今回は無料アップデートで追加された、エクストラチャプターを開始しました。
本作は従来のスパロボシリーズとは少々違っていて、物語上のラスボスを倒してもゲームは終わらず、何度でも繰り返しプレイできるミッションで好きなだけ戦い続ける事ができます。
そして自分の好きなタイミングで、周回プレイを開始できるというシステム。
ただ、そのシステムの代償として、本編クリア後は謎の敵が現れ、その敵との戦いが続いて行くと、未完の物語になっていました。

今回追加されたエクストラチャプターは、その謎の敵との戦いに決着が付く、スパロボ30の完結編というべき内容。
DLCシナリオでは、DLC組をこの世界に呼び込んだ黒幕の存在が示唆されていましたが、それら一連のDLCシナリオにも決着がつきます。

srw30_29167

エクストラチャプター自体は無料アップデートで追加される内容ですが、DLCを導入しておくと、さらに楽しめるかもしれません。
DLCシナリオが、エクストラチャプターへと繋がる物語になっていますし。

またエクストラチャプターを開始すると、以後は他のミッションをプレイできなくなります。
エクストラチャプターをクリアするとエンディングとなり、その後の継続的なプレイは不可能。
周回プレイに突入する気が無いのであれば、別にセーブデータを作っておいた方が良さそうです。

srw30_28727

Extra「黒髪怨夜」

エクストラチャプターをプレイするには、ゲーム本編をクリアしている必要があります。
さらにExtraミッション「開かれた扉」をクリアしておく必要も有り。
開かれた扉」は有料DLC「エキスパンションパック」の導入部となっていますが、DLCを購入していなくてもプレイできます。

srw30_25826

開かれた扉」をプレイすると、冒頭で主人公とメイヴィーの会話があります。
その時の会話で、メイヴィーは最近、江戸時代の頃に書かれた(という設定の)怪談「黒髪怨夜」を愛読しているという話が聞けます。

srw30_28718

篝火という名の美しい女の怨念が、一つの国を滅ぼすという内容。
篝火の怨念に蝕まれた人間は、精神を破壊され、永遠に苦しむ事になったという話。
ただページが落丁していて、最終章の辺りしか読めていないようです。

srw30_28724

何とはなしに語られる話ですが、有料DLC「エキスパンションパック」関連のシナリオをプレイすると、「黒髪怨夜」が物語の謎に関わっているという事がわかります。
この本は元々、ドライストレーガーのメインシステムに登録されていたという話。

DLC組のメンバーがこの世界へ転移してきたのも、謎の黒幕の関与である事が示唆されていますからね。
エクストラチャプター自体はDLC無しでもプレイできますが、DLCシナリオをプレイしておくと、さらに楽しめるという内容になっている模様。

srw30_28233
エキスパンションパックで追加されるシナリオ

という所で、エクストラチャプターを開始。
クエスターを討伐したドライクロイツでしたが、光の柱の存在により、次元は不安定な状態が続いているようです。
そこから現れる敵「エトランゼ」によって、世界中で戦いが続いているという状態。

そんな時、ミツバの前に、謎の妖精イーリスが現れます。
イーリスですが、ミツバとドライクロイツは合格したと話します。
そして近い内に招待されると言って、再び姿を消してしまいました。

srw30_28738

それからドライクロイツは、デトロイトにある光の柱の封印に向かいます。
その際のミーティングで、クエスター打倒後のエトランゼに関する一連の事件は、「DBDクライシス」と呼ばれるようになったと説明されていました。
一連の事象に呼称が付けられた事から、DBDには何か一貫性があると判断された模様。

srw30_28744

光の柱を封印して次元が安定すればエトランゼは現れなくなると思われますが、ドライクロイツのメンバーは、一連の出来事の裏に何者かの意思を感じ取っていました。
しかし何者が待ち受けていようと、突き進むしかないと判断します。

srw30_28751

一方で主人公は、メイヴィーの元を訪れていました。
ミツバとメイヴィーが何か隠している事に気が付いていて、それを訊ねに来たという事。

するとメイヴィーは、主人公に「黒髪怨夜」を見せます。
メイヴィーですが、「黒髪怨夜」の主人公である「篝火」は、エーオスの被害者だと考えていた模様。
そしてどこかの星から地球へ逃げてきて、オルキダケアはエーオスに関係する情報を集めていたと思っていたようです。

srw30_28762

ただ最近になってメイヴィーは、その推理は根本から間違っていたのかもしれないと思えてきたという事。
そして主人公に自分の推測を語ろうとした所で、場面は切り替わります。
主人公に真相が伝えられるものの、プレイヤーには秘密にされるという展開。

srw30_28765

その後、ドライクロイツは、デトロイトの光の柱に到着します。
ここでミツバは、仲間達にDBDを引き起こしている黒幕の存在を示唆していました。
何者かがDBDを制御して転移者とエトランゼを呼び込んでいるとしたら、光の柱を封印していく事で対決も近付いているという事。

srw30_28770

しかしDLC組は自分達を呼び寄せた元凶と戦う事に、退く姿勢を見せません。
本編メンバーもそれを頼もしく思い、同時にDLCメンバーの意見は、ドライクロイツの総意であると答えていました。
今回のシナリオはDLCメンバーが発言する場面が多いので、やはりDLCを導入しておいた方が楽しめそうです。

srw30_28775

そんな時、光の柱の周囲に、エトランゼの部隊が出現。
これで終わるとは思えないので、警戒しながら敵を撃退する事になります。

敵はいつものエトランゼの機体。
アンゲロイシリーズの数が多いという事に気を付ければ、そこまで怖くはありませんね。
敵機体の性能は高いので、こちらも主力を投入したいですが。

srw30_28784

敵を一定数倒すとイベント。
メイヴィーですが、アズに現在の気分を訊ねます。
アズはオーガスタとアンデスで何者かの干渉を受けた事があり、それと同じ感覚を味わって気分が悪くなっていました。
オーガスタとアンデスのエピソードは、エキスパンションパックのシナリオで語られます。

srw30_28787

その報告を受けたミツバは、黒幕に向かって呼びかけていました。
アズの容態から、黒幕が近くにいると判断した模様。
そしてかつてエーオスの支配下にあった者として、対話を希望すると呼びかけていました。

その黒幕とは、神文明エーオス。
ミツバの呼びかけに応じて何者かが姿を現しますが、かつてのオルキダケアと同じように、地球人に対して高圧的な態度を取っていました。
エーオスの遺したギフトを色濃く持っているアズが強く反応している事からも、相手はエーオスで間違いないだろうという話。

srw30_28805

マサキが転移した時に聞いた声も、エーオスのものだったようです。
エーオスの危険さを感じ取ったサイバスターは機体の出力を高め、本来の性能を取り戻していました。
忍が転移してきてからずっと感じていたドス黒い気も、エーオスのものだったという事。

srw30_28811

エーオスは服従を誓うように命じますが、当然ながらドライクロイツのメンバーは拒否。
するとエーオスは、力ずくでドライクロイツを支配しようとしてきました。

そんな時、エーオスが何者かによって攻撃を受けます。
そこに現れたのは、グラヴァリンに乗ったカールレウム。
カールレウムは陰から地球を守る為に戦っていたようですが、エーオスが姿を現したのであればと、直接対峙する為に現れたようです。

srw30_28830

カールレウムはクエスターの支配から脱し、自我を手に入れたという事。
今の自分こそが、真のカールレウムであると名乗っていました。
そして自分の知らない真理を極めたドライクロイツから、新しい何かを学ぶため、ここへ来たと話します。
同時に、地球の敵であるエーオスを討つ為だと。

srw30_28834

クエスターズの生き残りが現れた事で、エーオスは退却しようとします。
この状況を楽しむ為には、エーオス側も相応の準備が必要だという事。

ミツバはそんなエーオスに名を訊ねるのですが、エーオス側は地球人を家畜扱いして、名を教えません。
しかしメイヴィーから「篝火」と呼ばれると、二度とその名で呼ぶなと言って、自らを「サイクラミノス」と名乗っていました。

srw30_28841

その後、サイクラミノスは撤退。
ドライクロイツはサイクラミノスの置き土産である、敵増援を始末する事になります。

イベント後は、マップ北側から敵増援が出現。
ゼル・ビレニウムとエル・ミレニウムで構成された部隊で、1体1体がボス並みの性能。
熱血や魂を使った高火力武器で、一気に倒した方が安全です。

イベント後は、味方援軍としてカールレウムも登場。
本編でもルート次第では仲間になるようですが、最終的には離脱するようですからね。
エクストラチャプターは全6話なので、本編以上に活躍させる機会がありそうです。

srw30_28855

敵を全滅させると、ステージクリア。
メイヴィーが開発した光の柱封印システムによって、デトロイトの柱は消滅します。
カールレウムも、ドライクロイツの一員として迎え入れられる事になりました。

そして戦いが終わると、ミツバが今後の戦略について皆に報告します。
ここで他のメンバーにも、「黒髪怨夜」の話が伝えられていました。
この怪談に出てくる篝火が、サイクラミノスだと思われるという話。

srw30_28898

怪談の結末では全ての住人の精神が破壊されたようですが、これは支配の波動によるものだろうと推測されます。
それから数百年が過ぎた今でも、怨念は消えていなかったと。
ただ今になってサイクラミノスが現れたのは、過去の復讐ではなく、別の目的かも知れないと考えるメンバーもいました。

srw30_28904

その復活にはクエスターズが関係している可能性がありますが、カールレウムもサイクラミノスの存在は、初めて知ったようです。
とりあえず篝火として生きていた頃のサイクロミノスの動向は、今後もメイヴィーが調査してくれる事になりました。

問題となるのはエトランゼの対策ですが、カールレウムは切り札を用意している模様。
しかしその存在は、ギリギリまで明かしたくないという事。
そこで切り札の使用に関しては、カールレウムの意思に一任されます。

srw30_28927

Extra「復活の時」

艦長室にいるミツバの元に、イーリスが現れます。
ここでイーリスの正体も明かされました。
サイクラミノスは従者となる人工生命体を生み出しており、その1体がイーリスという事。

srw30_28948

ただ多くの人工生命体は処罰され、現存するのはイーリスだけだという話。
そしてイーリスはサイクラミノスの命令で、ドライクロイツを見守ってきたという話でした。
イーリスの提供する物資は、サイクラミノスからの援助だった模様。

srw30_28945

イーリスはサイクラミノスの支配に抵抗するミツバに、南極へ来るように命じます。
南極は最大の光の柱がある地点。
そこでサイクラミノスの一番の手下のイーリスが、ドライクロイツの相手をすると言う話。
地球最強の部隊が敗北すれば少しは現実が見えるだろうと言って、イーリスは姿を消します。

srw30_28956

一方でカールレウムですが、艦内での食事に感銘を受けていました。
クエスターからは地球の食事をとる事は禁止されていたらしく、今回はじめて地球の食べ物を食べた模様。
クエスターは豊かな食文化に触れる事で、クエスターズの在り方に疑問を持つ可能性を懸念していたのだろうという話ですね。

srw30_28964

そこで地球の食べ物に興味を抱いたカールレウムに、ドライクロイツのメンバーは自分の好物を次々にオススメしていました。
本編でカールレウムが変わっていく様子を見てきたドライクロイツのメンバーは、カールレウムの事を好意的に受け入れている様子。

srw30_28970

そして皆が食堂を去り、カールレウムだけになると、そこにイーリスが現れます。
カールレウムはイーリスの存在を感じ取っていて、お代わりするという名目で食堂に残っていた模様。
ただお代わりしたいのは本気だったようで、食事をしながらイーリスの相手をしていました。

srw30_28989

そしてカールレウムは、イーリスも知らない切り札があると話します。
サイクラミノスに「お前は二度敗北する」と伝えるように、イーリスに告げていました。
イーリスはハッタリだと思ったものの、カールレウムの勢いに押され、艦内から姿を消します。

ドライストレーガーからイーリスの気配は完全に消えたらしく、次の戦いではエーオスは本気で戦いを仕掛けてくる模様。
カールレウムも覚悟を決めなければならないと、決意していました。

srw30_29001

そしてドライクロイツが南極にある光の柱へ向かうと、イーリスが出迎えます。
サイクラミノスですが、ドライクロイツを手駒に、宇宙の支配権を取り戻そうとしている模様。
これまでは自分の兵隊に相応しいかどうか、試していたという話。
クエスターズを倒したドライクロイツは、その試験に合格したという事でした。

srw30_29022

別の世界からDLC組のメンバーを呼び込んでいたのも、自分の手駒に加える為。
しかしドライクロイツのメンバーは、サイクラミノスの支配下に入る事を拒絶。
イーリスはドライクロイツに情が湧いているのか、何とか説得しようとするのですが、皆の意見は変わりませんでした。

srw30_29025

するとイーリスは、エトランゼとクエスターズの混成部隊を呼び出します。
そして子供みたいな捨て台詞を残して、この場から去って行きました。

という流れで、敵との戦いに突入。
今回は敵との距離が近く、敵の総数も33体と多め。
指揮系統中枢を持つオルクスーラ・ザングも3体混ざっているので、最初にこの機体を倒した方が良いですね。
その上でかく乱を使って戦えば、敵とも優位に渡り合えます。

srw30_29043

ちなみに今回の戦闘では、DLC組に会話イベントが用意されていますね。
主役格だけかもしれませんが、DLCを導入しているなら、各メンバーを出撃させると楽しめるかもしれません。
マサキやリュウセイに会話は無かったので、有料DLC組だけの可能性もありますが。

srw30_29045

敵を18体倒すとイベント。
戦場に再びイーリスが現れ、3体のスターメンビトルを呼び出します。
スターメンビトルは、神文明エーオスの生み出した兵器だという事。
かつてクエスターズと戦った時よりも、格段に強くなっているようです。

srw30_29058

するとカールレウムも切り札を出すと言って、アルティム・フィーニを呼び出しました。
クエスターズの最終兵器で、本編のラスボスとなる機体。
万一の場合を考えて、カールレウムが修復しておいたようです。
その力を正しき事に使うと言って、カールレウムはアルティム・フィーニへと搭乗。

srw30_29069

しかし、カールレウムの前に、見知らぬ兵器が転移してきます。
カールレウムの説明によると、この機体はフロスデウス。
神文明エーオスの最終兵器で、かつてクエスターの乗るアルティム・フィーニに敗れ去ったという事。

srw30_29078

ただ当時の機体よりも強化されているらしく、フロスデウスは一撃でアルティム・フィーニを撃破してしまいました。
間一髪のところでカールレウムは、グラヴァリンに乗って脱出。
ラスボスの機体を自分で使えるのかと一瞬喜んだのですが、単なる出オチという結果。

srw30_29080 srw30_29086 srw30_29089 srw30_29092 srw30_29101 srw30_29108

それからサイクラミノスは、抵抗を続けるドライクロイツに対し、支配の波動を放ちます。
サイクラミノスは支配ではなく、精神の破壊を目的に波動を放っているらしく、メイヴィーが用意した抵抗波動も効果を発揮していない模様。

しかしメイヴィーは何らかのシステムを用意していたらしく、それによって支配の波動は無効化されました。
その際にサイクラミノスは何かに気付いたらしく、イーリスに戦いの行方を見届けるように命じ、自身は去って行きます。

srw30_29143

イベント後は、マップ北東から3体のスターメンビトルが出現。
これらを含めた敵の全滅が目的となります。

スターメンビトルですが、2回行動。
機体性能も高く、HP12万で底力L7も所有。
MAP兵器も使えると、かなりの強敵ですね。

srw30_29167

ここは熱血や魂を使った攻撃を叩き込み、早めに倒してしまった方が安全。
火力の高いユニットは、初期配置で東側に集めておいた方が良さそうですね。

敵を全滅させると、ステージクリア。
メイヴィーは光の柱封印システムを使って、南極の光の柱も封印しました。
これで地球上にある全ての光の柱が、封印された形。
4本の光の柱は、DLCのシナリオで封印済みとなっています。

srw30_29172

さらにオルキダケアが姿を現し、隠れていたイーリスを攻撃。
オルキダケアの力によって、イーリスは動けなくなったようです。
そしてイーリスを捕らえて自分の話を聞くようにと、ドライクロイツに要求していました。

srw30_29179


戦いの後、ミツバ達は仲間達に事情を説明します。
オルキダケアの封印を解いたのは、ミツバとメイヴィーの独断だった模様。
その事について、ドライクロイツの艦長メンバーから問いただされていました。
艦長達はオルキダケアが再び自分達を支配しようとしないか危惧していましたが、そうはならないだろうとメイヴィーは答えます。

srw30_29191

ドライストレーガーの中に「黒髪怨夜」のデータがあった事から、オルキダケアはサイクラミノスの存在を知っていたという事。
それでも接触を図ろうとする様子が無かった事から、オルキダケアはサイクラミノスを意図的に避けていたと判断したようです。

メイヴィーは、エーオスの再興を願っていたオルキダケアがその生き残りに接触しないはずがないと思い込み、判断を曇らされていたという話。
オルキダケアは支配の波動を打ち破るのにも手を貸してくれたらしく、前のように自分達を支配しようとは思っていないだろうという話でした。

srw30_29201

そしてイーリスが連行されてくると、一行の前にオルキダケアも姿を現します。
オルキダケアはイーリスとも面識があるらしく、数百年ぶりに再会したという話。
そこでサイクラミノスが地球へ来てから何が起きたのかを訊ねるのですが、イーリスは1年ほど前に目覚めた為、詳細は何も知らないという事でした。

srw30_29223

必要な情報が得られなかった事もあって、ミツバはイーリスを解放。
「ブラックオーシャンで決着を付ける」というメッセージを、サイクラミノスへ届けるように要求します。

それからオルキダケアは、メイヴィーにサイクラミノスの過去を調べるように頼んでいました。
何故あれほどまでに憎しみをつのらせているか、それを知りたいという事。
メイヴィーも篝火の人生は気になっているらしく、その頼みを引き受けていました。

srw30_29243

メイヴィーが頼みを引き受けると、オルキダケアは姿を消してしまいます。
こちらからの呼びかけに応える様子は無し。

メイヴィーですが、サイクラミノスに弱点があるとすれば、篝火として過ごした時間にあると話していました。
他のメンバーも、その意見に賛同。
篝火の名を出された時に、サイクラミノスは激しい感情を見せていたというのが理由。

srw30_29255

乱丁でページが不揃いだった「黒髪怨夜」ですが、メイヴィーが手を尽くして探し回った結果、既に全てのページが揃った模様。
そこでメイヴィーは、急いで解読を進める事になります。
ドライクロイツのメンバーはブラックオーシャンへと向かい、サイクロミノスとの決戦に備えるという展開。

srw30_29260


機体性能

グラヴァリン

ライバルユニットのグラヴァリンですが、HPと装甲値の高い典型的なスーパーロボット。
運動性も低いとは言えず、宇宙世紀のMS並みにはあります。
ただ敵対する相手は、性能の高いエトランゼの機体。
カールレウムは最初から底力L8と鉄壁を覚えている事から、実際には装甲で耐えるタイプの機体になりそうですね。

srw30_28937

武器は4種で、マップ兵器も持ちます。
カスタムボーナスでEN+100となる上、弾数制とEN消費武器をバランスよく持つ為、継戦能力は高そうですね。
移動後に使える武器が1種しかなく、カールレウムは突撃も習得しないので、ヒット&アウェイの習得は必須となりますが。

srw30_28939

サイバスター

転移に巻き込まれた関係でコンバーターが不調という設定のサイバスターですが、エクストラチャプターで本来の性能を取り戻します。
その際に機体性能が、EN+20、運動性+10、照準値+5とパワーアップ。

srw30_29051

武装も各武器の攻撃力+200、サイフラッシュの攻撃力+1,000、アカシックバスターの攻撃力+400と、大幅に強化されました。
数値的には、他の主役ロボットにも引けを取らなくなります。

ただ、「この時期にパワーアップしてもなぁ」という気持ちが大きいですね。
エクストラチャプターの敵は強いので、パワーアップしないよりは遥かにマシなのですが、本編中にこの性能を獲得していたら・・・という想いが残ります。

srw30_29052

今回加入した機体のカスタムボーナスは、下記の通り。

グラヴァリンEN+100、移動力+1

エースボーナス


■ カールレウム・ヴァウル
カールレウムのエースボーナスは、最終命中率・最終回避率+30%、自軍フェイズ開始時、SP+10、気力+10と言うもの。
敵対時と違って極を失いますが、エースボーナスがその代わり+αになっているという状態。
カールレウムは最初から見切りL3も習得している為、回避補正は+45%となります。

srw30_28938

ただ集中を使う事が出来ず、グラヴァリンはサイズ1Lの機体。
戦う相手は性能の高いエトランゼ機という事もあって、回避性能には期待が持てませんね。
効果自体は非常に強力なのですが、出番や搭乗機的にそれを活かせないと言った感じ。


という感じで、エクストラチャプターのプレイを開始しました。
本作の完結編となるシナリオという事もあって、これまでに張られていた伏線も回収されています。

DLC第1弾や第2弾では本編クリア後の物語が用意されていましたが、明らかに黒幕が残っているという状態でしたからね。
本編には登場しない新機体「スターメンビトル」も登場した事から、完結編となるシナリオが将来配信される事は予想が付いていました。
イーリスの正体も、本編中には明かされないままでしたし。

srw30_29162

そこで黒幕は、神文明エーオスだろうと予想していたのですよね。
ただ大筋の予想は当たっていたのですが、物語の方向性は予想とは違う展開となっていますし、どのような結末を迎えるか気になる所。
サイクラミノスは愛憎入り乱れる形で、今のような存在になってしまったという感じの雰囲気ですし。

またエクストラチャプターでカールレウムが加入するのは嬉しかったのですが、アルティム・フィーニは期待外れでしたね。
仰々しく切り札として登場したので、「まさかラスボス機体を使える!?」と喜んだのも束の間、出オチという形でアッサリと敗北。

srw30_29119

私は2周目がまだ中盤で、カールレウムが仲間になるルートは未プレイですし、グラヴァリンで加入するだけでも有難いのですけどね。
ラスボス機体が使えるというサプライズがあっても、良かったのではないかなぁ・・・と思いました。
それらしい展開になっていながら、実は使えないという流れだったので、ちょっとガッカリしてしまいましたね。