ロート支部を後にしたアマリエ達は、ドゥルガ城へやって来ました。
ここが今作の拠点になるようですね。
眠りについたミルムをベッドに寝かしつつ、ミルムに頬ずりしたくなる気持ちを必死に抑えているアマリエ。
そこにミルムが餌付けしていたカラスがやってきて、アマリエよりも先に頬ずりしてしまいました。
それで我慢が出来なくなって、アマリエもミルムに頬ずりすると言う展開。
mj2_0369

しかしアマリエがミルムに抱き着くと、ミルムはチェルカへと変わってしまいました。
自分に抱き着くアマリエが鬱陶しく、チェルカは蹴り飛ばしてしまいます。
アマリエは重傷は負わなかったものの、魔女の力で蹴り飛ばされた為、結構なダメージだった模様。

 アマリエはミルムを返せと話しますが、チェルカは以前と変わらず、ミルムは死んだと答えますね。
ミルムが生きていて、少し前まで自分と入れ替わっていた事には気付いていない様子。
チェルカとミルムは別の存在みたいなので、意識は共有してなさそうです。

mj2_0382

アマリエはミルムの体から出て行けと何か物を投げたようで、それがチェルカの頭に当たり、頭から血を流していました。
アマリエも当てるつもりは無かったらしく、思わず謝る場面も。

その後、ミムルの餌付けしたカラスがチェルカをつつき、それにチェルカが腹を立てます。
鬱陶しいアマリエごと、魔法でこの城を吹き飛ばそうとしました。

mj2_0397

ドゥルガ城は村を出たアマリエとミルムが辿り着いた場所だったらしく、しばらくここで暮らしていたようですね。
魔女大戦と呼ばれる戦いの跡地で人が寄り付かず、堅牢な守りで魔物の襲撃からも守られると、二人にとって安住の地だった模様。

その城を壊されたくなくて、アマリエはチェルカに交換条件を持ち掛けていました。
城を壊さなければ、代わりにチェルカの言う事を1つ聞くと。
アマリエは色々と条件を提示するも、なかなか受け入れて貰えず、最終的には百騎兵にチェルカの命令を聞かせると言う事で落ち着きました。
ただし3つまで。

mj2_0404

アマリエですが、ロート支部の惨状を恩人でもあるガブリエーレに隠したままらしく、ガブリエーレからは覚醒魔女討伐作戦に参加するよう、無線で呼びかけられたようでした。
そこでチェルカの存在を隠し通し、ミルムを守る為にも、今まで通りにヴァイスリッターの一員として行動する事にした模様。
自分が作戦に参加する間、百騎兵にはチェルカの命令を聞くように頼んでいました。

mj2_0411

そしてチェルカは最初の命令として、自分の頭の血を拭く布を探すように命令。
と言う感じで、第一幕 第2章「魔女と白衣の女神」がスタート。





2章がスタートすると、ファセット「パワー・フォートレス」を入手します。
百騎兵の外見が変化する鎧みたいなもの。
外見だけでなく、能力も変化しますね。
パワー・フォートレスは打撃系の攻撃が得意で物理攻撃に強く、逆に魔撃には弱いと言う特徴。

mj2_0420

百騎兵は3つまでファセットを装備可能で、付け替えは拠点でのみ可能。
L2、R2ボタンで瞬時にファセットを切り替えられます。
前作のような溜め時間は無し。
また習得可能なスキルは、ファセット毎に異なるようです。

これはRevivalの装備セットを発展させた形で、ファセットを切り替えると装備やスキルも一緒に切り替わりますね。
例えばパワー・フォートレスは打撃系の攻撃が得意なので、適性の高い鈍槌系の武器をセット。
バランスの良いワンダー・ナイトには使い勝手の良い刀剣系の武器を装備させておき、敵の弱点に応じてファセットを切り替えながら戦うと良さそうです。
前作は装備セットとファセット切り替えが別々の操作なので、両方を一致させるのに手間がかかりました。

mj2_0428

ちなみに装備適正と言う項目がありますが、これはその装備の性能をどれくらい引き出せるかと言う数値。
100%だと装備の性能を完全に引き出せる状態で、それ以下になると数値分性能がダウンします。
逆に100%以上だと、数値分性能がアップ。

mj2_0425

例えば攻撃力100の武器の場合、装備適正が100%だとそのまま。
装備適正90%だと攻撃力90となり、装備適正130だと攻撃力130の武器になると言う感じ。

パワー・フォートレスは鈍槌の装備適正が130%、古塔が115%ですが、他の武器は100%を下回るので、鈍槌と古塔の扱いには長けるものの、他の武器の扱いは苦手ですね。
このようにファセットの特徴に合わせて、装備する武器を選びたい所。
前作と同じであれば、打撃に弱い敵は多いですし、パワー・フォートレスは打撃属性のスキルを覚えるので、活躍の機会は多いかも。



拠点画面では自由に行動できますね。
攻撃等のアクションも可能なので、装備セットやスキルの確認にも良いかも。
拠点では中央奥に城があり、城に向かって左側にはショップもあります。
ショップの品揃えは、ストーリーの進行状況に応じて増えていく模様。

城へはリフトを使って登る必要がありますが、△ボタンを押すと一瞬でワープする事も出来ます。
リフトを使うと雰囲気は出るのですが、何度も繰り返し移動する際には煩わしくなるでしょうし、ワープ移動も用意されているのは嬉しいですね。



城には拠点の機能が詰まっていて、各施設を訪れる事でイベントが発生する事もあります。
今回も各所でイベントが発生し、地下室に向かうと目的の布を発見。
錬成室では入手したアイテムを強化する事も可能。

地下室ですが、手術台の周りに大量の本棚が設置されていると、変わった雰囲気。
チェルカの血を拭う為に使った布も、被ると姿が消える魔法がかけられていました。
チェルカにとっては知的好奇心を刺激させられる場所だったらしく、この場所を調べつくすまでは、城を破壊するのを延期すると言っていました。

mj2_0436

またチェルカは興味深い事を発見したらしく、百騎兵に3つめの命令を出します。
自分に匹敵するような存在を、この地下室まで連れて来いと。
具体的には、アマリエが討伐に向かった覚醒魔女を、ここまで連れて来いと言う事ですね。

と言う事で、百騎兵は魔女が潜むと言われる森の中へと向かいます。
出発前には、拠点にあるピラーを解放しておきたいですね。
城に向かって右手の方向にあります。

布探しの最中には入れなかった場所で、私は解放せずに森に入ってしまい、戻って来るのに少しだけ苦労しました・・・。
ここさえ解放しておけば、森の中にあるピラーから拠点まで一瞬で戻ってこれます。
拠点内でのセーブポイントもここ。

mj2_0489



森に入るとイベント。
魔女討伐に参加する白衣の女神ゾフィーが、作戦に参加する部下たちを激励していました。
死んで来いと言うゾフィーの発言に意気揚々と応える辺り、士気は相当に高い模様。
また魔女討伐には多大な犠牲が出るのが、当然のようでした。

mj2_0454

ゾフィー自身もかなりの実力者らしく、最初に百騎兵が戦ったロンロンと同じ見た目の魔法生物を、一撃で撃破。
ロート支部長の話では、ロンロンを生け捕りするのに、犠牲者を多数出したと言う話でしたからね。
仮に今回倒した魔法生物がロンロンと同じ強さであるなら、現時点の百騎兵よりも強いのかも・・・。

そんなゾフィーの元に、アマリエとガブリエーレも合流。
ロート支部が壊滅した事は二人にも伝わっていましたが、今回討伐予定の魔女イザベル以外にも覚醒魔女はいるらしく、その魔女の仕業ではないかと想像を巡らせていました。
アマリエの様子がおかしい事も、妹を亡くしたショックだと思われている様子。

mj2_0469

心に掛かるものがあるなら作戦から外れろと言われるアマリエでしたが、どうやら過去にアマリエの村を襲い、両親を殺したのはイザベルだった模様。
両親の仇を討ちたいと訴えるアマリエでしたが、白衣の女神二人もその意気込みを買ったようで、作戦の参加を許していました。



ただアマリエは敵討ちだけではなく、魔女討伐の功績で自分が白衣の女神になる事も画策していたようでした。
白衣の女神になれば、魔女病を治療に関する資料を自由に見られるようになる為。
全てはミルムを救うために、この作戦に身を投じる事にしたようです。
またチェルカの件では自分たちを救ってくれたヴァイスリッターを裏切る形になっていますが、魔女討伐はヴァイスリッターの恩に報いる事にもなるだろうと。

mj2_0476



イベントの後は霧幻の森を進み、イザベルの住処を目指す事になります。
今回はパワー・フォートレスのお披露目と言う事もあってか、全域において打撃弱点の敵ばかりですね。
斬撃ではまともにダメージを与えられない敵が多いので、この辺りから属性の概念を身に付けないと苦戦するかも。
斬撃武器では苦戦しますが、打撃系の武器を使えば簡単に倒せる敵ばかりですし。



ただ要注意なのが、カタツムリみたいな敵。
こいつの攻撃は魔撃属性の為、魔撃に弱いパワー・フォートレスでは大ダメージを受けます。
ノートリアスともなれば、即死しかねない程のダメージ。
まともに食らうのは危険なので、相手の攻撃後の隙を突いたり、側面や背後に回ってからスキルで早めに倒してしまうと良いかも。

mj2_0483

他にも泥人形のような姿の敵がいます。
前作にも登場した、ゴーランタイプの敵。
こいつらは動きが鈍いですが、攻撃力とHPが高く、打撃しか通用しない強敵。
攻撃範囲も広いので、普通のザコと同じ感覚で戦うと、こちらが撃破されかねません。

ここはヒット&アウェイで地道に戦いつつ、適度にスキルを叩きこむようにしたいもの
弱点の打撃属性の攻撃でも、倒すのには時間がかかってしまいますし・・・。
ただ撃破できれば、他のザコと比べてレアなアイテムを落としやすいようでした。
ノートリアスの割に弱い敵も多いので、途中で拠点に戻り、手に入れた装備を身に着けて再挑戦しても良いかも。

mj2_0485



森の中を進んでいくと、エッケ村に到着します。
ここはかつてアマリエが暮らしていた村ですね。
ゲームのオープニングで、アマリエとミルムが飛び出した村。

ヴァイスリッターはこの村を戦場にしたらしく、村人たちはWRへの不信感を募らせていました。
魔女イザベルは人の精神を狂わせることができるようで、狂ったWR兵が仲間を襲撃している様子も見られます。

mj2_0497

村の北側から奥へ進むとイベント。
白衣の女神であるガブリエーレとゾフィーは、イザベルと対峙していました。
結構な実力者であると思われるガブリエーレとゾフィーでも、魔女であるイザベル相手に苦戦を隠せない様子。
イザベルはかなり余裕があるらしく、二人を軽くあしらっていました。

mj2_0510

その頃アマリエは、イザベルの魔法生物である巨大な虫と対峙していました。
アマリエは恐怖心を隠しつつ、魔法生物と戦おうとしますが、負傷もあってあっさりと倒されてしまいます。
そこへ百騎兵が通りがかり、アマリエを守る為に魔法生物カーリーとの戦いに突入。

mj2_0521

3番目のボスとなりますが、こいつはかなり強いですね。
HPが高くて倒すのに時間がかかり、百騎兵がダメージを受けてしまうとその分カロリーが消費され、ボス戦の最中にカロリーが切れる危険があります。
実際私はカロリーが切れて、アイテムを使いながら戦う事になりましたし。
パターンを把握すれば戦いやすい相手ではありますが、ここはアイテムを惜しまずに使った方が良いかも。

カーリーの弱点は打撃属性。
斬撃には耐性が無いので、一応斬撃でもダメージを与えられます。
とは言え、ここは打撃属性の武器で戦う方が楽ですね。
パワー・フォートレスとの相性が良いボスで、打撃でダメージを与えつつ、敵からの攻撃はダメージ軽減できます。

mj2_0522

注意点としては、ボスから距離を取りすぎると、魔撃属性の攻撃をしてくる所。
パワー・フォートレスは魔撃の耐性が低いので、これを食らうと危険ですね。
ボスとは付かず離れずの距離をキープした方が良いかと。

ボスの攻撃パターンは、触手をムチのように振り回してくる攻撃、ジャンプ後の踏み潰し攻撃、3方向に衝撃波を放った後、地面に一定時間稲妻が残る攻撃、百騎兵の足元から氷の柱を生み出す攻撃がありました。
後者2種の攻撃が魔撃属性。



ボスの目の前で戦えば、踏み潰し攻撃か触手攻撃しかしてこないので、これらの攻撃を回避した後に殴ると良いですね。
踏み潰し攻撃はタイミングが掴みやすいので、ミスティカルダッジを狙うチャンス。

mj2_0528

触手攻撃はムチが百騎兵に当たる直前に回避する必要があるので、タイミングが掴みにくいでした。
ボスと百騎兵の位置によって、回避のタイミングが変わりますし。
距離を取れば回避可能なので、ここは無理に回避しようとせず、後ろに下がって攻撃範囲外に出た方が安全かと。

足元からの柱攻撃は、一方向にダッシュしていれば当たりませんね。
3WAYも距離を取るか、タイミングを見て回避行動を取ると良いかと。
ただ3WAYは一定時間後に爆発するので、ダッシュで逃げ回る方が安全かもしれません。

しかし最初に書いたように、この時期に戦うにしては強いボスなので、どうしても勝てないならザコを倒して装備を集めたり、装備を強化してから挑んだ方が良いかもしれませんね。
その上でアイテムを使いつつ戦えば、何とかなるかも。

mj2_0533



カーリーを倒すとイベント。
アマリエは助けてくれた百騎兵に礼を言った後、ガブリエーレ達の救援に向かいます。
百騎兵を見られるわけにはいかないので、百騎兵にはどこかへ隠れているように頼んでいました。



ガブリエーレ達ですが、イザベル相手に苦戦中。
しかしガブリエーレが捨て身でイザベルの動きを封じ、ゾフィーはガブリエーレごとイザベルを攻撃。
これにより、魔女であるイザベルも大ダメージを受けてしまいました。

mj2_0539

そこへアマリエも到着。
白衣の魔女二人は起き上がる力もなく、イザベルの止めをアマリエに託します。
しかしアマリエが手を下す前にイザベルは力を取り戻し、アマリエを吹き飛ばしてしまいました。
その後、イザベルは逃走。

作戦は失敗したと判断したゾフィーは、アマリエにイザベルの監視を命じます。
既に救援要請を出してあるらしく、増援が駆け付けるまでイザベルの動向を伺えと。
ガブリエーレもまだ動ける自分の配下を、監視任務に派遣してくれます。

mj2_0548

その後アマリエは百騎兵と合流。
チェルカやカーリーにやられた傷のダメージもあり、一度ドゥルガ城へと戻っていました。
ガブリエーレの配下がイザベルを監視しているので、その間に少しでも体を休めようと言う狙い。

と言う事でドゥルガ城へ戻ったアマリエと百騎兵でしたが、出迎えたのは巨大なオカマ口調のカラスでした。
頭の理解が追い付かず、その場に倒れてしまうアマリエ。
百騎兵は倒れてしまったアマリエを、寝室へと運びます。

mj2_0560

アマリエが目を覚ました後、寝室にチェルカも現れ、事情の説明が行われますね。
チェルカですが、地下室にあった魔導書を読み、ミルムが餌付けしていたカラスを使い魔にしてしまったようです。
カラスは、カラス執事のフニンムギンと名乗っていました。

フニンムギンですが、カラスだった時に折れた羽をアマリエに治療して貰ったことがあるらしく、アマリエに対して恩義を感じているようですね。
主であるチェルカを放っておいて、アマリエの世話を優先させていました。

mj2_0578

ただチェルカは、その様子が気に食わない様子。
百騎兵に続きフニンムギンまでもが、生みの親である自分ではなく、アマリエに尽くしていたので。
そこでフニンムギンを教育してやると言って、城の外へと連れ出していました。

その様子を見ていたアマリエでしたが、短期間で魔導書から知識を得て、使い魔を作り出したチェルカを警戒する様子を見せます。
これ以上チェルカが知識や力を身に着ける前に、対策を練らなければと感じていました。

mj2_0582

対策を練るにはWR本部で魔女や魔女病の事を調べる必要があり、その為には最高機密に触れられる実績が必要。
そこでWR本部からの援軍が来る前に手負いのイザベルを討ち取る事を決め、百騎兵に自分と一緒に来て欲しいと頼み込みます。
チェルカはフニンムギンの教育に夢中になっているので、しばらくは大丈夫だろうと。
と言う事で、今度はイザベルの住処を探し出す事になります。

mj2_0584



ここまでで2章の中盤を越えた辺りだと思われますが、フニンムギンが登場し、アマリエ&チェルカ側の主要人物は揃ったようですね。
今作はチェルカとアマリエを中心とした物語になると言う事ですが、今のところはアマリエの比重が多いので、今後どうなっていくか気になる所。

mj2_0574

前作の世界観を作り出した泉氏は関わっていないとの事ですが、それ以外のスタッフは今作にも参加しているのか、シナリオの雰囲気は今の所は同じように感じられます。
今作はシナリオの評価が低いようですが、現段階では特に気になりませんね。

まぁ前作はプレイヤーの予想を裏切る怒涛の展開が魅力でしたし、その辺りとの落差が影響しているのではないかと思われますが。
前作はシステムはイマイチながら、ストーリーの良さで高い評判を得ていた作品でもありますし。

[リンク]
魔女と百騎兵2 公式HP


魔女と百騎兵2 - PS4
日本一ソフトウェア
2017-02-23