ヴァイスリッター本部へ向かう事になりましたが、前回解放したピラーは封鎖されているので、古き霧幻の森にあるピラーから西に進む必要がありますね。
目的地までは4エリア分と、ほどほどの距離。
ただ寄り道できる場所が多く、今回で中央部分の森は全て行けるようになっているので、そちらも探索しようとすると結構時間がかかりました。
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赤線で囲んだ部分が今回解放されたエリア

古き霧幻の森から 西に進むと、歪んだ霧幻の森
ここは異質な雰囲気の森で、チェルカやプリムも怪訝な表情を見せますね。
森を抜けるのは大変そうなので、ここは魔女組と百騎兵とで別れて進むことになります。
どちらかでも本部に辿り着ければ良いだろうという事で。

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ちなみに森の異質さはゲーム内でも現されていて、ちょっと頭が痛くなるような色彩。
このエリアに出現するゴーランはHP回復のロードエネミーになっている等、敵も強化されているので注意が必要です。

WR本部の南西にある行き止まりは、狂気の霧幻の森
ここでは固有ノートリアス「獅子神のラウト・フラム」に遭遇します。
妖精タイプのノートリアスですが、マップの影響もあって非常に厄介な相手ですね。
遠距離では百騎兵の足元に竜巻、近距離では衝撃波を放ってきますが、どちらも即死級のダメージ。
にも関わらず、マップの演出的な問題もあり、足元からの攻撃が判別しにくいです。

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とりあえずはノートリアスの周囲にいる敵を、マージナルゲイズのボルトでまとめて撃破。
一撃では倒せないので、何度も繰り返しでダメージを蓄積させたいですね。
蝕台で遠距離から地道に攻撃しても良いですが、この時に固有ノートリアスに気付かれていると、距離に関係なく足元からの竜巻で即死する危険があるので注意。



周囲の敵をせん滅したなら、シノビ・ザ・アサシンの分身を呼び出して百騎兵は逃げ回ると楽です。
固有ノートリアスは百騎兵を狙って攻撃をしてくるので、足元に気を付けて回避に専念してるだけで撃破可能。
ただ時間がかかるので、百騎兵も攻撃した方が早いですけどね。
近距離での衝撃波は回避しにくいので、距離を取って竜巻を誘い、2~3発殴ったら距離を取る繰り返しで勝てました。

南に進んでいくと、古き霧幻の森に出ます。
イザベルの城の北東にある行き止まりに向かうと、羅刹の霧幻の森に到着。
ここでは「暴虐のラウゼルド」、「暴虐のイェーガ」と、2体の固有ノートリアスと遭遇出来ます。
どちらも1ヵ所に固まっているのが厄介ですが、ラウゼルドは百騎兵を執拗に追いかけてくるのに対し、イェーガは距離が離れると元の場所へ戻っていくので、引き離して戦うと楽になりますね。

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ラウゼルドは倒木などに上手く引っ掛け、黒系の蝕台の誘導を利用してダメージを与えると楽でした。
黒の蝕台は一定範囲内に敵がいると、敵に向かって誘導を始めます。
そこで倒木の裏に回り込むように魔法弾を撃ち、誘導を利用して倒木の裏にいるラウゼルドに当てる形。
障害物に当たっても爆発に巻き込めるので、ハメる事さえできれば楽に倒せます。
まぁ引っ掛けられる地形があるかは、運に左右されますが。

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イェーガの方は、距離を保ちながら蝕台で攻撃を続けるだけ。
接近されても距離を取れば戻っていくので、かなり楽に戦えます。
ラウゼルド共々HPが非常に高いので、毒の効果を発生させられないと時間がかかりますが。
ちなみにトロフィーはどちらか一方を倒せば獲得できます。





WR本部に辿り着くとイベント。
本部前の広場では、アマリエの処刑が執り行われようとしていました。
テオドールはアマリエが魔女の手先であったことを発表し、その事を見抜けなかった自分の罪を謝罪します。
集まった群衆はほとんどがテオドールの信奉者なので、テオドールに落ち度はないと庇っていましたが。

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テオドールはさらに、アマリエも魔女の犠牲者なのだと演説します。
その魂を救ってやる為に、愛の鞭でアマリエの中の魔を滅ぼすと話していました。
そして集まった群衆の前にアマリエを引っ立て、群衆に暴力を振るわせます。
群衆たちはそれがアマリエを救う事になるのだと信じ、テオドールの言いなりになっていました。

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その様子を見ていられなくなったのか、ほどほどの所でゾフィーが制止。
自身の手で、アマリエに止めを刺そうとします。
ゾフィーの姿を見たアマリエは、もう生きる目的が無いと、潔くその身を捧げますね。
しかし止めの一撃が振り下ろされた瞬間、ギリギリの所で百騎兵がゾフィーの攻撃を受け止めます。

百騎兵が自分を助けに来てくれた事を悟るアマリエですが、自分の事はもういいと話します。
魔女病を治す方法が見つからず、自分はミルムを助けてあげられないと悲観していました。
何よりミルムが助かりたいと思っていないと。

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ミルムがチェルカに宛てた手紙ですが、中には自分の体をチェルカにあげると書かれていたようです。
それを見たアマリエは、ミルムが生きる事を諦めたと受け取っていました。
ミルムが生きたいと思えるような希望を見せてやれず、自分は駄目な姉だと涙します。
魔女病の治し方がわかれば気持ちを変えられたかもしれないのに、それが出来なかったと。
そしてミルムがいなくなってしまう世界で生きていたく無いと、百騎兵に話していました。

二人のやり取りを静かに見守っていたゾフィーは、アマリエが話し終えるのを待って、百騎兵にそこをどくように言います。
この時のセルフアサーションで肯定を選ぶと、アマリエ達の要求を受け入れ、百騎兵はどこかへ去っていきますね。

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再びアマリエに止めの一撃を放とうとするゾフィーでしたが、今度は正門の方から爆発音が響き渡ります。
百騎兵に遅れてチェルカも本部へ辿り着き、魔法で門を吹き飛ばして中へ入ってきた時の音。
わざわざ自分がやって来たのに無駄足で終わるのは許さないと、チェルカは口にします。

チェルカの姿を見て、集まった群衆は大騒ぎ。
ガブリエーレは配下に命じ、群衆を非難させる為に行動を開始しました。
この時、プリムの姿を見た群衆がさらに騒ぐのですが、自分よりプリムを見た時の反応が大きかったことに、チェルカは不満に感じます。
プリムの方は、長年恐れの象徴として人々の上に君臨してきたと、得意げな様子。

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そんな二人の会話に割り込むように、ゾフィーが攻撃を仕掛けてきました。
しかしチェルカは、ゾフィーを容易く退けます。

その場にアマリエもやってきますが、打ちのめされたゾフィーは、アマリエに語り掛けていました。
アマリエから真実を聞かされた後、自分も考え続けていたと。
テオドールへの恩義やWRへの忠誠、部下たちとの絆、白衣の女神としての矜持など色々と思い浮かんだようですが、自分から全てを奪った魔女への憎しみが全てだとゾフィーは話します。
正しさなど必要なく、復讐の衝動こそが自分の全てだと。

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そしてゾフィーは、アマリエに魔女を殺すと宣言します。
自分に宿る魔女の力で、魔女を殺しつくすと。
魔女だけでなく、魔女を造って利用した総帥も殺し、最後は自分自身も魔女として果てるのが、自分が出した答えだと話していました。

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それだけ伝えると、ゾフィーは自分で額に埋められた眼を抉り取ります。
自ら外道化し、魔女をせん滅するつもりのようでした。

ゾフィーの行動を見たガブリエーレは危険を察知し、テオドールに逃げるように話していたので、ガブリエーレも白衣の女神の真実を知っているようですね。
やはりゾフィーやリサ達とは、違う存在なのかも。
テオドールは事の成り行きを見守るつもりのようで、その場に残る選択をしていましたが。

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そして外道化したゾフィーは、チェルカをいともたやすく打ちのめします。
チェルカは一撃で意識を失い、ミルムが目を覚ましますね。
アマリエは必死に止めるように頼むのですが、ゾフィーとしての意識は既に無く、外道化ゾフィーはミルムの額の眼を食いちぎってしまいました。

それにより、ミルムも外道化。
アマリエはミルムでもチェルカでも無い悪魔だと評し、終末を告げる者、予言は正しかったと呟いた所でスタッフロールに突入。
ノーマルエンドを迎えます。

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スタッフロール後はタイトル画面に戻りますが、直後のタイトル画面はBGMが変化しますね。
ゲームを起動し直すと通常のBGMに残るので、ノーマルエンド後はタイトル画面のBGMも確認しておくと良いかも。



と言う感じで、ノーマルエンドを迎えました。
私はセルフアサーションがあった場合、直前のセーブデータを残しておいて、後で別パターンも試しているのですよね。
初回は無難な選択を選んでいるので、実際にプレイした順番としては下記の8章クリアルートが先で、その後でノーマルエンドを見た形になります。
記事的にはノーマルエンドが先の方がいいかなと思って、あえて入れ替えました。



ただここでエンディングの分岐が発生するとなると、今後は色々と注意が必要になってきそうですね。
今まではセーブデータを3つ作り、それぞれ章の開始、前半、後半でデータを分けていましたが、もう少し増やしておいた方がやり直しが効くかも・・・。

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と言う所で、8章クリアルートのパターン。
基本的な流れは、ノーマルエンドと同じですね。
分岐するのは、ゾフィーの問いかけに対するセルフアサーションの所。

百騎兵はアマリエの命令に逆らい、アマリエを救う為にゾフィーの前に立ち塞がります。
そんな百騎兵の態度に関心する様子を見せるゾフィーでしたが、あっさりと百騎兵を殴り飛ばしてしまいますね。
その一撃で、百騎兵はどこかへ飛ばされてしまいました。

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そしてアマリエに止めを刺そうとするゾフィーでしたが、正門の方で爆発音が響き渡ります。
チェルカがアマリエを救う為に、門を吹き飛ばした音。
チェルカの姿を見たガブリエーレは対魔女部隊を出撃させようとするのですが、テオドールがそれを制止しますね。
あれは”時の楔”の解放者かもしれないと。

初回プレイ時はチェルカの事を指しているのかと思ったのですが、チェルカ自身が終末を告げる者みたいですからね。
そうなるとチェルカの存在は予定調和でしょうし、未来を知っているテオドールが気に掛ける理由も無いと思われるので、時の楔の解放者とは百騎兵の事を指しているのかも。
ノーマルエンドとの違いは、この場に百騎兵がいるかいないかですし・・・。

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アマリエの前に立ったチェルカは、帰るぞと話しかけますね。
しかしアマリエは、ミルムが助からないなら、帰っても仕方がないと諦めた様子。

アマリエの不甲斐なさに呆れるチェルカですが、本当にミルムの事を諦め、死んで楽になりたいなら、もうミルムはいらないと口に出すように要求します。
ミルムへの未練とミルムのこの世への未練を、アマリエの言葉で断ち切れと。
そうすればミルムの魂は消え去り、この体はチェルカだけのものになると話していました。
魂を隔てる壁が消えつつある今なら、このままでもミルムに声が届くとも。

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そして言う通りにミルムを諦めると口にしようとするアマリエでしたが、やはりミルムを諦める事は出来ないようでした。
本音を打ち明けた後、ミルムは絶対に自分が助けると、元の気概を取り戻します。
そんなアマリエの反応を見て、チェルカは心がほころぶのを感じていました。
この反応を見てると、チェルカとミルムは同一化してきているのかもしれませんね。

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話がまとまった所でこの場から逃げようとするチェルカ達ですが、その様子を見ていたテオドールは観察を止め、対魔女部隊を出撃させます。
そこにゾフィーも現れますね。

ここからの展開はノーマルエンドと同じで、アマリエから真実を聞かされた後、ゾフィーはずっと考えていたと皆に話しますね。
そして自分の根底にあるのが魔女への憎しみ、復讐である事に気付き、自分に宿る魔女の力で魔女を殺し、魔女を造りだした総帥も殺すと宣言。
皆の前で額の眼を抉り取り、自ら外道化します。

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その様子を見ていたガブリエーレは危険を感じ取るのですが、テオドールはその場に留まり、事の成り行きを見守る事にしていました。
もしもの時は、ガブリエーレ達に任せると。

そして外道化してしまうゾフィーですが、状況の悪化を悟ったチェルカ達は、広場から逃げ出します。
しかし正門まで逃げた所で、百騎兵を置いてきた事に気付きますね。
チェルカは放っておけと見捨てるのですが、アマリエはあの子だけ置いていけないと、広場に戻ろうとします。

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が、ここで外道化ゾフィーに追い付かれてしまいました。
チェルカは外道化ゾフィーに立ち向かうものの、あっさりと殴り倒されてしまいますね。
そのまま気を失ったチェルカを殴り続けるゾフィーですが、チェルカが意識を失った事でミルムが意識を取り戻します。

そしてゾフィーがミルムの額の眼に食らいついた所で、百騎兵が救援に駆けつけました。
百騎兵はミルムを助けた後、ゾフィーの前に立ち塞がります。

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と言う流れで、ボス「外道化した白衣の女神ゾフィー」との戦いに突入します。
基本的にはリサと一緒に登場した時と攻撃パターンが同じで、単体になっている分、HPが強化されていると言う感じでした。
ただ頻繁に毒を撒き散らしてくるので、安全な領域が少なくなり、ダメージを受けてしまいやすいです。

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弱点では無いものの、斬撃への耐性が無いので、遠距離からディアローを投げつけていると楽に戦えますね。
シノビ・ザ・アサシンの分身を呼び出し、本体は逃げ回りながらディアローを投げつけると言う感じで楽勝でした。
毒に触れると分身はすぐに倒されるので、毒が消えてから呼び出す方が良いかと。

ボスのHPが減るとゆっくりと百騎兵に向かって歩いてくるだけとなり、パターンが安定しますね。
接近しなければ攻撃されないので、分身に削って貰いながら、距離を保ってディアローを投げるだけ。
初見で問題なく倒せましたし、ボスの中では一番弱かったかも・・・。

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私は分身とディアローで倒しましたが、トリック・スクリーマーでバリスタンを呼び出しても良いかもしれませんね。
魔法弾の代わりにディアローを撃ちだすようになったキャセリオなので、配置した後、逃げ回っているだけで勝てるかも。
試してはいませんけどね・・・。





戦闘後はイベント。
外道化ゾフィーの異変を感じ取ったプリムが、皆に逃げるように指示を出します。
それに従い、チェルカ達はWR本部から逃走。

チェルカ達が去った後、外道化ゾフィーは周囲に魔力を放出していました。
それにより、本部前広場の様子が激変。
魔力を浴びた群衆は体が燃えたり、魔物化するなど、あらゆるものが異形に変容していった模様。

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それを見たテオドールは終末の訪れが近いと感じ、そんなテオドールをガブリエーレが守ろうとする所で、第8章「魔女と真実」は終了。
ゾフィーが起因となった歪みはWR本部の全てを覆ったという事なので、WRはこれで壊滅してしまったのかも・・・。





と言う感じでノーマルエンドを回避し、8章をクリアしました。
このシリーズはエンディングの扱いが少々特殊なんですよね。
前作の話になりますが、トゥルーエンディングが一般的なゲームで言う所のバッドエンド。
悲劇的な未来を回避出来ず、正しい歴史通りの結末に終わったと言う感じで、トゥルー(真実の)エンディングと言う扱い。
実際にはバッドエンド扱いなので、トロフィーもブロンズだったりします。

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そしてバッドエンディングが、他のゲームで言う所のハッピーエンド。
本来訪れるはずの未来を変え、登場人物的には幸福な結末を迎えると言うエンディング。
歴史的には正しく無いので、バッドエンディングと言う扱いになっています。

この流れだと、本作も前作に倣っていて、破滅の未来を迎えるとトゥルーエンド、未来を変えるとバッドエンドを迎えるのかもしれませんね。
そうだとするなら9章で再び分岐があり、10章がラストになるかもしれません。
ワールドマップを見ても、足を踏み入れていない場所はWR本部西と北東の一部を残すのみとなりましたし。

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