■11月21日
世間では怪盗団関係のニュースで騒がれていました。
すっかり悪者にされてしまい、怪盗団に対して同情的な発言は無し。
これから世間の見方が変わる事があるのか、気になりますね。
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主人公ですが、薬が抜けて過去の記憶が蘇ってきます。
怪盗団のメンバーが全員集まり、作戦会議をしている所ですね。

双葉が盗聴してくれたおかげで、明智には裏の顔があり、廃人化事件の実行犯である事が明らかになりました。
そして主人公を捕えて殺害する計画を立てている事もわかります。
その為に、パレスへ現実の警察を送り込む計画を立てていた模様。
何故パレスに居たはずの主人公が現実の警察に捕まったのかは、これで明らかになりましたね。

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竜司は音声データを証拠として明智を締め上げようと提案するのですが、明智はただの実行犯。
大物の黒幕は別にいる状態なので、その大物の正体を突き止めて潰さない限り、怪盗団は狙われ続けるだろうと真や祐介は話します。

黒幕が怪盗団を泳がせているのは、精神暴走事件の罪を着せると言う利用価値がある為。
それが無理そうだと見切られると、すぐに始末する為に動くかもしれないと言う話ですね。
なので、相手に怪しまれない為にも、明智からの共闘依頼を受けざるを得ないと。

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この時、双葉がある事を思いつきました。
明智をやり過ごし、黒幕からも狙われなくなって、黒幕の正体まで突き止める唯一の方法。
それはパレスにいる認知上の主人公を殺させると言う事でした。
ただ真も同じことを考えていた模様。
その為の作戦を説明しようとしたところで、ルブランにいる惣治郎のシーンへと切り替わりました。

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惣治郎が怪盗団関係のニュースを見ていると、そこに冴がやってきます。
冴は「子供たちは?」と訊ねていたので、怪盗団のメンバーは現在ルブランの2階に集まっているようですね。
惣治郎もその事を知っている様子。

その後、主人公を除いた怪盗団メンバーと冴が対面します。
冴は最初に、双葉に謝っていました。
夏に迷惑をかけた事ですね。
双葉は終わった事だと、気にしてない様子でしたが。

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その直後、惣治郎が主人公をルブランへ連れてきます。
どうやら惣治郎の家で、主人公を休ませていた様子。
家まで運んだのは冴でしょうね。
仲間たちは主人公の元へ駆け寄り、無事を喜んでいました。

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惣治郎は主人公を匿っていたものの、何が起きたかは知らされていない様子。
そこで惣治郎に事の経緯を説明すると言う形で、作戦の内容が語られます。
最初は明智の犯したミスについて説明されますね。
それはモルガナの声についての失言。

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主人公たちにはモルガナの声が人の言葉のように聞こえていますが、一般人には猫の鳴き声にしか聞こえません。
モルガナの声が聞こえるようになる仕組みは、異世界でモルガナの声を実際に聞く事。

異世界ではモルガナは普通に話せるので、それを実際に聞いて「モルガナって喋れるんだ」と頭が理解すると、それ以降は現実でも聞き取れるようになるそうです。
この辺りも認知の変化が関係しているのかもしれませんね。
ペルソナ能力に目覚めているかどうかは、関係ない様子。

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その後、テレビ局の廊下で、明智と出会ったシーンに切り替わります。
この時モルガナは「デカいパンケーキみたいな場所」と口にしたのですが、その直後に現れた明智は「美味しそうなパンケーキ・・・とか聞こえたから」と話してきたんですよね。
結構前の出来事になるので記憶が曖昧ですが、パンケーキについて話していたので、主人公たちがご飯を食べに行く話をしていると思った様子。

その場には主人公と竜司、杏の3人がいましたが、「パンケーキ」と口に出したのはモルガナだけ。
つまり明智には、その時点でモルガナの声が聞こえていた=異世界に行っていたと言う事。

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私が明智を怪しいと思ったのはこの時の会話が理由でしたが、やはり伏線だったんですね。
今までペルソナ能力に目覚めた人間がモルガナの声を聞けると思っていたので、明智はモルガナの声が聞こえる=最初に会った時からペルソナ能力に目覚めていると考え、「明智が廃人化事件の実行犯なのでは?」と言う理論でしたけどね・・・。
まぁ細部は違っていましたが、大体の予想は当たっていたと言う所。

当時ゲーム内では明智のパンケーキ発言に誰も触れていませんでしたが、竜司や杏も気付いていたようですね。
思い返してみたら、おかしい事に気付いたと言う感じみたいですが。

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ただ明智も狙いがあってパンケーキの話題を出したわけでは無く、本当にただの偶然で口にした言葉。
主人公たちは廊下の曲がり角で話をしていたので、明智には声だけ聞こえていた状態でしたからね。
なのでパンケーキと口に出したのが、猫のモルガナだったとは気付いていませんでした。
演技ではない素のリアクションだった為、明智の嘘に気付けたと言う事ですね。

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そして嘘を付いてまで接触してくるのは怪しいと思った怪盗団は、双葉に頼んで盗聴して貰う事にしたようです。
双葉は明智の携帯を見せて貰うふりをして、アプリを埋め込んだと話していました。

その後、明智は黒幕と電話で話し、怪盗団を捕える作戦を伝えます。
この会話を盗聴出来たので、明智の裏切りが確定。
黒幕は警察署内での暗殺を指示できるような、強い権力を持った者だとわかります。

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そこで怪盗団は、明智を冴の認知世界におびき寄せ、偽物を殺させると言う作戦を計画。
冴の認知世界を利用したのは、利用する為の条件が整っていたから。
認知世界は現実が元になっているので、歪んでいるパレス以外は現実と瓜二つ。
そこに入り込むと、ナビを起動した本人以外は気付けないと。

真は作戦提案時に、既に冴の認知世界も調査済みだったようですね。
前回の回想で真や祐介が入り込んでいた取調室は、現実では無くて認知世界だった模様。

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調査の結果、警察ビル内や尋問室周辺で、敵との遭遇や怪盗服への変身は起きない事がわかったようです。
風景や細部も、本物同然だったと言う話。

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それから明智を騙しながら、パレスを攻略。
予想外のアクシデントに慌て、オタカラを持ち去れなくなったのもお芝居。
警察が乗り込んでくるのはわかっていたので、空のケースにオタカラを詰め込んだように見せかけていたようです。
オタカラを奪ってしまうと、冴のパレスが崩壊するからでしょうね。
そして予定通りに主人公が警察に捕まる展開。

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その後は冴に渡した主人公のスマホを使って、双葉が遠隔でイセカイナビを起動。
冴は捕まっている主人公の尋問をしていたので、認知世界にも捕らえられている主人公が生まれました。
そこに明智を誘い込み、偽物を殺させたと言う話。
主人公は最初から最後まで現実の尋問室にいたので、明智とは出会わなかったと。

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それからは冴にメッセージを伝え、主人公の脱出を手伝って貰い、現在に至るようです。
冴も明智と一緒に認知世界に入り込んでいた状態なので、冴を現実に連れ戻す事も兼ねていた模様。
この作戦の肝は冴を味方に付けられるかどうかだったので、そこだけが心配要素だったようですね。
前回習得した「真なる正義」は、冴が味方になってくれたと言う意味だったのかも。
冴が真なる正義に目覚めた結果、怪盗団を助ける事にしたと。

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主人公の死亡は現実でもニュースになりましたが、警察は遺体をロクに確認しなかったと言う話。
射殺された遺体が自殺に偽装できるよう、明智達は検屍官にも手を回していたですね。
オカゲでロクな現場確認もせず、偽造書類が素通りしたと話していました。

協力者以外は何も知らない状態なので、警察上層部は大騒ぎ。
その結果、明智の計画通りに自殺だと報道されたようです。
遺体がモルグに無い事は、冴が偽装工作した模様。
結果的には明智達が手回ししたオカゲで、遺体を確認される事も無く、主人公の死を偽装できたと。

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色々と不安要素もある作戦だったので、仲間たちも作戦と知りつつも、主人公の事が心配だったようですね。
竜司は自殺報道があった時、作戦の成功を確信したと話していました。
仲間たちの反応の違いは、そんな理由だったと。
ただほとぼりが冷めるまではルブランに近付かないようにしていたらしく、ようやく今日無事な姿を見られて、再会を喜んでいたみたいです。

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事の経緯を説明された冴は、今後怪盗団に最大限の協力をする事を約束してくれました。
惣治郎も協力を申し出てくれます。
今後集まって話したい時は、ルブランの1階を好きに使っていいとの事。
安心できるアジトが必要だろうから・・・と。

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その後は獅童議員のシーンに切り替わります。
主人公の名前を見た獅童は、どこかで聞いたことがあるようだと感じていました。
転校して来る前の主人公へ濡れ衣を着せたのが、獅童なのでしょうね。

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ただ思い出す前に、明智が到着。
明智は怪盗団のオカゲで英雄になれたと話し、獅童も選挙の邪魔者は消えたと、二人して悪い顔で笑っていました。

ルブランのシーンへ戻ってくると、テレビでは衆議院解散総選挙のニュースが流れます。
しばらく休止していた事で、奇しくも時事ネタっぽくなってしまいました・・・。
投票は来月の18日に行われると言う話なので、12月18日までに獅童を改心させる流れになりそう。

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その後、怪盗団は反撃について話し合います。
主人公を始末した後、明智はまたも致命的なミスを犯していました。
それは電話で獅童に報告した際に、「シドウさん」と名前を出したこと。
当然ながら、その会話も双葉が盗聴していたので、黒幕の名が獅童である事が怪盗団にも伝わります。

警察にも関与できる権力者と言う事から、シドウが議員の獅童 正義の事では無いかと惣治郎は予測。
その名を聞いた冴も、物証は無いものの、色々な条件に合致すると話していました。

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その条件とは・・・

精神暴走事件や官僚の不祥事で、現政権がダメージを受ければ得をする。
怪盗団に対しても批判的な態度を貫いて、選挙を目前に大衆から絶大な人気を得た。
しかもこの選挙で勝てば、総理になる事がほぼ確実。

と言うもの。
このタイミングで怪盗団を嵌めたのも、選挙を見越しての事では無いかと。

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それを聞いて、頭を抱える惣治郎。
惣治郎ですが、獅童が関わってる気配を薄々感じていたそうです。
以前も意味深な態度を見せていましたが、やはり獅童と惣治郎は知り合いみたいですね。

惣治郎の話では、双葉の母親・若葉の研究を潰し、資料を押収したのは、恐らく獅童。
それどころか、若葉の死にも獅童が絡んでいると考えていたようです。
しかし惣治郎には何もできず、双葉を守る事を選んで身を隠したと話していました。

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双葉からは早く言えと突っ込まれていましたが、言ったら絶対に向かって行っただろうと答えます。
主人公たちが無茶をしないように、あえて黙っていた様子。
惣治郎が言うには、獅童は邪魔者は殺して当たり前と考えている人物だからと。

精神暴走事件ですが、元々冴はそちらの調査を担当していました。
その際に精神暴走に関連する政府の研究を、偶然見つけてしまったと言う話。
研究データの所在を追って、関係者をあたっていた頃もあったと話しますね。
それで惣治郎に会うため、夏にルブランを訪れたと。
廃人化と精神暴走、それに獅童や一連の怪盗団騒ぎが全て関与してたなんて、思いもよらなかったと話していました。

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惣治郎の話では、獅童は昔から総理になると周りに言っていた模様。
目的の為に多くの犠牲を出すような人物が大衆の頂点に立つのを阻止するため、怪盗団は獅童をターゲットに定めました。
手下の明智よりも、大物狙い。
選挙の前日には片付け終えるべきなので、リミットは12月17日と言う事になります。

ただ獅童は多くの人生を狂わせ、学生の明智に暗殺の手伝いまでさせていた大悪党。
普通に改心させるのは生温いので、獅童たちの計画を逆手に取る事を考えていました。
自殺したとされる主人公が派手に名乗り出て、悪党に殺されかけたと訴えかけると言うもの。

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その頃、獅童は明智との出会いを振り返っていました。
獅童と明智が出会ったのは2年半前。
当時の獅童は官僚機構に対抗できる若手と注目されており、出る杭を打とうとする輩にスキャンダルを狙われたそうです。
そんな時、特別な力があると、明智が自分を売り込んできたとか。

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偶然にも認知の研究をかじっていた獅童は、明智の話を信じ、手を組むようになったようです。
そうしてトラブルの相手を暴走させ、スキャンダルを無かったことにしたとか。
以降も明智は協力を申し出て来たようですね。
国の将来の為にも、獅童の理想を成し遂げなければならないと思ったと話していました。

そして明智の力が解明されないよう、若葉の研究を強引に引き上げたとの事。
特捜部の部長ですが、出世のために証拠書類の捏造を繰り返していたらしく、それをネタに味方に引き込んだようですね。
オカゲで獅童たちは、好き放題出来たとか。

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しかし獅童の政敵ばかりが始末されていると怪しまれるので、明智がターゲットを暴走させ、明智自身が告発。
獅童とは無関係な事件として、明智が解決すると言う形で邪魔者を排除してきた模様。
カリスマ名探偵明智は、そんな流れで生まれたようですね。

怪盗団の登場は予定外だったものの、罪を擦り付ける形で対処。
おかげで獅童は、怪盗団を叩いてるだけで勝手に支持が集まってくると話します。
現政権は獅童の指示で暴走させられ、不祥事続きで与党内も分裂。
獅童は首相の椅子が見えて来たと笑っていました。

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自分が首相になった暁には、明智の願いを何でも叶えてやると言うのですが、明智は何も要求せず。
明智の名は既にヒーローとして世界に知れ渡っているので、あとは出しゃばらずに学業に専念すると答えていました。
ただ将来の事は考えていると、少々意味深な言葉を残して去っていきます。

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どうやら明智は獅童に出会う前から異世界の存在を知っており、その時からペルソナ能力にも目覚めていたようです。
今回ターゲットにするのは獅童ですし、明智は獅童すら利用していた真の黒幕と言う感じがしますね。
P4の時は12月にラストバトル、3月に真エンドと言う流れでしたから、今回も12月に獅童戦(ラストバトル)、3月に明智戦(真エンド)になるのではないかなぁ・・・と予想しています。

もしかしたら明智は怪盗団側の作戦にも気が付いていて、それすらも利用する為に騙された振りをしていたと。
電話のやり取りで獅童の名前を出していたのも、怪盗団側に黒幕の正体を伝えるためだったとか・・・。



夜になると、主人公は自室でモルガナと話していました。
モルガナにとっては、獅童が生きようが死のうが関係の無い話。
しかし主人公の敵だと思うと、不思議と自分自身の敵だと思えてくると話します。
これからはとことんまで付き合うと言ってくれました。

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その後は普通に行動可能となりますが、双葉に話しかけると仲間たちが何をしていたのか教えて貰えますね。
仲間たちが主人公のニュースを見て驚いていたのも、演技だったようです。
敵には怪盗団の構成メンバーもバレているので、仲間たちの反応から作戦がバレないように演技していた模様。
そういう意味では竜司の反応は致命的なミスになりかねないですが、そういう所も含めて竜司らしいと言う感じはしますね。

他にも本物の明智と認知世界の明智が出会わないように裏で行動してたとか、色々と細かい話を教えて貰えます。
結構長い話になりますが、興味があるなら一通りは聞いておいた方が面白いかも。

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惣治郎に話しかけると、主人公が死んだことは学校には伝わっていないようです。
用事で実家に戻っていると、学校には伝えてある模様。

警察も今主人公の死亡を発表すると、怪盗団の犯人であるとバラすようなものなので、警察から学校に死亡連絡が行く事も無いだろうと言う話。
怪盗団が何なのか公表できてない以上、警察側も騒ぎになるのは困るだろうと。
一応冴も手回ししてくれてるようです。

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と言う感じで、今回は解説が中心のイベントでした。
プレイヤーには獅童が黒幕である事は薄々わかるようになっていましたが、その獅童とついに対決。
12月と言う時期から考えて、ここが最終決戦になりそうですね。
先にも記載した通り、その後に明智との対決が待ってそうな感じですが。

そんな感じで、いよいよ終わりが見えてきました。
昨年の発売日に購入したものの、11月にGジェネをプレイする為に休止。
その後は「アクションならクリアまで時間もかからないだろう」と、グラビティデイズ2に手を出したのですが、リアルで忙しくなった時期と重なってしまい、クリアするのに半年ほどかかってしまう始末。

7月末にP5のプレイを再開したのですが、昔ほどゲームに時間を割けなくなっていたので、ここまで来るのにかなりの時間がかかってしまいました。
再開から約3ヵ月かかりましたからね・・・。
プレイ時間は175時間ほどなので、割と遊んではいるのですけど。
そんなP5もいよいよ終わりが見えて来たので、ちょっとテンション上がってきています。

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