手に入る装備で身を固めて置きたい所。

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名を忘れた魔女は、世界樹の一族としての姿を取り戻したのか、鳥のような姿をしています。
撃破しても2回まで蘇り、微妙に姿が変化。
復活すると、さらに強力な攻撃を繰り出すようになります。

装備や結魂書が整っている場合、第1段階と第2段階は余裕。
適当に戦っているだけでも、問題なく撃破できるかと。
ここで苦戦するようなら、育成し直してきた方が良いかもしれませんね。

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問題となるのは3段階目。
この段階になると自己強化を行った後、強力な魔撃ドナムを使用するようになります。
こちらの耐性を下げてくる事もあるので、直撃すると即死コース。

純粋な即死攻撃も使用してくるので、如何にして3段階目を突破するかが勝負の鍵。
私は適当に戦っていたら、容赦なく全滅させられましたし。

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先手を取ってスタンさせるのが手っ取り早いですが、3段階目になると相手のスタン耐性も大きく強化。
普通に攻撃しても、なかなかゲージを削れなくなります。

ここはシアトリカルドルチェが習得するドナム「食べごろドルチェ」を使い、攻撃力と与スタン値を高めておきたい所。
特に注釈の無い補助系ドナムは重ね掛けが可能なので、2名くらいで重ね掛けし続ければ、第3段階でもスタンを取りやすくなります。

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あとは「法術ー弱粘着術」で敵の行動速度もダウンさせておけば、攻撃される前にスタンさせられるかと。
ラピッドブースト」でスタン役の行動速度も上げると万全。

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2段階目になると、稀に「バスチャンブランド」という剣を呼びだしてくる事もあります。
これは魔撃ドナムや、打撃系の攻撃が有効。
放置しておくのは危険だと思われるので、早めに撃破してしまった方が良いかと。
先手を取ってスタンさせていると、召喚される事は滅多にありませんが。

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戦闘後

戦闘に勝利するとイベント。
ユリィカは名を忘れた魔女に呼びかけます。
あなたはナチルだと。
出不精で、太陽が嫌いで、意地悪もするけど、本当はすごく優しい魂の魔女。
その事を思い出して欲しいと、必死に訴えかけていました。

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ここで「魂の魔女」と言われる辺り、ナチルはマズルカから、魂の魔女としての素質を受け継いでいる事に間違いは無さそうです。
ナチルが人形兵を作れたり、死者の魂と再会していたのは、その為だったのでしょうね。
カテドラルで見た光景はこの世界の成り立ちに関係していると思われますが、マルタやウールーと直接会話できていたのは、ナチルの魂の魔女としての力だったのかも・・・。

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ユリィカの声を聞いた魔女は、ユリィカと言う名を、数百、数千の時の果てで聞いた気がすると話します。
カテドラルの3,651年層という数字は、恐らくはこの世界が誕生してから経過した年数。
ナチルは3,651年もの間、この世界を維持する為に孤独に生きて来たと思われます。

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するとユリィカは、貴方にとってはずっと昔でも、私にはこの前だと答えていました。
そしてついに名を忘れた魔女も、自分の名前がナチルである事を思い出したようです。
「何で来た」と、ユリィカに訊ねていました。

ここで名を忘れた魔女の姿が、以前のナチルへと戻ります。
それを見てユリィカは、「ようやく思い出してくれた」と言って、涙を浮かべていました。
そして「ナチル、見つけた」と、笑顔で言います。

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ナチルは照れ臭そうに「うん」と答えるのですが、こうならないように勇気を出して、覚悟して、たくさん泣いたと話しますね。
せっかく自分にもできる事があると思ったのに・・・と、ユリィカに話します。
ユリィカは「わかってる」と答え、でも、こんな所で一人にはしておけないと答えていました。

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ナチルですが、ここから帰れないと話します。
ナチルが帰ると、再生したアルムーンが崩れてしまう模様。

それを聞いたユリィカは、「うん、だから。わたし、ナチルをー」と答えていました。
この言葉が何を指しているのかは不明。

しかしナチルは、ユリィカがやろうとしている事を理解したようです。
つらい決断をさせたとして、ユリィカに謝っていました。
恐らくは新しい世界を生み出す為に、ナチルを迎えに来たという事なのでしょう。

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そしてナチルは、「本当にわかっているのか?」とユリィカに訊ねます。
例え上手く行っても、大勢が消えると。
あの閉じた世界には、もう戻れないという事。
後戻りはできないと、ユリィカに覚悟を問います。

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続けてナチルは、「お前に鶏の腹を裂く覚悟があるのか?」と訊ねます。
金の卵なんて、どこにもないかもしれない。
今の幸せを認識できず、より幸せになろうとするのは人の罪深き業。
「それでもやるのか?」・・・と。

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その問いかけにユリィカは、自分は自分がしたい事をやると答えていました。
その答えを聞いたナチルは、酷い話だと言って笑顔を浮かべます。
そして「じゃあ、いっしょにやるか」と、協力を申し出ていました。

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ユリィカがやろうとしている事は、ユリィカ一人では無理。
そこでコウレイトウとユリィカ、ナチルの三人で、一緒にやろうという事ですね。
ナチルも自分がやりたいからやるのだと、ユリィカに答えていました。
世界を作るチャンスなんて普通無いので、こんな楽しそうな事を逃しては、魔女の名が泣くと。

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そしてナチルは、「これは私たちの作品」、「三人でウルを作ろう」と話していました。
プレイヤーもセルフアサーションで、その問いに答えるという展開。
これまでにも度々登場していた「ウル」とは、ナチルとユリィカが再生させた世界の事だったようですね。

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エンディング

上記のイベントが終わると、エンディングとなります。
ユリィカとナチルが楽しそうに話しながら、どんな世界を作るか話し合うという内容。
最初はアルムーンとアルステラ、どちらの世界をベースにするのか話し合っていました。

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ここれはユリィカの発案で、二つの世界を混ぜる事になります。
ユリィカも、ナチルが育ったアルステラを見てみたいという事で。
ナチルも面白がって、ユリィカのアイデアを採用。
ユリィカの希望で、街の中や街道には、マーガレットの花が咲き乱れる花畑も作られる事になりました。

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その後、場面が切り替わると、アルステラの街中が映し出されますね。
街の中にはマーガレットが一面に咲く広大な公園があり、子供達が楽しそうに過ごす様子が描かれます。

次にユリィカとナチルは、パッチとロマールをどうするか考えていました。
あの二人には、両親のもとでいい大人になって欲しいという事ですね。
その後、パッチとロマールは両親のもとで、幸せに過ごしていると思われる様子が描かれます。

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それからユリィカ達は、ユベールとノートン卿の事を考えていました。
ユベールに対しては、心と体を一つにしてあげる事にした模様。
それが正しいのかはわからないものの、ナチルは「たぶん、正解なんてない」と話します。

その後はユベールとノートン卿の様子が映し出されますが、二人は仲良くやっている様子。
ユベールの性格も、以前より丸くなったような感じでした。
ちなみにノートン卿はナチルのサービスで、髪の毛が生えた模様。

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それからナチルは、マルクの境遇を考えます。
意地悪く笑った後、「あいつには彼女を作ってやろう」と話していました。

しかしマルクの事は、ユリィカには初耳だった模様。
ナチルに対して、ボーイフレンドなのかと訊ねていました。
それを聞いてナチルは単なる幼馴染だと答えるのですが、ユリィカは信用していないのか、嫌らしく笑います。

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その後はマルクの様子が映し出されました。
恋人かどうかはわかりませんが、小柄な女生徒と一緒に、姉の結婚祝いを探していた模様。
しかしマルクはその道中で見かけた女性が、誰かに似ていると感じていました。
ナチルの事は覚えていないと思われますが、記憶を刺激されたのかもしれませんね。

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それからユリィカ達は、ルヴァリエール王妃とケイ、ハンス、トマースの境遇を考えます。
ナチルは王妃の事が好きでは無いようですが、王妃はハンスと気が合いそうなので、仲良くさせようとしていました。
そして二人を姉弟にする事に決めた様子。

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ユリィカはそんな無茶苦茶でいいのかと訊ねるのですが、ナチルは「気が合いそうじゃない?」と答えますね。
ユリィカも納得するのですが、ケイの幸せは自分の命に代えても守ると宣言します。
するとナチルも、ケイの事は自分も好きだと答えていました。

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ただ、どのように幸せになって貰うかで、二人の方針は対立。
ユリィカは子供を産んで良い家庭を築いて欲しいと言うのですが、ナチルは前時代的だと反論。
子供は可愛いけど、それが幸せの全てじゃないという事ですね。

そして幸せの価値は、一人一人が、自分で見出すしかないと思うと言っていました。
それで取り返しのつかない間違いをする事もあるけど、その時はみんなで支え合っていくしかないという事。
ただトマースだけはダメだと言って、去勢してやると言います。
そんなナチルを、ユリィカがなだめていました。

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その後は王妃とハンスの様子が映し出されます。
二人は本当に姉弟となった模様。
ただ二人の関係は良好で、王妃は街の人からも慕われている様子でした。

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またケイとハンスも、その場に居たようです。
二人は新婚で、ケイは子供を身籠っている様子。
ユリィカの意向なのか、なんだかんだで二人は結婚し、幸せそうに過ごしているようです。

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次はトバとカヤックの事を話し合っていました。
ユリィカの知るトバとカヤックには、マルクとサリィが憑依していた状態。
常に憑依していたわけでは無いようですが、パッチと親子のように暮らすトバは好きだったと、ユリィカは話していました。
模造アルムーンでもパッチは孤児で、サリィが引き取って育てていたのかもしれませんね。

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一方でナチルは、カヤックが大嫌いだったと答えます。
それからナチルは、カヤックに憑依していたマルクへの愚痴をこぼしますね。
それを聞いたユリィカは、意地悪げにナチルをからかいます。

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その後はトバとカヤックの様子が映し出されます。
二人は夫婦として、一緒に暮らしている模様
ただトバの中には、サリィの記憶も僅かながらに残っているようでした。
農民であるトバには小説など縁が無いはずですが、どこかで読んだことがあるような気がして、首を傾げる様子を見せます。

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それからナチル達は、ソサエティの魔女達の事を考えていました。
ナチルですが、皆にはまた魔女として、幸せになって欲しいと話します。
ジルルダに対しても、幸せになっていれば、悪い事もしないのでは無いかと言っていました。
ただ自己愛に目覚めないように、ちょっとだけ不細工にする事にした模様。

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その後はソサエティの魔女達の様子が映し出されます。
新しい世界でも、皆はソサエティに所属する魔女の様子。
多少の苦労はありながらも、何気ない日常を送っているようでした。

ただネリルは、何か引っかかる事がある様子。
業務に追われ、自由な時間が少ないという状況に対し、「自由なくして魔女は魔女足りえない」、「魔女が鳥籠の中の鳥でいいはずがない」と口にします。
そんな事を言っている奴が、昔いたような気がするという事。
以前、キットがナチルに対して告げた言葉ですね。

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それからネリルは、クラリスティアに会いに行っていました。
街中で佇んでいたクラリスティアですが、ネリルに対して「何か覚えているか?」と訊ねます。
ネリルは何の事なのか、訳が分からない様子でしたが。

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ネリルの反応を見たクラリスティアは、夜風に当たっていくと言って、一人になります。
その後、「バカなヤツだ」と口にしますね。
「ナチル・・・お前は・・・」と続けるので、クラリスティアにはナチルの記憶が残っており、ナチルが何をしたのかも理解しているようです。

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その後はミラージの様子が映し出されます。
何者かと会話しているようで、「ポルカはとても良い子に育っていた」と報告していました。
会話の内容から、相手はナチルの生みの母であるマズルカでしょうね。

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ミラージは、これもあのご婦人の愛情があってこそだと話します。
我々は本当に運が良かったと。
結局、ミラージの出番は無かったという事ですね。
本来ならミラージが、ナチルを育てる予定だったのかも。

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それからもミラージは言葉を交わすのですが、マズルカが何を言っているのかは不明。
ミラージの反応から、推測するしかありません。
恐らくはナチルの境遇についてや、彷徨える魂について話していたのだと思われます。
マズルカの敵対者について話して思われるという場面もありました。

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マズルカとの会話を終えた後、ミラージは元の世界へ戻る事にしたようです。
その際に銀のロケットを見た後、「そう簡単に、アナタの思い通りになると思ったら大間違いですよ」、「相手は”人形”ではないのですから」というセリフを残していました。

これは誰に向けての言葉で、どういう意図なのか気になる所。
マズルカに対する忠告とも受け取れますし、マズルカに対して叛意があるとも受け取れるので。

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銀のロケットは以前ナチルに渡そうとしていた物だと思われるので、ナチルがマズルカの思い通りに動くとは限らないと言った意味だったのかもしれませんね。
もしくはマズルカの敵対者(ヒルデブランド様?)に対して、マズルカの人形兵とは違い、ナチルは大きな障害となるだろうと言った意図の発言なのかも・・・。

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その後はユリィカの家族の境遇を考える事になります。
ユリィカですが、自分の家は女の子にするのだと決めているという話。
ユリィカの父親は男の子を欲しがっているようですが、母親と兄がいれば、ウチは平和なのだと話します。

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それからユリィカの家族の様子が映し出されました。
ここでユリィカの母親は「アリカ」、兄は「アステル」と言う名前である事が判明。
父親の名前は、本編でも登場した「コーエン」ですね。

この日は父親の誕生日で、家族で祝おうとしていたようです。
その際に父親は、「ウチに小さな女の子はいないよな?」と家族に訊ねていました。
家族は知り合いの姪っ子の事だろうと言うのですが、父親は何か大事な事を忘れているようだと感じます。

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父親にもユリィカの記憶が、僅かながらに残っているようですね。
父親は父親なりに、ユリィカを大事に思っていたのかもしれません。

次にユリィカ達は、フォージーの事を考えていました。
フォージーも母親となっていましたが、子供が生まれる前にアルステラが滅んでしまった状態。
そこでユリィカは、「それならなおの事、今度こそ」とナチルに訴えかけますね。
ナチルもフォージーには、同じ思いを抱いている様子。

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次にナチルは、パンプルトンをどうするか考えていました。
とりあえず目を潰して嫌らしい目ができないようにしようと意地悪を言うのですが、ユリィカが止めますね。
この人はきっといい人だと。

ただナチルも、その事は理解している様子。
それでも何かお仕置きは考えないといけないという事ですね。
そこでユリィカが何かを思いついたのですが、割とえげつない事を提案したようです。

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その後は、フォージーの様子が映し出されました。
フォージーは子供と一緒に、何気ない日常を過ごしているようです。
かつてのアルステラでは叶わなかった、家族との穏やかな日常。

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そして今度はパンプルトンの様子が映し出されます。
アパルトマンの管理人として、せわしなく働いている様子。
特に変わった所は無いので、ユリィカの思い付きは実行されていないのかもしれません。

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次にナチル達は、ナチルの母親の事を考えていました。
容姿の事で酷い事を言っていっぱい傷つけたけど、大好きなお母さんだとナチルは話します。
今なら容姿も変えられるとユリィカは話すのですが、どうするかは決めていると、ナチル答えていました。
どっちが正解かわからないけど、きっとこれがいいと。
そして本当は自分も一緒に居れたらいいと話すナチルでしたが、それは叶わない望み。

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その後は、ナチルの祖父と母親の様子が映し出されました。
ナチルの母親には子供がいて、この日は子供の運動会がある様子。
母親はその為に、弁当を作っているようです。

祖父は母親が準備を終えて出てくるのを待っているのですが、その際にナチルの記憶が頭をよぎるという展開。
母親の姿は登場せず、プレイヤーの想像に委ねる形でしたが、恐らく以前のままなのでしょう。

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次にナチルは、ウールーとキットカットの事を考えます。
ウールーの姿は、ユリィカの中等部の頃にソックリなようですね。
そのくらいの年齢から魔法で老化を止め、何百年も生きて来たという事。

ナチルはウールーの性格は最悪だったと言うのですが、その境遇も理解した様子。
きっと使命を負わされ、生きる事で、みんなの為に祈る事で精一杯だったのだろうと話していました。
それを聞いたユリィカは、「次は自由にしてあげないと」と答えます。

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その後、ナチルはキットカットの正体を告げていました。
キットカットの正体ですが、ウールーの友達の女の子が死ぬ間際に黒猫と魔法的に融合した、すごく不思議な存在だったという事。
世界の成り立ちに精通し、自分の生き死にも操作していたという事ですね。
ツェツィーリアが蘇生させた黒猫との関係は不明。

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そこでナチルは、ウールーの友達の女の子と黒猫に分離させる事にしたようです。
キットカットという存在は消滅するようですが、キットなら多分そうしてくれって言うと思うと話していました。
それにナチルはキットに相当いじめられたので、自分の好きにしても罰は当たらないという事。

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その後は場面が切り替わり、ケティと言う少女が、黒猫の名前を呼んでいました。
そして猫を見つけた後、金髪の少女を見かけるという展開。
この金髪の少女が、ウールーなのでしょうね。

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キットカットがウールーに初めて出会った際、自分の事を「ケティ」と名乗ろうとしていましたが、32号と呼ばれていたウールーの友達の名がケティだったようです。
魔女としての才能があったケティは、死の間際に黒猫と融合し、キットカットとしてウールーを支えて生きて来た模様。

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以前のイベント

それからユリィカ達は、ビストとビスマンの事を考えます。
ナチルは知らない所でいろんな人が縁で繋がっていると、かつて祖父から聞いた言葉を思い出していました。

ナチルはビスマンは嫌いだったけど、ビストには芸術家として頑張って欲しいと考えます。
ただそうなるとビスマンは何だったのだろうと、ユリィカは疑問を抱いていました。
いない人になるのだろうか・・・と。
ビストとビスマンは、同一人物と言っても良い存在だったので。

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するとナチルは、そこに人格があれば、それは居た人という事では無いかと答えます。
自分とマルタも、同じようなものだったと。
ユリィカもその言葉に納得し、この二人は生まれ変わるなら別人が良いと話していました。

「生まれ変わり」と聞いたナチルは、自分も生まれ変わるなら、ユリィカみたいな金髪が良いと口にします。
ユリィカは今の髪も素敵だと答えるのですが、ナチルには不満があるようですね。
赤毛でクセっ毛は最悪だと言っていました。

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この反応から察するに、ナチルは生来の髪の色が金髪であると知らない様子。
マズルカもクセっ毛だったので、そこは変わらないと思いますが。

その後はビスマンらしき人物の様子が映し出されます。
ガレリア雑貨店を見つけたビスマンは、店内に飾られていた赤いワードローブとビスクドールを見て、郷愁のような思いを抱いていました。
ガレリアという店名と無名の骨董品を見て、自分でも理由がわからず、涙を流すという展開。

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そこにナチルの祖父が現れ、ビスマンを店内へ招待します。
何か悩みがあるのであれば、相談に乗るという事。
ビスマンは祖父の心遣いに感謝し、ガレリア雑貨店へと足を踏み入れていました。

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その後はガレリア公の場面に。
ガレリア公は以前のように奇品を蒐集しているようですが、取り寄せた品には魂が宿っていないと嘆いていました。
望む品が手に入らないものの、以前と変わりない生活を送っている模様。

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次はビストの様子が映し出されました。
ビストは個展を開けるほど芸術家として大成したようですが、内心で「こんな事を望んでいたわけじゃない」と感じていました。

ビストはかつて、異国の装束を纏った女性の絵画を描いた模様。
しかしその女性が誰なのか、自分でもわからない様子。
そして今回、異国の少女の恰好をしたビスクドールを作ったようですが、初めて作ったとは思えないようです。
自分が何も思い出せない事に、苦悩していたと。

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そんな時、一人の女の子がビストの袖を引っ張ります。
その女の子を見たビストは、記憶を取り戻した様子。
「ボクはやっぱり、君を愛していたんだな」と口にしていました。
この女の子は、恐らくビストとツェツィーリアの間に生まれるはずだった子供。

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その後はナチルとユリィカの場面へ戻ってきますが、新たな世界には、ツェツィーリアやゴズは居ないようです。
「新しい世界での再生はできないけど、どこかで幸せになって欲しいと願いはしてもいいよね」と、ユリィカは話していました。
「ペリちゃんも・・・」と。

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ペリコの名前が出ると、ナチルは自分の推測を話しますね。
もしかしたら、ペリコにはツェツィーリアの子供の魂が入っていたのかもしれないと。
ユリィカが「ツェツィさんと一緒に無事だといいね」と言うと、ナチルも「そうだな」と答えていました。
それからナチルは、みんな幸せになって欲しいと、今なら思えると話します。

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世界の創造も、あと僅か。
しかし新たな世界には、マルタもナチルも居ないようです。
ナチルは同一人物なのだから当たり前だと答えていました。
またナチルはこの世界の人間では無いので、ウルでの再生はできない模様。

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ここに来てユリィカは、何とかならないのかと言います。
今からでも作り直そうとするのですが、「最初から無理だと分かっていた事」だと言って、ナチルが制止していました。

それからナチルは、コウレイトウにお礼を言います。
ここまで自分達を導いてくれて、ありがとうと。
色々と言いたい事はあるけど、平凡な自分の平凡な人生、少しでもコウレイトウの暇つぶしになったら、こんなうれしい事は無いと話していました。
思い返してみれば、自分達を支えてくれたのはコウレイトウだったと、改めてお礼を言います。

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それからナチルは、眠くなったと言います。
心配したユリィカが少し横になるように言うと、ナチルもその通りにしますね。
ちょっといい夢でも見ると話していました。

その際に、これまでが既に、いい夢だったのかもしれないと言います。
もしこれが夢なら、目が覚めるのが怖くなると。

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ユリィカも、ずっと夢をみていたようだと話していました。
夢と現実の合間を、漂っていたようだと。

そしてユリィカとナチルが話していると、ついに世界は完成。
誕生した世界は凄いスピードで時間が流れ、その間に人が生まれ、死んでいった模様。
これからも、世界はずっと変わり続けていくのだろうという事。

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これがアルムーンでもアルステラでもない、新しい世界「ウル」。
自分とナチルの二人で作った世界だと、ユリィカは口にします。
こんな素敵なことって無いと。

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そしてユリィカはナチルに向かって、ナチルに出会えて本当に幸せだったと告げます。
しかしナチルは応えず、その姿は消えて無くなってしまいました。
残されたユリィカは、一人涙を流します。

それからもユリィカは、消えてしまったナチルに声を掛けますね。
目が覚めたら、お花を見に行こうと。
そしてユリィカの家で、ナチルと一緒にピアノを弾いた時の思い出が流れ、スタッフロールが流れます。

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スタッフロールが終わると、ガレリア宮の前でユリィカは目を覚まします。
頭の上には、コウレイトウもいますね。

しかしユリィカとコウレイトウとの契約は、解除されつつあるようです。
迷宮攻略が終わったので、コウレイトウとの契約も終わりという事。
ユリィカはコウレイトウとの別れを知って、涙を浮かべていました。

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そしてユリィカは、コウレイトウに言っておかなければならないと言います。
ユリィカは、ナチルを探しに行くという事。

ナチルがどこにいるのか、そんな事ができるのか、方法があるのかもわからない。
それでもユリィカは、自分が探したいから、ナチルを探すのだと話していました。
自分はバカだけど、失せもの探しだけは得意だと。
だから、コウレイトウとはしばしのお別れだと、涙をこらえながら別れを告げます。

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しかしユリィカは、いつかコウレイトウと再会できると、信じている様子。
コウレイトウの事を、最初に入力した本名(私の場合は「クロ」)で呼びかけ、笑顔で「またね!」と、別れの言葉を伝えます。

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その後、マーガレット畑の様子が映し出されました。
マーガレット畑にはユリィカとナチルがいて、二人はコウレイトウに呼びかけてきます。
楽しそうに笑い合う二人ですが、ユリィカはこれは夢かもと口にしますね。
それを聞いたナチルは、始末が悪いと言って笑います。

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その後、ユリィカとナチルが笑顔を浮かべている一枚絵が表示され、ゲームは終了。
これが現実なのか、それとも夢なのかは不明。
プレイヤーの判断に委ねるという事なのでしょうね。

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最後はマルタの声で、演劇の閉幕を伝える感じで、別れの言葉が告げられます。
その後はクリアデータの保存となり、タイトル画面へ戻ってきました。
クリア後のタイトルコールはランダムとなり、稀にペリコのコールも混ざるようになります。

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このタイミングでトロフィー「希望の陽花冠」を入手。
同時にトロフィー「グランドフィナーレ」を入手し、トロフィーコンプリートとなります。

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という感じで、ついにカテドラルをクリア。
これでゲームは終了となりました。
本当にようやくのクリアと言う感じですね・・・。
クリアデータを見ると、カテドラル解放からクリアまで、50時間ほどかかっていました。
本編クリアからだと、60時間ほど

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カテドラルは意外とサクサクと進めたのですが、銀ノ匙集めで結構な時間を必要としたのが辛かったです。
正確な時間はわかりませんが、90個ほど集めるのに3時間くらいかかっていたと思いますし。
終盤は銀貨の使い道が無くてカンストしてたので、銀ノ匙は店売りして欲しかったですね。

しかし流石に全3,651階層の自動生成ダンジョンは、やり過ぎだったような気がします。
実際にプレイすると思ったよりもサクサクと進めるのですが、「まだ数千階層も残っている」と思うと身構えてしまい、なかなか手を付けられませんでした。
まとまった時間が取れる日に、一気に進めるというプレイスタイルになっていましたから。

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その結果、本編クリアからカテドラル突破まで、これほどの時間がかかる事に・・・。
平行プレイする事になってしまったディスガイア6が、短時間でも区切りよく、気軽に遊べる為、そちらを優先しがちだったという事も影響していましたが。

魔女シリーズはゲームを遊んでいるプレイヤーが彷徨える魂として、ゲーム世界に呼び出されているという設定。
なので、ひとつの世界、一人の人間の運命を変えるのは並大抵の事では無いという、設定的な苦労を反映させたのが、全3,651階層の超巨大ダンジョンだったのでしょう。
某ゲームで今まで遊んだセーブデータを削除しなければ、運命を変えられない的な。
ただカテドラルに関しては1,000階層くらいをゴールにして、残りはやり込みの領域で良かったと思いますね。

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ゲームとしては前作の細かい不満点を改善して遊びやすくなり、ボリュームも十分。
シナリオは数多世界の設定が深く絡んでくるケースが多く、これまでに魔女シリーズを遊んだことのないユーザーには、理解が難しそうな部分もありましたけどね。

好みは分かれそうではありますが、前作のシナリオが非常に良くてハードルが上がっていたにも関わらず、期待外れに終わる事が無かった良作だったと思います。
ただカテドラルがあるので、人にはオススメしにくい作品になってしまったという感じ。

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そんな感じで考察が楽しいゲームでもありましたが、ようやくゲームクリア。
新たな謎も登場し、逆に過去作の謎が深まった部分もあるので、是非とも続編を作って欲しいですね。

まぁ本作の開発期間は長かったらしく、前作の発売間もない頃から企画が動いていたという話。
魔女と百騎兵2」に泉氏が関わっていなかったのも、既にガレリアの企画が動いていたからでしょうね。
続編があるとしても3~4年は出ないと思いますし、気長に待つ事にします。

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