1周目をクリアしたので、「運命の輪 W.O.R.L.D.」の機能を使って周回プレイを開始しました。
これはPSP版の運命の輪から追加されたシステムで、シナリオの特定のポイントまで自由に移動できると言う機能。
自軍のユニットを保持したまま過去のシナリオへ戻れるので、周回する事で全ての仲間を集める事ができます。
仲間を諦めなければ見られなかったイベントも、気軽に見られるようになったのは便利ですね。

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フェリシア

本編をクリアしてエンディングを迎えると、「運命の輪 W.O.R.L.D.」が開放されます。
シナリオには要所に「アンカーポイント」が設定されているのですが、このアンカーポイントへ自由に移動できると言う仕組み。
現状の状態のまま、過去のシナリオへ戻る事もできます。
疑似的な周回プレイが可能になるシステム。

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その為、以前とは別のルートへ進む事で、異なるルートの仲間を集める事ができます。
私は1周目をロウルートでクリアしましたが、本格的なやり込みに入る前に、カオスルート、ニュートラルルートで加入する仲間を集めに向かいました。

その為に1章へ戻ったわけですが、分岐の前に固有キャラクター「フェリシア」を仲間にしておきました。
フェリシアですが、1章の「クリザローの町」の戦闘でプレザンスが死亡していると、代役として加入するキャラクター。
ヴォルテールやサラと同じく、汎用グラフィックの固有キャラクターという扱い。

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通常のプレイならプレザンスを犠牲にしなければなりませんが、WORLDを使えばプレザンスとフェリシアを両方仲間にする事も可能。
フェリシアは汎用キャラよりWTが少ないので、何かと便利な存在。
クリザローのプレザンスはゲストユニットの為、死亡しても戦死者にはカウントされませんし、WORLDが使えるようになったらフェリシアを仲間にしておくと良いですね。

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バルマムッサ

フェリシアを加入させたところで、1周目のバルマムッサ前のアンカーポイントへ移動。
虐殺には反対し、カオスルートへ突入しました。
具体的には「馬鹿なことはやめるんだ!」を選ぶと、カオスルートへ進みます。

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カオスルートの場合、ヴァイスがレオナール側に付き、仲間から離脱。
さらに同行していたラヴィニスを、射殺してしまいます。
ヴァイスは顔グラフィックも変化。
私はオリジナル版を初めてプレイした時もカオスルートへ進んだので、ヴァイスはこちらの方がしっくりきますね。

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ヴァイス離反時には、新しい会話も追加されていました。
食べ物にも困っていた時、ヴァイスはカチュアの為に兎の肉を手に入れて来たのに、カチュアはお礼も言わずにデニムに分け与えたと言う内容。
ヴァイスがずっとカチュアを想っていた事と、デニムに対する嫉妬心への補強ですね。

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ちなみに開発者の松野泰己氏の発言によれば、元々の正史はカオスルートだったと言う話。
現在では、ユーザーが正解を考えてくださいと言うスタンスのようですけどね。


ラヴィニスは、運命の輪から追加されたキャラクター。
その為、正史には登場しない人物だと言えます。
ラヴィニスが存在すると、オリジナル版とは辻褄が合わなくなって来る部分がありますし。

なので本来の正史であるカオスルートでは、即座に退場させられたのではないかなぁ・・・と、私は推測していたり。
同じように運命の輪で追加されたアゼルスタンも、次回作があっても登場しないだろうと言う結末になっていますし。

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イベントが終わると、戦闘に突入。
ガルガスタン人に扮したレオナールの部下がやってくるので、これを撃退する事になります。
レオナールとヴァイスは足止めを部下に任せ、自分達は町の住人を虐殺に向かったと言う形。

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このステージは未クリアとなる為、レベルシンクが発動しました。
プレイヤーユニットがLv9となり、装備品の能力も相応に低下。
1周目のプレイと、大体同じような状況で戦う事になります。

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ただスキルなどは制限を受けず、装備の特殊能力もそのまま。
魔法を発動できる武器もありますが、それらも問題なく使用できます。
そういう点で、1周目よりは楽な戦いになりますね。
魔法に関しては消費MPが重くなっている為、ランクの低い魔法に変えておいた方が良さそうですが。

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という事で、戦闘面は1周目より楽ですね。
油断して打たれ弱いファミリアが集中攻撃を受けて倒されてしまいましたが、それ以外は特に問題なくクリアできました。

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カオスルート 2章

戦闘に勝利すると、2章へ突入。
ロンウェー公爵の目論見通り、バルマムッサの虐殺でウォルスタ人の結束が強まり、ガルガスタン内の反枢機卿派も決起。
ガルガスタンは内部分裂する事態となりました。
ガルガスタン陣営をも取り込んだウォルスタ軍は、現在ではバルバトスの3倍の戦力を保有。

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一方、真実を知るデニムはバルマムッサの虐殺の首謀者という事にされ、多額の賞金を懸けられてしまいます。
そして追ってから逃れるデニム達は、港町アシュトンに身を隠していました。

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デニムですが、虐殺を止められなかった事に責任を感じ、バルマムッサの人達の為にも戦いを終わらせなければならないと感じます。
そんな時、カノープスがランスロットの情報を持ってきました。
ランスロットの力を借りれば何とかなるかもしれないと考えた一行は、ランスロットの居るタインマウスの丘を目指して出発するという展開。

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2章が開始されると、ウォーレンレポートの時事に「ラヴィニスの最期」が追加されます。
ヴァイスの矢に倒れたラヴィニスですが、自分の死を悟ってデニムとカチュアに声をかけていました。
ラヴィニスは皆に正しい道を示し、ウォルスタを救って欲しいと、デニムに思いを託します。
その後、ラヴィニスは息を引き取りました。

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港町アシュトン

アシュトンから移動しようとすると、戦闘が発生。
バルマムッサで兄を殺されたアロセールが、虐殺の首謀者だとされるデニムを襲撃してくると言う展開。

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今回登場する敵はウォルスタ人となるので、カオスフレームの低下を気にするのであれば、味方ユニットの民族に気を付けたい所。
味方に同じ民族の敵を倒させると、カオスフレームが低下するので。
カオスフレームが影響する要素が少ないものの、上げようとするとかなり大変なので、極力下げないように戦った方が楽になります。

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アロセールを瀕死にするか撃破すると、ステージクリア。
仇を討てそうにないと諦めるアロセールでしたが、デニムは止めを刺さずに逃がします。
さらに自分達はタインマウスの丘を目指すので、追ってくるのであれば好きにすれば良いと告げていました。
アロセールは「後悔する事になる」と言い残し、この場から退却。

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リィ・ブム水道

賞金首となったデニムを狙い、傭兵ザパンが襲撃してくると言う展開。
ロウルートでは仲間となるザパンですが、カオスルートでは敵として登場します。
上記の通り、元々の構想ではカオスルートが正史という話ですし、ザパンとは敵対するのが本来の歴史と言えるかもしれません。

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ここは足場の狭い水路で戦う事になる為、戦いやすい場所で敵を待ち構えた方が良いですね。
敵として出現するオクトパスは、水場限定で範囲攻撃を使用可能。
オートスキルが発動すれば、陸地でも水中限定技を使えるようになります。

本作でかなり使い勝手が良くなった魔獣の1体なので、仲間にしておくと後々楽になりますね。
私は最終的にグリフォンにその座を譲りましたが、割と4章まで出番が多かったユニット。

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ザパンを瀕死まで追い込むと、退却していきます。
ザパンに戦利品を奪われると回収できなくなるので、出来る限り戦利品を踏ませないようにしたい所。

ゾード湿原

ゾード湿原」では、アロセールがガルガスタン軍に襲われていました。
見捨ててはおけないと、デニムはアロセールを助ける為に戦いを挑む展開。

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今回はアロセールが味方NPCとして参戦。
生存させたままクリアすると、後に仲間に加わります。

ここはホークマンのビーストテイマーがいると楽ですね。
ビーストテイマーはアイテムスリングのスキルで、回復アイテムを遠方に投げる事が可能。
飛行ユニットなので地形の影響を受けずに移動できる為、救出用にホークマンのビーストテイマーを用意すると、今後の戦いでも役に立つかと。

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戦闘に勝利するとイベント。
戦いに疲れたアロセールは、デニムに投降します。
デニムはアロセールの身柄を預かると、自分達に着せられた汚名が誤解であると証明したいと話していました。
その為に命を奪うようなことはしないと。

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アロセールもデニムが嘘をついていないと判断するのですが、自分もアルモリカ騎士団の一員。
確固たる証拠が欲しいと言って、デニムと行動を共にする事にします。
という流れで、アロセールがゲストとして仲間に加わりました。

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ボルドリュー湖畔

ガルガスタン軍の忍者ゲンゾウに襲われると言う展開。
アロセールがゲストとして参加しますが、倒されてしまうと仲間にできなくなってしまいます。
前に出て行けば味方ユニットが敵に狙われるものの、倒されないように気を付けたい所。

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ゲンゾウを倒すと、「忍びの証」をドロップします。
カオスルートだと、このタイミングで忍者へクラスチェンジ可能。
ロウルートだともう少し遅いタイミングでの解禁だったので、こちらの方が早く忍者になれますね。

タインマウスの丘

タインマウスの丘」に到着するデニムでしたが、周辺には誰もいませんでした。
そこにヴァイスが登場。

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ランスロットがいると言うのは、ヴァイスが流した偽情報。
デニムを誘き寄せる為に、ヴァイスが仕組んだと言う話ですね。
そしてヴァイスはデニムを始末する為に、部隊を差し向けてくると言う展開。

この時ヴァイスは、アロセールも始末しようとします。
真実を知る者を生かしてはおけないと言う理由。
それによってアロセールも、デニムの証言が正しいと確証を得ます。
アロセールとレオナールは恋人関係にあるので、そのレオナールがバルマムッサの惨劇を引き起こしたと知ってショックを受けていました。

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という流れで、戦闘に突入。
デニムとカチュア、アロセールは、敵中で孤立している状態。
カチュアは倒されても問題ないのですが、アロセールは生存させたままクリアしなければ、仲間になりません。
その為、急いで味方と合流させたいですね。

グリフォンやオクトパス、ドラゴンなどの魔獣ユニットは、人間ユニットよりも防御力が低め。
その影響で、敵から狙われやすいと言う特徴があります。

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本作の魔獣はHPが非常に高いので、集中攻撃されても簡単には倒されず、回復アイテムを使えば良い囮役として機能しますからね。
こういったステージには魔獣ユニットを出撃させると、難易度が大きく下がります。

ちなみに魔獣やホークマンなどの亜人は、民族が不明。
敵を倒してもカオスフレームの低下が無いので、そう言う点でも主力にしやすい利点もあります。

ヴァイスを倒すと、ステージクリア。
敗北したヴァイスは撤退しますが、アシュトンへの退路は断ったと告げます。
もうデニムに逃げ場は無いと言う事。

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このステージをクリアすると、ウォーレンレポートに「フランパ大森林の狩猟解禁」が追加。
これを読むと「フランパ大森林」に入れるようになります。
何度も繰り返し突入できる、稼ぎ用のダンジョン。
魔獣も登場するので、仲間の補充も可能です。

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アロセール

アロセールが生存した状態でクリアすると、正式に仲間に加わります。
アロセールは能力の高いアーチャー。
オリジナル版では弓が強かった事もあって、最強ユニットの一人として名のあがるキャラクターでした。
ただ本作では弓や弩が弱体化されている為、他の職にクラスチェンジする事も選択肢。

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一応アーチャーの強みとして、イーグルアイやトレメンダスショットの影響で命中率が100%になると、状態異常の付着率も100%になると言う特徴があります。
状態異常付きの弓を使えば、状態異常をばら撒ける役割を持たせられると。

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鎧を着た相手にはほとんどダメージを出せなくなりましたが、状態異常をばら撒く役割としては優秀。
後半になると魅了を付与できる弓も登場するので、中盤以降は役立つ場面も増えて来そうです。
中盤で購入可能になる「バルダーボウ」は、強化で沈黙の効果が付与される為、敵の魔法を封じる事もできますし。

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またイーグルアイは確率発動ではあるものの、味方にも付与できるスキル。
ゲルゲの吹き矢」を持った味方にイーグルアイを付与し、状態異常をばら撒くと言った運用も可能。


という感じで、アロセール加入まで進みました。
過去作だとアロセールは、頼りになるアーチャーだったのですけどね。
今作だと弓が弱体化された為、どのように扱うべきか迷っていました。

しかし、上記のように命中率100%になるスキルの影響で、状態異常の付着率も100%になります。
それを知ってから、状態異常を付与する役割を持たせられるようになりました。

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沈黙は一部のボスに対しても通用しますし、耐性のない相手に確実に状態異常を付与できるのは大きなメリット。
後半になると魅了などの効果のある弓も出てきますし、今作ではダメージを出すより、状態異常で味方をサポートする役割となりそうですね。