今回は「聖樹の支え、エブレフェール」の後半エリアを探索。
ここはそこまで広くは無いのですが、立体的な構造の場所が多く、地形を把握しながら進まないと大変ですね。
ミリセント関連のイベントも、ここで完結。
ただ何よりもエリアボスが非常に凶悪で、ボス戦の印象が非常に強いエリアでした。

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祝福「エブレフェールの内壁」から南の通路を進んで行くと、左手に大きな木の枝が見えて来ます。
この枝の裏側に結晶人が3人配置されていて、その奥に宝箱が置かれていました。

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3人同時に戦うには面倒な相手なので、飛び道具で1体ずつ手前の通路へ誘い出すと、楽に戦えますね。
ここにいる結晶人の攻撃には腐敗の状態異常も付与されているので、ローリングで回避しながら背後を取り、致命の一撃を叩き込むと倒しやすいです。

宝箱の中身は、「腐敗した結晶剣」でした。
筋力13、技量10、知力15以上で装備できる直剣で、魔力の攻撃力を保有。
さらに朱い腐敗の状態異常を蓄積する効果もあります。
戦技は回転斬りで固定の模様。

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通路を南西に進んで行くと、木の枝が伸びています。
ここからは木の枝を登って、先へ進む事になりますね。

そのまま枝を渡って行くと、腐敗の池に到着しました。
この辺りには敵の姿が見えませんが、物陰に腐敗の眷属が隠れています。
また奥の沼には幼体らしき個体が無数に徘徊しているので、よく観察しながら進まないと不意打ちを受けてしまいそうです。

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沼地では足を取られて動きも鈍くなる為、免疫耐性の高い装備と腐敗の回復手段を用意しておきたい所。
ちなみに普通に歩くよりは、進路方向に背を向けてバックステップ連打の方が早いです。

沼地の奥まで進んだら、滝の脇に生えている木の枝へ飛び降りて進む事になります。
木の枝から下を見ると、底の部分が明るく広いエリアとなっているので、ここが最深部となりそうですね。
見えている場所は、ボスエリアとなりそうです。

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木の枝を渡って道なりに進むと、右手の方向に建物の入り口が見えて来ました。
入り口の脇には下水らしき場所へ降りるハシゴがあり、ハシゴを降りた先に祝福「排水路」が設置されています。
室内にはサイン溜まりもあるので、ここが新たな拠点となりそうですね。

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腐敗の樹霊

祝福のある建物へ入らずに丘の上へと登って行くと、奥の腐敗沼へ繋がる木の枝がありました。
ここの腐敗沼の中央にはアイテムが落ちていますが、アイテムに近付くと腐敗した樹霊が現れて戦闘に突入。

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ちなみに落ちているアイテムは、「墓すずらんの大輪」でした。
通常の遺灰を+10に強化する際に必要となる素材。

今回の戦闘では中央に腐敗沼がある場所で戦う事になる為、安全な足場が限られています。
崖際では落下死する可能性もあるので、なかなかの難所ですね。
樹霊自体はそこまで怖くない相手ですが、地形の関係もあって苦戦しました。

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正攻法で戦うのは厳しかったので、私も地形を利用して戦う事にしました。
沼の入り口から見て右手側には、木の枝へ降りるルートが用意されています。
徒歩で祝福方面へと戻るルート。

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そこで樹霊を沸かせたらこの地点から木の枝へと飛び降り、遠距離から弓で攻撃。
木の枝の手前には谷があり、樹霊はこちらへ近付けないので、遠距離攻撃を使えると楽に戦えますね。
樹霊には出血が通用するので、アローレインで血矢の雨を降らせると簡単に倒せます。



戦闘に勝利すると、「黄金の種子」を入手。
私は既に最大まで強化しているらしく、特に意味のない報酬でした。
聖杯瓶は14本が最大となる模様。

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ミリセント

樹霊を倒すと、沼の脇にある高台の上に、金サインと赤サインが出現しました。
金サインを調べると、ミリセントの協力者として召喚されます。
逆に赤サインを調べると、ミリセントの敵対者として召喚されるようです。
どうやらミリセントのイベントは、ここで分岐するようですね。

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敵対する理由は無かったので、今回は金サインを調べ、協力者として召喚されてみました。
その場合、ミリセントと協力して、ミリセントの姉妹と戦う事になります。

敵として現れるのは、「長女メアリー」、「次女モーリーン」、「三女エイミー」、「末妹ポリアンナ」の4名。
それぞれ特徴が違うようですが、乱戦となるのでよく判別できませんでした。

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ポリアンナは、エオニアの沼のボス「宿将オニール」戦で呼び出せる「養女ポリアンナ」と、同一人物なのかもしれませんね。
オニール戦で呼び出せるポリアンナは関係性が理解できませんでしたが、ゴーリーの命令で針を探していたと考えると、あの場で呼び出せた事に納得がいきます。

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姉妹は最初2体しかおらず、時間差で沼から出現。
ミリセントが倒されると敗北となる為、ミリセントを狙っている敵を優先して攻撃して、敵の注意を引き付けた方が良さそうです。

ミリセントは攻撃性能が高いので、敵の注意さえ引いておけば、結構なダメージを叩き出してくれます。
ただ、たまにミリセントが落下死してしまうので、割と運が絡む戦闘。



ミリセントが生存したまま勝利すると、元の世界に復帰。
その際に「腐敗翼剣の徽章」が手に入ります。
攻撃が連続するほど、攻撃力が大きく高まると言う効果。

アイテム説明を見ると、四姉妹はエオニアの沼に生れ落ち、ゴーリーの手引きにより聖樹へと至ったと言う事。
しかし四姉妹は、出来損ないの蕾だったようです。


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また戦闘後は、沼の南側にミリセントが座り込んでいました。
ミリセントに話しかけると、先ほどの戦闘で協力してくれた事に対してお礼を言われます。

プレイヤーがいなければ、勝利する事はできなかっただろうと言う話。
思えばプレイヤーには最初から手助けして貰っており、オカゲで一時ではあるものの、自分は自分として生きられたと、改めてお礼を言われました。

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もう一度話しかけると、自分はもうこれまでだと言われます。
そして悪意の主に、伝えて欲しいと頼みますね。
「私は、私でない何かとして咲くくらいなら、このまま腐りゆく事を選ぶ」と言う事。

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もう一度話しかけると、しばらく一人にしておいて欲しいと頼まれます。
自分はもうすぐ肉塊となり、朱い腐敗でプレイヤーを傷付けたくないと言う事。

この話を聞いてからロードを挟むと、ミリセントが死亡していました。
一度ゲームを終了して、即再開すると早いですね。
ミリセントの死体を調べると、「無垢金の針」を入手。

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このイベントの後でゴーリーの下を訪れると、ミリセントが針を抜いた事を嘆いていました。
どうやらミリセントに針を刺したのは、ゴーリーの目論見に必要だったようです。
もしかするとミリセントに敵対している場合、ゴーリーの目的が叶ったのかもしれませんね。
ミリセントが針を刺したまま姉妹たちに討たれる事が、ゴーリーの目的成就に必要な手段だったのでしょう。

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ゴーリーは「拒絶するのですか?マレニア様と同じように、我ら、朱い腐敗の子らを」と言っていたので、マレニアは腐敗の眷属達を拒絶した模様。
そこでミリセントをマレニアの代わりにしようと企んでいたものの、ミリセントにも拒絶されたと言う事なのかもしれません。

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これ以降、ゴーリーと話しても嘆くばかりで、魔術や祈祷を販売して貰えなくなりました。
イベントが進行すると再び販売してくれるかもしれませんが、売り物は早めに購入しておいた方が良さそうですね。


祝福「排水路」から外に出ると、左手に木の枝が伸びています。
この木の枝を渡る事で、奥へ進む事ができました。
しばらく進むと坂道に出ますが、坂の途中から再び木の枝の上に移動。
そのまま進んで行くと、建物の入り口に辿り着きます。

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ここで建物へ入らず、木の枝を伝って上へ登って行く事もできますね。
上に登って行った場合、建物の屋根に空いた穴から、中へ入る事が可能。

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また枝の一番上まで進むと、正面に見える木の枝にダッシュジャンプで飛び移る事もできました。
ここは少々難しく、少し手前からダッシュして、勢いを付けないと落下死してしまいますね。

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木の枝に飛び移った場合、北側の坂道へ移動する事ができます。
ここにはハシゴが設置されていて、建物の脇まで一気に降りて行けますね。
どちらかと言えば帰り道として用意されているルートで、下へ降りるだけなら建物脇の柱から飛び降りた方が早いです。

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建物の中ですが、多数の腐敗の眷属が住処としている、教会風の建物となっていました。
屋根から中に入ると、宝箱の置かれた場所に辿り着きます。
ただ下から腐敗の眷属に狙い撃ちされる上、下に降りると幼体含めて多数の敵に襲われるので、なかなか面倒な場所でした。
屋根の上から弓などで狙撃して、倒せるだけの敵を倒しておいた方が良さそうですね。

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ここにある宝箱を開けると、「竜印の大盾のタリスマン」が手に入りました。
伝説のタリスマンのひとつで、物理カット率を、極めて大きく高めると言う効果。
物理系の攻撃をしてくる敵は多いので、役立つ場面も多そうですね。

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建物の1階には多数の腐敗の眷属がいますが、宝箱のある高台から弓で攻撃すると、安全に処理する事が可能。
糸を吐かれた場合は、床を盾にして防ぐ形。

建物の奥へ進むとエレベーターがあり、これを動かすと下へと降りて行けます。
エレベーターで降りた所には、祝福「聖樹最下層」も設置されていました。
祝福の奥には黄金の霧もあるので、この先でボス戦となりそうです。

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祝福方面へ進まずに建物の外に出ると、道が二手に分かれていました。
北西へ進むルートと、南東へ進むルートの2つ。

北西側には墓地がありますが、ここには腐敗の眷属が多数配置されています。
隅にいる敵から少数ずつ、数を減らしながら進みたい所。
弓などで離れた所から攻撃すると、楽に戦えますね。

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奥の方にある墓地を調べると、「霊姿摘みの鈴玉[3]」が手に入りました。
双子の老婆に渡すと、霊姿の墓すずらん7~9を販売するようになると言うアイテム。
名前付きの遺灰を店売り素材だけで+9まで強化できるようになるので、かなりの重要アイテムと言えるかと。

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南東方面に進むと、兵士系の敵が多数配置されています。
物陰に強敵の聖樹騎士が隠れている事もあるので、死角に注意しながら進みたい所。
不意打ちに気を付ければ、弓で1体ずつ誘き寄せて戦うと楽ですが。

ただ、こちらのルートは「ミケラのスイレン」が大量に手に入るくらいで、特に変わった物は無し。
聖樹騎士はザコにしては強い部類ですし、無理に訪れる必要は無いかもしれません。

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祝福「聖樹最下層」の南東には通路がありますが、入り口付近で「旅の服」一式が手に入ります。
特に変わった効果のない、布の服。
これはミリセントが身に付けている防具と、同じ装備かも知れません。
ミリセントは常に血を流しているので、ちょっと雰囲気が違いますが。

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そのまま奥へ進むとエレベーターがあり、これに乗ると祝福「祈祷室」付近へのショートカットが開通しました。
腐敗の眷属が徘徊している通路近くの、柱の中にあるエレベーター。

ミケラの刃、マレニア

最下層の霧の中に入ると、「ミケラの刃、マレニア」との戦いに突入しました。
マレニアは右腕が義手の女性で、オープニングにも登場していた人物ですね。
ミリセントの母親と言う事もあって、ミリセントによく似た雰囲気。



マレニアは非常に長い刀を使った攻撃を繰り出してきますが、どうやらマレニアの攻撃にはHP吸収効果がある模様。
マレニアの攻撃がプレイヤーにヒットすると、赤いエフェクトと共にマレニアのHPが回復してしまいます。
ブラッドボーンで言う所の、リゲインのような効果。

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ガードしてダメージをゼロに抑えた場合でも、マレニアのHPが回復。
その為、マレニアにHPを回復させないよう、回避重視で戦う必要があります。
回復量が結構多いので、連続して被弾するとあっという間にHPが全快してしまいますし。

その代償としてマレニアは強靭が低く、攻撃を当てると怯んでくれます。
攻撃モーション中は強靭が上がるらしく、攻撃を当てても怯みませんが。

マレニアは突発的に繰り出す技は少なく、左右2回の薙ぎ払いから、各種攻撃に派生するパターンが多め。
プレイヤーとの距離が近い場合は、2回の薙ぎ払いの後、ジャンプ斬り。
もしくは左右へステップして、再び左右への薙ぎ払いリピート。
バックステップで距離を取る事もあります。

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プレイヤーとの距離が少し離れていると、突進してからの3連斬り+やや遅れての薙ぎ払いを繰り出してきます。
この攻撃は発生が非常に早く、見てから反応するのは困難。
また3発目のリゲイン量が非常に多い為、運悪く連発されるとあっという間にHPが回復されてしまいます。

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これは左右への薙ぎ払いの後やバックステップ、サイドステップの斬撃後に繰り出す事が多め。
どの攻撃から派生するのかを覚え、事前の段階で警戒しておいた方が良いですね。
攻撃前に義手から火花が出て、「ガシャン」と音もするので、それを確認したら左斜め前にローリングすると回避できます。
その後、薙ぎ払いを左ローリングで回避。

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後方や右方向へローリングすると、3発目を避けられずに被弾してしまいます。
ダメージを受ける上、マレニアのHPが大きく回復する為、必ず左へ避ける事を意識したい所。

他にも空中に浮かび上がってから、長距離を移動する突き技。
直線で移動して、プレイヤーを掴むガード不能技も持っています。
これらはボスに対して左右へローリングすると、回避する事が可能。
被弾すると即死級の威力があり、聖杯瓶に反応して使ってくる事もあるので、回復する時は思いっきり距離を取った方が安全ですね。

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プレイヤーとの距離が離れている時は、突進しながら2回の回転斬りを繰り出してくる事もあります。
唐突に繰り出す事は少なく、基本的にはバックステップからの派生。
体勢を低くして武器を構え、義手に火花が散るのでわかりやすいですね。

この攻撃は引き付けて横ローリングで1発目を回避した後、即座にローリングする事で被弾を避けられます。
2回目のローリングは最速で出す必要があるので、ローリングを連打しておいた方が良いかもしれません。
回避後は攻撃するチャンスなので、慣れてくるとオイシイ攻撃。

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プレイヤーとの距離が近い場合、武器を構えた後に跳躍し、叩きつけ攻撃をしてきます。
この攻撃は、密着するほどの近距離で繰り出してくる事が多め。
これは少し後方へ下がって、跳躍攻撃を回避。
その後、マレニアに密着しながら後ろへ回り込むように移動すると、歩いているだけでも避けられます。
回避してしまえば、攻撃するチャンス。

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各種連携の起点になっている2回の薙ぎ払いですが、初段はパリィ可能。
しかしマレニアは、パリィに対する回避モーションが設定されているようです。
最適なタイミングでパリィを出さないと、パリィを無効化してバックステップしていました。

黄金パリィなどの持続時間の長いパリィは、この回避モーションで無効化される事が多め。
持続に引っ掛けるようにパリィするのではなく、通常のパリィで弾けるタイミングで繰り出す必要があるようです。



厄介なのは、空中へ浮遊した後、突進しながら自身の周囲を切り払う攻撃。
後でわかったのですが、これは「水鳥乱舞」と言う戦技のようです。

これはミリセントが使っていた技と同じような感じで、対象との距離を詰めながら、攻撃範囲の広い斬撃を連続で繰り出してきます。
空中へふわりと浮かび上がるので始動はわかりやすいのですが、その後の回避が非常に困難な攻撃でした。

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水鳥乱舞ですが、実際には3回の連続攻撃となっている模様。
跳躍→突進→斬撃を、計3セット繰り出してくる感じ。
マレニアとの距離が離れている場合、構えを見てから後方ダッシュで1セット目を回避できます。
距離によっては後方ローリングを挟まないと、追いつかれる事もありますが。

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2セット目は、マレニアが突進する直前に後方ローリング。
3セット目は逆に、前方ローリングで回避できます。
3セット目は初段を前方ローリングで回避した後、もう一度後方へローリングした方が確実。



近距離で出された場合は、1セット目は全て防御。
2セットと3セット目は、前方ローリングで回避できました。
こちらへ跳躍する直前に、前方ローリングする形。
1セット目でHPを回復されてしまいますが、下手に回避するよりは、ガードで耐えた方が安定。



水鳥乱舞は被弾すると即死級の威力ですし、ガードしても途中で崩される可能性が高め。
マレニアのHPも回復する為、この攻撃に対処できるかどうかが大きな問題となりそうでした。

マレニアを倒すとカットシーンが流れ、続けて「腐敗の女神、マレニア」との戦いに突入します。
ただでさえ強かったマレニアが、さらにパワーアップした形態。
敗北した場合は、最初のマレニア戦からやり直しとなります。

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第二形態へ突入すると、マレニアは空中へと飛びあがり、こちらへ突進してきます。
着地時には巨大な花を咲かせ、その周囲にいると腐敗の状態異常が蓄積。

この攻撃は、ロックを外して前方ダッシュする事で回避可能。
ただ前方には引っかかる地形があるので、やや左前方へ走った方が安全。
花が消えるまでマレニアは動けないので、遠距離武器で攻撃すると良い感じでした。

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この攻撃はマレニアのHPが残り少なくなると、普通に使用するようになります。
空中に飛びあがった後、激しくオーラを纏うので、判別は難しくないですね。
この場合は後方に下がって距離を取り、マレニアの着弾時に後方ローリングで回避すると安全。
最悪、体当たりをガードで防いだ後、爆発を後方ローリング連打で回避する事もできます。

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花が消えるまではマレニアが動けず、遠距離攻撃で攻撃し放題となるので、対処さえできれば、終盤での攻撃チャンスとなります。
私の場合、この時に大ダメージを与えたかったので、「氷結壺」を投げていました。
マレニアは冷気耐性が低いらしく、一発で冷気状態となり、氷結ダメージを受けます。
短い間隔で投げると耐性が付くので、その場合は遠距離武器などで攻撃した方が良さそうですが。

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第二形態になると、攻撃が激化。
リゲイン効果も残っているので、ガードしているとあっという間にマレニアのHPが回復してしまいます。
この形態も、とにかく回避を心がけたい所。

オーラを纏って空中に飛びあがると、分身を使って攻撃してきます。
分身攻撃が終わると、本体が突進してくると言う攻撃。
これはダッシュで距離を取ると当たらないのですが、半端な距離では追い付かれてしまいますね。
近距離で出された場合は、攻撃のタイミングを覚えてローリング回避するしかありません。

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避ける場合、最初の2発が早いのでローリング連打。
3発目は少しディレイがあるので、一拍置いてからローリング。
4~5発目も早めに連続ローリングして、6発目と本体は一瞬待ってから左右ローリングで、何とか避けられました。

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水鳥乱舞も使ってきますが、同じように空中へ飛びあがってから突進する攻撃が追加されている為、見分けるのが難しくなっていますね。
よく見れば構えが違うのですが、咄嗟に見極めて対処するのが困難になったと言う形。

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また後半戦の水鳥乱舞には、腐敗の状態異常が付与されています。
ガードしても腐敗が蓄積していくので、なかなか面倒。
念の為に腐敗の回復アイテムは、用意しておいた方が良さそうです。

他には空中に高く跳躍した後、こちらへ突進しながら薙ぎ払い。
その後、突進突きの2段攻撃を繰り出してきます。
プレイヤーとの距離によっては突きではなく、高速の3連斬り+薙ぎ払いに派生する事もあり。

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この攻撃はタイミングを合わせてローリングで回避できますが、乱舞と咄嗟の区別が付きにくいのが難点。
突きで終わった時は攻撃のチャンスですが、プレイヤーとの距離に応じてさらに派生や変化があるのも面倒な所。

それ以外の攻撃は、前半戦とほぼ同じ。
叩きつけ時に腐敗の爆発が発生するようになったり、連続攻撃後の隙を打ち消すように、高く跳躍した後に叩きつけ。
その後、腐敗の爆発を発生させるようになるくらい。

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特に跳躍で隙を打ち消されるのが厄介ですが、これは相手の背後へ回り込むと、攻撃のチャンスとなります。
引き付けないと回避が難しい上、爆発の範囲が結構広いのですが、数少ない攻撃のチャンス。
マレニアから距離を取るように回避すると楽に避けられるので、投げ壺などの攻撃アイテムを使うのも手。

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第2形態はこちらへ積極的に攻めてくるものの、基本的なパターンは前半戦と同じ。
その為、前半戦のマレニアの各種攻撃に対処できるようになると、かなり戦いやすくなります。
2連戦かつリゲインもある為、HPはそこまで高くないですし。
とにかくマレニアの基本パターンに対処できるようになってからが、本番と言う感じがしますね。

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マレニアですが、間違いなく本作に登場した敵の中で、上位の強さを持ちます。
個人的には、これまで戦った敵の中で最強でした。

1日目に1時間くらい戦って倒せず、決着は翌日に持ち越し。
2日目は動きも把握できるようになり、あと少しまで追い込んだのですが、結局倒す事ができず。
3日目に色々な方法を試している中、戦技を「二連斬り」に変えた所、意外とアッサリ勝てました。

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あと少しの所まで追い込んだものの敗北(2日目)

私はこれまで居合いR2を主力にしていたのですが、居合いR2は強靭削りや体勢を崩す力は強いものの、単発の攻撃。
威力も高いのですが、構えに入ってから攻撃する関係で、どうしても攻撃までに若干の時間が必要になります。

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居合はL2で構えてR1もしくはR2で斬るのですが、疲れてくるとボタンの入力にも失敗するようになり、構えたまま無防備な姿を晒してしまう事もありました・・・。
R2の入力が早すぎて、構えた後の縦斬りが出てくれない状態。

二連斬りは、前方を素早く2回斬り付ける戦技。
追加入力で更に3回斬り付け、重ねて追加入力する事で、縦斬りのフィニッシュを繰り出せます。
戦技1回辺りのダメージは居合いR2より劣りますが、手数でダメージを稼げるタイプ。
まぁフィニッシュまで持って行けることは滅多になく、大体は追加入力1回が限度ですが。

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攻撃時に若干踏み込むので、見た目以上にリーチが長い事も利点。
私は元々のリーチが長い「長牙」で使用していた事もあって、驚異的な攻撃範囲となりました。
ローリング1回分くらいの距離なら、歩かずとも命中するくらいでしたから。
第二形態のジャンプ斬り+腐敗爆発も、後方ローリングでやり過ごしてから攻撃を当てられたので、これが何より大きかったですね。

また手数が増える分、出血ダメージも狙えるので、火力が圧倒的に上がりました。
使い勝手を試す為、強引に二連斬りばかり繰り返していたら、それだけでも第1形態を倒せてしまったほど。
その後も色々と戦技を試してみましたが、個人的には二連斬りが一番使いやすかったですね。

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割と強引に振って行けるのが強み

まぁ二連斬りが強いと言うより、マレニアの行動に二連斬りがよく刺さると言う感じですが。
長牙」のリーチも合わさって、左右ステップで避けたマレニアに、追撃が命中する場面もありましたし。

出血ダメージも現実的になったので、武器も血派生に変化させてみました。
鋭利派生に比べて攻撃力が112下がり、与えられるダメージは低下するのですが、以前よりも少ない攻撃回数で出血させられるようになります。

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出血時にはマレニアが大きく仰け反るので、二連斬りの追加攻撃を安定して叩き込む事が可能。
出血自体のダメージが大きいので、総合的には高いダメージを与えられました。
鋭利派生に比べて、半分くらいの手数で出血させられましたし。
運次第ではありますが、乱舞などの面倒な攻撃を、出血で潰す事も出来ます。

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そんな感じで、二連斬り+「血の長牙+25」の組み合わせで、マレニアを撃退する事に成功。
3日に分けての討伐となる、かなりの大激戦でした。
時間にしたら、6~7時間くらい戦っていたかもしれません。
タイプは全然違うのですが、同じく苦戦した女性型の強敵として、ブラッドボーンのDLCボス「時計塔のマリア」を思い出しました・・・。




戦闘に勝利すると、「マレニアの大ルーン」、「腐敗の女神の追憶」を入手。
広場には、祝福「腐敗の女神、マレニア」も出現します。

ボス討伐時には、48万ルーンも獲得できました。
獲得ルーンの量が異様に多いので、ラスボスと同格のボスだったのかもしれませんね・・・。
これまでは多くて10万ルーンでしたし。

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腐敗の女神の追憶」のアイテム説明によると、ミケラとマレニアは、唯一人の神の子供だと言う事。
二人は神人であるものの、その生は脆弱であり、一方は永遠に幼く、一方は腐敗を宿したようです。
幼い方がミケラで、腐敗を宿したのがマレニア。

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マレニアの双子の姉妹であるミケラですが、現時点ではゲーム中に登場せず。
ただボスエリアの正面には、人の顔に見えなくもない巨大な樹があるのですよね。
マレニア戦のカットシーンでもこの樹がアップになる場面があったので、もしかするとこの樹がミケラなのかもしれません。

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エリア名にもなっている「ミケラの聖樹」とは、聖樹となったミケラ。
そしてマレニアは、姉妹であるミケラの番人だったのかもしれませんね。
マレニアの防具である「マレニアの翼兜」の説明には、「抜け殻の足元でミケラを待ち続けた」とあるので、ミケラは既に亡く、目の前の樹がミケラの抜け殻と言う事なのかと。

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戦闘後に祝福で休むと、ボスエリアに巨大な花が現れました。
これに近付くと、「無垢金の針を返す」と言うコマンドが出現。

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ミリセントから入手した「無垢金の針」ですが、アイテム説明にミリセントの言葉が書かれています。
マレニアに、かつて彼女のものだった意志を、返したいという言葉。
目の前の花がマレニアの成れの果てで、針を返す事でミリセントの想いを伝える事になるのだと思われます。

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針を渡すと、「ミケラの針」と「古竜石の喪色鍛石」を入手。
これでミリセント関連のイベントは、完全に終了となるようです。

一応、賢者ゴーリーの元も訊ねてみたのですが、特に変化は無し。
マレニアやミリセントから見捨てられた事を、嘆くだけですね。
ミリセントに敵対した場合はゴーリールートになると思われるので、その場合は違う結末が待っていたのかもしれません。

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ミケラの針」ですが、狂い火を受領してもそれを鎮め、狂い火の王となる運命を回避できると言う事。
ただし使用するには、ファルム・アズラの特定の場所へ向かう必要があるようです。

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アイテム説明から察するに、狂い火を受領すると、狂い火の王となるエンディングを迎える模様。
それを回避する為のアイテムのようですね。
文書にもそれらしき事が書かれていましたし。

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マレニアの大ルーン」ですが、「孤絶した神授塔」で力を取り戻す事ができました。
王都ローデイル」の「神授橋」にある転送門から行ける場所。

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力を取り戻した「マレニアの大ルーン」を宿していると、緋雫の聖杯瓶の回復量が少なくなるようです。
しかしダメージを受けた直後であれば、攻撃を当てる事でダメージの一部を回復できる模様。
まさしくブラッドボーンで言う所の、リゲインの効果を得られるようです。

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戦闘後に円卓にいる指読みエンヤの下を訊ねたら、マレニアの防具一式が販売されていました。
中ボス的な存在だった、ローレッタの防具も追加されています。

腐敗の女神の追憶」からは、「マレニアの義手刀」と「朱きエオニア」を作成できました。
朱きエオニア」は、信仰35以上で使える祈祷。
大輪の花を開き、朱い腐敗を爆発させると言う効果。
マレニアが使って来た攻撃と、同じような効果だと思われます。

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マレニアの義手刀」は、筋力16、技量48以上で装備可能な刀。
刀系の武器としては、もっとも必要技量が高いですね。
出血の状態異常が付いている事に加え、マレニアも使用していた「水鳥乱舞」を使用可能。
長牙」より若干短い程度のリーチもあると、刀系武器の中ではかなり優秀そうです。

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私はメインキャラを技量戦士として育てているので、さっそく入手してみました。
+10まで強化した所、技量補正はBまで上昇。
それでいながら、「鋭利な長牙+25」より攻撃力が高くなります。
能力補正では「長牙」に僅かに劣るのですが、元々の攻撃力の差で上回っている感じ。

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ギデオン

マレニア戦後にギデオンの下を訊ねたら、「聖樹の根について」、「モーグウィン王朝」が追加されていました。
どうやらこれらのエリアに足を踏み入れると、会話が追加される模様。
聖樹の方は、マレニアを倒しておく必要がありそうですが。

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聖樹の根について」を選ぶと、聖樹は抜け殻だったと報告できます。
ギデオンの話によると、ミケラは聖樹に宿ろうとしたと言う事。
しかし完全な宿りの前に、何者かが聖樹を切開し、幼子を奪ったようです。

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ギデオンは何者かからその事を聞いていたらしく、プレイヤーの話を聞いて裏付けが取れた模様。
この様子だとギデオンに情報を提供した存在が、黒幕だったりするのかもしれませんね。

情報提供後は、報酬として「王たる聖防護」が貰えました。
これは信仰27以上で使える祈祷。
周囲の味方を含め、聖カット率を大きく高めると言う効果があります。

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また「モーグウィン王朝」を選ぶと、「ファリスの製法書[3]」を貰えました。
もしかすると1回目の報告で「王たる聖防護」、2回目で「ファリスの製法書[3]」が貰えるのかもしれません。
報酬を貰っても未発見のデミゴッドの話が消えなかったので、血の盟主とやらを倒すと、さらに報酬が貰える可能性があります。

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ファリスの製法書[3]」では、「誘惑の枝」を製作可能になりました。
FPを消費しますが、枝を刺した相手を一時的に味方にすると言うアイテム。
素材がレアな部類なので、あまり多用する事は無さそうですが。

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と言う感じで、「聖樹の支え、エブレフェール」をクリア。
とにかくボスがエグいエリアでしたね・・・。

リゲインさえなければ楽しいボスだったのかもしれませんが、被弾はもちろん、ガードしても不利になるのが厳しかったです。
常に集中して回避しなければならないので、集中力が途切れてくると勝てませんし。

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また常に集中している分、疲労も激しかったです。
長時間プレイしていると、疲労から普段しないようなミスも頻発していましたし。
上記のように居合いR2を出し損ねて、チャンスの場面で無防備な姿を晒し、逆にピンチを招いたりと。

その分、勝利後に入手できた「マレニアの義手刀」は、技量戦士としては頼れる武器でした。
リーチもあるので、「長牙」との二刀流にも良いですし。
水鳥乱舞もプレイヤーが使える技とは思えないくらい派手で、使っていて楽しかったです。
怯む相手になら滅法強く、今まで苦戦していた相手も楽に倒せるようになりましたから。

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今後は遺灰でのカスタマイズが可能な「長牙」、水鳥乱舞が強い「マレニアの義手刀」と言う風に使い分けていけそうです。
思い切って追憶を複製して、「マレニアの義手刀」の二刀流にしても良いかなぁ・・・と考えているくらい。

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ただ、とにかく疲れたので、しばらく休息したい気分ですね。
勝利の喜びよりも、疲労感が半端では無かった戦闘でしたし・・・。