今回はエクストラチャプターの後半シナリオをプレイ。
これで本作の物語は、完結となります。
エキスパンションパックで追加されたシナリオから続けてプレイした事もあって、ここまで長かったですね。
エキスパンションパックは、実質DLC2本分のシナリオ(20本)が収録されている形でしたし。
無料アップデートで追加されたエクストラチャプターも、本編クリア後の物語という事もあって、登場する敵も強く、本編以上に歯応えを感じられる内容でした。

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Extra「散りゆく花の中で」

ドライクロイツはイーリスが開いてくれた門から、サイクラミノスのいるサブスペースへと向かいます。
DLC組も自分達を呼び寄せた元凶を討ち、元の世界へ戻る為にも意気込みを新たにしていました。
サイクラミノスがいる限り、再び呼び寄せられる可能性があるという事で。

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ドライクロイツが転移した場所は、花の咲き乱れる美しい場所でした。
そこにサイクラミノスが現れ、ここは神大陸フローシアだと答えます。
花の美しさが自分の心を少しだけ慰めてくれるという事で、サイクラミノスは落ち着いた雰囲気。
それ故か、こちらの話にも応じていました。

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サイクラミノスですが、この地で数百年の間、眠りについていた模様。
自身の中の憎しみがデボネアと共鳴し、地球にクエスターズが現れた事でサイクラミノスは目を覚ましたという事。

サイクラミノスが現れた事で、オルキダケアも姿を現しました。
オルキダケアはサイクラミノスを、姉と呼びますね。
そしてサイクラミノスが、怖かったと話します。
サイクラミノスの指導の下、エーオスがエゴと暴力で宇宙を支配していくのが怖かったと。

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だからオルキダケアは、サイクラミノスとは別のエーオスを再興しようと願ったと話します。
しかし自分もエーオスの一員であり、その思考はエーオスに染まり切っていたと思い知らされたという話。
それ故、オルキダケアはサイクラミノスの存在を知りつつも、接触を避けていた模様。

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一方でサイクラミノスは、ドライクロイツが自分に反抗する事は予測していたと話します。
自分に従わないなら、叩き潰すだけという事。
こうなる事を見越して、転移者を呼び寄せていたとも話します。

それからサイクラミノスは、ドライクロイツの力は認めていると話していました。
だが同時に、その存在を忌み嫌っているという話。
それはドライクロイツが、サイクラミノスが捨てた心を力に戦っているからだと。

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地球にエーオスが遺した光の柱は、それぞれ人の心に呼応しているようです。
それぞれ愛や勇気、希望と言った感じ。
DLC組がこの世界へ呼ばれる事になった共通点が、対応する心の力を持っていたから。
DLC第1弾のメンバーは「」、第2弾は「勇気」、エキスパンションパックが「希望」ですね。

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しかし愛や勇気、希望も自分の憎しみの前には無力だと、サイクラミノスは話していました。
その証としてサイクラミノスに叩き潰される事が、ドライクロイツの存在意義だと。
その為にドライクロイツを、ここへ呼び寄せたようです。

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そして自身の憎しみの力を証明する時と言って、サイクラミノスは大量のスターメンビトルを呼び寄せました。
ドライクロイツはこれを撃退する為に出撃。

しかし、サイクロミノスはフロスデウスへ乗り込み、MAP兵器でこちらへダメージを与えてきました。
その後、傷付いたドライクロイツの最後の足掻きを楽しませて貰うと言って、サイクラミノスは撤退していきます。

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という流れで、戦闘開始。
今回も戦艦を含めて33機まで出撃できますが、フロスデウスの攻撃を受け、全員がHP半減状態となっています。
精神コマンドの絆で回復するのも手ですが、メンバーによってはそのまま底力を発動させて戦う方が楽ですね。

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ちなみにDLC組のメンバーには、それぞれ会話イベントも用意されていました。
DLCを導入しているなら、優先的に出撃させても良さそうです。
イベントが用意されているのは、主役格だけかもしれませんが。

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敵は15体のスターメンビトル。
HP20万と、1体1体がボス並みの強さを持ち、全機が2回行動。
MAP兵器も持つので、なかなか厳しいですね。
通常のザコ敵がいなくて気力も稼ぎにくいので、精神コマンドや強化パーツで対応する必要もあります。

今回はとにかく、火力が必要となる戦い。
HP20万の敵が15体いる為、合計でHP300万を削り切らなければなりませんし。
高火力かつ覚醒を持つメンバーは、優先的に出撃させた方が良さそうです。
DLCを導入しているなら、龍虎王やアルティメットダンクーガ、SRXなど、覚醒と熱血担当が分かれているユニットが活躍。

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覚醒こそ持たないものの、自軍で最大の火力を持つファイナルガオガイガーを、Exオーダーの行動回復で再行動させるのも有効。
ミツバの決意&行動回復を活用すれば、覚醒を持たないユニットを複数回行動させる事も可能ですし。
本編だとそこまでしなければならない相手はいなかったのですが、エクストラチャプターに入ってから覚醒や決意持ちのユニットの評価が、さらに高くなりました。

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敵を全滅させると、ステージクリア。
単なる前哨戦で苦戦を強いられたドライクロイツでしたが、誰一人諦めず、サイクラミノスとの決戦に挑むという展開。

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ちなみに今回のステージをクリアした所、小規模なDBDが発生。
イーリスからのプレゼントを貰えるイベントですね。
緊急ミッション中なので受け取る事はできませんが、システム的にはエクストラチャプターであっても、イーリスイベントが発生する模様。

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Extra「ここから明日へ」

ついにサイクラミノスの居城へ乗り込んだドライクロイツは、最後の戦いを挑みます。
サイクラミノスの姿はありませんが、代わりに大量のエトランゼ機が待ち構えているので、これを突破するという展開。

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という流れで、戦闘に突入。
今回も戦艦含めて33機出撃できますが、敵の数も43機と多め。

やはり指揮系統中枢を持つオルクスーラ・ザングも配置されていますが、今回は奥の方に待機しているのが厄介ですね。
突撃を使える長射程ユニットなら1ターン目で攻撃可能ですが、そうでない場合は覚醒やマルチアタックを活用して潰すに行く必要がありそうです。

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敵を25体倒すとイベント。
戦場にサイクラミノスが現れます。
サイクラミノスは自分に従わない地球人など不用だと語り、ドライクロイツを始末した後は、地球という星そのものを滅ぼすと宣言していました。

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そんなサイクラミノスに対し、ミツバは「黒髪怨夜」の篝火と呼びかけます。
しかし篝火の名を聞いても、サイクラミノスは動揺しません。
この状況で切り札を使っても効果は薄いと判断したミツバは、サイクラミノスの自信を少しでも砕く事にしました。
エーオスの最終兵器であるフロスデウスの動きを少しでも止めれば、そこに隙が生まれるはずだという事。

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という事で、サイクラミノスが乗るフロスデウスを倒す事になります。
イベント後は、マップ中央からフロスデウスが出現。
その周囲には、4体のスターメンビトルも現れます。

ここからフロスデウスを倒す事が、勝利条件に変更。
スターメンビトルなどHPの多い敵も多いですが、フロスデウスさえ倒せばクリアとなるので、ボスに攻撃を集中させるのも手ですね。
無理に全ての敵を倒す必要は無し。

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またこのステージで、サイクラミノスのキャラクター事典も解放されました。
サイクラミノスの声優は、ドラゴンボールの悟空役などで知られる野沢雅子さん。
これに関しては公式Twitterで、既に公開されていました。
ちょっとネタバレ気味でしたが・・・。



ちなみに野沢雅子さんは、一度だけ会った事があるのですよね。
と言っても、偶然、同じエレベーターに乗り合わせた程度の縁ですが。

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サイクラミノスですが、3回行動。
底力L9に加えて、極、プレッシャーL4を所持していると、ラスボスに相応しいスキル構成。
ラスボスだけあって能力も高く、能力育成無しでプレッシャーを無効化するのは難しいですね。

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とにかく高火力の武器で、何度も繰り返し攻撃を叩き込むしかありません。
敵の火力も高いので、防御系の精神コマンドも重要。
鉄壁を使用したスーパーロボットでも2,000~3,000ダメージ受けるほどの火力があるので、不屈や閃きも併用したいですね。

フロスデウスのHPを6~7割ほど減らすと、イベントが発生。
激しい攻撃を繰り出して来るサイクラミノスに対して、ミツバは通信回線を開きます。
オルキダケアから教えて貰ったエーオスの回線で語り掛けているらしく、二人以外にこの会話を聞く事はできないという事。

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そしてミツバは、サイクラミノスの心が癒えることは無いのだとしても、お詫びすると話していました。
「前田英影に代わって」と。

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ミツバの話では、どことも知れぬ国から現れた美しき姫に「篝火」の名を付け、篝火と愛し合った者の名前が前田英影だったようです。
サイクラミノスもその名を、懐かしそうに口にしていました。
しかしその名は、胸の中に怨みと共に刻まれているという事。

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サイクラミノスは愛する英影の力となる為、エーオスの遺産の一部を使ったようです。
しかし、その強大な力が、英影を歪めてしまったという話。
英影は自らの出世の為に、エーオスの遺産とサイクラミノスを、主君に差し出そうとしたようです。

その裏切りを怒ったサイクラミノスは、憎しみのあまり、一国を滅ぼした模様。
エーオスという強大な力を持った自分が地球人と共に生きるなど、所詮は夢想だったとサイクラミノスは話していました。

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サイクラミノスは英影を失った後、全てがどうでもよくなったと話します。
クエスターズを滅ぼし、この世界を滅びし、最後は自分も滅ぶ事だけを望んできたという事。
そしてミツバに対し、笑うが良いと自嘲します。
全てを滅ぼそうとする破壊の化身の動機が、愛に敗れたからだとは・・・と。

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そこでミツバは、サイクラミノスを説得しようとしていました。
今からでもエーオスの指導者ではなく、一人の人間として生きていけると。

その言葉を聞いたサイクラミノスは激昂。
また自分を陥れ、自分から奪おうとするのかと叫びます。
そして英影と地球人は絶対に許さないと言って、攻撃を再開しました。

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ミツバの言葉でサイクラミノスが動揺を見せると、ミツバは「最終作戦を慣行する」と副長に指示を出します。
そしてドライストレーガーを、フロスデウスへと突撃させていました。

フロスデウスへと肉薄したドライストレーガーは、零距離から主砲を放ち、大ダメージを与える事に成功。
その代償として、ドライストレーガーは行動不能となってしまいます。

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これがミツバ達の覚悟だという事。
ミツバは非戦闘員を退艦させようとしますが、他のメンバーも同じ思いを抱いており、最後までドライストレーガーで戦う事を選択していました。

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ドライクロイツのメンバーも、自分達の家を守る為、絶対に沈めさせないと強く決意。
主人公もサイクラミノスを超え、自分達は未来へと進むと宣言します。

という流れで、イベント後はサイクラミノスとの決戦となります。
フロスデウスはドライクロイツの攻撃により、HPが残り2~3割程度まで減少。
これを削り切れば、勝利となりますね。
と言っても、元のHPが70万もあるので、イベント後でもHP17~20万ほどあるわけですが。

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イベント後は、主役格のメンバーとサイクラミノスとの間で、会話イベントも発生するようになります。
DLC組にもしっかり用意されているので、一通り聞いておくと楽しめるかもしれません。
底力が最大効果を発揮すると、魂付きのファイナルガオガイガー(5段階改造時)でも6,000程度のダメージしか与えられなくなるので、会話を聞く為に火力をセーブする必要は無いかと。

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ドライストレーガーはイベントにより、移動不可能となります。
攻撃する事は可能。
フロスデウスもドライストレーガーの近くへ移動しているので、ミツバの決意&行動回復も活用できます。

フロスデウスは最後のHP2~3万を削るのが、なかなかの難関。
しかし覚醒や行動回復で高火力ユニットの攻撃を連続で叩き込めば、1ターンで撃破するのも難しくはありません。
ここまで来たら、とにかく火力を集中させるだけですね。

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フロスデウスを倒すと、ステージクリア。
サイクラミノスは自分が敗北した事を認められず、この大陸ごとドライクロイツを道連れにしようとしていました。

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そんなサイクラミノスに対し、ミツバは「黒髪怨夜」の結末を語ります。
国を離れていた為に生き残った英影の縁者の子孫は、いずこかへ消えた篝火へのお詫びの為、惨劇が起きたとされる日に毎年、篝火が好きだった花を捧げているという事。

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その話を聞いたサイクラミノスは、「自らの血族を地獄に落とした妾を、哀れんでくれるのか」と口にします。
それが人の心であり、サイクラミノスが一度は手に入れ、捨て去ってしまったものだと。

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ミツバは最初からその事を伝えたかったようですが、サイクラミノスはもう戻れない所まで来ていたと話します。
だが、最後の時は篝火として散ると話していました。
それでエーオスは、完全に滅ぶと。

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オルキダケアも姿を現し、サイクラミノスのお供をすると話していました。
そしてドライクロイツには、いつかエーオスを超える文明を築く事が出来るだろうと話します。
その事を確認できたから、共に戦ってきたのだという話。
エーオスは既に過去の遺物なので、フロスデウスと共に散るまでだと。

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そしてドライクロイツへ別れを告げた後、サイクラミノスとオルキダケアは消滅。
神文明エーオスの終焉により、地球の戦いは終止符を打ちました。
転移者を呼び寄せていたサイクラミノスが亡くなった今、人為的なDBDはもう起きないだろうという話ですね。
DLC組も何の憂いも無く、元の世界へ帰れると話していました。

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全てに決着が付いた後、戦場にイーリスも出現。
一人ぼっちになってしまったと嘆くイーリスに、ミツバは頼みたい事があると話します。

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そしてエンディング。
DBDクライシスに関する後処理が終わったという事で、ドライクロイツメンバーには祝勝会の場が設けられていました。
その際に世界の情勢について語られます。

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各地の光の柱が封印された事で、次元の状態が安定。
DBDも収束しつつあるという事。
エトランゼもサイクラミノスが呼び込んでいたと推測されるので、今後は偶発的にDBDが起きたとしても、エトランゼが現れる事は無いだろうという話ですね。

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戦いが終わった事で、ドライクロイツのメンバーもそれぞれの道を歩む事になる模様。
DLC組もドライクロイツの仲間に別れを告げ、元の世界へ戻る事にしていました。
DLC組は原作世界から転移させられた事になっている為、鉄華団など大部分のメンバーは、戻っても原作の戦いが待っている様子。
しかし皆、この世界で学んだ事を糧に、元の世界でも頑張って行く決意を固めていました。

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本編に登場した異世界組やペンタゴナ組も、元の世界へ戻る事にしたようです。
オリビーはこれまでは普通に生活していましたが、精神に大きなダメージを負っていたという話。
そのオリビーの面倒を見る為、ダバはペンタゴナに戻ると田舎へ引っ込むと話します。
最終的に、原作通りの展開となってしまった模様。

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ルルーシュも一人で去ろうとしているC.C.を呼び止め、一緒に旅に出ようとしていました。
名前もL.L.に変えるという事。
こちらも原作通りの展開。

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グリッドマン達も、ハイパーワールドへ帰還する模様。
裕太に宿るグリッドマンも、内海や六花に別れを告げていました。
アカネも元の世界へ戻る決意を固め、六花と別れの挨拶をします。

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そして祝勝会が終わると、異世界に繋がるゲートが作られました。
ドライストレーガーとイーリスは、カールレウムが預かるという事。
ミツバがイーリスへ頼んだことは、ドライストレーガーをフローシアで預かって欲しいという事だったようです。

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これからはクエスターズとエーオスの生き残りが、地球を守る力の番人になるという事。
そしてエーオスの遺産であるドライストレーガーを封印する事で、エーオスの時代は完全に終わるという事でした。

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ヒュッケバインも、共に封印される模様。
主人公は先の事は考えていないものの、ドライクロイツで学んだことを力にして生きて行こうと考えていました。

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その後、皆が見守る中、ドライストレーガーはゲートの中へと消えていきます。
ミツバと主人公は、ドライストレーガーとヒュッケバインに、それぞれ別れを告げていました。
続いてDLC組がゲートから元の世界へ戻るという所で、スタッフロールへ突入。
これで本作の物語は、完結となります。

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スタッフロール後は、クリアデータを作成可能。
このデータを基に、周回プレイを開始できます。
クリアデータ作成後はタイトル画面に戻り、本編の続きをプレイする事はできなくなりました。

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という感じで、ついにスパロボ30のエクストラチャプターも終了。
従来のスパロボ同様、戦いの後は平和が戻り、皆がそれぞれの道を歩みだすという展開。
DLC組はこれから原作の戦いに挑む事になりますが、全ての戦いに決着が付いた形ですね。

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個人的には本編クリア後、好きなだけ戦いを続けられるというシステムは評価していました。
従来のスパロボだと、最終話直前の数ステージしか使えない武器やユニット、キャラクターも多いですから。
今回は本編終了後も思う存分に全てのユニットを使えるので、その部分を評価していた形。

その代償としてストーリーが未完となっていましたが、無料アップデートで追加されたエクストラチャプターでそれも完結。
システムは評価していたものの、やはり物語に完全に決着が付くのは良いですね。
「終わり」を実感できますし。

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ただ今回のプレイでは、1周目のクリアデータでプレイしていたのですよね。
私の現在のプレイデータは、2周目の中盤。
アップデートで追加されたシナリオをプレイするには、先が長すぎる状態だったので。

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2周目の状況

なので、ここから2周目のプレイを再開し、エンディングを目指すという形になります。
まぁスパロボ30はミッション数が多く、本編をクリアするだけでも結構な時間がかかりますからね。
この辺りはのんびりと進めていく予定。
新たなDLCユニットも10体増えたので、それらもじっくりと使っていきたいですし。